ホウレンソウが育てば
いや~良かったです。一時はどうなることかと思いました!!
先週播種したホウレンソウの種が、覆土をしていなかったために鳥害でほぼ全滅したようだとブログで報告しましたが、今日確認してみると、結構な数が残っていたらしくいっぱい発芽していました。
良く見ると大きな塊の土の隙間に入っていた種から芽が伸びてきたようです。
ちょっと播いた時期が遅かったのでちゃんと育つかはわかりませんが、それにしても力強い感じですね!!
一応、ホウレンソウを育てるにあたって教科書を読むと、酸性の土壌では育たないので、あらかじめ石灰を散布するようにとのことです。
酸性雨が原因で土壌が酸性化していると言っているようなのですが、自然農法を実践している方は決して石灰など撒きませんので、酸性土壌に関してはどうやら別の理由があるようです。
まあ、これは僕なりの推論ですが、肥料=窒素ですので、窒素が酸化すれば窒素酸化物NOxとなり、これが土中で水に溶けると硝酸HNO3(強酸性)となるため、土壌が酸性化してしまうのだと考えています。
なので、事前にアルカリ性に土壌を変えておいて、後から肥料(酸)を入れることによって中和しているのだと思われます。(これが化学農法の正体?)
みんな当たり前のように石灰を播いていますが、本来は必要ありません!!
森の木は何もしなくても立派に育ち、誰かが石灰を入れて中和しているところは見たことがありません。
施肥するから余計な作業が増えるのです。
ということで、このホウレンソウが育つか育たないかが、この圃場が自然農法に適しているかしていないかを判断するバロメーターになるような気がします。
もちろん、立派においしく育ってくれるでしょう!!