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Category: 収益シミュレーション

ハイブリッド型の自然農法で年収UP

ハイブリッド型の自然農法で年収UP

ハイブリッド型の自然農法で年収UP

時代の流れはどうやらハイブリッド型が主流になりつつあるようです。

車で言えば、ハイブリッド車のトヨタプリウスが絶好調でホンダのインサイトも堅調です。
車業界はハイブリット者のみ勝ち組の状況です。

将棋で言えば昔からあらゆる戦法を指す(ハイブリッド戦法)羽生名人がいまだに活躍中です。

ハイブリッド技術は制御が難しく、トヨタとホンダ以外はまだ市場に投入できない技術で、将棋についても羽生名人が長年圧倒してきたことはハイブリッド技術が非常に優れ、とてつもない潜在力を秘めていることを意味します。

さて、農業についてのハイブリッド技術とは何なのでしょうか?

慣行、有機、自然農法を組み合わせて行うのではなく、自然農法(自然栽培、MOA自然農法、自然農)この3つを同時に併用して運用すれば、収益が簡単にアップしてリスク低減もできるのではないのかということです。

これを自然農法ハイブリッド方式(勝手に命名[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

最先端農業の誕生です。

  1. まず初年度はリスクが極めて少ない自然農を行います。
    3反が管理できる限界面積です。
    1反当たりの収益は 約84万円  ※要前回参照

    営農初年度の年収 = 252万円

  2. 次年度は、トラクターを使用します(ものすごい中古で50万円)
    自然農の管理面積を2反に減らし、トラクター耕機のMOA自然農法を3反にします。

    次年度の年収 = 84万円 × 5反 - 100万円(トラクター) = 370万円

  3. 3年目以降はさらに自然農を1反に減らしMOA自然農法を4反、夏に自然栽培でお米を作る(自然栽培は稲作は簡単に慣行から転用可能) 3反 田植え機+コンバインを中古で(100万円) 自然栽培3反は戸別所得補償制度を利用すると約100万円

    3年目の年収 = 84万円 × 5反 + 100万円 - 100万円(田植え機 + コンバイン代) = 420万円

  4. 4年目以降は機械代が不要になるため
    4年目以降の年収 = 520万円

地道にいけば増える要素はいっぱいありますね!!
前回同様アルバイトを雇い面積を広げることができればさらに増えていくことでしょう!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

一人で農業を行う場合はこのあたりの金額が上限になりそうです。
(稲作を自然栽培ではなく自然農で行えば100万円は不必要ですが、労力を考えると自然栽培のほうがはるかに楽ちんです)

 実際は機械類がそろった段階で自然農を0にして、MOA自然農法7反(野菜)と自然栽培(稲作)3反 =10反にすれば
年収は688万円になることも可能です。  [わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ということで、5年ぐらいかければハイブリッド型の自然農法で管理職並みのお金を稼ぐことも不可能ではないような夢のお話しをしました。

(ちゃんちゃん[猫]

自然農の年収計算

自然農の年収計算

自然農の年収計算

昨日、一昨日と土寄せ作業を行いましたが、今までの体力であれば全身筋肉痛なのですが、農作業(姿勢など)に慣れたことと、体力、筋肉がついたことで、 本日はほとんど疲労はありません。
土寄せ作業は、一日3時間一畝あたり50分をめどに行えば、毎日持続可能な作業ということがわかりました。
昨日も書きましたが今後の作業を行う上での貴重なデータとなってきます。

現在は研修中なので、自分の体の限界を知っておくことも、これからの就農計画には絶対必要なことだと思いますし、無理に計画を練って、就農後、計画通りの作業を行って体を壊してしまっては全く意味がありません。

さて、研修や各地のセミナー等、もしくは本屋インターネットなどから得た知識で年収をシミュレーションしたいと思います。
1反=10aあたりのキャベツの収益を基本ととらえると年間の収益は以下になります。

キャベツの栽培について

  1. 10aあたりの栽培可能数 = 4000個
  2. 虫や草等による被害想定係数 = 0.7 (全作付けの3/10は出荷できないと仮定、有機栽培より)
  3. 年間作付け回数 = 2回 (余裕をもった作付け)
  4. キャベツの単価 = 150円

上記を全てかけると、

1反あたりの年間収益 = 84万円

キャベツについての試算ですが、だいたい他の作物についてもこの金額が目安になってくるのかなと思います。
(農協以外に販路があれば、単価は自分で決めるので)

自然農(今後は川口さんの農法はこう言います)については、初期投資、設備日、燃料代等は0円と考えることができます。
福岡自然農学習会でプロの専業農家が管理できる年間面積は3反とのお話しがありましたので、これでいくと

84万円 × 3反 = 252万円  (野菜のみ)

以上が、年収計算になります。

もちろん、これを基本にして年収を増やすことも可能でしょう。
たとえば、来年度から始まる農家への戸別保障制度を考えると、お米の売り上げが年間50万円以上だと45万円もらえます。そこで夏はお米を作ることにして、野菜の作付けを余裕のある1反に減少(オクラ、きゅうり、インゲン、ナス、などいくらでも実が付く種類にする)

年間に作る野菜は合計で4反 = 168万円

お米の単価 = 20万円/1反 (自然栽培の取引単価)
売上が50万円以上必要なため、3反作ります。 = 60万円/1年
それに保証が45万円付きますので 105万円/1年

合計= 272万円 (野菜+お米)

以上、個人で自然農のみで年収を300万円にすることはどうやら難しいようです。
但し、自然農の場合はほぼこれが利益になりますので、もっとも確実ではあります。

現実的にはアルバイトを増やし3反一年間管理してもらったとして、2/3を給料で支払ったと考えると、
利益は84万円増えます。

272万円 + 84 =356万円

このように、通常先進的な農家さんはアルバイトを雇って利益を増やしていますので、経営能力があれば、利益を増やすことは可能となってきます。(アルバイトは常時1人ぐらいが限界かな)

将来、自然農を完璧にマスターすれば研修生(ほぼ無給)がいっぱいやってきますので、(こないこない[猫]
6人受け入れたとして1人0.5反/年間で計算すると = 126万円

356万円 + 126万円 =482万円

まあ現実的ではないですが、机上の計算で自然農で年収を無理やり増やす限界の数字はこのあたりでしょうかね。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

こうなると、収入を増やすには上記でも良いのですが、自然栽培や、MOA自然農法などの大規模な農法も取り入れる必要もあるのかなと思います。