炭素循環不耕起栽培の実験
AM:7:00
今日は朝から種まきです。
低温注意報発令中ですが、どっこい作業中は日差しが強烈で汗が噴き出てきます。
ということで、炭素循環不耕起栽培を試すべく、自然農の畝3つ(写真の中央3つの畝)を使用して実験を行うことにしました。
畝の条件は以下です。
- 左の畝
畝表面にスコップで切り込みを入れて空気を畝内部に供給
さらに、EM菌を散布、以上 - 中央の畝
畝表面にスコップで切り込みを入れて空気を畝内部に供給、以上 - 右の畝
何もしていません!!
上記の畝に、春菊、にんじん、ミズナ、20日大根、夏蕪を同じ量播種しました。
これで、収量や作物の成長具合を比較してみたいと思います。
まあ、予想から言えばEM菌を播いた畝が一番窒素の供給量が多いと考えられるため良く育つ気がします。
但し、EM菌を播いたばかりなので発酵までに時間がかかりますので、ひょっとしたらタイムラグがあるかもしれません。
自然農で気をつけなければならない点は、不耕起栽培では雑草が普通に生えてくるので、これをそのまま抜いて除草すると、地力は弱くなっていきます。
原理は雑草の根が畝内部の微生物の餌になってきますので、根が畝内部にないと餌不足で微生物はやがて死んでしまいます。
なので雑草はある程度育ってから根元から刈り取らなければ意味がないといえます。(ちょっと大変です。)
刈った雑草はそのまま畝の上に枯らさずに置いていきます。
炭素循環農法や自然栽培では圃場全体を発酵させ継続させていきますが、自然農の場合は畝毎を発酵させて微生物に餌を与え続けて継続させていきます。
そういった意味では、EM菌を播いたあとに小さい管理機で畝の上のみ常に鋤いていけば、トラクターなしでも自然農+炭素循環農法が実現できそうです。(お金がかからないかも)
いや~、どんな展開になっていくんでしょうかね?
非常に楽しみですね~!!