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Month: 2010年6月

ゴーヤ定植

ゴーヤ定植

6/30 曇り [曇り]気温25度 湿度高

久々に雨の降らない一日になりました。

この一週間については、ろくに農作業ができていませんので、明日以降も雨にが降らないことを祈ります。

一応、天気予報ではしばらく曇りや晴れの予報なので、育苗中のピーマンやナスを植えたいと思います。(もう植えないと育ちすぎ)

株数は300ぐらいあるのでかなりたいへんです。orz

先行して今日の夕方にゴーヤを20株定植しました。

ゴーヤ

ちなみにゴーヤは無肥料の土でもとても生長が早かったので、そんなに地力を必要としないようです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

植えた場所は虫にやられまくったきゅうりの畝(G圃場:自然栽培)に植えました。(一部きゅうりは放棄)

なので、ゴーヤときゅうりが混在しています。(虫くいに会わずに残ったきゅうりの苗はここの土地にあった苗なので自家採取して来年に播きます。)

ちなみに定植作業は夕方行いましたが、いや~湿度が高いためかブトが大発生しており、作業中刺されまくって思うように作業ができませんでした。orz

ちょうど唇の下を刺さされたため、唇が腫れていかりや長介のようになっています。(おいっす!!)

まあ、この環境下だと全く作業になりませんので、顔じゅうを覆う黒い網のついた帽子が必要だなと思いました。

今までは農家の方があの帽子をかぶっている理由がよくわかりませんでしたが、今日よ~くわかりました。(ブトに刺されるとかゆいというよりかなり痛いです)

ということで、明日から本格的に夏野菜苗の定植を行いたいと思います。(トマト、ナス、キュウリ、ピーマン、メロン、スイカ)

ぶちうまそう!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

EM大根

EM大根

6/29 曇りのち雨 [曇り][雨]気温27度 湿度高

ここ5日間雨が降っています。

しかも相当量の雨が降ってA圃場(EM菌炭素循環農法)の結球したレタス類はだめになりました。orz

まあ、そんなに数は植えていなくて、実験で成長具合をみていたので、いたくもかゆくもないのですが、早く食べちまえばよかったと後悔しています。orz

そんな中、A圃場に先月5/22に播種した大根が良く育ってきました。

ダイコン

今回は点播き(30cm間隔で5粒播き)を試しましたが、結構良い感じです。

こちらの方がスジ播きにして間引くよりも管理はしやすいようです。

ちなみに、地力が極端に弱いと思われる部分(雑草の量が少ない場所)は虫にやられて生えていません。

この辺は、圃場の耕耘が足りなかったようで、理想は微生物が均一に広がるように耕耘することです。

まあ、何回か作を重ねて耕耘していけば、微生物は均一に広がり、枯らした雑草を鋤き込むたびに微生物は増えていって、むらがなく写真のような大根が圃場全体で作れるようになることでしょう!!

収穫が楽しみです!!

豆収穫

豆収穫

6/28 雨 [雨]気温30度 湿度高

昨日の大雨の影響が心配されましたが寸前のところで水没は免れたようです。

自然農

自然農圃場は全く影響はなかったようで、水はけもばっちりです。

師匠より新規就農で気をつけることは、”水はけを考えること”との教えをいただきましたのできちっと溝をほっておきました。^^

なので、洪水以外は問題ないようです。

そんな中

インゲン

つるなしモロッコインゲンが収穫出来ました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

あまり数は植えていないのでそんなに収量はありません。orz

とりあえず地力が全くないといわれている耕作放棄地でしかも完全無肥料、無耕耘の環境でも豆類はただ植えるだけで元気においしく育つことがわかりました。

いや、むしろこのような過酷な環境のほうが豆類は競争相手がいないので良く育つようなのかもしれません。

ということで、今後も耕作放棄地を拾っていく計画なので、まずは豆類を積極的に植えていくことになりそうです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ちなみに、僕は肥料栽培を行ったことが無いので、無肥料栽培で作物が育つことに感動はありませんが、ひょっとして慣行をされている農家さんはビックリされるんでしょうかね?

梅雨本番

梅雨本番

6/27 大雨 [雨]気温26度 湿度高

午後から大雨洪水警報が発令されてものすごい雨が降りました。

結果は

水没

前作では高畝にしていたために水分が不足ぎみでしたので、今回は低い畝にしましたが、残念ながらちょっと水没してしまいました。

これ以上は水没はしないとは思うのですが、

水路

横の水路はこのような状態でもうちょっとであふれそうですorz

夕方に農業委員さんとお話ししましたが、あと一時間大雨が続いたらあふれるでしょうとのお話でした。

ただし、家に帰ってからは雨は降り続いていますが、それほど激しくは降っていないのでたぶん大丈夫だと思います。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

昨年は大雨が降って隣の町では水没、土砂崩れが発生、さらにここも水没したそうです。

最近洪水が多くなり地球温暖化との指摘もありますが、僕は黄砂の発生が原因だと思ってます。

黄砂が核となることで雨粒が出来やすくなり結果は大雨!!

中国の黄砂の発生率が高くなるにつれて洪水が増えてきましたのでこれは間違いないでしょう。

水没するのは残念ですがナスやピーマンをまだ植え付けていなかったのでとりあえずは良かったです!!(被害0)

ということで、今後はリスク分散も考えてちょっと離れた場所にも農地を借りる必要がありそうです。

乾田から水田へ

乾田から水田へ

6/26 雨 [雨]気温28度 湿度高

梅雨になって初めての本格的な大雨です。

先週の木曜日に田んぼの暗渠排水管に栓をして水を溜めていましたが、この大雨でようやく手植えした田にも水が溜まりました。

水

(昨日の状況)

Image016

昨日、雨の中がんばって表面の除草を行っておいてよかったです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

しばらくは雑草は生えてこないでしょう!!(※中央の雑草は掘った溝に生えているので影響はないため無視しています)

まあ、ようやく近所の方に何をやっているのかがわかっていただける状況になってきました。

表面

ちなみに今回は代かきは行っていません。

なので、大きな塊に耕した土がそのままの状態です。

これは自然栽培の基本で、大きな塊になるように耕して土中に空気がいきわたり微生物が死なないようにするためです。

なお、植え方は男の一本植えです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

どうなるんでしょうか!!

今回耕耘を行った圃場はここだけで、他は乾田不耕起直播栽培を継続中です。

乾田不耕起直播

ところどころ稲がつき出てきていることが確認できます。

このまま水没した雑草が弱ってくれることを期待したいです。

自然農から炭素循環農法

自然農から炭素循環農法

6/25 雨 [雨]気温24度 湿度中

昨日は前からやってみたかった”自然農畝の表面のみを耕耘”ということを行いました。

自然農2

耕耘後

自然農

管理機が無いので、なかなか作業することができませんでしたが、トラクター運転技術の向上に伴って、狭いところでの作業も可能になったので思わずやっちゃいました。[わーい(嬉しい顔)]

今後は作毎に畝の表面のみを耕耘していくのですが、これによって得られるメリットは以下です。

  1. 畝間をいちいち掘る必要がない
  2. 地力が早く付く(炭素循環農法が可能となるため)

まあ、最初にトラクター耕耘して圃場に畝を作ってからでも可能ですが、こちらの方が畝側面が硬くなっているため何らかのメリットが発生するような気がします!!(検証しないとわかりませんが)

早速、フダンソウと枝豆を播いてみました。

どうなって行くんでしょうかね!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

決断

決断

6/24 晴れのち曇り  [晴れ][曇り]気温29度 湿度中

先日はG圃場(自然栽培)のオクラについて虫にやられてたいへんと書きましたが、B圃場(EM菌炭素循環農法)ではバックアップの目的でオクラを播いています。

B圃場(EM菌炭素循環農法)

B

ここは、計5、6回ぐらいトラクターで耕耘しましたので、雑草を見る限り、結果的に均一にむらなく微生物が圃場に散らばったようです。

オクラ

オクラもきれいに虫食いなく生えています。(バックアップのほうがきれいです。)

つまりG圃場に比べてここのほうが均一に地力があるということです。

地力があれば虫はつきません!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

このまま虫だらけで地力の無いG圃場で作ってもオクラはぼろぼろになり30%の収量になってしまうことが予想されます。

ということで、G圃場はあきらめバックアップ目的のB圃場をメインにしようかと思います。(G圃場は土作りに失敗、自然栽培は時間がかかります)

ちなみに、B圃場はEM菌を添加していますので、今年は有機栽培になってしまいますが、収穫出来なければ意味がありません!!

但し、何度も検証してきましたが僕的にはEM菌炭素循環農法は自然農法の認識です。(でもサイオンEM菌が有機JAS認定なので仕方ない)

ちなみに、ナスやピーマンもF圃場で作る予定でしたが、G圃場よりもさらに地力がなさそうなので、B圃場に変更しようと思います。

地力が無ければ簡単に虫にやられてしまうことがわかってきましたので、これはやむを得ないといったところでしょう!!

雑草と地力

雑草と地力

6/23曇りのち 晴れ  [曇り][晴れ]気温30度 湿度低

梅雨の中休みというか梅雨に入ってからまともに雨が降っていません!!

さらに今日は湿度が低くくてとても梅雨とは思えなくて、からっとした気持ちのよい天気です。

まあ、今年は九州南部が大雨のようですので、(ちなみに去年山口は水害に見舞われています)ここはおそらく今年は大丈夫なような気がしています。

F圃場(自然栽培)

オクラ

写真はオクラを植えた畝です。(4畝)

真中の2畝は雑草があまり生えていません!!

なので、雑草が少ないので除草の手間が省けてラッキーと思いがちですが、よく見てみるとそうでもないようです。

左から2畝目の手前にやや雑草が生えていますが、そこに植えているオクラは

あり

このように結構大きくなっていて虫食いが全くありません!!

しかし、それ以外の雑草がほとんど生えていない場所のオクラは

なし

かなり小さいです。(4,5培の差があります)

上記の写真はまだ良いほうで、ほとんどは虫食いでぼろぼろになっているか消えています。

この結果から、雑草が生えている場所は地力があり、良く育つことが言えて、逆に雑草がほとんどないところは地力がなくて良く育たないと言えそうです。(雑草すら生えません)

なので

地力がある=生長が早くて虫がつかない

これはどうやら本当のようです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

さらに、オクラの隣にきゅうりを植えていますが、ここもオクラと同じ状況で、雑草が多いところ(地力があるところ)ではきゅうりはよく育っていて虫食いがないのですが、それ以外の雑草が少ないところでは苗はぼろぼろか消えています。

今年は自然農法転換初期のため地力のある部分がまばらに点在している状況のようで、この結果地力のある部分は全体の3割程度のようです。

なので、圃場全体に播種しても3割程度しか育たない計算になりますorz

このまま苗が消えた部分に播種し続けても万歳特攻しているだけなので、別の方法をとらなくてはなりません!!

そこで、木村先生考案の大豆を播種することにしました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

小さくて育ちの悪いオクラの苗の近くに大豆を植えて窒素を供給(地力の回復)

これでしょぼい現在のオクラの苗の生長速度を早てく、虫が食わない苗にすることが可能になりそうです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

6/22曇りのち 晴れ  [曇り][晴れ]気温30度 湿度高

自然農畝です。

下記はつるなしインゲンで、除草はしょっちゅう行っていますが、すぐに雑草が生えてきます。

マメ科を播種していますので、イネ科の雑草が元気よく何度も生えてしまいます。orz

自然農

そして、最近になって花が咲いていましたので、近寄って良くみると!!

インゲン

莢が出来ていました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

かなりうまそうです!!

今のところ自然農圃場では豆類がよくできますが、これは逆に地力がないことを意味しています。orz

まあでも完全無肥料無農薬栽培ですので、どんな味なのか楽しみですね!!

早いところ収穫して食べようと思います。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

今回自然農畝では豆類を中心に育ててきましたが、今のところ生長、発芽率などはかなりの高パフォーマンスを上げています。

葉物類に手こずっていますので、無肥料で作れるものができて、とりあえずは一安心といったところでしょうか!!

この調子で他の野菜も作れるように頑張っていきたいと思います。

無肥料栽培では自家採取が必須

無肥料栽培では自家採取が必須

6/21  曇り  [曇り]気温29度 湿度中

今日は夏至です。

冬は17時ぐらいから急に暗くなって17:30で作業が出来なくなってしまいますが、今は20時まで作業可能です。

但し、作業時間は長くなりますが、頻繁に除草作業が発生しますので、長くなった時間は結局は相殺されてしまうようです。orz

自然農法では雑草とともに育てるようなイメージがありますが、僕はきちっと処理したほうが風通しが良く作業もしやすくなりますので良いと思います。

ナスの苗

ナス

左が自然栽培産の真黒ナスで左が固定種の長ナス。

どちらも同じ畑の無肥料の土です。

播種した日は同じなのに生長にこれほどの差がついています。

自然栽培産の種は無肥料の畑で何年も自家採取を繰り返して、その都度良く育った種を自家採取してきましたので、無肥料の環境でも問題なく育っています。

一方、長ナスは種苗メーカーが作ったようで、化学肥料で良く育った種を自家採取してきたようなので、この環境ではなかなか育ちません!!

このことから、その土地にあった種を作る=その場所で自家採取を繰り返す

このことがいかに大事かよくわかります。

他にも自然栽培産のトマトの苗を無肥料で育苗していますが、こちらも生長が早いです。

まるで肥料栽培したような大きさになっています。

ということで、自然農法では自家採取が必須ということがよくわかります。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]