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Category: 自然農法

端境期を見て

端境期を見て

晴れのち曇り [晴れ][曇り] 気温11、2度 湿度低

いよいよ端境期突入が始まった感じです。
昨年よりも2週間早いorz
白菜はとう立が始まって(これも異常に早い)
例年2月からとう立ですが、アブラナ科は強制終了が近いです。
まあ、アブラナ科といっても高菜の類は春分の日からとう立なので、これらが収穫できればよいのですが、自然栽培だと今時期枯れてNGです。
やはり、厳冬期はそれなりのテクニックを使わないとだめ(結局は有機栽培や自然農法)
自然栽培(無肥料栽培)は適期栽培以外は適さないとの結論となりそうです。
特に寒い時期は土での微生物活動が停止しますので、アミノ酸供給がストップすることから生育できないのは明白(有機栽培と比べるとアブラナ科はこの時期絶対に枯れてしまう)

畝づくりについては未分解の有機物があるとイモ類(サツマイモや自然薯)はつらい状況になることから、マルチングの際に米ぬかをすき込んだ方が良いみたいです。
この際の米ぬかは有機物を分解させるための微生物への餌となります。(自然栽培はできないことはないがA品が少なくなる)
微生物がいないと未分解の有機物が残ってしまいますので、これをコガネムシの幼虫が食べるのですが、そのさいに芋をかじってしまってB品となってしまいます。
まあ、太陽熱養生処理もついでにしてしまえば未分解有機物がアミノ酸となり作物は良く育つ(らしい)

一応理論的なことは昨年勉強しましたので、これをもとに有機JAS出荷分を作付けしてみたいと思います。

ということで、今年から本格的に有機栽培を開始

大みそか2015

大みそか2015

雨のち曇り [雨][曇り] 気温10、1度 湿度高

大みそかです。
あっというまの一年でした。
振り返ると自分のイメージする自然栽培はおそらく技術的に限界に達した模様orz
このままだと規模拡大するしか収量を増やす手段はありませんが、それはむずかしい。
やはり圃場特有の個性があるため、その土地にあった作付けをしないとうまく出てきません。
使って知って攻略できるためには3年は必要!!

まあ、来年からは自然農法も取り入れ収量を増やす方向へ行こうかなと思います。
その他有機JAS規格の野菜。

具体的には米ぬかを積極的に施用する方向になりそうです。
そうすれば2倍の収量増も可能。(果菜類はぼかしで追肥)

ということで、いろいろ考えさせられる一年でした。(よいおとしを!!)

畝たて時米ぬかを撒いてみる

畝たて時米ぬかを撒いてみる

雨 [雨] 気温12、5度 湿度高

むわっとしたとても冬とは思えないぐらい生ぬるい陽気です。
雨量も多いので水はけの悪い圃場だとえらいことになってそうです。

まあ、リフォーム中で棚をDIYしましたが、思ったほど効果なし(ぐらぐらで荷物をあまり置けず)
値段も4000円ぐらいで時間もかかりましたので、売っているラックを購入したほうが早いですね!!

ということで、徐々に端境期に向かうためそろそろトンネル栽培の準備をしなければ。(畝たて時米ぬか撒きます)

ハイブリット自然農法をスタートさせる

ハイブリット自然農法をスタートさせる

曇りのち晴れ [晴れ][曇り] 気温9、1度 湿度低

朝は曇って寒い(一番最悪)
日が差さないと事務所は温度が全くあがりません。(ストーブが小さすぎる)
部屋を半分に仕切る必要がありそうです。(この時期これだと1月は凍るかも)
まあ、なぜか天井がない(上は屋根)ので空間が広すぎるのも寒い要因みたいです。
室内にビニールハウスでも建てようかな?

有機農法とは?
有機JASを取得しましたが、有機農法について科学的に理解していないといけないこともないのが不思議なところです。(下手すると有機農法を理論的にしらんでも取得できる)

で、自然栽培と有機栽培は有機質肥料で野菜が育つ面から言うと同じということになります。(現場とBLOF理論で確認済み)
なんちゃって有機栽培もありますので、有機JAS取得はこの辺も検査したほうが良いように思うのですが(硝酸態窒素濃度を測るなど)
ちなみに酢は有機質肥料になりますので、キムラさんがリンゴに撒いたのは肥料でしたということになります。
畑に酢を撒くと良く育つみたいです。(醤油はアミノ酸なので速攻性がある有機質肥料)

来期は緑肥と米ぬかを利用した(堆肥は面倒なのでいれない)有機栽培(自然農法)を追求することになりそう。(宅配分も畝たて時に米ぬかを使用していく)
鋤き込んて畝たてした土中の有機物を分解してアミノ酸に変えるためには米ぬか(窒素)は必須(+油粕)
自然農ではおなじみの資材ですが、使用方法がBLOF理論でおなじみの太陽熱養生処理。(畝にパラパラ米ぬか撒くよりもぼかし肥料(アミノ酸)にした方が即効できく)

ということで、来期は人参、ズッキーニ、かぼちゃ、ミニトマトはハイブリット自然農法で大量生産

微量要素

微量要素

晴れ [晴れ] 気温26、11度 湿度低

今朝はよく冷えました。
でも日中は強烈な日差し。
早朝から急いで播種で、午後から鹿野でBLOF理論の野外講義でくたくたです。
それにしても鹿野は絵に描いたような田舎です。(うちとはえらい違い)

山田錦

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ミライエファーム代表の土井さんをバックに

それにしても、講義の内容は微量要素のことがメイン
いかにこの微量要素が重要かがよくわかります。
品目や品種により微量要素=その土地の環境がことなりますので、選択は重要となります。
まあ、収穫量をねらわなければ関係ないとも言えますが。

有機栽培で多収を狙う場合は知識が半端だと痛い目を見るようなので、まあ極力自然栽培でいくことに(こうなると自然栽培が非常に簡単に思える)

ただし、がっつりはまった時の有機栽培の破壊力はすさまじいです。(まちがいなく儲かります)

ということで、有機JAS取得してかんばりましょう

雨がふりませんね~

雨がふりませんね~

晴れ [晴れ] 気温28、8度 湿度低

今日も夏日!!
それにしても山口市は異常に暑いです。
まあ、でも日中は防府市で作業で、防府市は24度でした。
春作の野菜は30度を超えると生育が止まりますので、野菜作り山口市は向いてませんね!!(移動して正解)
道路をこれでもかと作り続けてますので、将来もさらに気温が上がることでしょう!!(家も乱立しているし)

新圃場

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今日も開墾
枯れたセイタカアワダチソウの太い幹がハンマーナイフを阻んでますので、まずはトラクターで踏みつけてバラバラにしています。
雨が降れば、地面と接した残骸はすぐに分解されますので、そのあとは耕運可能となるはずです。
まだセイタカアワダチソウは背が低いので耕運のみで行けそうです。(ハンマーナイフで1町作業すると死んでしまう)

早く雨降らんかな?(来週まで降りそうもないorz)

ということで、やりたくないがハンマーナイフ出動予定

担い手連合飲み会

担い手連合飲み会

晴れ [晴れ] 気温15、4度 湿度低

ようやく飲み会(担い手連合)が終了!!
といっても僕は運転で酒飲めないので、飲んでませんが、あの人の意外な話が飛び出して面白かったです。(いっちゃだめらしい)
なので、今後は継続して行ってもらいたいが農繁期突入のため難しいかな?

とにかく最近は農業=百姓ではないなぁと思うようになってますが、そうではなく事業ではなく百姓にしないといけないと思ってます。(なんのこっちゃ)

ということで、遅いので就寝

有機JAS認証取得から見えてきたこと

有機JAS認証取得から見えてきたこと

11/30 曇り時々雨 [曇り][雨]   気温19、7度 湿度高

来年から有機JAS認証を取得して、自然栽培と並行して有機栽培できゅうりを大量に作ります。
有機栽培については最近まで誤解(肥料栽培だと思ってた)していましたが、有機JAS認証を作られた方々のお話を聞くとどうやら炭素循環農法とほぼ同じ考え方であることが分かりました。
但し、作物によっては樹生を考えて窒素を利かせたほうが良い場合があるため(その他ミネラルも)その際は米ぬかや油粕を添加(これはMOA自然農法が推奨しています)したほうが良くなる場合があります。(自然栽培は樹生が弱り始めると摘芯等何とかしますが、基本的にはそのまま見捨てていきます。効率がわるいと思いますが適期適地栽培すると良くできます)

決して、鳥糞をそのまま畑に投入して肥料栽培するわけではありません。(←これはたぶん慣行農法と思います。)

慣行の畑を転換する場合に手軽な方法

有機物と微生物を同時に投入するのが有機栽培や自然農法です。
でも、有機物(大量の枯れた雑草や米ぬか)を集めるのが困難な場合は廃菌床を大量にすき込めばOK
廃菌床は有機物と微生物(この場合はきのこ菌)が理想的な割合で含まれてます。

廃菌床投入の目的は慣行農法でいなくなった糸状菌を定着させるのが目的で、投入後はそれを増やすことに専念します。(毎年入れる必要はないです)

投入後、C/N比40ぐらい(かなり生えてきた雑草を粉砕して半生で鋤き組む)の炭素資材を鋤きこんで微生物(糸状菌)の餌にして発酵(増やす)させますが、その際にマルチで覆うと効率よく発酵しまし。(漬物をつくるのと同じで密封する)

地温を上げることで、根の張りが良くなります。(とくに寒い時期のマルチは地温上昇や保湿の観点から必須)

除草もほとんどしませんので、除草の労力を作付けと収穫に回すことができます。

ということで、有機JAS認証取得することで、自然農法、自然栽培、有機栽培について良くわかってきた。

豊作を狙う

豊作を狙う

8/26 曇り時々雨  [曇り] [雨] 気温30、24度 湿度高

ようやく明日以降全部晴れマークになりました。
雨続きで事前の作付けスケジュールはズタズタですので、今後どうリカバリーするのか悩む(空いているところに植えていくだけですが)

どこでも植えることができ、肥料がどうのこうの考えなくてよいのが自然栽培の良いところかもしれません。(収量はひくいですが)

ところで、収量を狙うには自然農法(微生物を活性化させて窒素を供給する有機栽培ともいうみたい)的なアプローチが必要かも。
来年から有機ジャス認証を取得して大量出荷することになりそうなので、収量アップを狙って自然農法(炭素循環農法なども)の導入も検討する必要がありそうです。(野菜セットの自然栽培は残します)

具体的には栽培中に米ぬかをうっすら蒔くとかその程度ですが、これだけで劇的に変化するらしいです。(タイミングによるらしい)
あとは畝を作る際に米ぬかをうっすら蒔くなど、(米ぬかや、油粕は自然農では当たり前の話、MOA自然農法も推奨している)

自然栽培ではほとんど考えなかった、微生物活性や野菜生理学を今一度勉強する必要がありそうです。

大垣圃場

DSC_0865

秋のズッキーニ、生育間に合うのか?

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自家採取した種が調子わるく、市販の種を蒔きなおしたため、生育が想定より遅れています。
短日条件下ではやめた方がよいとの情報も(早く言って)

地這いきゅうり

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秋キュウリは絶好調!!
そろそろ雌花が付き始めましたので、あと2週間以内で出荷できそうです。(あまり植えてませんが)
砂質の圃場なので、生育はどうかなと思いましたが、瓜類絶好調です。(かぼちゃの生育も順調)

ということで、端境期には地這いきゅうり

マック赤坂はどこまで票をのばすか?

マック赤坂はどこまで票をのばすか?

3/22 晴れ [晴れ] 気温15、0度 湿度低

春分の日が過ぎましたので、ここからは長日条件となります。

末永圃場カツオ菜とう立ちorz
まあ、3月に出荷できることが確認できましたので、量は少なかったが大収穫かな(来季は作付けを増やす)

末永圃場の高菜はとう立ちが早かった。(でも2月終わりぐらいには収穫できた)
四月しろなはまだとう立ちしていない。(できがひどいので出荷不能どうやって作ればよいのか不明)

ということで、端境期を乗り越えるべくいろいろ実験しましたが、そこそこの成果はあった模様です。

トンネル栽培 H圃場

DSC_0407

来週の葉物野菜がつらい状況になってきました。
トンネル内の葉物はいかがかな?

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小さいorz
この様子だとまだ2週間はかかりそう
越冬ものとのバトンタッチが難しい。

末永圃場

DSC_0408

昨日の続きです。
管理機で耕運完了(三角ホーで徹底的に雑草を抜く)

DSC_0409

仕上げに、破棄した大根を乗せて終了!!
春先は強風が吹くので飛ばされないように重しを乗せておきます。(そのうち消える)

この大根は善玉菌の宝庫なので、雨で飛び散ってくれることを願います。(天然葉面散布)

ということで、明日は大阪市長選挙です。(マック赤坂どこまで票をのばすか