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Month: 2009年10月

実験

実験

10/18の福岡自然農塾・見学学習会でお土産でいただいた自然農のソラマメ

3

これを使って実験してみることにしました。(実際は10日前くらいに植えています。)

この種は、自然農で栽培され自家採取し続けた種で、全くの無肥料で育っています。
これを家の荒涼とした庭に植えてみました。

雑草はほとんど生えていません。

庭
家の庭(もちろん無肥料、無農薬)

そして本日の状況は

発芽

黒い小さいほうのソラマメが発芽しました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

いや~感動です。水だけで発芽しました。(ここまでは当たり前か)

実際には種に養分があるのでこの段階ぐらいまでは無肥料、日光無でも育つと思いますので、
ここからが自然栽培の実験スタートということになります。

※今日は10月下旬とは思えないくらい暖かかったので、朝から1cmぐらい生長しています。

ちなみに
家の庭の土の条件は以下です。

  1. 7月に家を新築して庭の土の入れ替えています。(どこの土かはわかりませんが、かなり痩せています。)
  2. かなり硬いです。
  3. 10/21に播きました。(芽が出たのは10/30)

理論的には

  1. この庭は自然栽培の条件です。土自体には何も栄養がない状態です。
  2. 自然農で自家採取され続けた種なので、この条件でも十分生長するものと思われます
  3. 本葉が出てからしばらくは生長しないものと思われます。(たくさん根が張るため時間がかかる)
  4. 植物が生長するのに必要な根が十分発達した段階で生長が急激に始まるものと思われます。
  5. 過酷な条件で生長したソラマメは元気よく生長するため病気、虫などの害はないはずです。
  6. できればこれを自家採取してawaya農場でも播いてみたいです。

ということで、非常に楽しみになってきました。

※ちなみに芽が出たのは黒く小さいほうの豆で、大きいソラマメはまだ発芽はしていません。

これなら、家の庭に他の種(キャベツ、白菜など)を播いてみたいですね。
過酷な条件で育った種を自家採取して、畑に播いてみたくなりました。
きっとみごとに育つことでしょう。

ホームページを作成4

ホームページを作成4

前回のホームページ作成3ではawaya農場のサイト管理について以下の結論に達しました。

———————-前回の結論————————————-

  1. ホームページ作成ツール DreamWaver・・・・・・・・・・・・・・・・・・無料
  2. ネットショップ作成ツール ECCUBE or oscommerce・・・・・・・0円
  3. レンタルサーバー 使えるネット(アドバンス)・・・・・・・・・・12,960円/年
  4. ドメイン維持管理      http://www.awayafarm.com 1,080円/年

———————-ここまで—————————————-
ということで、実際にレンタルサーバー使えるネットと契約してみました。(3か月無料だって)
ドメインについてはいろいろ悩んだんですが、http://www.awaya-farm.com にしました。[わーい(嬉しい顔)]

ちなみに上記アドレスをクリックすると仮のサイトが出てきます。
awaya農場のホームページはこれから制作に取り掛かる予定です。(まったく野菜がないんですけどね orz)

実際にレンタルサーバーと契約したのはいいのですが、設定にかなり苦労しました。
マニュアルがよくわからなく、サーバーの管理コンソール(こんなのがあるんだ!!)はアメリカの仕様らしく、
日本の感覚では通じない部分がありますので、もし使えるネットを借りる際は気を付けてください。
(わからないことがあればお教えします。[メール]
richard@awaya-farm.com (アワヤ)

あと、メールのアカウントを増やすのは非常に簡単です。(これは前職の経験が役に立ってます。ほとんど同じ)

それから、せっかくなのでブログをソネットからレンタルサーバへ引っ越しする予定です。(ソネットはやや重い)
http://awaya-farm.com/blog/
ちなみにもう稼働しています。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ソフトはWordpress(無料)を使用しています。(使えるネット側のマニュアルがなく設定がよくわかりません。)
かなりカスタマイズができるらしく、いろいろなことができそうです。(アンケートとか)

ホームページの作成用には結局ホームページビルダー13を購入しました。

結局費用は以下になりました。

  1. ホームページ作成ツール ホームページビルダー13・・・・・・・・・15、226円
  2. ネットショップ作成ツール ECCUBE or oscommerce・・・・・・・0円
  3. レンタルサーバー     使えるネット(アドバンス)・・・・・・・・・・9,725円/年
  4. ドメイン維持管理      http://www.awaya-farm.com 94円/年 (キャンペーン中)

トータル 25,045円

ちょと金かけすぎたなー orz

実際ホームページビルダーあまり必要なかったかも orz

ということで、ホームページについてはこうご期待!!

農業研修24日目

農業研修24日目

10/29 晴れ[晴れ] すがすがしい陽気の中、熊坂にて研修です。
今日もモンシロチョウが舞っていました。

熊坂.jpg

市長選が近いとのことで目の前で候補者が演説されました。
ちなみに誰もいません。きっと拡声器で家の中の人に演説が聞こえてるのでしょう。

今日の作業 ニンジンの間引き&除草

にんじん.jpg

にんじん2.jpg

播いた種、全部が発芽したのでしょう。森のようです。
間引きはだいたい30cmの間に5,6本の割合で間引き除草します。

間引き.jpg

上記のような感じで作業をします。

完了.jpg

今日の作業成果 上記写真

1畝4時間かかります。 (結構ゆっくりやっています。)[わーい(嬉しい顔)]

一日を振り返って

  1. ニンジンの間引き&除草作業は結構つらいです。
  2. この一回の作業でニンジンの除草は終りで、今後は何もしなくても草に負けず生長するとのことです。
  3. 作業はきついですが、ニンジンは結構楽に育つようです。
  4. だいたいの作業時間が把握できました。(今後の作業の目安になります)

本日は余裕を持ってゆっくり作業をしましたので、さほど疲れませんでした。
気が付いたら4時間経過し、夕暮れになっていました。
空気が乾燥しているため夕方から急激に気温が下がってきます。(放射冷却)
家に帰ってすぐ風呂に入ると非常に気持ち良いです。

関係ないけど、地球温暖化ガスは水蒸気だと思います。
蒸し暑い夏と乾燥したこの時期の気温のさがり方は極端に違います。
水蒸気は保温力が高いからで、水蒸気が多くなったから気温が下がらないのでしょう。

簡単に自給率100%

簡単に自給率100%

簡単に自給率100%

いろいろ自然農法関連の本を読んでみましたが、最近読んだ本の中で福岡正信大先生の”自然を生きる”これは強烈でした。[わーい(嬉しい顔)]

福岡先生は自然農法でも不耕機の分野なのですが、さらにすごくて粘土団子(種)を播いたら以後の収穫までの除草や土寄せといった管理を全くしないで済むような方法を提唱されています。

実際は粘土団子の中にいろいろな種類の野菜や果樹、クローバー(雑草)などの種を入れて、それを雑草だらけ(ただし冬草や夏草が生え換わるタイミング)の畑にまんべんなく播くだけで勝手にその状況にあった種類の野菜だけが生長し、また雑草や果樹などもバランスよく生長して、共存関係を形成、この播き方をすると自然(神様)が勝手にバランスを取ってくれて害虫の大量発生や雑草をコントロールできるとのことです。

たとえば、7反の耕作放棄地を借りて全部を管理するのが面倒であれば、3反ぐらいをこのやり方で管理することで、実質管理する面積は4反で済みます。
一旦播いて野菜が生長し、全部収穫しなければ、次の年も自然に野菜が生えてくるとのことです。

福岡さんの畑では、芋しか育たないような砂畑をこの方法でエデンの園みたいなジャングルにされています。
また、この方法で世界各地の砂漠地を緑に変えることも行われています。

いや~すごいですね、手間いらずですね。

ところでなんでこんなすごいことがほとんど報道されないのでしょうか?

余談ですが、これほどの功績を持たれる方がほとんど世間に知られていないのは、マスコミがあえて報道していないということです。!!
さらに自然農などもほとんど知られていません。
逆に知られてしまうと農薬や化学肥料を扱う業者はお手上げになります。(特にアメリカの企業)
結局はお金を儲けようとしている連中がメディアを抑えているのが要因なのです。
但し、サブプライムローンの破たんで状況が間違いなく変わりつつあります。(ざまーみろ)

今後、自然農が普及し世間に知られるようになれば、自然農の野菜がますます売れていくことが予想されますので、興味がある方でリストラ寸前の人は早めに転職をお勧めします。[わーい(嬉しい顔)]
(そのうち構造転換が起きますので今とはガラッと社会が変わるでしょう)

そういうことで、福岡先生のやり方は手間いらずでぜひやってみたいのですが、どこにダイコンが生えてくるかわからなく、あちこちにとびとびに生えてきますので、収穫についてはたいへん orz
自給用にするのが良いとのことです。

国民一人に1反ぐらい農地があれば簡単に自給率は100%クリアします。
福岡先生は人類みな寝て食っているだけで生活可能だと提唱されています。(ホントそうだよな)

awaya農場でもこれから粘土団子も研究してみて、全く手間いらずということにも挑戦してみたいですね[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

農業研修23日目

農業研修23日目

農業研修23日目

10/27 晴れ[晴れ]  熊坂にて研修を行いました。
秋本番、さわやかな気候の中での作業です。

作業内容

  1. 収穫・・・・・・・・・里芋   0.5時間

    初めて里芋を掘り返しました。
    スコップで芋のつるの周りを掘ります。(結構簡単です。)
    掘り返すと大小20個ぐらいの芋群が出てきます。

  2. ニンジンの間引きと草取り・・・・・・3.5時間

    ニンジン.jpg

    ニンジンの発芽率は30%ぐらいでかなり悪いです。
    なので種を厚播きにしますので、ニンジンの林になっている所と、全く生えてないところがあります。
    さらに雑草も生えていますので間引きをしながら除草します。

    ニンジン2.jpg

    いや~たいへんです。
    こればかりは手で地道に行うしかありません。

    1畝4時間ぐらいかかりそうです。orz

  3. 包装・・・・・・・・・3時間
    1. 里芋・・・2時間
      1. 里芋の芋群をばらばらにします。
      2. ピン球以上の大きさを出荷します。
      3. 芋に傷(虫食い)があるかないか見分けます。
      4. 今年は天候が良くなかったため小ぶりです。
      5. 非常に時間がかかります。
    2. ブロッコリー
      包装する直前にヨトウ虫を発見(2cm)
      畑とは雰囲気が違ったためびっくりしてブロッコリーから出てきたようです。(ラッキー[わーい(嬉しい顔)]
    3. キャベツ

一日を振り返って

  1. 里芋は種芋を植えるだけで後はあまり管理せずとも育つようです。(雑草だらけでした)
  2. 種芋は収穫した芋の中で、出荷できない小さい芋で良いとのこと!!
  3. 里芋の収穫は簡単です。しかし包装作業はめんどくさくなります。(管理が楽なのでしょうがないか) 
  4. ニンジンの間引と除草はたいへんです。
  5. ニンジンの除草回数は上記のみでOKです。(除草はたいへんですが1回だけなので頑張りましょう[手(グー)]
  6. ニンジンは播種が遅かったためこれからビニールをかけて生長を促進させます。[猫]
  7. 機械類の購入はなるべく避けたほうが良いとの師匠からのアドバイスでした。[猫]
    (草刈り機は買ったほうが良いとのこと、トラクターなどは借りたほうが良い、もしくは自分でメンテする)
  8. 冬の農作業はほとんど無いので、春、夏に向けた準備の期間に充てるとのこと[猫]
効率UP2

効率UP2

効率UP2

前回以下の理由で育苗用のトレイを使用して自然農の定植を行うことを提案しました。

  1. 育苗用のトレイを使用しないとナウエルナナが使用できない。
  2. 手植えの際(ナウエルナナを使用しない場合)も育苗トレイを使用しない場合は、定植の際、育てた苗を掘り出す作業がかなり面倒なため(おそらく400個苗を上手に掘り返す必要がある)初めから育苗トレイを使用するほうが良い。
  3. 苗数の把握が容易
  4. 管理しやすい

しかし、通常育苗を行う場合はビニールハウスが必要で費用はおそらく30万円~50万円ぐらいかかります。
そして灌水を頻繁にしますので、近くに水源も必要になってきます。

本来は自然農推奨の畝に苗床を作って、そこで種から苗までの期間育てれば全くコストは発生せず灌水も必要ありませんが、効率を考えるとやはり育苗トレイを導入したいところです。

では、ビニールハウスをけちる方法はないものでしょうか?

そもそもビニールハウスを使用するメリットは寒い日でも室内は太陽光のみでかなり暖かくすることができ、苗の生育が早くなることです。

そこで、考えた方法は

  1. 育苗トレイを畝にうずめる。(トレイの高さ程度)
  2. トレイに堀った畝の土を入る
  3. 2に種を播く
  4. 堀った際に除草した草を3の上から敷く
  5. 4に簡易ミニビニールハウス(今日お店で見た値段が1600円)をかける。(畝程度の幅)
  6. 夜は夜露などの水分が補給されるのでビニールハウスは解放する。

こうすれば自然農や自然栽培の要素も導入でき、ビニールハウス管理が必要なくなります。[わーい(嬉しい顔)]

まあ、上記のやり方が本当にうまくいくのかは全くわからないので要検証なのですが、理論的には行けそうな気がします。

ところで、山口県主催の就農現地見学会のお知らせが届きました。

新規就農制度を利用されて現在ご活躍中の先輩方を訪問するツアーです。
いろいろな質問(収入など)ができるため、 非常に参考になりますので、山口県で就農を考えられてる方はぜひ参加しましょう!!(僕は申し込みました[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

今回メインはイチゴ農家のようです。
将来的には自然農でイチゴを作りたいのでちょっとは参考になるかも

効率UP

効率UP

効率UP

研修を通じて一番単純で長時間労働になるのは定植と土寄せ作業です。
土寄せについては除草作業も含むため(自然農では土寄せと除草は別になる)今回は定植作業について考察します。

定植について

  1. 育苗用トレイの活用

    1畝あたりの野菜を定植する作業時間はふかふかな畝だと手作業で約30分かかります。
    硬い畝だと、2倍くらいかかります。
    そして一日当たりの作業は3畝が限界です。(他にも収穫作業や畝整備、除草などの仕事があるため、疲れすぎると他ができなくなる)

    この定植作業については多品目栽培する農家であればほぼ一年中行う作業です。

    ほとんどの野菜は育苗用のトレイである程度育ててから定植します。

    自然農については畝で育苗して、スコップで掘って箱に移してから定植を行います。(めんどくさいです。)
    なので自然農について効率を上げるには育苗用のトレイを用いることを考えても良いと思います。

    育苗の仕方は、自然農で使う畝の土を育苗トレイに使用して苗をビニールハウスで育てます。
    こうすると苗は通常より早く生長し、いろいろな品目をまとめて管理でき、灌水作業も簡単です。

    これは現在研修中のS師匠のやり方ですが、育てる土については、いずれ定植する畝の土を使うことが自然栽培のやり方です。

    育苗用のトレイを用いることでまず自然農の効率化がUP!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

  2. 定植機の活用

    定植作業でぜひ使用したいのが定植機械のナウエルナナ

    自然農では機械類は認められていませんが、ハイブリッド自然農法では、自然農+MOA自然農法+自然栽培の融合ですので、もはや自然農ではないと考え、機械類も積極的に導入しようと思います。 但し畝については不耕機です。

    作業手順は以下です。

    1. 畝を整備
    2. 雑草を全て刈る。
      小さい雑草はそのまま
    3. 刈った雑草を隣の畝に移す。
    4. ナウエルナナを使って定植。
    5. 定植後刈った雑草を定植した畝に戻す。

      ※但し、ナウエルナナが不耕機の畝面に対応できるかは要確認

    これで、自然農の定植の効率を上げることができます。

定植機はいずれMOA自然農法、自然栽培等で大活躍すると思いますので早い時期から導入しても良いのかなと思います。
値段は60万円代なので、就農資金があればぜひ買っておきたいところです。
その次がトラクターかな(自然農で利益が出てから)

農家のよくある廃業パターン

農作業では、収益を上げるために効率を上げることが求められますが、借金してまで機械類を購入することだけはやめましょう。
余裕資金の範囲内で投資することが絶対だと思います。
機械類を使用してリターンを増やすのは投資なので、もし天変地異や不作があった場合、借金が返せなくなる可能性もあります。
農家が失敗する典型的なパターンが大規模化の失敗で借金漬けになることです。

 

新規就農問題2

新規就農問題2

新規就農問題2

ずいぶん前にお知らせいたしましたが、10/23金曜日に山口市の農林振興課の方に新規就農の相談をしました。
9月末に、土地の取得について市の農業委員会に電話した際に、まずは市農林振興課を通してくださいとのことでしたので、アポを取ったところ、1か月以上先の10/23に来てくださいとのことでした。

その時のお話しだと50a以上農地がないと作物の販売はできないなどのお話で、他にもきっと何か知らない法律などあるのかなと思っていましたが、結論は、勝手にやってください!!でした。

さんざん待たしておいて、9月末にそんな内容なら電話で言えよと思いましたが、この一ヶ月間で自然農法についていろいろ学習でき、ハイブリッド理論など理詰めできましたのでそれは良しとしましょう。

ちなみに昨日の打ち合わせでは、ブログに書いてある内容をまとめてwordで新規就農計画書を作り、それを職員の方に見せたところ、良くできた内容だったのかほとんど突っ込まれることはなく、これだけ方針が決まっているのであればすぐにでもやってみたらとのお返事でした。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ということで新規就農についての注意点は

  1. 畑50a以上必要というのは農業委員の投票権がもらえることや将来農地を取得する際に50a以上耕作していることが条件になるといった程度のお話でした。
  2. 農地取得は自分でやってください。市は関与しません
  3. 農地を借りた場合は、貸主と借主との合意書類を市の農業委員会に提出する必要がある。(これは1.についてのためで別に口約束でもOK)
  4. 出荷が始まった段階で青色申告をしたほうが良い(赤字の場合は翌年に繰り越せるため)
  5. 土地については農業委員さんに余っている土地を紹介してもらうのが良いみたいです。
  6. 何かわからないことがあれば市に相談してください。
  7. 新規就農支援金は失業保険受給者はもらえません。

ようは、土地を取得しさえすれば50a以下でも法律的な縛りはなく自由に作ってもOKということでした。

しかしまてよ、農業委員会に農家と認められなければならないとのネット上の情報は何だったの?ということになります。
ネット上では結構紛らわしい情報があふれているので、結局市に相談するしかないのでしょうね。

さあ、これでいよいよ土地を探し営農を開始する準備が整いました。
早速今日土地を探そうかなと思った矢先、昨日市役所でカゼをうつされたらしくて今日はダウンの一日でした。orz

ハイブリッド型の自然農法で年収UP

ハイブリッド型の自然農法で年収UP

ハイブリッド型の自然農法で年収UP

時代の流れはどうやらハイブリッド型が主流になりつつあるようです。

車で言えば、ハイブリッド車のトヨタプリウスが絶好調でホンダのインサイトも堅調です。
車業界はハイブリット者のみ勝ち組の状況です。

将棋で言えば昔からあらゆる戦法を指す(ハイブリッド戦法)羽生名人がいまだに活躍中です。

ハイブリッド技術は制御が難しく、トヨタとホンダ以外はまだ市場に投入できない技術で、将棋についても羽生名人が長年圧倒してきたことはハイブリッド技術が非常に優れ、とてつもない潜在力を秘めていることを意味します。

さて、農業についてのハイブリッド技術とは何なのでしょうか?

慣行、有機、自然農法を組み合わせて行うのではなく、自然農法(自然栽培、MOA自然農法、自然農)この3つを同時に併用して運用すれば、収益が簡単にアップしてリスク低減もできるのではないのかということです。

これを自然農法ハイブリッド方式(勝手に命名[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

最先端農業の誕生です。

  1. まず初年度はリスクが極めて少ない自然農を行います。
    3反が管理できる限界面積です。
    1反当たりの収益は 約84万円  ※要前回参照

    営農初年度の年収 = 252万円

  2. 次年度は、トラクターを使用します(ものすごい中古で50万円)
    自然農の管理面積を2反に減らし、トラクター耕機のMOA自然農法を3反にします。

    次年度の年収 = 84万円 × 5反 - 100万円(トラクター) = 370万円

  3. 3年目以降はさらに自然農を1反に減らしMOA自然農法を4反、夏に自然栽培でお米を作る(自然栽培は稲作は簡単に慣行から転用可能) 3反 田植え機+コンバインを中古で(100万円) 自然栽培3反は戸別所得補償制度を利用すると約100万円

    3年目の年収 = 84万円 × 5反 + 100万円 - 100万円(田植え機 + コンバイン代) = 420万円

  4. 4年目以降は機械代が不要になるため
    4年目以降の年収 = 520万円

地道にいけば増える要素はいっぱいありますね!!
前回同様アルバイトを雇い面積を広げることができればさらに増えていくことでしょう!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

一人で農業を行う場合はこのあたりの金額が上限になりそうです。
(稲作を自然栽培ではなく自然農で行えば100万円は不必要ですが、労力を考えると自然栽培のほうがはるかに楽ちんです)

 実際は機械類がそろった段階で自然農を0にして、MOA自然農法7反(野菜)と自然栽培(稲作)3反 =10反にすれば
年収は688万円になることも可能です。  [わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ということで、5年ぐらいかければハイブリッド型の自然農法で管理職並みのお金を稼ぐことも不可能ではないような夢のお話しをしました。

(ちゃんちゃん[猫]

自然農の年収計算

自然農の年収計算

自然農の年収計算

昨日、一昨日と土寄せ作業を行いましたが、今までの体力であれば全身筋肉痛なのですが、農作業(姿勢など)に慣れたことと、体力、筋肉がついたことで、 本日はほとんど疲労はありません。
土寄せ作業は、一日3時間一畝あたり50分をめどに行えば、毎日持続可能な作業ということがわかりました。
昨日も書きましたが今後の作業を行う上での貴重なデータとなってきます。

現在は研修中なので、自分の体の限界を知っておくことも、これからの就農計画には絶対必要なことだと思いますし、無理に計画を練って、就農後、計画通りの作業を行って体を壊してしまっては全く意味がありません。

さて、研修や各地のセミナー等、もしくは本屋インターネットなどから得た知識で年収をシミュレーションしたいと思います。
1反=10aあたりのキャベツの収益を基本ととらえると年間の収益は以下になります。

キャベツの栽培について

  1. 10aあたりの栽培可能数 = 4000個
  2. 虫や草等による被害想定係数 = 0.7 (全作付けの3/10は出荷できないと仮定、有機栽培より)
  3. 年間作付け回数 = 2回 (余裕をもった作付け)
  4. キャベツの単価 = 150円

上記を全てかけると、

1反あたりの年間収益 = 84万円

キャベツについての試算ですが、だいたい他の作物についてもこの金額が目安になってくるのかなと思います。
(農協以外に販路があれば、単価は自分で決めるので)

自然農(今後は川口さんの農法はこう言います)については、初期投資、設備日、燃料代等は0円と考えることができます。
福岡自然農学習会でプロの専業農家が管理できる年間面積は3反とのお話しがありましたので、これでいくと

84万円 × 3反 = 252万円  (野菜のみ)

以上が、年収計算になります。

もちろん、これを基本にして年収を増やすことも可能でしょう。
たとえば、来年度から始まる農家への戸別保障制度を考えると、お米の売り上げが年間50万円以上だと45万円もらえます。そこで夏はお米を作ることにして、野菜の作付けを余裕のある1反に減少(オクラ、きゅうり、インゲン、ナス、などいくらでも実が付く種類にする)

年間に作る野菜は合計で4反 = 168万円

お米の単価 = 20万円/1反 (自然栽培の取引単価)
売上が50万円以上必要なため、3反作ります。 = 60万円/1年
それに保証が45万円付きますので 105万円/1年

合計= 272万円 (野菜+お米)

以上、個人で自然農のみで年収を300万円にすることはどうやら難しいようです。
但し、自然農の場合はほぼこれが利益になりますので、もっとも確実ではあります。

現実的にはアルバイトを増やし3反一年間管理してもらったとして、2/3を給料で支払ったと考えると、
利益は84万円増えます。

272万円 + 84 =356万円

このように、通常先進的な農家さんはアルバイトを雇って利益を増やしていますので、経営能力があれば、利益を増やすことは可能となってきます。(アルバイトは常時1人ぐらいが限界かな)

将来、自然農を完璧にマスターすれば研修生(ほぼ無給)がいっぱいやってきますので、(こないこない[猫]
6人受け入れたとして1人0.5反/年間で計算すると = 126万円

356万円 + 126万円 =482万円

まあ現実的ではないですが、机上の計算で自然農で年収を無理やり増やす限界の数字はこのあたりでしょうかね。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

こうなると、収入を増やすには上記でも良いのですが、自然栽培や、MOA自然農法などの大規模な農法も取り入れる必要もあるのかなと思います。