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Category: 自然農、自然栽培

赤とんぼはすばらしい

赤とんぼはすばらしい

8/29  [晴れ][曇り]晴れのち曇り  気温33度 湿度中

なんだか秋の気配を感じるような一日でした。

夕方、トラクターで畑のトウモロコシや雑草を鋤き込んでいたら、周りに赤とんぼいっぱい飛んでいて、雑草に潜んでいた虫が飛び出したところを捕獲していました。

何百匹はいましたので、この光景は圧倒されてしまいます。(周りをぶんぶん飛んでいました)

おそらく除草した部分にいたほとんどの虫は、トンボに食われたようです。

この結果わかったことは、自然農法は環境のバランスが崩れると、すかさず元に戻るメカニズムが働くことです。

この場合は

  1. 除草
  2. 害虫の住処が失われて大量に上空へ
  3. 赤とんぼがすかさず駆除
  4. 作物への被害はなし

もし、赤とんぼがいなかったらいまごろ害虫は作物を荒らしていることでしょう!!

なので、うちの畑は無農薬のなので赤とんぼにとっては住みやすい場所なのでよかったです!!

日ごろ農薬散布して赤とんぼがいない環境だったら、今頃たいへんなことになっていました。

ということで、自然のバランスが取れていれば、環境の急激な変化で虫が大発生しても、上記のメカニズムが働くので、作物が全滅するようなことはないようです。

これこそが自然農法の害虫が発生しないメカニズムのような気がします。

ちなみに、早朝は小さい虫ぶんぶん飛びまくっていて、いっぱい刺されてしまいますが、7:30ぐらいから赤とんぼが編隊でやってきて虫を駆除してくれますので、それ以降は小さい虫はいなくなります。

毎日除草

毎日除草

8/15  [晴れ]晴れ  気温34度 湿度高

今日は暑かったですね!!

ここ最近は涼しかったので、うっかり昼間に調子にのって草刈り機で除草していましたが、日差しがきつくてさすがにこれ以上は無理という感じになりましたので、急いで車に入って冷房でクールダウンしました。

一歩間違えると熱中症になっていたかもしれませんので、それを考えると間違いなく農業車には冷房は必須ですね!!

H圃場:自然栽培

自然農

昨日刈り払い機で簡単に除草しましたが、なんだか自然農のような感じになっています。

農業は土作りだけではなく管理も重要なので、これがおろそか(雑草だらけ)だと収量は全く望めません!!

春はにんじんが全滅になってしまいました。orz

なので今回はこまめに除草中です。

おかげでナス、ピーマン、夏播きにんじん、レタス、サツマイモ、オクラは元気に育ってきています。

どれくらいの収量があるのか楽しみですね!!

最近は雨が結構降るようになりましたので作物はよく育ってくれてますが、一方で雑草も良く育ってしまっています。

除草剤は一切使いませんので、収量を確保するためには雑草をこまめに除草するしかありません。

なのでこの夏は毎日のように除草しています。

まあ、かなり面倒ですがさすがに慣れましたね!!

ということで、なんとかして除草レス技術を確立しなくては!!

雑草を収穫

雑草を収穫

8/13  [曇り][雨]曇りのち雨  気温30度 湿度高

梅雨明け後の猛烈な酷暑がひと段落ついたようで、今日も午後から雨で涼しい!!

乾燥で限界に近かった圃場に水分がたっぷりと補給されやれやれといったところです。

粟屋農場は自然農法を実施していますので、ほぼ灌水はしていません。(にんじんの発芽には灌水しています)

理由は根を育てるためで、灌水をたっぷりしてしまうと根が育たなくなります。(とは言っても慣行や有機農法と同じぐらいの根の長さになります)

灌水しないと、水分を求めて根が張っていきます。

灌水しすぎて作物の根が短くなった場合は、土壌中のミネラル(リン酸カリなど)の量が慣行農法や有機農法に比べると自然農法の土壌では1/10以下しかないため、生長に必要なミネラルの量が確保できなくなり、生育障害が発生してしまいます。(逆にいえば慣行や有機農法では灌水してもOK)

なので、慣行や有機農法の根の長さよりも2倍強ぐらい長くする必要があります。

これは、体積比で考えると 2強×2強×2強=約10

よって、体積比約10倍の根(長さ2倍強)であれば土壌中のミネラルの量が慣行や有機農法の1/10の土壌でも吸収力が10倍あるなので、問題なく育つことができます。

これは雑草と同じように育てていると思えばよくて、理想は土手や畦の雑草です。

全くの無肥料にもかかわらず、これらは刈っても刈っても毎年恐ろしいぐらいに生長しています。

何にもしなくても病気で枯れることはなく、虫で全滅することもなくて毎年旺盛に生長してきますので、野菜もこれと同じように育てれば、無肥料、無農薬、無灌水でも元気に育ってくるはずです。

収穫

ということで、今日の収穫

サニーレタス、サラダ菜、五角オクラ、島オクラ、真黒ナス、伊勢ピーマン、きゅうり

どれも色つや良く健康で雑草のようです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

いろいろ取れ始めましたね!!

いや~良かった

進む分けつ

進む分けつ

7/11  [雨][曇り]雨のち曇り  気温30度 湿度高

定植から一カ月稲の分けつが進んでいます。

熊坂:自然栽培

分けつ

ものすごく立派ですね!!力強いし!!

田植えはちょうど一か月前に一本植えをしました。

こんな感じ

Image014

田植えは植えやすいように乾田で行いました。(活着後入水)

そして現在はどれも上記のような扇形になっています。

おそらく今後は何十本にも分けつしてくれるはずです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

今日も雑草の処理(ダメージを与えるように引っ掻く程度)をしましたが、今後も根気よく雑草を抑えていけば豊作は間違いなしだと思います。

まあ、たいへんですが他に雑草処理方法はないため(完全水田の場合、チェーンを引きずる方法があるみたいです)週一ぐらいでひっかいておきます。

分けつ期を過ぎればある程度雑草が生えていても問題ないみたいですのでそれまでの辛抱です!!

ということで、収穫が楽しみになってきました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ナスの定植

ナスの定植

7/5  曇りのち晴れ  [曇り][晴れ]気温31度 湿度高

時々日差しが差し込んできますがもう夏ですね。

虫対策で長そでのシャツを着ているのでこれでもかというほど汗が出てきます。

但し、最近使い始めたブト用の網つき帽子が日よけになることがわかり暑さもしのげます。

自然農法の色

モロコシ

この写真はトウモロコシ畑(B圃場:EM菌炭素循環農法)と稲(他人)を撮った写真です。

見ての通り自然農法のトウモロコシは淡い緑色(蛍光色)、手前の肥料栽培の稲は濃い緑色をしています。

品目が違うので一概に比較はできませんが、教科書通り自然農法と慣行農法の差がはっきり出ています。

土手の雑草の色なんかも淡い緑色ですので、手前の稲の色がいかに不自然かがよくわかります。

トウモロコシ

この色こそが自然の色(そろそろ除草しなきゃ!!)

ナスの定植(B圃場:EM菌炭素循環農法)

ナス

畝の準備がようやく完了したので、苗の定植を始めました。

長ナス

ポット上部がはみ出るように植えていきます。(要自然栽培ひとすじにを参照)

苗の育苗中にピーマンと比較すると、ナスのほうが窒素をたくさん要求するように見えましたので(葉が黄色く枯れる)、EM菌炭素循環農法の圃場に定植していますが、より窒素を供給する目的で大豆を播く予定です。

段取りが悪すぎ

段取りが悪すぎ

7/2  曇り  [曇り]気温29度 湿度高

昨日の続きでトマトを定植(G圃場:自然栽培)

トマト

畝はトマトのために30cm以上の高畝仕様

そして、この畝に窒素供給と雑草対策のためにクローバーを播種

クローバー

雑草を抑えつつ窒素供給が出来るので、無肥料でもトマトがよく育つという理論です。[わーい(嬉しい顔)]

ということで、この畝を全て手作業で右側の草ぼうぼうの状態から蒸し風呂のような気候のなかで仕上げましたので、汗が噴き出ました!!

おまけに作業を開始しようとするとすぐにブト(吸血虫)に囲まれてあちこちさされてしまって、かゆくてなかなか作業がはかどりませんでした!!(この時期こんなにブトが多いとは知りませんでした)

全ては新規就農ということで段取りがよくないのが原因です。orz

定植直前に畝を仕上げれば2時間の手除草は必要なく、また定植期を2週間ぐらい前(梅雨入り前)にしておけばブトなんかもほとんどいませんでした。

今後ピーマンナスなどまだまだ定植しなければいけないので、これはちょっとたいへんかもしれませんorz

きゅうり

前

かゆくて暑い中三角ホーで除草

後

虫食いで無くなっている部分に苗を定植

トマト同様、右側の畝にクローバーを播種、左には丹波の黒大豆を播種

見ての通り地力があるところの苗は大きくなっていますが、それでも葉っぱはわずかに窒素不足の症状で葉が黄色くなっていましたので、窒素供給を2パターン試すことにしました。

これから、長期間の収穫を狙うには開墾直後の枯れ草を鋤込んだだけの圃場では無理でしょうから、何らかの方法で窒素供給は必要になってきます!!(自然栽培ひとすじにを参照)

クローバーに関しては福岡正信さん推奨なので、あえて挑戦!!

うまくいけば除草しなくて済むかも知れません!!

どうなるんでしょうかね!!

ちなみに、今日は汗だくになったので、夕方いつもの温泉へ直行しました。(温泉最高!!)[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

豆収穫

豆収穫

6/28 雨 [雨]気温30度 湿度高

昨日の大雨の影響が心配されましたが寸前のところで水没は免れたようです。

自然農

自然農圃場は全く影響はなかったようで、水はけもばっちりです。

師匠より新規就農で気をつけることは、”水はけを考えること”との教えをいただきましたのできちっと溝をほっておきました。^^

なので、洪水以外は問題ないようです。

そんな中

インゲン

つるなしモロッコインゲンが収穫出来ました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

あまり数は植えていないのでそんなに収量はありません。orz

とりあえず地力が全くないといわれている耕作放棄地でしかも完全無肥料、無耕耘の環境でも豆類はただ植えるだけで元気においしく育つことがわかりました。

いや、むしろこのような過酷な環境のほうが豆類は競争相手がいないので良く育つようなのかもしれません。

ということで、今後も耕作放棄地を拾っていく計画なので、まずは豆類を積極的に植えていくことになりそうです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ちなみに、僕は肥料栽培を行ったことが無いので、無肥料栽培で作物が育つことに感動はありませんが、ひょっとして慣行をされている農家さんはビックリされるんでしょうかね?

乾田から水田へ

乾田から水田へ

6/26 雨 [雨]気温28度 湿度高

梅雨になって初めての本格的な大雨です。

先週の木曜日に田んぼの暗渠排水管に栓をして水を溜めていましたが、この大雨でようやく手植えした田にも水が溜まりました。

水

(昨日の状況)

Image016

昨日、雨の中がんばって表面の除草を行っておいてよかったです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

しばらくは雑草は生えてこないでしょう!!(※中央の雑草は掘った溝に生えているので影響はないため無視しています)

まあ、ようやく近所の方に何をやっているのかがわかっていただける状況になってきました。

表面

ちなみに今回は代かきは行っていません。

なので、大きな塊に耕した土がそのままの状態です。

これは自然栽培の基本で、大きな塊になるように耕して土中に空気がいきわたり微生物が死なないようにするためです。

なお、植え方は男の一本植えです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

どうなるんでしょうか!!

今回耕耘を行った圃場はここだけで、他は乾田不耕起直播栽培を継続中です。

乾田不耕起直播

ところどころ稲がつき出てきていることが確認できます。

このまま水没した雑草が弱ってくれることを期待したいです。

自然農から炭素循環農法

自然農から炭素循環農法

6/25 雨 [雨]気温24度 湿度中

昨日は前からやってみたかった”自然農畝の表面のみを耕耘”ということを行いました。

自然農2

耕耘後

自然農

管理機が無いので、なかなか作業することができませんでしたが、トラクター運転技術の向上に伴って、狭いところでの作業も可能になったので思わずやっちゃいました。[わーい(嬉しい顔)]

今後は作毎に畝の表面のみを耕耘していくのですが、これによって得られるメリットは以下です。

  1. 畝間をいちいち掘る必要がない
  2. 地力が早く付く(炭素循環農法が可能となるため)

まあ、最初にトラクター耕耘して圃場に畝を作ってからでも可能ですが、こちらの方が畝側面が硬くなっているため何らかのメリットが発生するような気がします!!(検証しないとわかりませんが)

早速、フダンソウと枝豆を播いてみました。

どうなって行くんでしょうかね!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

決断

決断

6/24 晴れのち曇り  [晴れ][曇り]気温29度 湿度中

先日はG圃場(自然栽培)のオクラについて虫にやられてたいへんと書きましたが、B圃場(EM菌炭素循環農法)ではバックアップの目的でオクラを播いています。

B圃場(EM菌炭素循環農法)

B

ここは、計5、6回ぐらいトラクターで耕耘しましたので、雑草を見る限り、結果的に均一にむらなく微生物が圃場に散らばったようです。

オクラ

オクラもきれいに虫食いなく生えています。(バックアップのほうがきれいです。)

つまりG圃場に比べてここのほうが均一に地力があるということです。

地力があれば虫はつきません!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

このまま虫だらけで地力の無いG圃場で作ってもオクラはぼろぼろになり30%の収量になってしまうことが予想されます。

ということで、G圃場はあきらめバックアップ目的のB圃場をメインにしようかと思います。(G圃場は土作りに失敗、自然栽培は時間がかかります)

ちなみに、B圃場はEM菌を添加していますので、今年は有機栽培になってしまいますが、収穫出来なければ意味がありません!!

但し、何度も検証してきましたが僕的にはEM菌炭素循環農法は自然農法の認識です。(でもサイオンEM菌が有機JAS認定なので仕方ない)

ちなみに、ナスやピーマンもF圃場で作る予定でしたが、G圃場よりもさらに地力がなさそうなので、B圃場に変更しようと思います。

地力が無ければ簡単に虫にやられてしまうことがわかってきましたので、これはやむを得ないといったところでしょう!!