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Month: 2010年12月

キャベツの栽培期間は1年

キャベツの栽培期間は1年

12/21 [雨]雨  気温10度 湿度中

今日は冷たい雨が一日降り続きましたので、作業は一切なし。

で、最近勉強中の経理を行っていますが、よくわからないことが多々あるので明日青色申告会で記帳について無料指導していただくことになりました。

この機会を利用してしっかり勉強したいと思います。

中生成功甘藍キャベツ (自宅:採石場みたいな場所)

キャベツ

昨年11月に庭に播いたキャベツが大きくなりました。こちら

キャベツ2

結球の大きさはすでに普通の大きさです。

しかも、結球部分は虫食い0です。(キャベツによくいる虫は一切なし、ぶちきれい)

もともと、キャベツは2年草の植物なので、本来はこの生長速度が正しいのだと思います。

多肥でないとキャベツは育たないといわれていますが、それは2~3カ月で収穫を目指すために無理やり肥料で大きくしているようです。

ということで、初めてまともにキャベツが出来ました。

横から見たらケールみたいです。

養分乏しい土壌なので相当根が張っているんでしょう!!

そして、1年かけて土壌を自ら育ちやすいように改良して、最近の結球までたどり着いたのではないでしょうか?(自分好みの微生物を自ら増やす)

無肥料の採石みたいな土地でもキャベツは育つことがわかりました。

キャベツは無肥料栽培場合、早生ではなく中生品種を使用して、長期戦で収穫を目指せばうまくいくようです。

なので、キャベツは難しい野菜で無肥料では安定しないとされていますが、それは短期間で作ろうと考えるから無理だったんでしょう!!

小さくてもそのまま置いておけばよかったんです。(半年以上)

こうなると相当単価を上げないと採算が合わなくなるのですが、しょうがないね!!

それとも土が出来れば短期間で出来るのだろうか?(まだまだ実験が続く)

この素晴らしいキャベツを自家採取したいと思います。(相方のキャベツがまだ小さいままなので、はたしてうまくいくかな?)

自然農法の基本は溝そうじ

自然農法の基本は溝そうじ

12/20 [雨][晴れ]雨のち晴れ  気温18度 湿度中

今までの寒さから一変、今日はずいぶん暖かかったです。

こんな陽気が続けば野菜は一気に生長してくれるのですが、さすがにそうはうまいこといきません!!

なので、生長を促すため、可能な限りトンネルをかけておかねば。

溝ほり

溝

新規就農してからまず行ったことは水はけを徹底的にすることで、圃場の外周の溝の土を取り出すことでした。

なぜかというと、これは農業の基本だからです。

これをしておかなければ、圃場の水はけが悪くなり土壌が腐敗して病原菌の巣になります。

なので、必須なのですが意外にも新規就農者はやらないそうです。(本に書いてないみたい)

圃場内が腐敗すると病気が発生して、これを抑えるために農薬(農毒薬)で一生懸命消毒するという循環になってしまいます。

農薬を使わないためにはまずはこれですね。

ということで、写真の場所は今年初頭に溝ほりが間に合わなくて、ずっと放置していた場所なんですが、すぐ横の圃場はやはりベチャベチャな感じですぐには使えそうにありません!!

何年も放置されていたので溝の底の位置が圃場面より高くなってしまっています。

ちなみに夏はこんな感じでジャングルでした。

ジャングル

※アワダチソウのところ

来年はこのような恥ずかしい状況にしたくはないので、今から水はけを良くして作物を植えられるようにしたいと思います。(陸稲を植える)

溝ほりの時期は今が良いです。

夏は暑くて効率が悪いし、溝にはヘドロがいっぱい!!

寒い時期だと、ヘドロ=悪玉菌は活動できない温度なので、すくい上げて空気に触れることで、善玉菌が活発に働き、悪玉菌>善玉菌の関係が簡単に悪玉菌<善玉菌へと変化して、最終的に悪玉菌は消滅、ヘドロは無害な砂に代わります。

逆に夏だと悪玉菌が活発に働くのでなかなかヘドロは消えないかもしれません!!

またそこから病気が広がるかもしれないので、安全のため夏は避けるべきでしょう。

無風まで待つ

無風まで待つ

12/19 [晴れ]晴れ  気温13度 湿度低

今朝もよく冷えて強烈な霜に見舞われました。

こんな日の午前中は無風状態になりやすいため、かねてより計画していたJ圃場の1畝(40m)にビニールをかけました。

朝9時過ぎ

ビニル

1.6m間隔で支柱を立てる

ビニル2

こんな感じでビニールを引っ張るとロールが回転して引っ張り出すことができます。

ビニル3

支柱にビニールをかぶせたらすぐにロープで固定(ビニールはスライド可能)

ロープで固定するのに1時間以上かかって終了(ロープは自転車の廃棄したタイヤチューブが良いんだけど、用意する時間がない)

タイヤのチューブなら早いんだけどなぁ(たぶん)

まあ、がっちり固定したので風吹いても大丈夫でしょう!!(風に対する強度の試験でもあります。)

ちなみに、この畝には小松菜とチンゲンサイが植えてあります。(今日現在やっと芽がでた感じ)

ということで、隣の畝と比較して生長の差を確認したいと思います。

トンネル効果

トンネル効果

12/18 [晴れ]晴れ  気温11度 湿度低

時なしにんじん(G圃場:自然栽培)

とんねる

風がやむのを待っていたら3日以上過ぎてしまいました。

にんじん

現在は中ぐらいの生育状況ですが、寒すぎて生長があまりに遅いためこりゃいかんということでトンネルです。

ちなみにトンネルの左右のにんじんは同時期に播いたにんじんです。

どれくらい生長に差がでるか楽しみです。(トンネルの効果を検証予定)

にんじんは4月になるととう立ちするようなので、それまでに生長させなければなりません!!

でも、あまりに株が小さい状況だととう立ちしないのでは?と、ちょっと期待していますがどうなんでしょうか?

それにしても秋の播き時はシビアですね!!

このにんじんの播種がもう二週間早ければ今頃かなり大きくなっていたはずです。(ビニールは不要なはず)

にんじん以外にも現在は中途半端な大きさで生長が止まっている野菜がほとんどなので、春には大きくならない状態でとう立ちして終了しそうです。orz

来年は早めに播種せねば!!

投信で儲かった人に会ったことがない

投信で儲かった人に会ったことがない

12/17  雪のち雨  [雪][雨] 気温7度 湿度高

最近は青色申告のために経理ばかりしています。(雪で作業が困難だし、収穫だけであまりすることもない)

で、今年の経費(携帯などの引き落とし分)を確認すべくUFJ銀行のネットバンキングで取引記録を確認したところ、以前は1年分ぐらいみれていたのが、一か月分しか見ることが出来なくされていました。

なんでも、契約変更して金利を0にしなければ見せないとのことだったので、どうぜ金利なんてほとんどないし、記録が確認できなければ先に進まないので仕方なくネットで契約変更に同意したところ、来月の下旬から見れますとのことorz

結局、今すぐ見ることができませんでした。(ふざけるな)

仕方がないので、50km離れた支店まで通帳に記帳しに行ったところ、9月以前の情報はすべてまとめて記帳となってしまってこれまた詳細がわからず。

最終的には窓口で行員に取引記録を後日郵送になりました。(ちなみに今日2往復しましたが詳細は省略)

ということで、今後のことを考えるといちいち50km離れた支店へ行くのは面倒なので、メインバンクは近くの銀行にしておく必要があるということです。

(東京ではUFJ銀行はいたるところに支店があったので、東京では便利でした。)

となるとメインは郵貯かな?

郵貯だと全国どこにでもあるので、よく考えたらとても利便性が高いです。

引っ越ししても居住先に絶対存在するので、こんな素晴らしい銀行は世界的に珍しいのではないでしょうか?

と、ちょっと感心しましたが、なにせ郵貯改革法案はとん挫中なので、まだまだ郵貯銀行は安心できません。

今の状況は小泉の売国政策のおかげで、預けた貯金は禿げたか外資に吸い取られてしまうことが決定しているので・・・(どうなるんだろう)

(詳しくは植草先生の日本の独立を参照)

まあ、しかしUFJ銀行は金利を0にしろとかやっていることはよっぽどひどいし、株主構成を考えると、すでにここは外資に乗っ取られているようなものなので、郵貯のほうがちょっとはましですね。

近年の不景気は銀行が企業へ金を融資しなくなったことが大きな原因で、しかもあろうことか貸しはがしをしているし、さらには手っ取り早く手数料収入を稼ぐためにいかがわしい投信(特にすぐに紙くずになるようなものが多い)を売って儲けています。(副島先生の本がわかりやすい)

※地元の山口銀行はとんでもないデリバティブズを売っています。(他人を蹴落として自分さえ儲かれば良いといった感じでしょう)

結局、投信を買って儲かった人はほとんど見たことがないので、こんなのはどう考えてもサギです。

ちなみに3年ぐらい前投信が値上がりしていた時、NHKが特集で、”老後は投信で運用”などとまるで銀行の手先となって放送していましたので大問題(当時購入した人は大損したはず)

ということで、銀行が当たり前の銀行業をしなくなったのが大問題なので、こういう銀行はないほうがましです。

融資しないのであれば郵貯だけで充分。

投信は上がろうが下がろうが銀行が儲かるシステムなので、買わないほうがよいでしょう。

どうせ投資をするのであれば、種子を買って畑に播けば300円が30000円と100倍ぐらいになるので、農業こそ最も効率の良い投資先であることは言うまでもありません。

玉ねぎ(D圃場:EM菌炭素循環農法)

玉ねぎ

ピンと立ってきたのでようやく活着か?

ミズナ豪快

ミズナ豪快

12/16  雪  [雪] 気温4度 湿度高

今日は一日中雪がちらついていました。

さすがに寒いです。

今朝は当然のごとく氷点下、日中は天気予報が4度なので家付近は2度ぐらいでしょうか?

まあ、とにかく山口市のはずれに位置する粟屋農場はこの時期寒いです。(晴れた冬の朝はほぼ氷点下)

かといって、夏はもろ盆地なので恐ろしく暑いです。(かなり厳しい気候変動です)

でも、冬の寒さから考えるとここは寒冷地の気候になるのだと思います。

なので、冬はよく晴れる山陽地方(瀬戸内海側)で畑を借りれたらと思います。

海の近くだと、霜の心配はなく雪も積もらないので、心配事が少なくて済みそうなので、将来はこのような良い条件の畑を目指したいものです!!(ジプシー農業)

晩生千筋京ミズナ(F圃場:自然栽培) 9/27播種 10/25定植

ミズナ

品種によると大型の株になる予定です。

株間をあけるために間引き収穫してみました。

ミズナってこんなに豪快だったっけ?

最終型であと5倍ぐらい大きくなるので、いったいどんな姿になるんだろう?

これは、鍋が楽しみですね!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)](すごい食いごたえありそう)

早いところ株間をあけるために間引かねば。

収穫後は一日寒いので市立図書館にPC持ち込んで経理です。

今年は間違いなく赤字orz、でもこれを青色申告すれば来年度に繰り越すことができるので、来年の利益と相殺できます。(赤字は3年繰り越せるみたい)

なので、新規就農を決めた段階で(たとえ研修中だろうが)税務署に事業届けを出して青色申告にすることが、あとあと税金に関しては有利になります。(詳しくは税務署へ)

ということで、農業以外にもたくさん勉強することがあるな~orz (百の仕事をするので百姓というみたい)

雪が降ったら?

雪が降ったら?

12/15  曇りのち雪 [曇り] [雪] 気温8度 湿度高

この冬初めての雪です。

雪に対して野菜がどうなるのか(重みでつぶれるとか、寒さで溶けるとか?)見てみたいのですが今回は積もらなさそうです。

毎年この地域は何回か雪が積もるので、そのうち結果はわかると思いますが、もし大量に作付けしたにもかかわらず雪が積もって野菜がパーになってしまってからでは遅いので、出来るだけ早く積もってほしいです。

雪2

雪が積もって根切り虫が死んでくれれば一番良いのですが、マルチでぬくぬく生活してそうなので、それは期待できませんorz

あんまり寒いので今日はにんじんにビニールをかぶせようと思ったのですが、風が強くて断念!!

風がない日でないと意外に難しいです。

ということで、今日はかなり寒いので農作業は中止

後は家でぬくぬくデスクワーク(簿記と苦闘)

ブロッコリードシコ(F圃場:自然栽培) 10/25定植

ブロッコリー

ブロッコリー、キャベツ、カリフラワーの類はいまだに成功していませんorz

でも、今回は行けそう!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

苗の段階でここまできれいに出来たことはありません(だいたいは虫でぼろぼろ)

この幼い段階で虫に外葉をやられてしまうと、生長とともに虫穴も大きくなるため、結果的に外葉の面積が通常より小さくなり、パワーが足りずに結球もしくは頂花蕾が生長しなくなります。

なので、この段階できれいな姿は必須の条件(たぶん)

ということで、春が楽しみです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

来年再来年は経済どん底

来年再来年は経済どん底

12/14  [雨][曇り]雨のち曇り  気温15度 湿度高

大雨後のぬかるんだ圃場では何も作業ができそうもないので、今日は最近でたばかりの副島隆彦先生の本(日米地獄へ道連れ経済)を読みました。

来年再来年と世界経済はどん底に向かっていくようです。orz

副島先生は2008年のリーマンショック以降のドル暴落を言い当てている(というか緻密な分析による)方なので、間違いなく当たると思います。

本は非常に読みやすくてスラ~と読めますので、本当の世界を勉強しておくことが、今後の経済危機への備えとなってくるのかと思います。

シュワチャンが新幹線を導入する目的で日本へ来た理由が実はカルフォルニアの財政危機の穴埋めで、国交省の大臣だった前原がほいほいと道路財源から1兆円を差し出したという話(そういえばカルフォルニアはもうすぐ破たんするとの話であったが急にその話がなくなったのはそのためとのこと)

銀行の勧めで無理やり投信などを買った人は一読することをお勧めします。(特に投資信託が何なのかわかっていない方!!)

和歌山大根(D圃場:EM菌炭素循環農法)

大ちゃん

昨年、家の採石場のような庭のとにかく硬い土で元気に育った大根の大ちゃんの子孫です。

さすがに元気な親を自家採取しただけあって良く育っています。

固定種を使用する意味はここにあるので、頑張ってこの大根も自家採取したいと思います。

間引き菜

今日間引き菜をいためて食しましたが、味がまろやか!!(これ大根か?エグミなし)

ということで、寒い日が続きなかなか大きくならないので、そろそろビニールかけようと思います。(前回のとう立ちは2月中旬なのでそれまでに大きくしなければ)

今年から青色申告

今年から青色申告

12/13  [雨]雨  気温14度 湿度中

今日は朝から大雨です。

D圃場(EM菌炭素循環農法)

雨

冬、こんなに雨が降ると濡れて風邪ひく可能性があるので一日オフ!!というわけにはいかずに図書館で勉強です。

今年から青色申告しますのでその勉強もしています。

まあ、経理用のソフトは安上がりなエクセルソフト(2000円)を使用しますが、入力するだけでOKです。(楽勝)

PCの高性能化によって複式簿記も職人の時代から誰でも出来る時代になってしまっていますね!!

ということは、不況ですがますます人がいらない時代になり、今後さらに失業者があふれていきそうです。orz

そう考えると、人手不足の農業ははるかに魅力のある産業に思えます。

但し気をつけないと、知識がなくて何も考えずに農協の指導の元に慣行農法を行うと農協も食わせなくてはならないので、取り分は減って儲からなくなります。

かといって、自然農法をするには、よほど勉強していないと絶対にうまくいきません!!(今年よくわかりました)

たとえば、今日のような大雨のとき確実に短時間で雨水が排水出来るようにしておかなければ、土壌内部が腐敗してしまって微生物が死滅して作物が育たなくなります。

なので、溝切りについては確実にしておかなければなりません!!(溝切りはどんな農法でも基本です)

ということで、話はそれましたが、農業するのであれば青色申告はおすすめ。(65万円以下は控除、赤字の場合3年繰越等)

無事に申告出来るのでしょうかね!!

氷の圃場

氷の圃場

12/12 [晴れ]晴れ  気温13度 湿度低

この冬何回目の強烈な霜でしょうか?

今日も氷点下4度ぐらい、氷の世界です。

氷

ミズナ(F圃場:自然栽培)

ミズナ

白菜(F圃場:自然栽培)

樹氷

見た目樹氷です。

この状況では収穫は無理です。

それにしてもこれぐらいの寒さではびくともしないもんなんですね!!

強烈な霜を経験した野菜は実にうまいです。

朝は冷え込みますが、日中はよく晴れて暖かく、徐々にではありますが野菜は生長しています。

まあ、凍っている午前中は作業にならないので、図書館で野菜の勉強です。