自然農法の基本は溝そうじ

自然農法の基本は溝そうじ

12/20 [雨][晴れ]雨のち晴れ  気温18度 湿度中

今までの寒さから一変、今日はずいぶん暖かかったです。

こんな陽気が続けば野菜は一気に生長してくれるのですが、さすがにそうはうまいこといきません!!

なので、生長を促すため、可能な限りトンネルをかけておかねば。

溝ほり

溝

新規就農してからまず行ったことは水はけを徹底的にすることで、圃場の外周の溝の土を取り出すことでした。

なぜかというと、これは農業の基本だからです。

これをしておかなければ、圃場の水はけが悪くなり土壌が腐敗して病原菌の巣になります。

なので、必須なのですが意外にも新規就農者はやらないそうです。(本に書いてないみたい)

圃場内が腐敗すると病気が発生して、これを抑えるために農薬(農毒薬)で一生懸命消毒するという循環になってしまいます。

農薬を使わないためにはまずはこれですね。

ということで、写真の場所は今年初頭に溝ほりが間に合わなくて、ずっと放置していた場所なんですが、すぐ横の圃場はやはりベチャベチャな感じですぐには使えそうにありません!!

何年も放置されていたので溝の底の位置が圃場面より高くなってしまっています。

ちなみに夏はこんな感じでジャングルでした。

ジャングル

※アワダチソウのところ

来年はこのような恥ずかしい状況にしたくはないので、今から水はけを良くして作物を植えられるようにしたいと思います。(陸稲を植える)

溝ほりの時期は今が良いです。

夏は暑くて効率が悪いし、溝にはヘドロがいっぱい!!

寒い時期だと、ヘドロ=悪玉菌は活動できない温度なので、すくい上げて空気に触れることで、善玉菌が活発に働き、悪玉菌>善玉菌の関係が簡単に悪玉菌<善玉菌へと変化して、最終的に悪玉菌は消滅、ヘドロは無害な砂に代わります。

逆に夏だと悪玉菌が活発に働くのでなかなかヘドロは消えないかもしれません!!

またそこから病気が広がるかもしれないので、安全のため夏は避けるべきでしょう。

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