Browsed by
Month: 2010年4月

勝負は除草

勝負は除草

雑草の処理について、自然農法の神様である福岡正信さんは、生え出した瞬間もしくはあるタイミングで水を当てて除草もしくは草の勢いを止めるとのことを言われていました。

もし、その適正期を逃すと雑草は駆逐できないとのことで、きょう熊坂の稲を作る圃場の草を刈っていてつくづく思いました。

二週間前の圃場の状態はまだ草に勢いはなくそんなに大きくはありませんでした。この時に刈った草は今もそんなに生えておらず、うまく除草できているようですが、最近になって大きくなった雑草を刈ったところは4,5日ぐらいで残ったごくわずかな部分から徐々に再生してきています。

これがタイミングだということなのでしょうか?(二週間前に刈り取るのが正解だったのか!!でも、全部一気に刈るのはむりだぜ)

まあ、せっかくトラクターがあるので、草を刈った圃場は乾いてきていますので、順次入れていきたいと思います。(鋤き込んで細土して雑草の種を下へ落とします)

草と一緒に鋤き込めとおっしゃる方もいらっしゃいますが、自然栽培の考え方ですと、完全に雑草を枯らせてから鋤き込ませたほうが圃場ないで腐敗しないため、成績は良くなるとのことです。

最初は不耕起で行う予定でしたが、トラクターを入れなければきっとこの状況下では籾が発芽する前に雑草だらけになってしまうことでしょう!!

播種直前には気温も上がり圃場も今以上に乾いてくると思うので、除草した雑草を枯らして鋤いていきたいと思います。

まあ、昨日も書きましたが自然栽培+乾田直播栽培

稲の生長速度と雑草の生長速度はそんなに違わないと思いますので、将来的に除草はたいへんな感じがしますが、水を張ればある程度は雑草の勢いは弱まるとのことなので(水性植物は別)そのタイミングも重要になってきます。

それにしても、雑草の生える速度は早いですね!!

でも、無肥料で籾を播けば稲も雑草のように生えてきますので、最終的に雑草に勝つように稲に手を貸していけばよいわけですから、勝負は除草ということになってきます。

これは、木村先生のやり方ですが、麦踏のように稲も踏んだ方が良く育つらしいので、雑草の芽を稲と一緒に車のチェーンで2,3日おきに圃場を稲毎引っ掻くとのことです。

ちょっと勇気がいりますが、これは試してみたいです。

自然栽培ササニシキ籾入手

自然栽培ササニシキ籾入手

自然農法プロジェクトでは熊坂の圃場にて、稲の自然農法を行います。

自然農法といっても僕の場合は自然栽培、自然農、福岡式自然農法などあらゆるものをミックスして行おうと考えています。

本当は自然栽培を行いたいのですが、圃場の水はけが異常に悪くてトラクターが使えないため、面倒ですが人力で行っています。

なお、人力での圃場作りは自然農を参考にしています。(本で見るより結構大変orz)

自然農では稲を育苗しますが、今回は乾田に直播することを目指していますので、4/25までに除草をすませておかなくてはなりません!!

今のところ進捗率は40%ぐらいです。

まあ、除草だけなら間に合いそうなのですが、そのあとに圃場を水平にする作業がありさらに圃場に掘った溝をもっと拡張して崩れないようにする作業も残っています。

ちょっと厳しいかもしれません!!

なので、圃場は全部で4つありますので、トラクター耕耘するところを1面設けてみたいと思います。(時間あるかな~)

今年は実験ですので、あらゆるパターンを試したいと思います。

それから、グッドニュース!!

なんと運の良いことに自然栽培で育ったササニシキの籾を入手できました。

野口種苗店より自然栽培で育ったササニシキの籾を購入できましたので、ミルキープリンセスと一緒に自然農法で育ててみたいと思います。(まだ売っていますよ~)

ということで、自然栽培で育ったササニシキのほうをトラクター耕耘する圃場で育ててみたいと思います。(乾田直播自然栽培)[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

いや~楽しみ!!(と思ったらまた天気予報が雨マークだらけに変わってきました。orz)

播種

播種

育苗の状況

育苗

育苗については、ビニールハウスを使用しておりません!!

このようにビニールをかぶせているだけです。灌水に苦労しますが、順調に成長しています。

セルトレイに入れている土はここの圃場の土をそのまま使用しています。無肥料なので生長は遅いようです。orz

左は小松菜で結構発芽率は良いです。左はしろかきちしゃ、2週間ぐらい前に播きました。

セルトレイ

・・・・・本日は午後から作業です。・・・・・・・・・

天気予報が急に変わり明日は雨の予報になったため、急いでにんじんを播きました。

播種

にんじん以外にも、かぶや大根、小松菜、ビタミン菜などを播いております。

自然農法プロジェクトの水田の除草作業も行いました。

水田2

ここは、最近毎日1時間ほど草刈り機で刈っていますが、思ったよりも進みません!!

ちなみに昨年11月ぐらいからここを借りていれば、こんな苦労はしなくてすんだかもしれません。

※クローバーを播いて麦を播けば雑草は抑えることができて土も良い状態に仕上がっていたはずです。

ということで、今日結構播種しましたのでどのような結果になるのか楽しみです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

開墾は徐々に

開墾は徐々に

本日は、野暮用後18時から蕪を播きました!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

日没時間が19時ぐらいなので、こんな時間からでも作業はできるようになってきています。明日以降もいろいろな野菜を播種していく予定です。

この春休み期間中にトラクターで耕作した面積は1反弱ですが、本当に理論通りに作物が育っていくかはまだ未知の世界なので、いきなり全部の土地で栽培するにはまだリスクが高すぎます。

なので、お借りした圃場の中からすぐに使えそうな圃場を選んで、本当に炭素循環農法や自然栽培で肥料なしで野菜ができるかをまずは確認していく予定です。(時間もあまりありませんし!!)

上記は1反弱ですが、結構な種類の野菜をそれなりに植えることはできますので、とりあえずはこれだけで十分だと思います。

ちなみに、この圃場については、炭素循環農法と自然栽培の考え方で進めています。

・・・・・・・土作りに関して・・・・・・・

昨年までの師匠のところでの研修では定植、播種、収穫、出荷作業を行いましたが、自然農法の土作りに関しては全く習っていません。

なぜなら、師匠は有機農法なので、鶏糞を使用していたため全く参考にならず、この件に関しては0からのスタートです。orz

なので、自分でネットや本で調べながら自然農法(とはいっても炭素循環農法、自然栽培、自然農は全く考え方が異なります)を一度検証してみなければならないと考えています。

土作りに関しては、お借りした圃場は10枚以上あり、どれも条件が異なっているため、それぞれに対してのやり方を考えなくてはなりません!!

基本的には、今生えている雑草(多いほど良い)をしっかり刈って完全に枯らせてからトラクターで鋤き込み、その後イネ科の植物の根で畑を耕して、さらにそれを刈って枯らせて鋤き込んで完成、といった具合で土作りを行います。(自然栽培)

また、炭素循環農法ではイネ科の植物が生長した段階でEM菌を播いて刈り取らずにトラクターで鋤き込みます。

土作りは上記で行いますが、開墾を全圃場一度に行うよりかは徐々に行っていった方がパワーは少なくてすみ、さらに開墾開始時間が遅くなればその分雑草の量も増えてくれるので一石二鳥のような気がします。

雑草が増える=炭素資材増で、さらに雑草の根が畑を耕してくれますので、イネ科(スイートコーンを考えています)を植える手間も省けて、その分費用もかからなくなり、

このほうが効率は高いと思います。[わーい(嬉しい顔)]

ということで、就農初年度はパワーをかけずに徐々に開墾していきたいと思います。

春休み最終日

春休み最終日

野暮用春休み8日目

いよいよ、最終日になりました。

午前中は用事があったため午後から作業です。orz

まずはトンボを使用して先日行った畝の補正を行いました。

畝立て器で畝を作ったところどうしても畝の端が高くなってしまうため、それをトンボで真中に集めてかまぼこ型に修正しました!!(このままでも良いのですが、やはり畝らしく修正です。)

畝治し

トラクターのロータリーの都合上、溝の長さが中途半端になってしまうため、続きをスコップで補正!!

1時間後完成

畝

予定通りの畝に仕上がりました!!(畝高 20~15cm ぐらい)

まあ、片培土器があれば圃場の周りに溝を掘ることができて、水はけは完璧になるけどな~(どうしよう)

さあ、これで後は播種するだけです。

一応ここは将来的ににんじん専門の圃場にする予定ですが、まずはこの圃場の実力を確認する上でもいろいろな野菜を植えてみたいと思います。

いや~楽しみ!!(ちなみに、いままで無肥料です。しかし土は本当にふかふか)[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

この後は、熊坂の圃場で水田予定地の草刈りです。

一応全面除草を目指していますが、一日一時間ぐらいが限界なので後1週間ぐらいはかかるかな~orz

ということで、8日間ぶっ通しで働きましたが、いろいろ勉強できて充実した春休みでした。[わーい(嬉しい顔)]

明日からも夕方は農作業はする予定です!!

晴れ男

晴れ男

野暮用春休み7日目[晴れ][晴れ]

今日も快晴です。

春休み前の天気予報では休みの半分以上が雨でorzでしたが、どころがどっこい、春休みのうち雨の日はわずか1日、やはりこれが晴れ男の実力なのでしょう!!

午前中

自然農

自然農のために作った畝の整備

溝切りで掘り上げた土をかまぼこ型になるように破砕しましたが、ものすごく硬くて苦戦です!!orz

ここの圃場の土は腐敗成分が多いためか雨上がり後わずか2日ぐらいでカチカチになってしまいました。(ミミズやモグラだらけです)

これは、本格的にトウモロコシや麦で土を改良しないとだめかな~と思いました。orz(苦労して畝立てしたのに)

無理やり野菜を育てるには野菜を植えて大豆(窒素供給)を近くに播種する自然栽培を組み合わせるしかなさそうです。(不耕機自然栽培)

ちなみに、野菜が苗の時期はそんなに窒素は必要ありませんので、苗がやや大きくなった段階で大豆を播種します。(仙豆みたいやな~)

まあ、何とかなるように藁を混ぜながら土を破砕していますが、とにかく硬いです。

(こんなに晴れが続くのなら無理して自然農の畝作らなきゃ良かった。天気予報のばかやろ~)

午後

畝立て

昨日に引き続き畝立て器の調整と練習を行ってから実際に畝立てをやってみました。

まだ、トラクター初心者なので操作に慣れていないこともありますが、この畝立て器だと圃場を有効利用することは難しそうです。

結構な面積を無駄にしています。(小型の管理機のほうが畝はたくさん作れます)

それと低い畝を作るのが無理なのでいずれは管理機が必要でしょう!!

まあ、でもそこまで投資するのもまだ早いのでこの畝で何種類かの種を播いてみたいと思います。

左の圃場の半分はにんじんを撒きたいと思います。(但し、雨前)

それにしてもトラクターは早い(せっかく購入したので自然農はやめときゃよかった!!orz)

畝立て器

畝立て器

野暮用春休み6日目

早いものであっという間に6日経ちました。

今日は自然農法プロジェクトのため午前中は熊坂にいましたが、先週までの雨続きでなかなか圃場は乾いてはくれません。

大家さんともお話ししましたが、この時期にこんなに雨が降ることは今まで未経験とのことでした。

とりあえず今週は晴れ続きに予報が変わりましたので、圃場は確実に乾くとのお話しでしたのでちょくちょく畝面の雑草を刈っていこうと思います。

畝が乾けばトラクターを入れることができるとのお話しでしたが、ここは時間がある限り不耕起を目指したいと思います。

以後の作業は、4月末までに畝の雑草を刈って畝を水平にして、空気を土中に入れるためスコップなどでぶすぶすさしていこうと思います。[わーい(嬉しい顔)]

(なおどうしても時間がない場合は、トラクターで鋤きます。)

侍

ということで、熊坂を午前中で引き上げて最近家の近くに発見した侍ラーメンで昼食、ここは無化調ラーメン(食べた感じたぶん)で異常にあっさりしたラーメンです。(魚介スープ味が絶品)[わーい(嬉しい顔)]

男のこってりラーメン三久ラーメンも良いのです。

三久ラーメン

とりあえず侍になりましたので、午後からは、覚えたてのトラクターで昨日のとなりの圃場を荒起こししました。

荒起こし

もうずいぶん慣れてきました。

ここは、昨日と違ってまだ草が青いうちに鋤き込んでみました。

理由は、雑草を刈っていた際に圃場表面に大量の菌糸が枯れ草にこびりついていたため、このままでも十分炭素循環農法が行えると判断したためです。

大量の菌糸が鋤き込んだ大量の草を餌として長期間にわたって分解していくので、その間大量の窒素を供給してくれるはずです。(つまり無肥料でも十分に育つ)

転換初期は葉物が良く育つそうです。(キャベツ、レタス、小松菜、春菊、ホウレンソウ)

荒起こし後、畝立てを行う予定でしたが、畝立て器のつけ方が良くわからなかったので、約一時間ぐらい悪戦苦闘しました。

畝立て器

この畝立て器はオークションで購入(4.4千円)しましたが、ぶちでかいです。(重さ25kg)

畝立てには小型の管理器も考えていますが、とりあえずこれで行けそうなので我慢したいと思います。(でもな~、細かい畝を作るのは絶対管理機のほうが便利だしな~)

この畝立て器で試しぼりしてみましたが、結構きれいに仕上がることが確認できました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ちなみに、ここの圃場は荒起こしを一回しかしていませんが、高さ30cmぐらいのの畝が容易にできます。(土は中までふかふか)[わーい(嬉しい顔)]

明日は、ニンジンの種まきをする予定でしたが、天気予報が急に変わりしばらく晴れの予報に変わったため、キャンセルです。(雨前に播きます)orz

ということで、隣の田んぼのおじさんは何回も鋤いて土中を細かくするんだよと言っていましたが、ここの圃場は土中まですでにふかふかなので荒起こし1回でOK(何回も鋤くと燃料代がいっぱい必要になります。)

最近在庫がたくさんあるにもかかわらず原油の高騰が始まっていますので、今後燃料代を抑えるためにも上記のような技術はぜひ知っておかなければなりません。

桜も満開いよいよトラクターデビュー

桜も満開いよいよトラクターデビュー

野暮用春休み5日目[晴れ][晴れ](桜満開)

桜

ついにこの瞬間がやってきました。

就農開始してから約2か月、トラクターデビューです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

機種はトラクター界のフェラーリB52です。(15馬力と非力です。フェラーリではなくジャッドエンジンか!!)

フェラーリ

目指す圃場は昨日まで何回も草刈りを行い、徹底的に草を切り刻んで枯らせた場所です。

荒おこし前

ちなみに、イネ科の雑草(よくわからん)を完全に刈っていなかったため、すぐに再生してしまいました。orz(ところどころにある薄い緑の部分)

約一時間悪戦苦闘の末、無事に荒おこし完了

荒おこし

いや~最初は要領が全くわかりませんでしたが、徐々に慣れてきました。[わーい(嬉しい顔)]

コースどりをしくっじたみたいでちょと時間がかかりました。面積は4アールぐらいです。

まあ、初めてなんでこんなもんで良いでしょう!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

後は、浅く鋤き込んだこの状態で畝立てをすればOK(炭素循環農法の場合)

※できれば明日畝立てしてすぐににんじんを播種したいです。(明後日の予報は雨です。)

ここの圃場は他(今自然農の畝立てをやっている場所)と比べて異常に土がふかふかで、掘り返すと去年刈ったイネ科の枯れた雑草に菌糸がいっぱい付いている状態なので、きっとこのやり方で良いのだと思います。さらにここと同じような隣の圃場も今日草刈りを済ませましたので明日荒起こししようと思います。

草刈り

※こちらはまだ草が青いままなのですが炭素循環農法の場合はマメ科以外は鋤き込んでもOKです。(一応トラクターに播きつかないように切り刻みました。)

ここも菌糸がいっぱいで、草の量が下の圃場より多いことから、炭素量は下より豊富ということになります。

ちなみにここは何を植えるか検討中

いや~農業は面白いですね!!

あと、今日午前中に自然農の畝立てを行いましたが、晴れて圃場がカッチカチだったため、溝掘り作業が思いのほか難航しましたので、一畝作ってやめました。

残り2畝です。(現在7畝)

春休み4日目

春休み4日目

野暮用春休み4日目

今日は良く晴れました。[晴れ][晴れ]

先日までの天気予報では雨でしたが、さすがは晴れ男、ものすごく良い天気でまさに農作業日和でした。(天気予報は全く当てになりません)

ということで、今日も昨日に引き続き圃場で自然農用の畝立てです。

自然農

ここの圃場は、残り3畝で完成です。[わーい(嬉しい顔)](現在6本)

溝を掘るのにだいたい1本当たり1.5時間(20m)かかっています。

これでも結構慣れてきましたので徐々に早くなってきてはいますが、連日の重労働による疲労蓄積のためこれ以上は作業を早くすることはできません。(農作業はゆっくり行うと疲れていても持続できます)

掘っていて気になる点は、ミミズの多さとモグラの穴が多くてそこにたまった水が多いことです!!

上記より、圃場の土壌内部は水分がとても多くて腐敗した有機物が多い環境なのだとわかります。

水路が真横に流れていて、その水面が圃場の底ぐらいの高さまであるのも水はけの悪い原因のようです。

肝心の溝の効果ですが、排水性能は良いようで、昨日の夜はものすごい大雨でしたが、朝の段階では畝間に水が少し残っていた程度で大部分の雨水は流れたようです。[わーい(嬉しい顔)]

今日は、夕方に草刈りも行いました。

菌糸

ここは、にんじん予定地の上の圃場ですがここも結構菌糸が張っています。

理由は、イネ科の草がとても多くて大家さんが草を刈ってそのまま敷くことを何年も繰り返していたため、圃場全体の枯れ草に菌が繁殖しているような状態なのだと思います。[わーい(嬉しい顔)]

これはまさに、自然農法で言うところの森の木の根元の環境になっているので、このままトラクターで鋤いてしまえばおそらく何でも良く育つことでしょう!!(ただ残念ですが僕のトラクターは馬力がないので草を切り刻まないと鋤けません。orz)早く鋤きたい

この圃場では炭素循環農法(青草ごと鋤き込む)を確認するため、草を全部刈り取った後、すぐに草が青いうちにトラクターで鋤いてみたいと思います。(早くしないと菌糸が死んでしまいます。)

あとは、にんじん予定地の圃場の草がかなり枯れて飴色になっているので、ここも明日鋤いてみたいと思います。

なんかここは草が溶け始めた感じがしましたので、おそらく微生物による分解が活発になっていることでしょう!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ということで、完全に枯らしてから鋤き込んだ圃場と青いままの雑草を鋤き込んだ圃場との対比をしてみたいと思います。

雨の中の作業は勉強になる

雨の中の作業は勉強になる

野暮用春休み3日目

今日は朝からものすごい雨です。

さすがに作業はできないなーと思いつつ圃場を確認したところ、なんと掘った溝に水があふれるぐらい溜まっていました。

植えたばかりのジャガイモが水につかった状態になったため、急きょ畦を切って水を水路へ排水して事なきを得ました。(圃場からの排水工事はやっていませんでしたorz)

なお、午後から雨が小康状態になったため、雨がやんだタイミングをみて溝切り作業を行い、本日は畝を2本作成しました。(結局今日も作業しました)

畝

※自然農ではこのように畝を立てて溝をきっちり掘って確実な排水を行います。水はけが悪いと病気の原因になってきます。

圃場はたっぷりと水を含んでいて土が非常に柔らかかったため、かなり作業は楽でした。(昨日はかっちかちで掘りづらかったです)

実はこのような作業は雨の日がやりやすいようで、さらに水が溝に溜まって水平がわかるので深さもわかりやすくきれいに掘れます。

それにしてもここは水持ちが良すぎて、溝を掘ろうとスコップを圃場に突き刺したとたんに水がわき出てきましたので、野菜向きではない圃場かもしれません!!

ただし、写真のようにきっちりと溝を掘ることで水は確実に排水できますので、きっと今後は野菜向きの良い圃場に代わっていくことでしょう!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

現在、掘った土を畝中央に置いていますが、これはしばらく天日および空気に当てて腐敗している成分を分解させようと思っています。

分解が完了後は、畝表面がかまぼこ型になるように崩す予定です。

まあ、乾燥してしまえば簡単に崩れますので(現在は植物の根が張っているため非常に硬い)しばらく置いて徐々につるはしで砕いて形を整えて行こうかと思います。

さらに、この土は長期間圃場の表面下にあったため、雑草の種はほとんど含まれていないことから雑草はしばらく生えてこないはずなので、きっと今年は除草いらずで管理しやすいのではないかと思います。!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

明日は晴れの予報にかわりましたので、土が湿っているうちに畝(あと4本)をできるだけ多く作りたいと思います。

それ+草刈りとまた一日中作業かなorz