勝負は除草

勝負は除草

雑草の処理について、自然農法の神様である福岡正信さんは、生え出した瞬間もしくはあるタイミングで水を当てて除草もしくは草の勢いを止めるとのことを言われていました。

もし、その適正期を逃すと雑草は駆逐できないとのことで、きょう熊坂の稲を作る圃場の草を刈っていてつくづく思いました。

二週間前の圃場の状態はまだ草に勢いはなくそんなに大きくはありませんでした。この時に刈った草は今もそんなに生えておらず、うまく除草できているようですが、最近になって大きくなった雑草を刈ったところは4,5日ぐらいで残ったごくわずかな部分から徐々に再生してきています。

これがタイミングだということなのでしょうか?(二週間前に刈り取るのが正解だったのか!!でも、全部一気に刈るのはむりだぜ)

まあ、せっかくトラクターがあるので、草を刈った圃場は乾いてきていますので、順次入れていきたいと思います。(鋤き込んで細土して雑草の種を下へ落とします)

草と一緒に鋤き込めとおっしゃる方もいらっしゃいますが、自然栽培の考え方ですと、完全に雑草を枯らせてから鋤き込ませたほうが圃場ないで腐敗しないため、成績は良くなるとのことです。

最初は不耕起で行う予定でしたが、トラクターを入れなければきっとこの状況下では籾が発芽する前に雑草だらけになってしまうことでしょう!!

播種直前には気温も上がり圃場も今以上に乾いてくると思うので、除草した雑草を枯らして鋤いていきたいと思います。

まあ、昨日も書きましたが自然栽培+乾田直播栽培

稲の生長速度と雑草の生長速度はそんなに違わないと思いますので、将来的に除草はたいへんな感じがしますが、水を張ればある程度は雑草の勢いは弱まるとのことなので(水性植物は別)そのタイミングも重要になってきます。

それにしても、雑草の生える速度は早いですね!!

でも、無肥料で籾を播けば稲も雑草のように生えてきますので、最終的に雑草に勝つように稲に手を貸していけばよいわけですから、勝負は除草ということになってきます。

これは、木村先生のやり方ですが、麦踏のように稲も踏んだ方が良く育つらしいので、雑草の芽を稲と一緒に車のチェーンで2,3日おきに圃場を稲毎引っ掻くとのことです。

ちょっと勇気がいりますが、これは試してみたいです。

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