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Category: 実験

実験11

実験11

今日は春とは思えない寒さで朝雪が舞っていました。

ということは明日の朝なんかは霜が降りるような気温になりそうなのですが、今のところまだ何も植えていないため、何の心配もありません!!

ということで、昨年秋から実験を続けていましたが、大ちゃんが立派に花を咲かせております。

大ちゃん

種を播いたときはものすごく小さかったのですがまさかこんなに立派になるとは!!(T_T)

一応自家採取を目指していましたが、うっかりペアとなる大根を残すのを忘れてしまい、急きょ抜いた大根を3日たってから戻しましたが、そいつは花を咲かすことができずについに力尽きてしまいました。

なので、自家採取はほぼ不可能な状態になってしまい、食べておきゃよかったと思いました。orz

そんなわけで、自宅の採石場から取ってきたような庭の土でも、10月初めに種を播いて冬の間ビニールをかぶせておけば、何とか無肥料でも大根は育つことが確認できました。

自宅の非常に痩せた土で立派に育つわけなので、この種(和歌山大根)は粟屋農場の圃場でもおそらく、今年の秋に無肥料で植えても立派に育つことでしょう!!(今から非常に楽しみです♪)

ソラマメ

ソラマメ

こちらは昨年秋に参加した福岡自然農学習会で自然農を実践されている方からいただいた、自然農産のソラマメの種を植えています。

当然、無肥料栽培です。しかも、立派に育ち花を咲かせています。

ソラマメは自家受粉するため、大根とはちがってほっておいても豆ができてきます。

なので、後はソラマメになるのを待つだけです。(良い感じで育っています。)

もちろんここから自家採取も行って来年は粟屋農場に播種して来年の主力商品にしたいと思います。(来年まで待ってね!!)

硝酸態窒素濃度0のすごさ

硝酸態窒素濃度0のすごさ

今日も天気が悪く自然農法プロジェクトの活動を行う予定でしたが、軽く打ち合わせして終わりました。(残念orz)

ということで、実験中のほとんどの野菜がとう立しましたので、収穫してみました。[わーい(嬉しい顔)]

だいおん

これは、大ちゃんの次に立派に育った大根です。

だいこん

こんな感じでした!!

スーパーカブはどうかな?

スーパーカブ

ピン球のちょっと小さいぐらいに生長していました。

こまつ

小松菜ですがこれも生長途中でとう立ちしてしまい収穫しました。

小松菜はとう立ちしなければかなり大きくなることができたと思います。(おしい!!)

大根群

大根をいっぱい播いた大根群です。冬の寒い時期までに十分に大きくなることができませんでした。最近暖かくなってからは生長していましたが、とうとうとう立ちしてしまいました。

大ちゃん

花が咲いた大ちゃん[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

このまま自家採取するために収穫はしませんでした。

ところで、大根は自家受粉ではなく他家受粉だそうで、大ちゃんの他に大根の花が必要になってきます。最低2つの大根間で昆虫を媒介として受粉が必要になるため、大ちゃんだけではだめだということがわかりました。(かなり失敗)

なので急きょ収穫した大ちゃんの次に大きくなった大根を大ちゃんの真横に移植しましたが、さすがに今日はかなりしおれていました。orz

まあ、この大根にもすでに花が咲いていたので、何とか昆虫に媒介してもらいたいところです。(そうしないと種はできそうにありません!!)

ということで、大根や蕪については播種する時期を9月終り~10月初めぐらいにしないと十分に大きくならないうちに寒い季節となってしまいます。

今回は、11月に播種しましたので、越冬はしましたが生長できずにとう立ち終了となりました。orz

大ちゃんだけはビニールをかぶせて抵抗しましたがあともうちょっとのところで間に合いませんでした。orz

ただし、今日収穫した大根の葉っぱをすべて炒めて食しましたが、苦味が全くなくて甘みがありたいへんおいしかったです。ご飯と最高にマッチングしていました。

上記については、自然農法の葉っぱに含まれる硝酸態窒素濃度がほぼ0なので、苦味も0で植物の糖分を味わうことが可能だからでしょう!!

自然農法の野菜がおいしい理由は硝酸態窒素濃度がほぼ0だからなのです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

実験10

実験10

3/1 粟屋農場 自然栽培研究課 実験部の報告です。[わーい(嬉しい顔)]
2月の後半はあまり雨が降らず暖かい日が多かったです。

粟屋農場実験報告

  1. 大根の大ちゃんです。・・・・・・・11/4播種 生後117日 品種:和歌山大根(固定種) 無肥料無農薬栽培 条件:2月中旬まで保温のためビニール2枚 + 苗ドーム
    大ちゃん
    順調にとう立ちしています。もうすぐ白いきれいな花が咲くことでしょう!!
    自家採取しますがアブラナ科は非常に交雑しやすいため、気をつけたいと思います。
    ちなみに周りは住宅地になっていますので、大丈夫なようです!![わーい(嬉しい顔)]
  2. かぶ・・・・・・・11/4、11/10播種  生後 117日 68日 品種:みやま小かぶ(固定種) 無肥料無農薬栽培
    スーパーカブ
    かわいらしいかぶができました。
    しかし、とう立ちが始まりましたので残念ながらここで終了です。
    ちなみに、アブラナ科なので交雑を避けるために近日中にいただくつもりです。(ありがとう!!)
  3. ホウレンソウ・・・・・・・11/4播種 生後117日 品種:あかねホウレンソウ(固定種) 無肥料無農薬栽培
    ホーソウ
    ビニールと苗ドームをやめてから生長がと止まった感じがします。
    なので、ビニールハウスなら簡単に育ちそうです。
  4. キャベツ・・・・・・・11/4播種 生後117日 品種:中生成功甘藍(固定種) 無肥料無農薬栽培
    キャベツ
    順調に成長しています。[わーい(嬉しい顔)]
    無肥料ですが何とか結球してほしいです。
  5. 小松菜・・・・・・・11/4播種 生後117日
    小松菜
    米ぬかをぱらりと播いてみました。ちょっとは効果があったみたいです。
    米ぬかは肥料のように思われますが、微生物の餌ですので違います。
  6. ソラマメ・・・・・・ 10/22播種 生後130日 品種:不明(固定種) 無肥料無農薬栽培
    ソラマメ
    暖かくなってきて側枝が出始めました。
    多い場合は切り落とします。

考察

2月後半から暖かくなってきましたので、どの作物も急に生長が始まったようです。

しかし、種まきが遅かったために、生長半ばでとう立ちが始まってしまいました。orz

大根については、ビニール2重にかぶせて苗ドームをかぶせていた大ちゃん以外は小さいままです。
大根群

なので、冬の間はビニールをかぶせて温度を上げない限り、この庭の土ではほとんど育たないことがわかりました。

大ちゃんについてはあと一カ月早く播けば立派に生長していたものと推察されます。(おしかった!!)

ということで、この庭については10月初旬に大根を播種してビニールをかぶせれば、無肥料無農薬でも立派な大根が育つのかなぁ?(来年もやってみます)

これから気温も上がって日照時間も長くなりますので、各作物がどのような姿に変化していくのか非常に楽しみです!!

実験9

実験9

2/14 前回から約一ヶ月間、圃場整備で時間が全くなかったため報告できませんでしたが粟屋農場 自然栽培研究課 実験部の報告です。[わーい(嬉しい顔)]

粟屋農場実験報告

  1. 大根の大ちゃんです。・・・・・・・11/4播種 生後102日 品種:和歌山大根(固定種) 無肥料無農薬栽培 条件:保温のためビニール2枚
    大ちゃん

    いやーどんどん大根らしくなってきました。
    このまま大きく育ってほしいところですが、まことに残念なことにここ最近ものすごく暖かい日が続いたためか生育半ばでとう立ちを始めてしまいました。orz
    まあひょっとすると狭いビニールで育てていたので、生長中の葉っぱが行き場を失い、大ちゃんがこれ以上大きくなれないことを悟ったため、子孫を残すプログラムが働いたことも考えられます。
    ちょっと失敗しましたが貴重なデータを残してくれました。
    きっとここから美しい菜の花を咲かせることでしょう!!
    せっかくなので自家採取します。
    ありがとう大ちゃん[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

  2. キャベツ・・・・・・・11/4播種 生後102日 品種:中生成功甘藍(固定種) 無肥料無農薬栽培
    キャベツ
    これもここにきて急激に生長を始めました。
    20cmは超えていますので順調に生長中です。
    春にはおいしいキャベツになってくれそうです。
    それにしても無肥料で硬い採石場みたいな土なのに良く生長してくれています。(3個植えましたがこれだけ勢いよく育っています。)
    運よくこの種は不毛の大地でも育っていけるだけの遺伝子を兼ね備えていたということでしょう!!
    もちろん自家採取しますので、頑張って結球してください!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]
  3. 小松菜・・・・・・・11/4播種 生後102日
    小松菜
    小松菜に関しては暖かくなってから急激に大きくなってきた印象があります。
    ここまでくれば、ビニールは必要ないと思いますのではがしました。
    見た目は自然農法特有の淡い緑色をしています。(だって自然農法だもん)

考察

目立って大きくなってきた3種を報告しました。
見た目はどれも淡い緑色をしていて、とてもスーパーで売っているような暗い緑色はしていません。この違いは何かというと、葉が蓄えている硝酸態窒素濃度が濃いか無いかの違いです。

スーパーで売っている化学肥料や有機肥料で育った野菜にはよく硝酸態窒素が大量に存在しているものがあります。見た目がものすごく深い緑のやつです。食べるとかなりの苦味があります。それが硝酸態窒素です。はっきり言いますが硝酸態窒素は大量に摂取すると中毒死します。(小さい子供はとくに要注意)外国では硝酸態窒素濃度については厳しい規制がありますがなぜか日本にはありません。

まあ、規制があると農家は肥料を使用しなくなりますので結果的に、自然農法を行うようになるため虫がつかなくなり、農薬も使用する必要がなくて、肥料農薬で儲けてきた農協はお手上げ状態になってしまうことから、いままで自民党と農協がべったりの時代は全く規制することはありませんでした。

なので自民党から民主党に政権が交代しましたので、ぜひ健康のために規制をかけてほしいものです。

実験8

実験8

1/17 新年2発目の粟屋農場 自然栽培研究課 実験部の報告です。[わーい(嬉しい顔)]
先週はずっと雪が降って相当冷え込みました。[雪]

ミヤノ
そんな寒い中、実験栽培中の野菜はどうだったんでしょうか?

粟屋農場実験報告

  1. 大根の大ちゃんです。・・・・・・・11/4播種 生後74日 品種:和歌山大根(固定種) 無肥料無農薬栽培 条件:保温のためビニール2枚 + 苗ドーム
    大ちゃん

    大ちゃん2

    おいしそうにな大根への階段を上っているようです。
    前回よりも一回り大きくなっていますね。順調です。[わーい(嬉しい顔)]

  2. かぶ・・・・・・・11/4、11/10播種  生後 74日 68日 品種:みやま小かぶ(固定種) 無肥料無農薬栽培
    カブ

    右がスーパーカブ、左はソラマメ。
    スーパーカブは生長が止まった感じがしますが、根元ではかぶが太り始めました。
    カブはこの環境下ではあまり生長してくれないようです。

  3. ホウレンソウ・・・・・・・11/4播種 生後74日 品種:あかねホウレンソウ(固定種) 無肥料無農薬栽培
    ホウレンソウ
    だんだん生長し始めました。[わーい(嬉しい顔)]
    ビニール2枚と苗ドームがきき始めたようです。
  4. キャベツ・・・・・・・11/4播種 生後74日 品種:中生成功甘藍(固定種) 無肥料無農薬栽培
    キャベツ
    ついに生長が始まったようです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]
    前回よりも明らかに大きくなり始めました。
    キャベツは肥えた土地でないと育たないということですが、でもそんなの関係ねー
  5. 小松菜・・・・・・・11/4播種 生後74日
    こまつ
    ここんところ急に生長が始まりました。
    小松菜は寒さに強いようですが、植えた場所が日陰なためなかなか生長してくれません。
  6. ソラマメ・・・・・・ 10/22播種 生後88日 品種:不明(固定種) 無肥料無農薬栽培
    ソラマメ
    雪や強烈な霜にも順調に耐えてくれています。
    この過酷な環境を乗り越える力こそが、虫にも強く、あまくておいしいソラマメへと生長するのでしょう!!
    ちなみにこの種は自然農で育ってきた種です。

考察
寒い時期でも苗ドームをかぶせている大根は徐々に生長しています。
かぶについては時期がずれるとだめなようです。
キャベツ、ホウレンソウ、小松菜についてはビニール2枚と苗ドームをかぶせたところ生長が始まったようです。
幼少期、大根以外は温度がある程度必要なんでしょう。

実験7

実験7

1/4 新年一発目の粟屋農場 自然栽培研究課 実験部の報告です。[わーい(嬉しい顔)]
完全に冬真っ只中です。
今朝もかなり冷え込み霜が降りていました。
明日からまたしばらく雪の予報です。[雪]

粟屋農場実験報告

  1. 大根の大ちゃんです。・・・・・・・11/4播種 生後61日 品種:和歌山大根(固定種) 無肥料無農薬栽培 条件:保温のためビニール2枚 + 苗ドーム大ちゃん
    さすが粟屋農場のエースです。[わーい(嬉しい顔)]
    本葉が全部で7枚、2週間前より3枚増えました。それにしても無肥料なのにすごいですね!!
    土をよく見てみると穴が開いた所にクモの巣のような糸がいたるところにあります。
    ひょっとしてこれが炭素循環農法でおなじみ善玉菌による糸状菌なのでしょうか?
    ここの土は無肥料なので窒素成分が極端に少なく、代わりに炭素比の高い藁や枯れ葉が転がっている状況なので、空気中の善玉菌がこれらの炭素資材に繁殖した結果、土が発酵して糸状菌が確認できたということなのでしょうか!!
    よって、この菌が炭素を分解する過程で放出する窒素を大ちゃんが吸収して育っているということが考えられます。
    善玉菌だらけなのでまず病気が発生することはありません!!よって美しくておいしく生長することができます。
    炭素循環農法を知っていれば理論的に説明できますね。[わーい(嬉しい顔)]
  2. その他の大根 播種11/10 生後 55日  条件:保温のため 苗ドーム
    ダイコン
    これも結構立派になってきました。
    しかし大ちゃんとは違いビニールをかぶせていないため生長は遅いです。
  3. EM菌実験場 1/2から開始
    炭素循環農法を試してみたいのでサイオンEM1を購入しました。炭素資材(枯れ葉)を土におおざっぱに鋤き込んでそこに降りかけてみました。
    EM菌

    手前が大根で奥がカブです。いずれも2カ月たっても小さいままです。
    この状態で実験スタート
    現在は保温のため苗ドームを2枚かぶせています。
    予想では、徐々に菌が繁殖して土がふかふかに団粒化し、微生物によって窒素供給されるようになるため作物が勢いよく生長を始めるものと思われます。
    どうなっていくんでしょうか?

  4. かぶ・・・・・・・11/4、11/10播種  生後 61日 55日 品種:みやま小かぶ(固定種) 無肥料無農薬栽培
    カブ
    スーパーカブです。下は2週間前です。
    スーパーカブ
    ちょっとは大きくなっていますがそれほど生長したようには見えません。
    気温が低いことと微生物が居ないからなのでしょう!!
    ちなみに芽が出て最初に生えてくる双葉が黄色くなって枯れ始めました。極端な窒素不足のためです。
    何とか微生物が繁殖してくれることを祈ります。
    ということで、かぶの周りに穴をあけて藁を差してみました。これは穴の中で微生物が増えて、かぶに窒素が供給されるようにするためです。
    これでうまくいくのでしょうかね?
    下記は空撮です。
    上空
    ソラマメが芽を出し始めました。
    マメ科は根に根粒菌によって窒素をためますのでこいつでカブに窒素を供給しようと思います。
  5. ホウレンソウ・・・・・・・11/4播種 生後61日 品種:あかねホウレンソウ(固定種) 無肥料無農薬栽培
    ホウレンソウ
    本葉は増えましたがあまり生長していません。orz
    完全無肥料、無窒素の状況だと生長はとても遅いようです。
    やはり窒素がないことが原因です。
    本来は2カ月ぐらいでホウレンソウは出荷可能な大きさになるそうです。
    対策として周りに穴をあけて藁お突っ込んでおきました。
  6. キャベツ・・・・・・・11/4播種 生後61日 品種:中生成功甘藍(固定種) 無肥料無農薬栽培
    キャベツ
    前回よりさらに大きくなりました。
    しかし、ヨトウ虫の仕業でしょうか、双葉1枚が切り落とされてしまいました。orz
    こちらも、微生物繁殖対策を行いました。
    生長速度が早くなってくれればと思います。
  7. ソラマメ・・・・・・ 10/22播種 生後75日 品種:不明(固定種) 無肥料無農薬栽培
    ソラマメ
    順調に越冬中です。
    ちょっとでかいかなと思いましたが、問題ないようです。
    それにしてもきれいな色ですね!!
    炭素循環農法で勉強しましたが、マメ科は無肥料でかなり痩せた土地でないときれいに育たないようです。
    なので、粟屋農場のソラマメはばっちりです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

    アブラムシ
    それにしてもしつこいですねアブラムシがまだいます。
    ただし、ソラマメに実害が全くありませんので、害虫とは言えません。
    一か月以上居ますが全くソラマメには害はありません。
    さすがは自然農法です。(種植えてからはなにもしてません)

考察
寒い時期は、作物の生長は極端に遅いです。
ビニール2枚+苗ドームの大ちゃんは順調に生長しています。

そして今回から微生物が土壌に入りやすくなるように作物の周りに針金で穴をあけて炭素資材(藁)を突っ込んでみました。
ここから微生物が土中に入り込んで藁を分解、窒素を放出して作物の生長が早くなるこを期待します。
実験6

実験6

12/16 二週間ぶりの粟屋農場 自然栽培研究課 実験部の報告です。[わーい(嬉しい顔)]
先週から曇りの日が多くてやや寒い日が続いています。
明日からは山口地方も本格的な雪の予想が出ていますので、いよいよ冬本番に突入です。

粟屋農場実験報告

  1. 大根の大ちゃんです。・・・・・・・11/4播種 生後43日 品種:和歌山大根(固定種) 無肥料無農薬栽培
    大ちゃん
    いやーずいぶん立派になってきました。[わーい(嬉しい顔)]
    本葉が全部で4枚。
    それにしてもきれいですね。
    来月ぐらいから根が太りだし、きっとおいしく生長することでしょう!!
    しかし残念ながらこの種は自家採取予定ですので食べることはありません。 orz
  2. その他の大根 播種11/10 生後 35日
    ダイコン
    前回の大ちゃんぐらいの大きさになったものが何個かあります。
    ただ残念なことにヨトウ虫の被害が発生しました。

    ヨトウ虫
    最初に出る双葉のうち一つが切られて食われています。
    よく見ると手前に残骸があります。
    こいつを食べたヨトウ虫は被害があった朝に土をほじくり見つけ出し駆除しました。
    しかしこれ以外にも何個かこのヨトウ虫に食われています。orz
    ヨトウ虫一匹でも苗が小さいうちは結構被害は出てしまいます。
    本来はこの時期はヨトウ虫がいないはずなのですが、どうやら進化している気がします。

  3. かぶ・・・・・・・11/4、11/10播種  品種:みやま小かぶ(固定種) 無肥料無農薬栽培
    スーパーカブ
    前回同様、走り始めたカブの生長の勢いはすさまじくずいぶん大きくなってきました。[わーい(嬉しい顔)]

    カブ2
    ひとつだけ飛びぬけています。
    これは、日当たりが良いことが一番の原因でしょう!!
    大根とは違いひとつだけなので、もしかしたら突然変異かもしれません。
    スーパーカブと命名しましょう!![わーい(嬉しい顔)]

  4. ホウレンソウ・・・・・・・11/4播種 生後41日 品種:あかねホウレンソウ(固定種) 無肥料無農薬栽培
    ホウレンソウ2
    こちらはあまり生長していません。orz
    完全無肥料、無窒素の状況だと生長はとても遅いようです。
    ホウレンソウはこの環境下では難しいのでしょう。
    しかし本葉がだんだん大きくなり始めましたので、
    ここからの生長は大ちゃん同様に早くなることを期待します。
    植物の葉っぱはだいたい2乗のペースで大きくなっているように見えます。
  5. キャベツ・・・・・・・11/4播種 生後41日 品種:中生成功甘藍(固定種) 無肥料無農薬栽培
    キャベツ
    こちらも徐々に生長のペースが速くなってきました。
    キャベツはたくさんの肥料を必要としますが、完全無肥料無窒素の環境でも育つようです。
    期待大です。
  6. ソラマメ・・・・・・ 10/22播種 生後55日 品種:不明(固定種) 無肥料無農薬栽培
    ソラマメ
    この時期にしてはちょっと大きくなりすぎましたね!!
    越冬できるか心配です。
    あす以降の雪が心配になってきました。
    ソラマメ2
    依然としてアブラムシはいます。
    黒い点々がそうです。
    まあソラマメ自体は全く健康なので、今のところアブラムシは害虫ではないようです。
    きっと何かの拍子にソラマメが弱ると食われてしまい結果的に害虫ということになるのでしょう!!

考察
大根はどの種も大ちゃん同様の生長を行うようです。
今のところ全く無肥料でも順調に健康に育つことがわかりました。
生長速度もけっこう早いです。

かぶについては、日当たりの悪いところに植えた種の生長は遅くなるようです。
本来の播種時期から約2カ月遅いことで気温が低すぎるのも原因と言えるのでしょう。
なのでスーパーカブの頑張りはすごくて、きっと寒くてやせた土地でもよく育つ遺伝子を持っている可能性が高いことから、絶対に自家採取したいところです。

ホウレンソウはどれも似たような感じの生長速度です。

キャベツはこんなもんでしょうか?
なんせ播種から収穫まで半年はかかるとのことです。

実験は不耕機で行っていますが、最近読んだ木村先生の本のように、荒く耕機した土壌でも実験してみたくなりました。
寒いですがビニール内でまた何か播種してみようと思います。

実験5

実験5

12/01 ここ最近は日差しも多くなっています。

今日も元気に三久ラーメンを食べて実験報告です。

三久ラーメン

やはりこの男らしい味とにおいがたまりませんね!!
これは男専用のラーメンです。(勝手に断定)
※ちなみに看板のおやじさんは笑顔ですが僕は30年間で一回しか見たことがありませんので要注意です。

粟屋農場実験報告

  1. 大根の大ちゃんです。・・・・・・・11/4播種 生後27日 品種:和歌山大根(固定種) 無肥料無農薬栽培大ちゃん2本葉が前回よりかなり大きくなってきました。[わーい(嬉しい顔)]
    ついでに本葉がもう一つ出てきましたね。
    ほとんど水をあげていませんが、力強く育っています。
    粟屋農場のエースとして種取りしたいですね。
    そしてこの力強い種を来年播けば、きっと子孫たちも過酷な環境で立派に成長することでしょう!!(自家採取の原理です)
  2. かぶ・・・・・・・11/4、11/10播種  品種:みやま小かぶ(固定種) 無肥料無農薬栽培かぶ
    右側のかぶがすごい勢いで生長を始めました。[わーい(嬉しい顔)]
    ちなみに一番右が約10日前の姿

    かぶ
    他のに比べてあきらかに走り始めています。
    原因は以下のようです。

    1. 他の株に比べて日当たりが良い
    2. 雨が降ると大きいかぶ付近は水没してしまい水はけがかなり悪いです。

    かぶは適度な湿り気、肥沃な土、日当たりのよい場所が良く育つと参考書に書いてありますので他に比べて大きくなったようです。
    ということで、かぶについては毎日灌水したいと思います。(最近あまり雨が降っていません)
    それにしても左のやつもほとんど同じ条件なのになんでだろうか?
    こいつも自家採取しよう!!
    ひょっとしたら突然変異じゃないかな?[わーい(嬉しい顔)]

  3. ホウレンソウ・・・・・・・11/4播種 生後25日 品種:あかねホウレンソウ(固定種) 無肥料無農薬栽培
    ホウレンソウ2

    ついに本葉が出現
    それにしても遅いです。[わーい(嬉しい顔)]
    ちなみにホウレンソウはむずかしいと師匠が言ってました。
    ホウレンソウは適度な湿度を好むようです。
    かぶ同様に乾燥させすぎたのが原因かもしれません。
    こちらも灌水しようと思います。

  4. キャベツ・・・・・・・11/4播種 生後25日 品種:中生成功甘藍(固定種) 無肥料無農薬栽培
    キャベツ2

    こちらもついに本葉が出現
    このキャベツについてはもともと生長が遅いようなので、このぐらいのペースで良いのでしょう!!
    正月までに本葉が5,6枚になればOKというところでしょうか?

  5. ソラマメ・・・・・・ 品種:不明(固定種) 無肥料無農薬栽培
    ソラマメ2

    11月中旬に新たに播いたソラマメが立派になってきました。
    おそらくこのぐらいの大きさがこの時期はちょうど良いのだと思います。
    これから越冬するのに大きすぎても小さすぎても良くはありません。
    ということで、粟屋農場では来年からのソラマメの播種は11月中旬にします。

    ほのぼの農園の松尾さんがおっしゃっていましたが、
    豆は収穫して乾燥させれば保存がきくため、作りすぎても問題がないのだよと。
    ちなみにソラマメであんこができるそうです。
    これを粟屋農場の主力製品にします。[わーい(嬉しい顔)]
    このあんこを大判焼きのおっさんに売りつけることにします!!

考察
かぶ、ホウレンソウ、キャベツは肥沃な土地でないと育たないとなっていますが、
今のところは徐々に育っている感じはします。
これは自然栽培で良く言われる生長するために必要な養分を確保するため、
生長の最初の段階は根を張り巡らせるのであまり生長しないように見える

ではないでしょうか?
突然走り始めたかぶも根が生長に釣り合う大きさになったためだと思います。
それにはきっと水が必要なんでしょうね。
今後の爆発的な生長を期待します。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

実験4

実験4

先週はずっと気温が低く曇りや雨が続いていましたが、実験中の作物たちはどうだったのでしょうか?

  1. 大根の大ちゃんです。[わーい(嬉しい顔)]・・・・・・・11/4播種 生後18日 品種:和歌山大根(固定種) 無肥料無農薬栽培
    結構育ってきました。
    真中から本葉が生えてきましたので順調のようです。

    大根

    他、スジ播きにした大根群です。・・・・・・・・・11/10播種

    大根2
    こちらも大ちゃんに続けと順調に育ってきています。
    ちなみに無肥料です。
    大根は素人でも育つ簡単な野菜とのことです。
    播種した時期が遅かったのが悔やまれます。
    70日で収穫ですが寒いので長引くでしょう!!

  2. ホウレンソウ・・・・・・・11/4播種 生後18日 品種:あかねホウレンソウ(固定種) 無肥料無農薬栽培
    ホウレンソウ

    こちらもだんだん大きくなってきています。
    まだ本葉は出ないようです。
    ちなみにホウレンソウは自然農でも地力がないと育ちにくいとのことです。
    最悪の環境(採石場の土)でもがんばって育ってほしいですね[わーい(嬉しい顔)]
    ちなみに11/10に追加で播種したホウレンソウは気温が低い日が続いているためか発芽していません!!
    15度以下では発芽しないと種袋に書いてありますので、晴天が待ち遠しいところです。

  3. キャベツ・・・・・・・11/4播種 生後18日 品種:中生成功甘藍(固定種) 無肥料無農薬栽培
    キャベツ

    こちらはほとんど変化ありません。
    植えた場所が比較的日陰なのと、気温が低いことが原因でしょうか。
    まあ種袋には秋まきで6月に収穫と書いてあるのでこんなもんでしょうかね。
    まあ必死に根っこを張り巡らせているのでしょう!![わーい(嬉しい顔)]

  4. かぶ・・・・・・・11/4、11/10播種  品種:みやま小かぶ(固定種) 無肥料無農薬栽培
    かぶ

    結構早く発芽したんですが、あまり変化ありません
    気温が低く雨が多いのが原因でしょう。日差しがあまりありません。
    肥沃な大地を好むと本に書いてありますがどうなりますかね?

  5. ソラマメ・・・・・・10/22播種  品種:不明(固定種) 無肥料無農薬栽培
    ソラマメ2

    こちらは順調ですね。
    但しあまり大きくなると越冬できませんので、このぐらいでお願いします。 [わーい(嬉しい顔)]

  6. 昼食 いつもの三久ラーメン(小郡店)
    三久ラーメン

    やはり男らしいとんこつスープと独特の臭いがたまりませんね!!
    通ってしまいそうです。
    山口に来た際には行ってみてください[わーい(嬉しい顔)]

考察

  1. 大根について、
    大根の大ちゃんは色もつやも良く順調に育っています。そして他の大根群も播けばそれなりに一斉に元気に育ちますので無肥料でも期待大です。
  2. ソラマメも行けそうです。
  3. 後は気温が低いせいかあまり大きくはなっていません。
    この辺は苗ドーム+ビニールをかぶせて様子見したいと思います。
    (11月に入って10月の晴天が嘘のように天候が悪い日が続いています。)
実験3

実験3

山口市内は最近雨が多く、けっこう寒くなってきました。
そんな中、自宅庭で無肥料実験中の作物が順調に発芽しております。

  1. ソラマメ・・・・・10/22播種
    ソラマメ
    2つ種を下ろしましたが、一つは発芽してすぐに折れてしまいました。
    しかし、そのあとからまた生え出してきました。
    すごい生命力です。[わーい(嬉しい顔)]
    ちなみに種は下の大きいやつです。
    3
    小さいほうの種は以下の状態です。
    ソラマメ2

    近すぎたためかだんだん離れてきました。
    何もしなくても自然にバランスを取るようです。
    それにしても無肥料で栄養は0、日当たりも悪いのに良く育ちます。
    これが本来の植物の力なのでしょうか!!

  2. 大根・・・・・・・11/4播種
    大大根
    わかりづらいかもしれませんが大きさは3cmぐらいです。
    残念ながら3個まいて一個だけ orz
    原因は超硬い地面に播いた2個は種からちょっと根が出た状態でした。
    きっと、根が硬い地面に刺さろうとすると作用反作用の力で軽い種が浮いてしまうのでしょう!!

    ※気を取り直し11/10に播種した大根が発芽しました。
    10個ぐらい播きました。

    大根

    こちらは一斉に出てきました。
    収穫が楽しみです。

  3. ホウレンソウ ・・・・・・・11/4播種
    ホウレンソウ

    ホウレンソウも順調に播いた数だけ発芽しています。

  4. カブと小松菜・・・・・・・11/4、11/10に播種
    かぶ

    あらたに11/10にカブをたくさん播種しましてそれがいっぱい出てきました。
    カブと小松菜は同じアブラナ科なので生えてきた芽がほとんど同じで見分けがつきません。
    おそらく手前の2つが小松菜のはずです。
    採石場の土みたいな土で無肥料でも結構芽は出ますね。

  5. キャベツ・・・・・・・11/4播種
    キャベツ
    キャベツもアブラナ科なのでカブ、小松菜、大根とそっくりです。
    ここは日当たりが悪いので、何とか頑張ってほしいです。
    このペースだと今年の冬は収穫できそうもないので来年春に収穫といったところでしょうか。

考察

今のところ、無肥料採石場土壌でも播けば何もしなくても順調に芽は出てきます。ものすごく小さい雑草は良く見ると生えてきていますので、それをふまえると何もしなくても植物は育つはずなのです。ただし、播いた時期が遅かったため、ちゃんとしたデータが取れるかどうかは不安なところです。植物本来の力で元気に育つことを祈ります。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

しかし、こんなことならもう1か月前に播けばよかったと後悔しています。 orz