有機JAS認証取得から見えてきたこと

有機JAS認証取得から見えてきたこと

11/30 曇り時々雨 [曇り][雨]   気温19、7度 湿度高

来年から有機JAS認証を取得して、自然栽培と並行して有機栽培できゅうりを大量に作ります。
有機栽培については最近まで誤解(肥料栽培だと思ってた)していましたが、有機JAS認証を作られた方々のお話を聞くとどうやら炭素循環農法とほぼ同じ考え方であることが分かりました。
但し、作物によっては樹生を考えて窒素を利かせたほうが良い場合があるため(その他ミネラルも)その際は米ぬかや油粕を添加(これはMOA自然農法が推奨しています)したほうが良くなる場合があります。(自然栽培は樹生が弱り始めると摘芯等何とかしますが、基本的にはそのまま見捨てていきます。効率がわるいと思いますが適期適地栽培すると良くできます)

決して、鳥糞をそのまま畑に投入して肥料栽培するわけではありません。(←これはたぶん慣行農法と思います。)

慣行の畑を転換する場合に手軽な方法

有機物と微生物を同時に投入するのが有機栽培や自然農法です。
でも、有機物(大量の枯れた雑草や米ぬか)を集めるのが困難な場合は廃菌床を大量にすき込めばOK
廃菌床は有機物と微生物(この場合はきのこ菌)が理想的な割合で含まれてます。

廃菌床投入の目的は慣行農法でいなくなった糸状菌を定着させるのが目的で、投入後はそれを増やすことに専念します。(毎年入れる必要はないです)

投入後、C/N比40ぐらい(かなり生えてきた雑草を粉砕して半生で鋤き組む)の炭素資材を鋤きこんで微生物(糸状菌)の餌にして発酵(増やす)させますが、その際にマルチで覆うと効率よく発酵しまし。(漬物をつくるのと同じで密封する)

地温を上げることで、根の張りが良くなります。(とくに寒い時期のマルチは地温上昇や保湿の観点から必須)

除草もほとんどしませんので、除草の労力を作付けと収穫に回すことができます。

ということで、有機JAS認証取得することで、自然農法、自然栽培、有機栽培について良くわかってきた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です