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Category: 自然農法プロジェクト

水田のコントロール

水田のコントロール

6/14 曇りのち晴れ   [曇り] [晴れ]気温28度 湿度高

梅雨入りしたとはいえなんだか全く雨が降る気配がありません!!

昨日は乾田に稲を定植(田植え)しましたが、これでは稲の根が活着する前にひからびてしまいます。(※田植えの負担を軽減するためにわざわざ乾田で定植を行いました。)

なので、面倒くさいですが今朝、ジョウロで灌水しました。orz

稲なので田に水を張ればよさそうですが、お借りした田には水利権がなくて、暗キョ排水管をせき止めて地道に地下水を溜める方式なので、すぐに溜めることはできません!!

昨日の段階では今日が雨の予報だったため、絶妙のタイミングと思って大喜びで田植えをしましたが、どっこい今日は予報を裏切り晴れ!!(結果要灌水)

まあ、このように余計な作業が日々増えてしまいなかなか先に進めないものです。orz

田植え

乾燥しまくっていますが、今のところ稲は大丈夫です。(今日の夕方)

一応、溝はふさぎましたので、雨が降ればすぐに水が溜まるはずです。

苗

そして、上記は4/25に籾播きをした圃場です。(乾田不耕起直播栽培)

真中に稲が見えます。

今年は4,5月の朝の気温が低くかったため、芽が出てきたのが5月末、籾播きしてから1カ月が経過したため、雑草が生え放題なってしまいました。

来年は播種するタイミングをもっと遅くとりたいと思います。

田2

さあ、はたしてこの状態から稲が生き残るんでしょうか?

とりあえず今週水をため(雨次第ですが)大部分の陸生雑草を抑える予定です。

それとも、地道に草刈りかな~ orz

初めての田植え

初めての田植え

6/13 雨のち曇りそして晴れ  [雨] [曇り] [晴れ]気温25度 湿度中

今日は自然農法プロジェクトメインイベントの田植えの日です。

初めて田植えを行いましたが、楽勝ですね!!

底なし沼のような圃場に足をとらわれることなく、さらに腰への負担もなく無事に終了!!

まあ、それもそのはず、道具(代かきなど)がないため、やり方を大幅に変えなければいけない状況の中で考え抜いた田植えです。

うまくいくんでしょうかね?

熊坂、D圃場 (約3a) 栽培品種:ササニシキ:自然栽培米

参加者 : ラッパークドウ (苗溝を掘っています。)

kudo2

苗はセルトレイで毎日灌水して外に放置して育てました。

苗

ラッパークドウが掘った溝にそって苗を40×40間隔に一本植えします。

定植

圃場は2日前にトラクターで鋤き戻ししました。

大きな塊になるように耕耘しましたので、圃場表面はごろごろと硬い土の塊だらけです。

上記は、出来るだけ土中に酸素を供給するためです。(自然栽培の基本)

約四時間で田植え終了!!

今週はずっと雨予報なので、水をためるのは来週かな!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

無肥料栽培では、まず根から大きくなり、しばらくは苗が小さいため、均平の取れていないこの圃場で水を張ると、必ず一部水没するような気がします。

なので苗がもうちょっと大きくなり、水没しないぐらいになってから水をためようと思います。

どうなっていくんでしょうかね!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

畦の草刈り

畦の草刈り

5/30 晴れ   [晴れ]気温25度 湿度低

日中はからっと晴れてとても気持ちが良いのですが朝晩はまだまだ気温が低くて冷え込みます。(気温が一ケタ台)

おかげでかぜを引いてしまいました。orz

ということで、今日は自然農法プロジェクトの日です。

いつものようにラッパークドウとリズミカルに作業です。

熊坂B圃場(枝豆を植えています)

まえ

まあ、みての通り雑草がすごいことになってきましたので、C圃場にトウモロコシを播種(シュガーポイント)した後、二人で草刈りを行いました!!

ちなみに、ここの圃場は有機質が非常に低くいため、トラクターで深起こししたにもかかわらず、土壌はすでに硬くなっています。

なので、トウモロコシや大豆をまいて土づくりから始めることにしています。

↓ ラッパークドウ(みえね~)

ラッパークドウ

作業後

あと2

あと

いや~非常にすっきりしました[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

この後ビニールハウス向こう側の水田の草刈りも行って本日の作業は終了!!

ラッパークドウ君、ご苦労様です。

苗順調

苗順調

5/27 雨晴れ  [雨][晴れ]気温18度 湿度中

前回晴れた日は5/21でしたので、ずっと雨続きの肌寒い一週間でした。

慣行農法であればきっと病気が発生して、防除が必要になるのですが、自然農法では必要ありません!!

むしろ、他の雑草同様に急速に生長しております。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

まあ、またしばらく晴れが続くようですので、虫の発生だけが心配です。

なので、これから植える葉物については防虫ネットで対策してみたいと思います。

自然栽培産ササニシキ

ササニシキ

現在育苗中のササニシキの苗です。

籾は自然栽培産のササニシキを使用しています。

今度、熊坂の圃場で田植えを行いますので、それ用にセルトレイで育苗しています。(播種して藁をかけて放置していたら発芽しました[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

もちろん完全無肥料です。(畑の土です。)

さらに、発芽率は95%以上、さすがは自然栽培の籾です。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)](塩水選別などは全くしていません!!袋開けてそのまま播いています)

今回、田植えは手作業で行いますので、セルトレイで苗を作った方が便利だと思ったのでこれでやっています。

さらに田に水を張らずに作業時を行います。(作業を楽にするため)

そして、田植え後に水をためる予定です。

さあ、どうなるんでしょうかね!!

冬の間の準備

冬の間の準備

5/24 雨のち曇り [雨] [曇り]気温23度 湿度中

昨日は自然農法プロジェクトの作業日でしたが豪雨のためやむなく中止、本日は水はけ具合をチェックするために熊坂の圃場へ行きました。

ここは水持ちの良すぎる圃場で灌水具合が心配でたが、高い畝をしっかり立てて溝をしっかり切っていましたので、水はけは良好のようです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

溝切り

畝間にまだ若干水は溜まっていますが明日にはたぶん引いてくれるでしょう!!

昨日の雨量を考えると、この状態であれば梅雨もばっちりだと思います。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

苦労して冬の間にきちっと排水用の溝を掘ったことによる効果だと思います。

もし水はけが悪いと根腐れが発生して、病気が発生することが考えられますので、そうなると作物は枯れてしまいます。

まあ、それを防ぐためには農薬を使用するということになるのですが、もちろんそんなものは使用しません!!

なので、水はけについてはきっちりしておかなければ自然農法はうまくいきません!!

ということで、先週ラッパークドウと播種した枝豆とトウモロコシが芽を出してきました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ダイズ

大豆

モロコシ

トウモロコシ(シュガーポイント)

ここの圃場は10年間ほど大家さんが草が伸びる前に何回もトラクターで鋤いていましたので、有機物があまり存在しないものすごい痩せ地であると考えられます。

こうなると、いきなり自然栽培や炭素循環農法は無理ですので、まずは痩せ地で良く育つものを植えています。

ちなみに、大豆は良く育つと思いますが、トウモロコシはひょっとしたらこの条件下だと良く育たないかもしれません。orz

トウモロコシはスイートコーンで交配種を植えています。(シュガーポイント)

この種は、多肥料栽培が前提で作られていますので、どうなるのか微妙です。

まあ、イネ科は痩せ地でも良く育つと本に書いてありましたので、クローバーも一緒に播種することも考えましたが、クローバーなしでやってみたいと思います。

(トウモロコシは土壌改良が目的なので、立派な実がつかなくても良いです。)

芽が出た

芽が出た

5/20 曇りのち晴れ[曇り] [晴れ] 気温26度 湿度高

昨日の豪雨の激しさを物語っています。(注意 : 写真は隣の方の耕作放棄地)

隣

この右側に我らが自然農法プロジェクトの水田があります。

家

ここは水はけをばっちり行っていますので、写真のように灌水することはありません。

籾を直播するために意図的に乾田にしています。(もともとは写真のような感じのところです)

ちなみに先月4/25に籾を播種しました。

ササニシキ

そしてようやく芽が出ているのを発見!!(いや~長かった!!)[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

なかなか芽が出なかった理由は、最近まで夜の気温がとても低くくて日中の平均気温が15度を下回っていたためで、ここ数日は夜でも気温が高かったため、ようやく芽が出てきました。

周りではすでに田植えしていますのでちょっと焦っていました!!

しかも播種して約一か月経ったため、その間に雑草は伸び放題!!orz

ちょっと播種するのが早すぎたようです!!

自然環境下での発芽日はどうやら今ぐらいで、通常の育苗はビニールなどをかぶせて強引に発芽させますが、今回は単に籾を乾田に播種しただけでなにもしなかったため、気温が上がらない限り芽が出ず、たぶんこの方法だと今ぐらいに播種するのが正解のようです。

ということで来年の播種時期は5月半ばに決定!!

それにしても、雑草処理がたいへんです。

まあ、春冬の草はそのうち枯れるのでほっとけば良くて、水に弱い雑草もほっとけばよく、処理しなければならないのはそれ以外の雑草です。

理想を言えば雑草を刈ってすぐに播種して稲の芽が一番になるようにすれば、雑草の処理はそんなにたいへんではないのですが、現状は稲が最下位orz

さあどうしよう!!さあどうしよう!!(また人海戦術かなぁ)[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

上が田んぼだと

上が田んぼだと

5/15 晴れ [晴れ] 気温21度 湿度低

ズンチャチャズンチャ♪♪

今日は久々ラッパークドウと熊坂で作業です。

クドウ

ラッパークドウ

ここは自然農法プロジェクトの水田からさらに奥に入ったところで、3月時点では水はけが悪くてとてもベチャベチャした圃場でしたが、暖かくなるにつれて水はけが良好になり、昨日畝立てを行って今日トウモロコシ(シュガーポイント)と枝豆を播種しました。

みた感じ全く有機物がなさそうなとても痩せた土地なので、トウモロコシが本当に育つかは見ものなのですが、どちらかというとトウモロコシは土壌改良のためなので、そこまでは期待していません!!

但し、今日植えた枝豆は痩せ地なので間違いなく立派に育つとは思います。

大豆のあとは大根やにんじん、蕪などが良く育ちそうです。

収穫期の夏にはここでビールを飲みながら収穫したトウモロコシを焼いて枝豆を食べるのが目標です。by ラッパークドウ(一番の目的は土壌が改良です)

まあ、わざわざキャンプ場に行くより、ここで夏に焼き肉食いながら収穫したトウモロコシや枝豆片手にビールを飲んでキャンプするのが田舎の特権みたいなものでしょうかね!!

粟屋農場の野菜です。

ダイコン

大根:一カ月でここまで大きくなりました。無肥料です。

カブ

蕪も無肥料です。本体が現れました。まるでこんにちは!!とあいさつしているようです。(但し葉の虫食いは多いです)

C圃場水没

C

隣の田んぼに水が入ったのですが同時にC圃場にしみだしてきました。orz

溝を切って排水していますがそれ以上に落ちてきています。

残念ながらここはこの時期は放棄せざるを得ません!!

さらに左のB圃場にまで影響が出そうな勢いです。

なのでC圃場全体で水を受け止めてB圃場に影響が出ないようにするしかありませんorz

C圃場は他に比べてなぜか土が硬かったのでちょっと疑問でしたが、毎年こんな状態なっていたことを考えると納得です。

昔ここら一体は川だったため圃場の底が石だらけとのことなので、底から水が抜けており、今のところこの状態を防ぐ手立てがないとのことです。

但し、荒かきすると水落ちは多少改善するそうです。(早くして―)

遺伝子組み換え種子の恐怖

遺伝子組み換え種子の恐怖

今朝はものすごいスコールでした。

結果は

水はけ

せっかく籾を植えたのにこれでは酸素不足で籾が死んでしまうということで、急いで溝を切りなおしてある程度排水!!

現状は籾を乾田に播種した状態、いわば畑の野菜と同じなので、湿田はなるべく避けたいところです。

もともとここは湿田なので、ちょっと雨が降ると山から地下水がわっと押し寄せてこうなってしまいます。(はっきり言ってこれ以上はどうしようもないです。)

明日の夜も雨なので芽が出るまでは気が抜けません!!

ところで、農業仲間からの情報ですが、恐ろし事態がいつの間にか進行していたようです。

http://matsuuratomonori.blog102.fc2.com/blog-entry-266.html

遺伝子組み換えの種がいつの間にか日本でも認可されて、栽培されようと(実験などですでに栽培されていました。orz)しています。

このままだと、一般の消費者はこのふざけた種を使用した野菜しか食べることができなくなるようです。

遺伝子組み換え食品が体に良いのかはいまだに不明で

http://www.yasudasetsuko.com/gmo/faq.htm#58

本来はこんなものは不必要にもかかわらず(自然農法を広めれば良い)アメリカのポチであった自民党が日本人の健康を犠牲にしてまで、世界権力のもうけのためだけに導入してきた経緯があるようです。

世の中本当にでたらめですね!!

まあ、現在の慣行農法の野菜も決して安全とは言えませんので、どっこいどっこいといったところではありますが・・・・・・・・

なんとか稲作りの手間を省く

なんとか稲作りの手間を省く

昨日は自然農法プロジェクトで籾を播種しました。

参加人数は多かったのですが、一人当たりの播種回数は1000回ぐらいなので単純にスクワット1000回を行った計算になります。

これはさすがにきついですね!!今日は足がの筋肉が張っていました。orz

なので、これがもし播種作業ではなくて、どろどろの湿地での田植えだったら、きっともっともっときつかったに違いありません!!

ということで、残りの圃場では田植えを行う予定でしたが、さすがに作業面積を減らそうと思います。(3aぐらい)

現在、残っている圃場の中に水はけが悪くて草がぼうぼうの圃場があります。

この圃場では雑草の上から籾をばら撒きもしくは雑草を刈らないで播種を試してみたいと思います。(つまり雑草を刈らないで籾播き)

雑草がぼうぼうであれば鳥害はあまりないものと考えられるので、覆土の手間が省けそうです。(今回は土に穴をあけるのが面倒でした)

播種後、籾が根付いた段階では、雑草が勝っている状況なのですが、この段階で雑草とともに稲の芽も刈り払い機で刈って除草すると、イネ科は根が残っていればすぐに復活可能ですので、雑草は朽ちていきますが、稲はドラゴンボールのセルのように復活してきます。

なので、除草後はイネ科の植物のみ残るはずです。[わーい(嬉しい顔)]

まあ、イネ科の雑草はそんなに数はなさそうなので、そこは手で除草すればOKということになります。

このやり方は福岡正信さんの自然農法のやり方に近い考え方(と自分で勝手に解釈)です。

うまくいくはやってみないとわかりませんのでやってみます。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ちなみに、この圃場は常に湿地であるため腐敗成分が多かったのでEM菌を散布しました。(雨の前日に培養液を散布済み)

これがうまくいけば、播種および圃場整備の手間が大幅に省けそうです!!

第一回自然農法プロジェクト籾播き

第一回自然農法プロジェクト籾播き

本日は待ちに待った籾播きです。

雨の日が多い中今日は抜けるような青空です。さすがは晴れ男[晴れ][晴れ][晴れ]

自然農法プロジェクトでは、乾田不耕起直播栽培を採用しましたので、3月ぐらいから毎週日曜日に圃場の整備を縁のあった方たちと作業を行ってきました。

とりあえず先行で4枚圃場がある中の2枚を使用しての作業です。

現在までの主な作業者はラッパークドウ親子、M君なのですが本日は参加できないために新たに勇者4人が参加致しました。(午後から参加)

9:00 ~ 11:30  畝整備

参加者 ラッパークドウ親子

クドウ親子

籾播き前の圃場整備です。(大きな土の塊を砕く作業、畝水平作業)

親子で作業です。実に息の合った作業でした!!(親子ラップも最高です!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

整備完了

作業後はこんなにきれいに仕上がりました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ラッパークドウ親子は午後から用事があるため、残念ながらここで帰宅(ここまでの整備では本当に活躍されています。ありがとう!!)

13:30~17:30

参加者 4名(男前)

4人

若者4人が集結!!

みんな農作業は初めてです。

スタート

こんな感じで播種しています。

播種の条件は以下です。

  1. 品種  ササニシキ(自然栽培)  ミルキープリンセス
  2. 圃場 3a と5a
  3. スジ間 40cm  株間 40cm
  4. 2cmの深さに2粒~3粒播種

談笑しながらの楽しい播種でした。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ゴール

ゴール

約4時間の長丁場の作業でしたが、みんな初めてなのに良く頑張りました。

間違いなくおいしいお米に育つことでしょう!!(もちろん無肥料無農薬米なので最高の味です)

さあ、この後は雑草との戦いです。

ちなみに、6月には残りの圃場で育苗して田植えをする予定です。(どっちが効率良いか実験です。)

今後は女性の参加もあるかな?(募集中)

参加された方、本当にありがとうございました!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]