本来白菜は暑い季節の野菜?

本来白菜は暑い季節の野菜?

1/13 晴れ [晴れ]気温7、-2度 湿度低

久々晴れましたが、朝は放射冷却で寒すぎ!!

山口市の中心部の最低気温が-2度なので、ここはそれより2,3度低くなっていることから-5度ですorz

ちなみに畑は昼までかっちかっちに凍っていました。

ということで、つるはしで作業しなくてはなりません!!

白菜(E圃場:自然栽培)

ハクサイ

9月上旬に定植した白菜です。(教科書どうり作りました)

寒さで溶けてしまいました。orz

周りの畑では、みなさん紐でそとばを縛っていますが、面倒なので放置していたら惨憺たる状況に成りました。

この作は出来が悪かったので、今現在は実験様子見といった感じにしています。(どのように朽ちていくのか?)

ところで、最近よく思うのですが、この状況を目の当たりにすると、”どう考えても白菜は冬に弱い野菜なのでは?”ということです。

小松菜やチンゲンサイもしくはミズナなどの白菜と同じアブラナ科の葉物野菜はこの厳しい冷え込みにもよく耐えて元気です。

しかも、甘みが増してうまいです!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ですので、写真のように放置して寒さでこのような状態になるということは、本来の作付け時期とは全く異なるということなんだと思います。

では、いつなのか?

炭素循環農法の実践者のレポートを見る限り、春や夏でも元気に育って結球するとのことなので、本来は春から夏にかけて栽培する野菜なのだと思います。

昨年9/10に定植した時は、まだ気温が毎日35度であったにもかかわらず、根が活着した後は爆発的に生長しました。(白菜は暑くても平気)

でも、10月下旬ぐらいに気温が20度を下回ったあたりから急に生長しなくなり、最近の氷点下もしくは積雪にあうと、写真のように溶け始めてしまってます。(腐ってはいません)

氷点下にならない地域ならこの時期の白菜は無事かもしれませんが、ナスやピーマンと同じよにどう考えても寒さに弱い感じなので、間違いなく暑い季節の野菜だと思います。

これについては、おそらく白菜の作付けする農法のベースが慣行農法や有機農法なので、真夏の暑さでは圃場が腐敗してしまい、すぐに根ぐされ状態になって(レタスも)溶けてしまうため、その心配のない秋冬野菜ということにしたんでしょう!!(レタスもこの時期はかなりいたんでしまいますので今の時期は違うはず!!)

で、作付けを秋にずらしたために収穫期には寒さに耐える必要があることから、苦肉の策で外葉を巻いて紐で縛るようにしたんだと思います。

自然界で白菜自身が外葉を巻くことはないと思いますので、氷点下以前に収穫する野菜ということがわかります。(レタスも)

ということで、今年は氷点下にならない10月下旬ぐらいに収穫出来るように、昨年より1カ月早い8月中旬に定植したいと思います。

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