農業研修27日目
11/09 雨のち晴れ
熊坂の畑にて研修です。
最近の寒さから一転、今日は結構蒸し暑い陽気でした。
本日の内容
- 里芋収穫 ・・・・・・・2時間
コンテナ3個分の収穫です。
スコップで掘り起こしていきます。かなり雑草が生い茂っていますので、埋もれた芋の葉を探すのに若干苦労します。
この草の生え方は自然農と同じです。
肥料を入れるか入れないかの違いしかありません。
(雑草の循環をうまく利用すれば肥料は必要ありません)種イモを植えてからは、全く手入れしていませんので、ほとんど手のかからない作物です。
- ナス畑の整理
もはやナスは収穫できないとのことなので、一本一本抜いていきます。
(重量挙げみたいで結構力が必要です。)抜いた後は菜っ葉を植えるそうです。
- 定植作業 ・・・・・・・・1時間
桜畑の畑へ移動(5分)
- ネギ ・・・・・・・・・・・・・1/6畝
- サニーレタス・・・・・・・・2畝
新しく張ったばかりのマルチへ穴をあけて定植します。
穴はマルチを止めるピン(プラスチックの針)であけます。
一日を振り返って
- 里芋の掘り返しは雨が降った後で結構簡単だったため、調子に乗って
ザクザク掘り返したところ思ったより体にきつい作業で、疲れてしまいました。
このての作業はゆっくり行うほうが楽です。 - 衝撃的な言葉が師匠よりありました。
菜っ葉を一畝植えて全て収穫すると4万円だそうです。
1反=10畝 なので1サイクルあたり40万円の利益です。
2サイクル(年2回畑を利用)の場合80万円です。前に計算したハイブリッド自然農法のシュミレーション値84万とほぼ同値です。
(自然農法の作物は有機よりも高く売れるので1反当たり100万円いけるかな)
いかに手順を減らし、作付けを増やすかで収入を増やすことができます。 - 定植作業は慣れてきました。
畝に苗分の穴をあけてそこに置く感じで定植します。
結構雑に定植しても立派に育ちます。
今週土曜日は山口県農林公社主催の農家見学ツアーがあります。
※ちなみに前回の内容
慣行農法の農家見学なので、どのような苦労をされているかを勉強する良い機会だと思います。
前回と違い研修して知恵を身につけていますので、聞きたいことが山のようにあります。
また来週は、農業大学校短期講習を4日間受ける予定です。