リスクは最小限に!!

リスクは最小限に!!

リスクは最小限に!!

自民党政権が没落して少なくとも庶民のための政治を行い始めた民主党政権になりましたので、過去の自民党政治における農業利権についてお話しします。

本を読みあさりインターネットを毎日見ていた結果、みなさんだいたいおわかりになられているかと思いますが、新規就農予算を決めている自民と役所と農協の関係はだいたい以下のような関係だったようです。

  1. 政府農業予算(自民党) ⇒ 県の農業振興公社(天下り) ⇒ 農協(天下り) ⇒ 新規就農者(月15万円)
  2. 農協 ⇒ 自民党(票をもらう)
  3. 新規就農に際しては農協の意向に沿う必要がある。
    1. 病気、害虫駆除、除草の農薬散布は県の指導者もしくは農協の指示に従わなければならない
    2. そのための農薬を農協から買う
    3. 農協の指示に従わなければ、買い取ってもらえない(もしくは捨て値で買いたたかれる)
    4. 慣行農法しか認めない(農薬を買わせて設けるため?)
  4. もちろんうまくいっている大規模農家さんもいらっしゃいますが土地などの条件が良いのでしょう。
  5. 新規ではなかなか良い土地はてに入らないようです。
  6. 金を貸して、高価な機材を買わされる

    ※経済学や裏の事情などから推察すると上記のような関係に考えられます。(僕の推測なので話半分できいてね!!)

ということで、新規助成制度を利用するお金はもらえますが以後は農協とお付き合いする必要性がありそうです。
将来の生活は農協が握っているともいえます。

今研修先の地元の元農家さんとお話しすると農業はやめとけとうんざりした感じで言います。
上記のようなことで、農協は農家へ寄生しているものと思います。
つまり、出荷先が農協だけなので、農協のさじ加減で買い取るか買いとらないかが決まってしまい隷属関係となってしまいます。

また、山口県にいながら栃木や群馬などのキャベツを食べるのはおかしな話で、これは時期ごとに産地をあらかじめ競合しないように決めて生産させているからなのですが、農家を大規模にさせ、規模拡大のために無理やり融資して機材を購入させることが目的なのではないのでしょうか?
(大規模化に失敗した農家さんは廃業になります。農協は痛くもかゆくもありません)

※但しこれは過去のことで、現在は商社などが中国から安い野菜を輸入しているため、値崩れして利益が出ないこともあるようです。中国の農業も基本的に慣行農法です。それだったら安いほうを選ぶのでしょう。

新規就農助成制度などをあてにして、今の仕事がいやで何も調べずに新規参入を夢見ている方が多いようですが、今は政権が民主党なので、今後どうなるかは正直わかりませんが、農協のお世話になると、農薬を買わされたり、化学肥料を買わされたり、金を貸し付けられ高価な機材、施設等を先行投資させられ逃げられなくなり、残ったものは借金だけといったこともありえますので、助成制度をあきらめ(民主党はやっているのかなぁ?)できれば農協に頼らないリスクを取らないでもよい方法を十分に考えてから参入したほうが良いのでしょう。
(いろんな本や農家のお話より)

まあ、農協の方とお話ししたことは一度もないので何とも言えませんが、今までの歴史(福岡さんの自然農を他の農家に奨励したら農協が儲からなくなると農協が拒否したお話し:昭和40年代のこと)を客観的にみて、上記のようになっていると思います。

ちなみに僕の場合は農協、機材を全く必要としない不耕機栽培で勝負します。(作物ができない可能性もありますが、投資資金は極端に小さいため、痛くもかゆくもありません。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

 

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