圃場チェック

圃場チェック

今日はたいへんな豪雨に見舞われました。(但し想定内です)

ということで、昨日自然農法プロジェクトで畝間を掘った圃場を確認してきました。

雨

水を溜めて水平がどのようになっているかを確認[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

田んぼ

ここの圃場は見た目でもかなりの高低差があることがわかっていましたが、実際に水をためると良くわかります。(注意 畝間作りはあくまで自然農を行うための準備です。慣行農法とは全く別物と思ってください。)

作業を進める中でトラクターを使用しないため、人力では畝面をきっちり水平にすることは困難だとおもったので、実際に水をためてみてチェックをしてみました。

この写真から、MAX水が溜まったときの状況がよくわかり、水たまりの深い部分は標高が低すぎて稲を植えてもまず育たないと判断できます。この写真から高低がわかります。

まあ、このぐらいの面積なら今度晴れた日に標高の高い部分から土を移動させればある程度はカバーできそうです。(完全水平はさすがに無理ですorz)

ちなみに、稲の育て方は写真のように畝間に水をためて畝の部分を湿らせて育てていきます。(自然農の方法です。)

通常の稲作りでは、トラクターできれいに圃場面を水平にして均等に水没するように作業を行いますがこのやり方だと機械は必要ありません!!(小面積なので人力で十分)

但し、草との戦いになることが予想されますが、それもクローバーを使用して雑草を抑える方法もあります。

今回は実験でクローバー播種も試そうと思います。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ところで、昨日作業中に思ったことですが、ここの圃場は深さ30cmぐらいに基盤となる固い粘土の層があるので、稲の根はこれより下には生長しそうにはありません!!

なので、稲の根はここを境に横に広がって生長することが予想されます。

そうなると、株間と条間が狭いと隣の稲と根がぶつかって根の成長が阻害されるのではないかと考えられます。

栄養乏しい自然農法なので、根は慣行農法の2倍以上の長さ(体積では10倍)にする必要がありますので、株間と条間は慣行の2倍近くに設定して籾を播種したいと思います。

福岡先生の本を読むと、株間と条間の距離が広ければ穂数はむしろ多くなる傾向があり、結果的に収量は同じかそれ以上となるとのお話しなので今回はそうしてみたいと思います。[わーい(嬉しい顔)]

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