育苗
昨日の段階では雪の積もった圃場の具合からして、今日は作業ができないなぁ~と思っていましたが、ところがどっこい気温がぐんぐん上がり雪が解け作業が可能でした!!
見た感じは全くべちょべちょしていません(土は湿っていますが)
ちなみに隣は
早くに鋤いたため沼地になっています。(これではしばらく畑作業は無理ですね)なので、この時期は絶対に鋤いては行けないということでしょう!!
ということで、昨日考えた通り播種を行いました。
まず、こんな感じで圃場表面の草を刈ってからスコップで表面を削ります。
表面がちょろっと乾いたところで、セルトレイに土を詰めます。
こんな感じでおおざっぱに詰めます。(自然栽培の要領で中に空気が入るように)
この土には草の根っこがかなり含まれているため、これが微生物の餌となり窒素を苗に供給してくれる予定です。
これにレタスの種を一粒ずつ播きました。(かなり種が小さいのでたいへんです。)
播いた後は土をかぶせていません。(湿っているため押し付けた感じです。というか無理でした。orz)
なので、セルトレイの土の表面に種がのっかっている感じです。これで行けるのかな?
まあ、自然のサイクルを考えると、種がこぼれて土に埋まることはないと思うのでこれでいいとは思います。
播種後はこの上に枯れ草を敷きます。
今日はこのビニールの中に入れました。
枯れ草をかぶせる理由は、枯れ草に善玉菌がうようよ付いているからです。セルトレイの土に触れることで善玉菌が土にも繁殖して、根を餌にして苗に窒素を供給もしくは病原菌を退治してくれることを期待しています。
善玉菌の繁殖には納豆の製造工程を見ればわかりますが、熱が必要なためしばらくはビニールをかぶせておきます。
明日は、晴れでかなり暖かいとのことなので、期待大ですね。
※育苗場所は、水はけの悪い場所に置こうと思います。理由は灌水する必要がなくなるからです。(たぶん乾燥はしないでしょう)
今日は、圃場が乾いてからの作業でしたので時間があまりなく、セルトレイ1個で終了しました。(播種に200ピース1時間ぐらいかかりました。)
結構面倒なので、明日はセルトレイを使わない自然農ならではの育苗もやってみたいと思います。