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Month: 2010年5月

虫害のない野菜を選ぶ

虫害のない野菜を選ぶ

5/11 曇り[曇り] 気温20度 湿度中

ホウレンソウが大きくなっています。

ホウレンソウ

今日、込み合っている部分を間引きして生のままちょっとかじりましたが、苦味は全くなくてとても濃い味でした。

おそらくあと2~3週間ぐらいで十分な大きさになってくれるものと思います。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

研修中を含めてホウレンソウは全く扱っていませんでしたので、うまく育つかは全くわかりませんでしたが、以外に簡単に育ちました。[わーい(嬉しい顔)]

同時期に播いたアブラナ科に比べると虫に食われずにものすごく良く育っています。

いや~これは、主力商品になりそうですね!!

但し、植えたのが西洋種のホウレンソウなので、東洋種も試せばよかったとちょっと後悔しております。orz

それに比べてアブラナ科の小松菜とビタミン菜はもう見るも無残!!

網のような状態です。orz

もう見事というぐらいにアブラナ科のみが狙い撃ちで虫にやられています。(大根や蕪も網状態ですが大きくはなっています)

原因はわかりませんが、虫が作物を駆除する原因は”本来そこにあってはいけないもの”と解釈出来ますので、きっとこの時期はアブラナ科は出来が悪いので天がやめとけと言っているのでしょう!!

まあ、持っている参考書には小松菜やビタミン菜は秋のほうが育てやすいと書いてありますので、この時期に無理やり育てようとすれば、慣行農法か寒冷妙の中で育てていくしかないのでしょう!!

ということで、今のところレタス類とホウレンソウ、春菊は全く虫害がないので、来年のこの時期の主力はレタス、ちしゃ、ホウレンソウ、春菊になりそうです。[わーい(嬉しい顔)]

はちみつトウモロコシ

はちみつトウモロコシ

5/10 雨[雨] 気温21 湿度 高

今日は早朝に播種作業を予定していましたが、あいにくの雨orz

でもまたしばらく晴れの予報だったため、小雨の中早朝にトウモロコシを播種しました。

灌水施設がないため最近の日照り具合から、今日を逃すとまたいつ播けるかわからないということで強行!!

傘を片手に不自由な体制での播種作業はなかなか体が鍛えられます。(スクワット500回ぐらい)

結局2時間で3aぐらいしか播種できませんでしたが、まあしょうがない!!(目標の2/3)

播いたのははちみつとうもろこし(スイートコーン)

これは土壌改良のために播種したようなものなので、おいしく育てば儲けもんといったところなのですが、多肥向きとのことですので、もしこのトウモロコシが立派に育てばこの圃場(C圃場)は地力があるということになります。

楽しみですね~[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

——–自然農の畝ですがだいぶ雑草が生えてきました。—————

自然農畝

この畝に実験で葉物を何種類か播いたのですが、乾燥と地力がないことから全く育ちませんでした。orz

自然農の本を読むと雑草を刈って畝に敷いて乾燥を防ぐようなことが書いてありましたので、雑草が生え出したここからがスタートのような気がします。

但し、豆や芋に関しては葉物とは違いよく育っていますので、一旦ここは芋と豆だけを植えていきたいと思います。

インゲン豆

インゲン

こんな感じで10日前に播いた豆があちこち出始めています。

あとは周りの雑草を刈っては敷きを繰り返して乾燥を防げばおいしく育っていくはずです。[わーい(嬉しい顔)]

ということで、豆(特に大豆)は地中に窒素を供給しますので、秋からはきっと葉物がおいしく育ってくれることと思います。

夏のメイン会場

夏のメイン会場

5/9 日曜日 快晴[晴れ][晴れ] 気温 27度

ソラマメが収穫まじかになりました。

ソラマメ

いや~長かったですね!!結果が半年ごとは長い!![わーい(嬉しい顔)]

ようやくここまで来ましたが、本当に無肥料でここまで育つとは思いませんでした!!

ここは何回も言いますが採石場でとってきたような庭の土で、非常に固いです。(木の棒レベルでは掘ることはできません)

これほど硬い土壌でも植物は自らの力で根を張り巡らせます。

この生命力こそがおいしさの源なんでしょう!!

さあ、一体どんなお味なんでしょうね!!

———本日久々に畝立てをしました。——–[わーい(嬉しい顔)]

畝立て

ここにはトウモロコシを植える予定です。

雨の前に植えたいので、この様子だと明日の早朝?orz

明日は早起き(5時)しての種まきになりそうです。(日中は野暮用があるためこの時間しか出来ません)

まあ、農作業は夏は早朝と夕方がメインですので、今から慣れておかなければなりません!!

ちなみに、トウモロコシはスイートコーンを植えます。半分植えて残りは来週かな[わーい(嬉しい顔)]

ナス、トマト

夏に育てる予定のナス、トマト、キュウリ、オクラ圃場の草刈りをしました。

ここは非常に土が柔らかいのできっと良く育つことでしょう!!

このまま草を枯れさせて鋤き込んで使用します。(自然栽培)

EM菌は使用しません。

ということで、ようやく夏のメイン会場を整備し始めました。

転換後すぐは土の状態があまり良くないようなので、一度鋤いてから1カ月は放置する予定です。(発酵する時間が必要)

一番時間のかかる作業

一番時間のかかる作業

気温28度 快晴[晴れ][晴れ] 4月の長雨が全く嘘のようです。

それにしても毎日暑いです。

4月までの農作業については、若干寒くて肉体労働にはちょうどよかったのですが、今日なんかは暑くてすぐにのどがからからになってしまうくらい暑いので、もうばてばてです。

この時期にこの状態であれば夏は間違いなく日中の作業は無理です!!

まあ、真夏の作業は収穫がメインになるように今のうちに出来ることは全てやっておけばよいのですが、なかなか作業が進みません。

原因は草刈りに時間がかかっているからです。orz

現在は開墾を進めていますが、開墾に要する時間に占める草刈りの割合はおおよそ7割です。

これは草刈り機の類が刈り払い機しか持っていないためで、こいつは細かい作業は得意ですが仕事量は極点に少なく1反でも刈ろうものなら10時間以上はかかってしまいます。

さらに、肩にぶら下げていますので重くて1日の作業は3時間で限界です。

ということで、開墾を行って思ったことは自走式の草刈り機が必要だったなぁということです。orz(ちょっと後悔!!でも体はかなり鍛えられます)

今後も畦の草刈りなどを行う必要があるため購入を検討中!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

豆が発芽

豆が発芽

昨日は久々の雨でしたが今日は快晴!![晴れ][晴れ]

ということで、開墾作業を進めました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

A圃場

粟屋農場A圃場です。(一番期待しています)

ここはたいへん土が柔らかくて鋤き込んだ枯草の量も多いため、トウモロコシやえん麦などを植えて土壌改良しないですぐに使用する予定です。

但し、EM菌は播きます。

これは土壌内の腐敗成分が気になるためで、善玉菌を投入して早く駆逐し、かつ自然農法への転換を早くすることが目的です。

草刈り前

ここは草がぼうぼうの未開墾の圃場です。

自然農法で、草を生で鋤き込むことは厳禁されていますので、一旦草を刈って枯らさなければなりません。

ここは細い木や草藁が非常に多ため刈り払い機だけでの除草はたいへんつらいので、一旦トラクターを使用して表面のみ引っ掻きます。

草刈り後

何日かするとダメージを食らった草は枯れてきますので、草の量が減ってから刈り払い機で全部刈っていきます。⇒ その後鋤き込みます。

自然農

自然農の圃場です。(D圃場)

ここは、地力がないためジャガイモのみ良く育っています。

また、最近播いた種で痩せ地でも良く育つマメ科のモロッコインゲンが芽を出してきました。[わーい(嬉しい顔)]

モロッコ

自然農の畝は4月に作りましたので、まだまだ日数が立っておらず全く地力が付いていません!!

ちなみに、土の実力を確認するために、蕪、大根、春菊、ミズナ、小松菜などを播種していますがやはり全く育っていません!!(水分も少ないのが原因のようです)

やはり上記より地力はほとんどないため、芋や豆しか育ちそうにないです。(逆に芋や豆は良く育ちます)

まあ、豆のあとは大根などが良く育つということなので、自然農圃場では輪作を中心に作物を生産していきたいと思います。

地力はある

地力はある

一週間ぶりに雨が降りました。(恵みの雨です)

作業はできないので久々の農休日です。でも、気になるので畑の観察はしました。

粟屋農場H圃場(自然栽培)

ホウレンソウ

ホウレンソウはいい感じです!!

ばら撒いて覆土した以外は何もしていません!!

自然農法特有の淡い緑色です。硝酸態窒素濃度は極めて低いことでしょう!!(もっといっぱい播いときゃよかったorz)

こまつ
小松菜

小松菜をはじめ、蕪やビタミン菜などアブラナ科は虫食いがひどくて網のようになっています。

小さい虫(ブト?)が原因なんですが、なぜかアブラナ科以外は全く問題がないため、どうやらこれはアブラナ科特有の問題のようです。

虫食いの原因が地力がないことかなぁと考えましたが、小松菜を見る限り生長速度はきわめて早くて、むしろ他の雑草よりも早いために間違いなく地力があるように思えます。

ちなみに、上記は直播した小松菜ですが、同時期に定植した小松菜(一か月生長させたもの)をすでに追い抜いて生長していますので、自然農法では直播が良いようです。

育苗する手間とばら撒きして間引き除草する手間はどちらも同じようなので、それなら生長が安定している直播を選んだほうが良いということになります。[わーい(嬉しい顔)]

ということで、この時期のアブラナ科の管理は虫よけネットが必要になりそうです。orz

但し、蕪や大根については本体が食べられればOKなので、この時期にアブラナ科を植えるとしたら、大根、蕪が正解でしょう!![わーい(嬉しい顔)]

まあ、近々チンゲンサイなどのアブラナ科を播種してみたいと思いますので、もしこの時期特有の虫食いであれば、次回は虫食いを回避できるのではないかと思います。

ゴールデンウィーク最終日

ゴールデンウィーク最終日

ゴールデンウィーク最終日、今日も強烈な日差しの中の作業です。

ここ一週間ずっと開墾作業でしたがさすがに今日は違う作業をしようと、半年前から作ってみたかったナス、トマト、メロン、スイカ、ピーマンこれら全部を一気に播種して育苗を開始しました。

品種は以下です。

  1. タイガーメロン
  2. 黄金まくわ瓜
  3. ニューメロン
  4. 大和クリーム西瓜
  5. 伊勢ピーマン
  6. 魁ピーマン
  7. 久留米ナス
  8. 関野真黒ナス
  9. アロイトマト
  10. 自然栽培ササニシキ

特に関野真黒ナスとアロイトマトは元から自然栽培自家採取なので、無肥料無農薬の地での適応力は抜群だと思います!!

まあ、発芽率等を考えると播種して60%も定植出来れば良いほうですのでなんとか大事に育苗したいと思います。

ちなみに、定植方法については木村先生の自然栽培ひとすじにの独特の方法を参考にしたいと思います。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

知らない方は一度読まれると目からうろこかもしれません!!

ということで、明日からはガラッと天気が変わって雨の予報になっていますので、いままで一切灌水していなかった野菜たちも喜ぶことでしょう!!

おそらく、これを境にぐぐっと生長を始めることだと思いますので、非常に楽しみです!!

ニンジンなんかは水分がないと良く育たないようですのでちょっと心配ですが・・・orz(発芽率も良くないです。)

とにかく良く働いた一週間でした。(農業は面白いですね!!)

まずは圃場作り

まずは圃場作り

今日は29度です。[晴れ]

本日はほぼ一日トラクター作業で暑くても作業は楽!!(これくらいの気温になると耕耘機だと辛いでしょうね)

昨日のトラクターレクチャーがよかったので、耕耘作業も予定通り終了!!

明日でゴールデンウィークも最後なのですが、何とか予定していた通りの作業は進んだようです。(大山路1.5反、熊坂2反)

後はトマト、ナス、ピーマン、キュウリなどの播種が残っていますが、今年はあまり作る予定はないのでそれほどの作業量ではありません!!(来年が本番なのでそのデータ取りが目的)

まあ、ドカッとたくさん作りたいところですが、ぜんぜん圃場が出来上がっていないため、無理して作ったところで虫に食われるのが落ちでしょうから、今年はじっくり圃場作りをする年です!!

作物は土が出来ないと、良いものは出来ません!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

圃場作りについては、お借りした農地の地力がほとんどないということが先月播種した野菜の生育状況を見てよくわかりましたので、転換を早めるためにEM菌を用いて土壌改良を進めます。

通常の自然栽培を行うと5年ぐらいかかるようですが、EM菌(炭素循環農法)だと半年から2年ぐらいです。

炭素資材については、今の状況だと(刈って刈らせた草など)足りそうもありませんので、トウモロコシやえん麦などを育てて供給する予定です。

上記を行いますので、本格的な作付けは秋以降になりそうです。

今日は快晴[晴れ] 気温27度 但し湿度は低いのでからっとした陽気でした。

そんな中、今日は一日溝掃除

溝

こんな感じで掘り進めます。

後

このような作業は冬の農閑期にやるべきなのですが、まさかこんな所に溝が埋まっていたとは知りませんでした。

お隣さんとのことがあるため早いうちに作業を行うことにしましたが、この時期はつらいですね!!

まあ、でもこれから梅雨に向かうわけですから、水はけは完璧にしておかないといけません!!(畦の右側の圃場は溝そこが高いためべちょべちょです。)

水没⇒病気発生

こうなると、自然農法では防除をしないため作物は育ちません!!

さらに、この圃場の上には田んぼがありこの溝を使って排水しますので、溝掃除前の写真のような状態だと水はあふれます。

ということで、今日は予定外の重労働で一日が終ってしまい、手にも豆ができてしまいました。orz (もうくたくた)

まあ、夕方に隣の畑のお兄さんにトラクターの操作方法をレクチャーしていただいたので、明日からのトラクター作業は今よりも早く進むことができるようになりました。

本日作業できなかった分を取り返したいと思います。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

早いうちにEM菌

早いうちにEM菌

約一か月前に自然農畝を作って急いで植えたジャガイモからようやく芽が出てきました。(D圃場)

ジャガイモ

最近は気温が20度を超えていますので、ジャガイモが育ちやすい気温になってきたのでしょう!!(次々芽が出てきています[わーい(嬉しい顔)]

今年はジャガバタ食い放題です。

ホウレンソウも順調です。(H圃場)

ホウレンソウ

込み合っている方が良く育つとのことなのでこのまま放置!!

4回ぐらい言っていますが、石灰はいっさい撒いていません!!

ここでは石灰はホウレンソウにとっておせっかいのようです。orz

一方で蕪などのアブラナ科は穴だらけです。

蕪

アブラナ科に虫が集中してホウレンソウが無傷ともいえますが、自然農法転換初期に必ずみられる虫食い現象です。(仕方ありません!!)

これは窒素が過多もしくは少なすぎることが原因です。(ここは窒素過少)

なので微生物はまだまだ少なくて圃場の発酵が進んでいないようです!!(これから暑くなるので発酵に期待!!)

炭素循環農法の考え方では、微生物が増えて炭素資材の分解が活発になれば、窒素供給も増大して窒素食いの葉物野菜は全く虫に食われることがなくなり、今よりも早く生長してきます。(収量は慣行以上になってきます。)

但し、十分な炭素資材が常に必要になります。

A

粟屋農場A圃場 (5a)刈り払い機で徹底除草しました。約5時間(ぶちえらい)

ここは草藁の量が半端なく多くて土は出来ているようにも見えますが、H圃場のように微生物は少ないと思われるため、このまま鋤いても発酵に時間がかかってしまいます。(数年かかると思います。)

なので、ここは直接微生物を供給して発酵を促進するためにEM菌を散布します。

今年は有機農業の扱いになってしまいますが、E早いうちにM菌を散布しておけば土壌の浄化も早く進み、圃場がEM菌(善玉菌)だらけになり、結果的に転換は半年~1年ぐらいで完了します。(通常は3年以上かかるようです)

まあ、他の圃場もそうですが、ここは痩せていて土中には腐敗成分が多くて相対的に微生物が少ないことがなんとなくわかってきましたので、転換を早めるために積極的にEM菌を活用していこうと思います。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

EM菌散布後はイネ科を播種予定(この時期はスイートコーンを予定 )