Browsed by
Category: 炭素循環農法

今年初の耕耘

今年初の耕耘

2/24 晴れ [晴れ] 気温19、9度 湿度低

今日は冬なのに暑かったですね!!

つい先週までは大雪だったのに気温差がすごいです。

さらに花粉が大飛散orz

昨日、花粉症が治ったかのような記事を書きましたが、今日はギブアップ

なので、花粉症の薬を飲んでしまいました。

薬はめったに飲まないのですが、花粉だけは飲まざるを得ません!!

つらい、季節だなぁorz

F圃場:自然栽培

耕耘

ついに今年初の耕起です。

最近の暖かさでアブラナ科はとう立ちが始まっていますので、自家採取のために菜の花はつぶしておかなくてはなりません!!

雑草とともに鋤き込みましたが、今の時期の雑草は背丈が低くて窒素量は少ないので、今回は雑草を刈らずに青いまま鋤き込みました。

畝面から10cm以内に鋤き込みましたので、腐敗せずに発酵するはずなので、これで次の作は勢いよく育つことでしょう!!

どうなるのか非常に楽しみです。

今後、数日後に再度表面を細かく耕耘して播種します。(3月中旬ぐらい、まだとう立ちする可能性があるため)

ちなみに、トラクターを久々(3カ月ぶり)動かしましたが、チェーンケースからオイルがにじんでいましたorz

オイルの劣化が考えられるので、オイル交換で済めばよいのですが、分解しないとわからないですね(余計な仕事が増えるなぁ~)

基本は連作

基本は連作

2/23 晴れ [晴れ] 気温15、3度 湿度低

今日は午前中から作業をしていましたが、10時ぐらいにはすでにぽかぽか陽気でした!!

実に気持ちがよいです。(もう春です)

重度の花粉症ですが、花粉はまだそんなに飛散していないので、今のところ問題はないようです。

花粉症といえばアレルギー

なのでひょっとしたら、毎日食べる野菜の9割は自然農法(化学物質0)なので、アレルギー(たとえばアトピーなんかの原因は残留農薬や化学肥料)になる原因を例年よりも圧倒的に排除していますので、今年は症状が抑えられるかもしれません!!

さあ今年はどうなんでしょうか?

小松菜(D圃場:EM菌炭素循環農法)

Image024

ここ最近の暖かさで復活してきた小松菜です。

ホームセンターで購入した品種のわからない小松菜ですが、固定種です。(袋に交配と書いてなかったので)

良く見ると

Image025

とう立ちしています。

ということで、これはもう終了!!

菜の花も食べることはできますが、早く次に行きたいので、このまま生きたまま鋤き込んで、次の小松菜を播種したいと思います。

生き埋めの理由は、小松菜の種が発芽して本葉が2枚ぐらいになった時に前小松菜が微生物によって分解される状態がベストだと思いますので、そうしたいと思います。

炭素循環農法は連作が基本なので、小松菜を繰り返します。

ということで、次回の小松菜はより元気に生長してくれるものと思います。

現在連作中

現在連作中

1/26 曇り時々雪 [雪] [曇り]気温3、0度 湿度中

今日も雪です。

過去こんなに毎日雪が降ったことあったかな?

——-溝掘り5日目です。—————-

溝

ようやく水を抜くレベルの溝が出来ました。

山から圃場へ地下水が供給されているため、このように常に水が流れています。

後は圃場が乾くのを待つのですが、それにしても水の量が多いです。

おそらく圃場内は常に水につかった状態だったため、かなり腐敗が進んでいることでしょうorz

この程度の溝で乾いてくれれば良いのですが、どうなんでしょうかね?

ちなみに、ここが借りた圃場の中で一番水はけが悪いです。

他は溝切り作業の必要はありません。

晩生小松菜(F圃場:自然栽培)

小松菜

だいぶ大きくなってきました。

でも、もうすぐ2月

あと一歩なのですが、そろそろとう立ち?(晩生なので大丈夫かな?)

前回も同じ小松菜を播いていますので、現在連作中です。

炭素供給場所を作る

炭素供給場所を作る

1/25 晴れ [晴れ]気温6、0度 湿度低

前回お伝えしました耕作放棄地20aの権利設定書類が完成しましたので、早速農業委員会に提出してきました。

これで、今年から合計1.3haの農地を耕作することになります。

但し、農地は棚田なので、圃場が小さい場所が多くて、合計で28枚です。orz

なので、耕作できる面積はおそらく6、7割ぐらいで1ha以下です。

ということで、30a近くは作付けしないのでたいへん無駄なように思えますが、逆転の発想でここでは雑草や緑肥をめいっぱい生やして、炭素資材供給源にしたいと思います。

炭素循環農法では、炭素資材は生に近い雑草(C/N比40)が良いため、ハンマーナイフで粉砕して、作付けする圃場に浅く鋤き込み、作物に供給したいと思います。(但し深く鋤き込む場合はC/N比は高くないと腐敗します。)

最近の流行は木材チップや廃菌症をどこからか入手して軽トラで何往復も運んで散布するのですが、これは非常にたいへんだなぁと思いましたので、出来れば間近で入手出来ないかを考えた挙句、小さくて使い勝手の悪い圃場を炭素供給場所にすればよいという結論になりました。

溝

このように使えそうにない圃場、もしくは使い勝手の良くない小さい圃場なんかは、緑肥供給基地にしてしまえば利用価値はいくらでもありそうです。(ハンマーナイフで粉砕して、隣の圃場に散布すればよい)

とにかく、炭素循環農法では微生物の餌を常に供給しなければなりませんので、周りの耕作放棄地からも”雑草を刈ります”と言ってただで入手すれば良質の炭素資材を大量に得ることが出来るかもしれません!!(ハンマーナイフ前提だけどね)

ビニールマルチは必須

ビニールマルチは必須

1/20 曇り時々雪 [雪] [曇り]気温5、0度 湿度中

いや~寒い!!(毎日言ってる)

表示している気温は山口市内中心部の人口密集地だと思うので、外れの宮野地区はそれよりも1度低く、さらにうちの畑は2度ぐらい低いです。

それにしても寒いorz

作物についてはほとんど生長してくれないので、課題の土作りに失敗して生長が遅いのかどうかがよくわかりません!!

一応毎日畑で作物の生長を確認していますが、変化がないので正直つまらないです。

夏のころのすくすくと生長している日々が懐かしいです。

ブロッコリードシコ(F圃場:自然栽培)

炭素資材

昨日予告しましたが、炭素資材(枯れた雑草)を畝に置いてそのまま土をかぶせました。

微生物への餌やりです。

さらにマルチ!!

炭素資材を単に置いて被覆するのではなく、軽く土と空気を混ぜることで、微生物による炭素資材の分解を促します。

自然農では元気のない株に対して米ぬかや油粕を薄く播いて微生物を活性化させますがが、それと同じ状況です。

但し、即効性はないと思いますので、1ヶ月後の生育状況を確認したいと思います。(ちなみに比較のため10株ぐらいしか炭素資材を供給していません)

白菜(F圃場:自然栽培)

Image025

Image026

同じ日に同じ土壌条件で定植した白菜です。

ビニールマルチをした白菜の方が明らかに裸畝よりも生長著しいです。

白菜だけではなく、他のアブラナ科の野菜もこの時期は、マルチ栽培の方が断然元気でしかもきれいに仕上がります。

これには以下の理由が考えられます。

  1. ビニールマルチの方が地温が高い
  2. 雨や雪が地面と接触しないので、ビニールマルチの方が畝の水分量が少ない(11月以降マルチ畝と裸畝では水分量が逆転する)
  3. 上記の理由でビニールマルチの方が根がよく張る
  4. ビニールマルチで被覆すると土中への酸素供給が少くなくなるで、鋤き込んだ炭素資材(微生物の餌)の分解があまり進まず餌が枯渇しない

ということで、冬はビニールマルチ必須のようです。

炭素資材でマルチを試す

炭素資材でマルチを試す

1/19 晴れ時々雪[晴れ][雪]気温6、0度 湿度低

毎日ぶち寒いです。

あと2週間は低温が続くとのことなので、もう勘弁してほしいです。orz

まだ、昨年の異常高温の方が良いです。(我慢できる)

ブロッコリードシコ(F圃場:自然栽培)

ブロッコリー

このくそ寒い中徐々にですが大きくなっています。

Image023

ここでは2畝定植しました。

比べてみると大きさは雑草があまり生えていない左側の株の方が大きいです。

Image024

左側の畝は定植前に発芽耕起を行ったため、現在も雑草が生えていません!!

おそらく太陽光が直接届くため雑草だらけの畝より地温が高い分生長が進んでいるものと思われます。

なので、今のところ右側の状態が正解なようです。

但し、ビニールマルチをすると裸畝よりもさらに生長することが白菜の実験からわかっていますので、この時期はビニールマルチが必須なのだと思います。

ところで、最近ネットで調べると木材チップや廃菌床でマルチングするのがかなり有効であることがわかってきました。

なので試してみたいのですが、これらは容易に手に入りません。orz

仕方ないので代用品としてその辺にある枯れた雑草をマルチにしてみたいと思います。(まだ分解が進んでいないので、大量にある)

でも、これらでマルチングすると地温が上がらなさそう。

ということで、左畝の半分ほどで試したいと思います。

1/18 晴れ [晴れ]気温7、-3度 湿度低

黒田五寸にんじん(I圃場:自然栽培)

にんじん

8月末に播種したにんじんです。

でっかくなりすぎて、あちこちに小さい根が張りだしてきました。(収穫が遅すぎ)

でも味は生で食べても臭みはなくとても甘いです。

味なら勝負出来るのですが、まだまだ世の中は見た目が勝負なので、ちょっと難しいかもしれません。

晩生小松菜(F圃場:自然栽培)

小松

毎日とても寒いですが徐々に大きくなっています。

ここ最近はよく雪が積り、押しつぶされている状況ですが、とって元気です。

ちなみに、この小松菜は前回小松菜を収穫した場所にすぐに定植しましたので、現在はもろ連作中です。

今のところ病気や虫は問題ないようです。

無事収穫出来るのでしょうか?

新圃場

新圃場

今度お借りする予定の圃場です。

雪が溶けて全容が明らかになってきました。

莫大な量の炭素資材(枯れた雑草だらけ)がありますので、炭素循環農法にはもってこいでしょう!!

EM菌を散布して細かくして鋤き込みたいと思います。

耕作放棄地は社会問題となっていますが、炭素循環農法をするにはもってこいです。

きっと、日本の農業は炭素循環農法が救うのでしょう!!

炭素循環農法が耕作放棄地問題を解決

炭素循環農法が耕作放棄地問題を解決

1/15 雪 [雪]気温6、-2度 湿度低

新しく畑(元水田)を借りることができそうです。

放棄地

約30aぐらいで、草ぼうぼうです。

粟屋農場では年数の経った草ぼうぼうの放棄地を主に集めています。

理由は、時間をかけずに自然農法を行いたいからで、直近が慣行農法もしくは有機農法の圃場より、年数のたった草ぼうぼうの放棄地の方がよいことがわかっているからです。(説明すると長いので省きます)

ちなみに、放棄地でも自然農みたいに毎年1回ほど草を刈って敷いている方がよいようです。

ここは毎年大家さんが夏に草を刈っているとのことですが、昨年は放置したとのことです。(まあ、いいでしょう)

草の量は見ての通り豪快!!なので、間違いなく地力たっぷりの土地です。(最近、雪がたくさん積もり重みでかなりつぶされていますが、)

雑草が旺盛に生える場所は地力が豊富な証拠なのです。(土壌の深い部分にも微生物がたくさんいる)

昨年のデータから耕作放棄地は草を刈ってEM菌を播いて鋤き込むと、夏にはなんでも育つことがわかっていますので、ここではそのような段取りを組みたいと思います。

圃場は全部で3枚あって、そのうち小さくて効率の悪い圃場は炭素供給圃場(常に雑草を生やす)にして、残りの圃場へ常に炭素資材を供給するようにしたいと思います。

これは、炭素資材が多ければ多いほど、微生物層が豊かになって作物がより元気に育つことがわかっているからです。(通常は木材チップや廃菌床を播く)

さらにいえば、条件の悪い小さい圃場をたくさん借りていますので、全部を作付けすると耕耘など非常に手間がかかって面倒!!でも、使いづらい小さい圃場を雑草供給用の圃場にしてしまえば、管理の手間が省けてかつ炭素資材を供給できるので一石二鳥だと思います。

炭素循環農法では随時炭素を供給する必要があります。

なんだか施肥しているようですが、微生物へは常に餌を与え続ける必要があり、餌不足で死んでしまった場合は、土中が腐敗してしまうため、仕方ありません。

但し、大量の炭素(餌)を与え続けると、微生物が爆発的に増えて、地力が激増しますので、野菜はますます元気に育ち、アブラナ科は夏でも虫がつかず、病気も発生せず、土はより団粒化が進み、水はけ水持ちは劇的によくなり、収量は慣行の2倍と激増します。

ということで、この夏が待ち遠しいなぁ~!!

※耕作放棄地問題は国が炭素循環農法を推進すれば一気に解決するような気がします。(利権を失う人が多いので絶対推進しないと思うけどね)

手間をかけずに転換

手間をかけずに転換

1/9 曇り  [曇り]気温8度 湿度中

今のところ、自然農法(炭素循環農法)が順調なのかはわかりませんが、循環農法なので今年の春以降が勝負です。

さらに良く育つようになっていれば、順調ということになります。

昨年いろいろなパターンを試し、今年は良かったものを採用していきますので、昨年以上のパフォーマンスは期待大!!

さらには播種、育苗、管理の技術もかなり進歩していますので、これはもう豊作間違いなし!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)](ちなみに、初詣のくじでは豊作でした。)

但し、うまく循環しなかった場合は、無肥料栽培である以上貧弱な野菜になってしまい、虫がやってきて、ぼろぼろの野菜になってしまいます。

これを避けるためには、手っ取り早いのは、新たに同じ条件の耕作放棄地を探して開墾すれば良いということです。(昨年と同じことをすれば同じぐらいのパフォーマンスは得られる)

これは確実!!(まだまだ規模を拡大したいし)

現在耕作中の成績の良い大山路の圃場は10年間耕作放棄地だった場所で、しかも大家さんが夏に大きく育った雑草を毎年草刈り機で刈るだけという、まさに10年間不耕起自然農をやっていたのと同じような条件で、僕は春に草を鋤き込むだけで転換OKでした。

上記のような場所であれば初めの転換作業として高炭素資材や大量の廃菌床を敷き詰めるといった労働は必要ないようです。

ということで、家の近所にはほかに何箇所かありますので、交渉してみたいと思います。(耕作放棄地なのでタダで借りれます)

間違っても昨年まで慣行農法をしていたような畑は借りることはしません。(転換作業がたいへん)

現在はレタス類を定植すると95%以上は収穫(しかも夏)できますので、10年近く耕作放棄地だった場所は何もしないで雑草を鋤き込むだけ(EM菌まくと確実)で転換できるのではないかと思います。(ビニールマルチの下の土はふかふかです)

近年農業離れが進んで耕作放棄地が増えてはいますが、これはかえって自然農法には好都合なような気がします。(なんせ耕作放棄地なので借りるのはタダだし手間いらずなので!!)

連作障害

連作障害

1/8 晴れ [晴れ]気温8度 湿度中

今日は良く晴れました!!

でもこれでは作業はできませんねorz

雪

山口市は京都のような盆地になっています。

盆地では冷たい空気が溜まるので雪は溶けにくく、わが農場の宮野地区はさらに小盆地になっているため、気温が市中心に比べて3度ぐらい低いので厚く積もった雪はなかなか溶けません。

一方でとなりの大内地区はすでに畑に雪がない状態でしたので、如何に宮野地区が寒いかがわかります。

まあ、寒い冬は意外と春が早く訪れるので2月の後半からは結構暖かくなると思います。(たぶん)

連作障害が出ないようにこの雪で虫が消えることを願います。

昨年もっともひどかった虫害は、アブラナ科につくハムシです。

写真のA、B圃場のアブラナ科の野菜はほぼ全滅orz

発生原因はA圃場の蕪作で、間引いた株をそのまま畝に置いていたところ、それにハムシが大発生してアブラナ科に被害が出ました。

虫が発生する野菜は弱った野菜です。

間引いた株はすぐには死なずに弱ったまましばらく生き続けます。

その弱った株にハムシが大発生してしまったのです。

いくら虫がつかない自然農法の野菜でも、一旦大発生してしまうと、間引いた株がなくなり次第、虫も何か食べないといけないので、本来食わないであろう自然農法の野菜をかじり始めます。

ちょこちょこかじられるので、結果は葉っぱが網のようなぼろぼろの状態orz(みやまこかぶはひどかった)

なので、それ以来間引き菜は野菜の近くにおかないようにして、虫の発生を警戒しています。

この雪で大発生して生き残ったハムシが消えてくればありがたいです。(先月まではまだハムシはいっぱいいました)