炭素供給場所を作る

炭素供給場所を作る

1/25 晴れ [晴れ]気温6、0度 湿度低

前回お伝えしました耕作放棄地20aの権利設定書類が完成しましたので、早速農業委員会に提出してきました。

これで、今年から合計1.3haの農地を耕作することになります。

但し、農地は棚田なので、圃場が小さい場所が多くて、合計で28枚です。orz

なので、耕作できる面積はおそらく6、7割ぐらいで1ha以下です。

ということで、30a近くは作付けしないのでたいへん無駄なように思えますが、逆転の発想でここでは雑草や緑肥をめいっぱい生やして、炭素資材供給源にしたいと思います。

炭素循環農法では、炭素資材は生に近い雑草(C/N比40)が良いため、ハンマーナイフで粉砕して、作付けする圃場に浅く鋤き込み、作物に供給したいと思います。(但し深く鋤き込む場合はC/N比は高くないと腐敗します。)

最近の流行は木材チップや廃菌症をどこからか入手して軽トラで何往復も運んで散布するのですが、これは非常にたいへんだなぁと思いましたので、出来れば間近で入手出来ないかを考えた挙句、小さくて使い勝手の悪い圃場を炭素供給場所にすればよいという結論になりました。

溝

このように使えそうにない圃場、もしくは使い勝手の良くない小さい圃場なんかは、緑肥供給基地にしてしまえば利用価値はいくらでもありそうです。(ハンマーナイフで粉砕して、隣の圃場に散布すればよい)

とにかく、炭素循環農法では微生物の餌を常に供給しなければなりませんので、周りの耕作放棄地からも”雑草を刈ります”と言ってただで入手すれば良質の炭素資材を大量に得ることが出来るかもしれません!!(ハンマーナイフ前提だけどね)

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