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Category: 自然農、自然栽培

いままでのは一体何だったの?

いままでのは一体何だったの?

10/24  [雨]雨  気温23度 湿度高

15日ぶりに雨が降りました。

昨日は圃場が砂漠のようになっていましたが、今朝はこの雨でばっちり湿ってくれました。

これでしばらくは灌水の心配はいらないでしょう!!

G圃場:自然栽培

発芽

年末ぐらいに収穫予定の蕪、ニンジン白菜、大根です。

今日の雨で一安心です。

乾燥期は主に根を張り巡らせているはずですので、この雨で一気に生長が始まることでしょう!!

但し、明日から極端に気温が下がるようなので、寒気が抜けてからかな?

黒田五寸にんじん(I圃場:自然栽培)

にんじん

かなり良い感じに生長しています。(みた感じですがすでにツモっていますね)

8月末に播種して高温乾燥によって発芽がうまくそろわなかったので歯抜けにはなっていますが、残った株の除草と間引きは適時に行っているので最近の乾燥にめげずに良く育っています。

まあ、最近播いた一番上の写真ではにんじんの発芽がピタッとそろっていますので、この調子だと間違いなく豊作になることでしょう!!

徐々に技術も向上しています。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

自然農法のにんじんはスーパーのにんじんとは味も風味も明らかに違いますので、にんじんで自然農法の素晴らしさをアピールしていく予定です。

ちなみに今日収穫したにんじんをおでんに入れて食べましたがさつま芋のように甘かったです!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

臭みもないので煮物にはもってこいです。

良く思うのですが、いままで食べていたにんじんは一体何だったの?

21世紀の農業とは

21世紀の農業とは

10/21[曇り]曇り  気温24度 湿度中

今日こそは雨が降ると確信していたんですが結局降りませんでした。orz

すでに10日以上雨が降っておらず、今日の雨を当てにして我慢していましたが、天気予報に裏切られ、結果乾燥が極まったため、どうやらあちこち灌水が必要な状況になってしまったようです。

自然農法の場合すでに十分生長している作物については、根が十分生長しているため、自分で水分を集めることが出来るので灌水は不必要なのですが、芽が出たばかりのものやまだ芽が出ていないものはそういうわけにはいきません。

明日はたいへんだorz

にんじん(G圃場:自然栽培)

にんじん

発芽がピタッとそろったニンジン畝!!

三角ホーで簡単に除草ができます。(右が作業後)

スジ播きの場合はピタッと発芽をそろえる必要があるようです。

左の葉は天王寺蕪です。

播種してすぐにピタッと発芽がそろって、生長もとてもはやいので、ほとんど除草の必要はありません!!

あかねホウレン草(H圃場:自然栽培)

ホウレン草

9月の高温期にスジ播きしたホウレンソウです。

灌水が間に合わず、発芽がそろわなかったため管理が重荷となり放棄しましたが、一食分は収穫することが出来ました。

ホウレン草はアルカリ性土壌でないと育たないということが本に書いてありますが、ここでは一切石灰等のアルカリ性物質は入れていません(というか何も入れてません)

肥料を入れるから土壌が酸性化するのであって、酸性雨が原因ではありません(排ガス対策の進んだ日本において酸性雨はまずありえません!!)

自然農法こそ21世紀型の農業なのです。

結果的に自然農

結果的に自然農

9/29  [晴れ][曇り]晴れのち曇り  気温25度 湿度低

もう9月末なので、さすがに涼しくなってきました。

ちょっと前までは32度以上が当たり前だったので、雨上がり後はすぐに圃場が乾燥していましたが、先日の雨後はずっと湿ったままで、ぬかるんだ状態が続き、早くトラクターで鋤きたいのですが作業が出来ない状態になってしまいました。

ということで、早く乾燥した状態になってほしいものです。

B圃場:EM菌炭素循環農法

B

生えてきた草を刈ってそのまま敷いていった結果、なんだか不耕起自然農のような美しい景観になってきました。

中央は長ナスですがいまいち実がつきません!!

最近秋になったばかりなのでおそらくこれからなんでしょうが、これだと収穫期がわずかな期間になってしまいそうです。orz

左に大根の葉が見えています。

間引いた大根を毎日食べていますが塩でもんで生で食べるととても辛いです。

自然農法の大根はひょとしたら辛いのかもしれません!!

でも、火を通すと辛さは甘みへと変わり、非常においしくなります。(スーパーの大根とは別物になります)

なので、おでんが非常に楽しみです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

玉ねぎ(H圃場:自然栽培)

たまねぎ

育苗床で育てている玉ねぎの芽がにょきにょき出てきました。

玉ねぎについては昨年農業大学校の研修で作り方を教わりましたので、それに沿って作っています。

まあ、でも土作りは化学肥料やくど石灰の調合も学びましたが、一切参考にしていません!!

土に力があれば何でも育つのが自然農法です。

但し、管理方法については参考になりましたので、たいへん勉強になりました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

玉ねぎはちゃんと収穫出来るんでしょうかね!!

土中分析

土中分析

9/27  [雨]雨  気温23度 湿度中

今日は朝からどんより曇り空!!

時々ぽつぽつと雨粒が落ちていたので、急いで蕪とにんじんを播種しました。

今日明日と雨なので、うまくいけばにんじんは無灌水で発芽まで行けるかもしれません!!

夏、にんじんを播種した時は、毎日ジョウロで灌水したにもかかわらず、発芽率は最高で70%ぐらいでしたので、現在は歯抜け状態です。orz

まあ、今年の夏は異常なほど乾燥していたのでしょうがないかもしれませんが、今のところにんじんに関しては苦手な野菜です。(播種以外は順調)

なので、今年は少しでも余裕があれば、にんじんの播種の練習を行い、発芽率向上の研究をしています。

白菜(E圃場:自然栽培)

白菜

生育にムラが結構あります。

写真だとわかりづらいですが生長が早いところ(微生物豊富)と遅いところ(微生物が少ない)がまちまちです。

でもこれがヒントになりだいぶ転換技術についてはわかってきました。

圃場の各土中を顕微鏡で検査できませんので想像でしかわかりませんが、転換初期は微生物が豊富な場所(発酵が進んでいるところ)と微生物が貧弱な場所(発酵が進んでいないところ)が点在していて、だんだん貧弱な場所の発酵が進み地力が均一に高くなっていくのだと思います。

なので、今のやり方だと3~6カ月は転換に時間がかるようです。

もし今後耕作放棄地を手に入れた場合は、これを計算に入れて作付けすれば、初期作から多収量が期待出来ると思います。

まあ、転換間もないE圃場に白菜は定植しましたのでたぶん5割ぐらいの収量しか見込めませんが、いろいろわかって勉強になります。

転換初期のムラについて

転換初期のムラについて

9/25  [晴れ]晴れ  気温26度 湿度低

最近朝はめっきり寒くなりました。

そして、同時に虫も急にいなくなってきました。(どこに行ったんだろう)

ということで、今の時期に定植を行うのがよいようですね!!(白菜はちょっと早かったorz)

定植してから10日たった白菜

白菜(E圃場:自然栽培)

白菜2

5%ぐらいは虫や乾燥で逝ってしまいました。orz

白菜

このE圃場については白菜定植1か月前に開墾しました。

Image021

開墾前7/20

ここは自然栽培なのでこの草を刈って枯らせてから鋤き込みました。

何もしない(無肥料)圃場にこれだけの草が生育するということは、すでに潜在的に地力がある証拠なので転換は早いのです。

ただし、最近わかったことは転換初期はほぼ間違いなくムラが出てしまうということです。

E圃場では白菜は大きく育っている場所と全く生長していない場所がばらばらに出てきています。

これは微生物の多い部分と少ない部分が混在しているためでしょう。

なので、微生物が均一に多くならないとムラは解消されません!!

そして、地力のない部分は生長は見込めないので、今回はちょっと収量はあまり期待できそうにありませんorz

(※但し、育っていない部分に米ぬかをうっすら播けば地力はあがるので、ちょっと試してみたいとは思います。)

ということで、これを回避するためには、転換初期は3カ月くらい放置して微生物の繁殖を待つことがよいように思えます。

耕作放棄地の転換は半年はみたほうがよさそうです。

まあ、いまさら遅いので何とも言えませんが、5月に転換したB圃場やH圃場ではほぼムラはなくなってきていますので、上記は間違いないでしょう!!(大根は端から端まで噴いています)

転換速度の研究

転換速度の研究

9/19  [晴れ][曇り]曇り時々晴れ  気温32度 湿度低

今年春にトウモロコシを植えた熊坂の圃場です。

圃場内に有機物がなく微生物による窒素供給がなかったため、まったく育ちませんでした。orz

大山路の圃場ではトウモロコシは良く育ちましたので、明らかに地力がないことがわかります。

熊坂

ここは大家さんが10年以上耕作を放棄されていた場所ですが、その間ご丁寧に雑草が少し生えてはトラクターで耕耘を繰り返されていました。

結果はトウモロコシはほとんど生長しませんでした。

現在は大山路の圃場をメインにしていますが、こちらは作物はめちゃめちゃ生長しています。

大山路と熊坂の圃場の違いは以下です。

  1. 大山路・・・大家さんが草をぎりぎりまで生長させて夏に草を刈ってそのまま放置することを10年繰り返した。
  2. 熊坂・・・・・大家さんがちょっと芽のでた雑草をすぐにトラクターで鋤き込むことを10年繰り返した。

どちらも耕作放棄地には違いないんですが、作物の生長は天と地ほどの差が出ています。

そこで、熊坂の圃場を自然農法が行えるように転換しなければならないのですが、自然栽培流の転換方法ではおそらく作物がよくできるようになるまでに5年ぐらいかかってしまいます。

そんなに待てませんので、できるだけ早く自然栽培5年目の状態にして使用したいため、EM菌を使った転換方法を試したいと思います。

まあ、これは炭素循環農法なのですが、圃場の雑草を一旦刈って枯らせて、EM菌を培養して圃場に播いて枯れ草と一緒に鋤き込みたいと思います。

これによって冬の間に微生物が圃場全体に繁殖して豊富な状態になるはずなので、来年春からは植えればなんでも良く育つ圃場になるはずです。

ただ、写真を見る限りでは鋤き込む草の量(圃場の雑草)がちょっと少ないように思えますので、まずはこの秋に草をEM菌と一緒に鋤き込み、地力を挙げた上にさらに雑草をぼうぼうにして、それも鋤き込んでから野菜作りをしたいと思います。

なので早くてしよう開始葉来年夏からということになりそうです。

結局転換には1年かかりそうです。

今回全く地力の無い圃場をかりてしまいましたが、これはこれで転換速度の研究が出来そうですので、貴重なデータとなりそうです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

虫の利用

虫の利用

9/7  [曇り][雨]曇りのち雨  気温27度 湿度高

大根の生長が早すぎる!!

宮重大根(B圃場:EM菌炭素循環農法)

Image020

露出があっていませんが、自然農法の作物は全部こんな感じに写ってしまいます。

肉眼ではきれいな黄緑色です。

大きいものですでに直径5cmぐらいです。

日に日にでっかくなっています。

畝に緑色のレールがあるような感じになっています。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ただ、モンシロチョウがせっせと産卵していましたので、2,3日後から徐々に網のような感じになっていくんでしょうかねorz

まあ、生長速度が速くて食われる分を上回れば良いだけの話なので、この調子なら大丈夫でしょう!!

さらに言えば、虫が出てくる理由は、この込み合った状況を調整する働きを担っているのだた考えています。[わーい(嬉しい顔)]

このままだと大根の葉がぶつかる部分では生長しずらくなるため、量を減らす必要があるので、あえて大根が虫に食わせているともいえます。

(オクラではなぜか同種の毛虫だけが取り付いて、いつも葉を食べていますが、なぜか食われすぎずにちょうど良い感じで葉が間引かれています)

なので、オクラ同様にちょうど良い感覚になるように食わせてあげようと思います。(でも食われすぎたらつぶしますが!!)

どうなりますかね?

微生物の働きを理解していればなんでも出来る

微生物の働きを理解していればなんでも出来る

9/6  [曇り][雨]曇りのち雨  気温28度 湿度高

台風がなかなか通過せずに昨日から風が吹き荒れて午後から雨です。

おかげで何十日もつづいた気温が33度以上の地獄の猛暑が今日で終止符!!

いや~気温28度がこんなに涼しく感じられるとは思ってもいませんでした。

午後からは風も収まり本格的な雨!!

畑は今朝まで乾燥していましたので、これでしばらくは大丈夫でしょう。

五角オクラ(B圃場:EM菌炭素循環農法)

オクラ

オクラはF圃場(自然栽培)でも作っています。

比較する目的で作っていますが、安定して育っているのは写真のB圃場のほうです。

B圃場は開墾時にあらかじめEM菌を散布してからスタートしています。

F圃場に比べて、ここの土壌は微生物が少ない気がしましたので、サイオンEM菌を培養して36Lをジョウロでまんべんなく播きました。

以降は雑草を枯らして鋤き込んだだけなのですが、予想通りの好成績です。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ちなみにオクラの左側(トラクターで耕耘した部分)ではトウモロコシ(スイートコーン)を4条作った場所ですが、畦に近い部分ではトウモロコシは全く育ちませんでした。

理由はEM菌をきちっと端まで散布していなかったためで、このため微生物が少なかったことが原因で窒素供給が出来ずに良く育たなかったようです。

上記の結果から言えることは、開墾時にもしEM菌を散布していなければ、B圃場では潜在的に微生物が少ないために、おそらくオクラは写真のようには育っていなかったのではないのかと考えるれます。

F圃場のように開墾当初から微生物が豊富である場所は、草を刈って枯れ草を鋤き込むだけで、即、自然農法(自然栽培)を行うことができますが、もし、開墾する土地に微生物がいないような状況であれば、上記の方法で簡単に転換することはできます。

但し、サイオンEM菌は有機JAS認定商品なので、B圃場の作物は一定期間有機農法になってしまいますが、何年間もトウモロコシのように何も出来ないよりは、この方法がベターだと思います。

まあ、EM菌を使いますが考え方は有機農法とは全く違う、微生物を生かした土作り=自然農法(炭素循環農法)です。

なので、有機農法ではないんですがね。(理解出来るかな~)

ということで、B圃場ではすでに微生物が豊富な状態(自然栽培5年目ぐらいの状態)になりましたので、以降はEM菌を使うことはありません!!

草を枯らして鋤き込むのみです。

結果的に、開墾してから2,3カ月で自然栽培5年目ぐらいの状態になりましたので、これほど楽な方法はないと言えるでしょう!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

※この方法は5年ぐらい耕作放棄された農地では有効です。慣行農法や有機農法を直前まで行っていた畑ではたぶんすぐの転換は難しいと思います。

元気な野菜はぶちうま

元気な野菜はぶちうま

8/31  [晴れ][曇り]晴れのち曇り  気温34度 湿度中

今日で8月は最後です。(はやっ!!)

とにかく暑い月でしたが、実り多い月でした!!

ナス、オクラ、きゅうり、ピーマン、そしてレタスも作れることが確認、収量も多いことがわかりました。

そして肝心のお味は、ぶちうまです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

元気に育った野菜は本当にうまい!!

スーパーの肥料過多でニートのように育ち、元気がなく不健康で虫に食われそうになったところを農薬で防除した野菜とは次元が違います。

それに比べて、自然農法の無肥料で無灌水の野菜は根がよく育ち元気でうまいのです。

これこそ本物の野菜です。

そして無添加なので安心安全!!(スーパーの野菜は化学製品みたい)

ただ、ちょっと残念だったのがトマトです。

苗50本植えましたが2本しか残っていません。orz

トマトは気温が30度以上では生長せずに弱るそうで、梅雨明け後からとにかく暑い日が続いたため、枯れてしまいました。

でも、残った苗はまだ元気ですので、ここで涼しくなってくれば実をつけてくれるかもしれません!!

まあ、明日ぐらいに腋芽を苗にしましたので、再度トマトを定植してみたいと思います。(10本ぐらい)

黄金マクワ(B圃場:EM菌炭素循環農法)

マクワ

メロンやスイカも続々と大きくなっています。

まだ堪能していませんが、今日同じウリ科のかぼちゃを食べてみたところたいへん甘かったので、きっとこれらも甘くておいしいのででしょう!!

いや~楽しみですね!!

ただし、カラスが狙っていましたので、警戒が必要です。orz

久々の雨

久々の雨

8/30  [曇り][雨]曇りのち雨  気温33度 湿度中

12日ぶりの雨が降りました。

あめ

ちょうど、にんじんと大根を播いた後に降ってきましたので、きっと発芽はうまくいくことでしょう!!

さらにこの雨の中で蕪を播種しました。

今度いつ雨が降るのかはわかりませんので、明日の朝も播種する予定です。

まあ、この日のために畝は何個か作っていましたので、準備しておいてよかったです。

それにしても、明日以降の天気予報はずっと晴れマークorz

もうすぐ9月ですが気温も33度以上の予報!!

なんか今年の秋は短いような気がしてきました。

そういえば去年の秋も短かったし、近年短くなってきています。

ちゃんと作物は育つか心配ですが、自然農法はやってくれると思います。

ということで、夏の作物はトマト以外大成功でしたので、秋冬の野菜が楽しみです。