自然栽培ひとすじに

自然栽培ひとすじに

今、木村秋則先生の著書、自然栽培ひとすじにを県立図書館で借りて読んでいますが、これは素晴らしいです。
自然栽培の詳しい方法が載っています。
かなり参考になります。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

植物が育つのに窒素が必要なのはわかっていましたが、野菜の周りに一緒に大豆を植えるとはすごいです。
これは共栄作物というやつなのでしょうか?

マメ科、特に大豆は大気もしくは雨水の中の窒素を根の根粒菌に固定して、これが肥料の役目を果たすのでやせた土地でも生長します。
また、この根粒菌に含まれる窒素は大豆の生長に必要な分をはるかに超える窒素を蓄えますので余った窒素で他の野菜が育つということです。

いや~なるほど、今自宅で実験中の大根がだんだん黄ばんできて明らかに窒素不足の色になってきたのがうなずけます。
無肥料の地にただ植えるだけだとだめなんですね。
どおりでマメ科のソラマメだけ元気に育っていることが良くわかります。

それにしても窒素を地中に与えるのに、大豆を植えるだけで良いなんてすごく簡単ですね。
これが化学肥料だと10aあたり何百kg必要で有機肥料だと何トン必要になることか!!

いや~勉強になりました。危うく大失敗するところでした。

ところで、自然農についてはマメ科で窒素を固定するという考え方が出てこなかったような気がしますが、見落としでしょうか?
それとも自然農の畝に上記のような形で植えると逆に窒素過多で虫が付いてしまうということなのでしょうか?
後者のような気がします。

当然、雑草の中にもマメ科の植物があると思いますので、それらが自然農の畝に窒素供給しているのだと思います。
もし不耕機の地で地力が十分かどうか判断するには、大豆を植えると良いと書いてありますので、根粒菌の量を直接確認すれば良いということです。

それにしても、この間の農業大学の短期講習会で肥料についての基礎知識を勉強しておいてよかったです。
肥料を播くとは実際は植物の生長に必要な窒素を播いているということだったので、この本を読んで良く理解できました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

先人たちの苦労や努力はすごいですね。
これで自然農、自然栽培に自信がつきました。
あとは土地だけです。 orz

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