TPPの詳細(山田前農林大臣のインタビュー)
2/10 曇り 気温8、0度 湿度中
農閑期で時間があるので、いろいろ情報収集していますが、TPPに関しては急いで情報拡散が必要なようです。
このインタビュー内容を見るとTPPについての詳細がはっきりわかります。(かなりひどい)
要点は以下です。
- 政府はアメリカとかなり深い部分まで交渉が進行しているが、民主党議員に一切報告がない。
執行部が独断で協議中 ⇒ 前原、仙石などの売国衆が協議(というかアメリカから一方的な命令なんだと思う) - 協議内容は24部会(農業だけではない)にわたる(医療、保険、金融、弁護士など)
- 公共工事の発注は日本語だけではなく英語でも行わなくてはならず、地元の業者が発注することが出来なくなる
- 弁護士は全てアメリカのルール(きっと日本の企業からいっぱい金を巻き上げることでしょう)
- 国民保険が廃止になり全て民間の保険になる。(アフラックなど)⇒お金のない人は保険に入れなくなる(保険に入らないと盲腸の手術が200万円とか)
- 日本以外の国の農業政策は実は農家への直接補償がかなり充実している。
アメリカでさえ手厚く補償している。⇒日本の農家が甘えているというのは嘘
スイスの場合、耕作しづらい高地の農地を耕す農家は、価格競争出来ないが環境保全のため300万円ぐらい直接補償している。
直接補償のない日本の棚田(作りづらい)が荒廃するのはあたりまえ⇒価格競争しづらいため - 人、物の移動が自由になるため、人件費の安い国の労働者がわんさかやってくる(若者はさらに失業)
- 日本の輸出産業はすでにほとんどが海外生産しているので、輸出が伸びることは絶対あり得ない(アメリカは通貨安政策しているので、逆にアメリカからの輸入が増える)
- アメリカのBSE猛毒牛肉を強制輸入
- などなど
まあ、間違いなく国がぶっ壊れますね。
日本には何にもメリットはなく、どう考えても日本の植民地化。
まるで江戸時代末期の不平等条約のようなもの(岩上氏)
マスコミが一切詳細を報道しないので、国民が知らない間に(というか農業だけ没落して、輸出産業ほかが伸びて生長できると喧伝)売国が進んでいるとしか思えません!!
ということで、ここまでひどいとは思いませんでした。(単に郵貯の金を貢ぐだけではなかったみたい) 6月に決定するとか(なんなのこれ?)