トラクターほしい
最近、一斉に田んぼをトラクターで耕耘している姿が良く目につきます。
慣行の田んぼだとこの時期に一度土を掘り返すようです。
自然農法では麦を植えて輸作を行いますので一切耕しません。
それにしてもバイクで静かな農村を走りましたが、いやー農家のみなさん立派なトラクター(400万以上)をお持ちでした。
そんなに収入あるのかなと思いましたが、びっくりですね。
ちなみにクボタのホームページの動画を見ると、無理してでもトラクターを買いたくなってしまいます。
それだけではなく他の定植機やコンバインなどもほしくなります。
今の有機農業研修に比べるとなんて楽なんだろうと思ってしまいます。
しかしそこが落とし穴で全部新品でそろえると1000万円はかかり、さらに慣行を行うと1000万円では済まなくなります。
当然、大量にさばける機械を大金で買うのだから、耕作面積を増やさなければなりません。
なので、資材コスト(農薬、除草剤含む)は広い分半端ではなくなります。
しかも機械化で作業が短くなりますがその分面積が広くなりますので、結局時間はかかってしまいます。
機械要らずの不耕機自然農法とくらべ労働時間、利益とあまり変わらない気がします。
福岡先生の本を読むと稲刈り後に田んぼを耕すことが無駄な行為でさらに田植え前の整備も不要で、まるでトラクターを買ってわざわざ無駄なことをさせられているのだと書いてあります。
先生の自然農法は一見何も考えていないように見えますが先生の著書、無Ⅲを読むと自然農法と慣行のコストと収益を論理的に言われていて、とても農家とは思えない内容です。
結論は、収量は福岡先生式の農法が収量は上
ちなみに福岡先生式の自然農法は他の自然農法とは概念そのものが違います。
田植えは稲籾を入れた土団子を播くだけで、以後の除草作業も水の出し入れだけでOKと、手間がほとんどかかりません。行う作業は手で稲を刈るぐらいです。
そして収量は驚くことに1反当たり軽く10俵を超えるそうです。
(慣行は10俵が上限)
これはちょっと研究してみる価値があるなと思っています。
この技術をものにできれば、稲刈り以外の作業はほとんどいらなく、その間野菜作りに専念することができます。
しかも資材コストは0です。
ただし、僕がやろうとするハイブリッド式では、自然栽培も行うため、トラクターが必要になります。
400万円の冷暖房付きのトラクターではなく、40年前の10万円の中古を買うしかないでしょうね orz