虫よけ
6/20 曇りのち 雨 気温27度 湿度高
梅雨に入って虫の攻撃が激化しています。
もともと、この時期は葉物野菜(アブラナ科)の適期ではなくナスやオクラなどの株の大きな野菜を作る時期です。
なので、自然界は葉物野菜に対して虫(特にナメクジ)を使って駆除するように動きます。(たぶん)
但し、中には元気に育っている葉物野菜もあって30%ぐらいは元気です。
全体を100とすると30ぐらいなので、出来は悪いです。orz
よく言われている、自然栽培転換3年目は収量が極端に落ちる
今はまさにこのような状況にあるように思えます。
上記について
- 慣行や有機から自然栽培へ転換後の2年間は残肥料があるため収量はそこそこある
- 3年目からは肥料がなくなるので収量が極端に落ちる。(今ここ)
残肥料が全く期待できないので肥料の効き目がない分生長が遅れるか、虫にやられる - 4年目以降は徐々に収量が上がり始める
なぜ4年目から徐々に収量が増え始めるかというと、圃場に微生物が増え始めるからで、それに比例して収量は上がっていきます。
現在のA圃場(EM菌炭素循環農法)について
雑草が良く生えているところには野菜も元気に生えていて虫に対してもそれほどやられていません。
しかし、雑草がほとんど生えていない場所では野菜もやはり生えていません。
その割合は70:30(あまり生えない/良く生える)ぐらいです。
これは、微生物が豊富な部分とそうでない部分が混在しているとも言えます。
なので、微生物が豊富な部分では虫にやられず野菜も雑草も良く育ち、微生物がいないところでは野菜も雑草も全く育たず虫にやられています。
ということで、もうちょっとトラクターでかき回して均一にしておけばよかったということになります。orz
自然栽培への転換を早めようと思えば、とにかく雑草を生やすことです。
そして、2か月サイクルで雑草を生やして、刈って、枯らして、鋤き込む、これをとにかく繰り返してできれば圃場内の土をかき混ぜて微生物が隅々までいきわたるようにすることだと思います。