驚異の変化

驚異の変化

驚異の変化

朝晩すっかり冷え込むようになってきました。
昨日は日中の最高気温が25度を超えて暑かったのですが、夕方、日が落ちると一気に気温が下がり(17度ぐらい)かなり冷えてきました。

さて、先月の初めには、以下のような変化がとても起きるとは想像もしておりませんでした。

awaya農園[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

9/05
高台905.jpg

9/25
高台925.jpg

10/10

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ずいぶん変化しますね。

自然農法を営む上で重要な点は以下です。

  1. 夏草が勝手に枯れてくれることによる雑草の除草の手間を省く
  2. 夏草が枯れる前の最後のひと花を咲かせているときに次の種を播く

この変化がわかっていれば、9/05時点の草がまだ青いうちに白菜、キャベツ、ニンジンなどの冬用の作物を植えておけば、除草せずに勝手に雑草が枯れてくれ、虫たちの生態系も崩さずにすみ、自然の循環に沿った不耕機栽培がきっと可能なのでしょう。
この辺は川口由一大先生の本に載っています。

9/05

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9/25

アップ925.jpg

10/10

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耕作放棄地は一年中、草が生え放題のようなイメージがありましたが、実際は夏草と冬草が生え換わるタイミングがあり、枯れた草は土へ帰り腐葉土(次の世代への栄養)になります。

自然農法(川口さんのやつ)は外部から肥料を持ち込んで与えることはありませんが、上記の栄養で作物を育てていくという考え方です。
無肥料栽培なのですが、栄養はちゃんと与えています。
これは森の循環に基づいた考え方です。
森は肥料もないのに立派に木々は育っています。
それは木々の葉っぱが地面に落ちて腐葉土となり土中の栄養となるからです。

この原理原則がわかっていれば、わざわざお金出して、専用のうんこばら撒き機を使って、肥料を撒く必要はないということですね。

この原則は昭和30年代にすでに福岡さんによって確立されていた理論にもかかわらず、農協は意図的に農家へ情報を与えずに、農薬、化学肥料、高価な機械類を購入させ、その手数料で設けた経緯があり、農民を食い物にしてきました。

民主党政権に代わり、この流れ(農協ばんざい)は完全に止まると思いますので、これを踏まえて新規就農を目指さなければなりません。
政治に詳しくなくては、新規就農者が農業で成功することは難しいのではないでしょうか。

話はそれましたが、自然農法用の栽培の手引きなるものがありまして、これが手元にあれば、植え方、定植、種採取などいろいろ載っていますので、すぐにでも作付けが可能です。

※ 自然農・栽培の手引き 監修 川口由一

もともと、地元民でありながら全く自然の変化に無頓着に育ってきましたので、自然の観察というのは非常に面白いものですね。

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