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Month: 2011年12月

ミズナの収穫

ミズナの収穫

12/11 [曇り]曇り  気温10、2度 湿度中

冬型の気圧配置ということで、昨日も今日もずっと寒くて曇りの天気!!
宮野は中山間地なので、冬に晴れることはあまりありませんorz
そして、この時期は気温も10度以下なので、何もしないでの自然農法野菜の栽培は厳しいです。
これは、寒いと葉が枯れてしまうため、(理由は窒素飢餓)出荷調整に非常に手間がかかります。
なので、効率を上げるためには、一カ月ぐらい気温がずれる温かい地域で行うことがよいということになります。(1月からはハウス)

新黒田五寸 H圃場:自然栽培

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9/5播種の人参です。
そこそこ大きいものから収穫しています。
人参については宮野ではよく育つようなので、来年はたくさん作る予定です。
最近ぐっと寒くなったためか収穫直後の人参を臭うとフルーツのような甘い香りがします。

ミズナ、熊坂ヒルズC圃場:EM菌炭素循環農法

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すじ播きしたミズナです。
マルチに直接定植した方法も行っていますが、どちらが効率がよいのか比べている最中です。
結論はマルチ定植かな?(マルチレス栽培だと、もうこの時期は育ちません)

ということで、今日は寒い中、一日収穫でした。

この冬一番の寒さ

この冬一番の寒さ

12/10 [曇り]雨のち曇り  気温7、4度 湿度中

昨日、パオパオを掛けまくって今朝の冷え込みに備えましたが、予報とは違ってそんなに気温が下がりませんでした。
なので、レタスは無事!!
でも、いつ凍るか分からないので、明日以降大量に出荷して、早いところ現金に換えることにしよう!!

大根 (熊坂ヒルズ:EM菌炭素循環農法)

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寒くなってから生育がいまいちな大根です。
このままだと小さいまま春にとうが立って終了してしまうため、何とかしなければなりません

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ということで、透明マルチを畝の側面に張りました。
これによって、畝の温度が上がって微生物の活動が活発になれば、大根も生長を始めるはずです。
黒マルチよりも透明マルチの方が地温を上げやすいとのことなので、試してみることにしました。

マルチ張りは非常に面倒なので、来年は作付けを早めるか、マルチ栽培にしたいと思います。
まあ、マルチ栽培が無難で管理も楽なので、来年はマルチ栽培onlyでいく予定!!

明日の朝は勝負

明日の朝は勝負

12/9 [雨][曇り]雨のち曇り  気温9、3度 湿度中

この冬一番の寒気とのことで、遠くの山(標高500m)はすっかり雪景色となり、今日は非常に寒かったです。
まあ、宮野に雪が積もらなかったので、作物に被害はなくてよかったです。
でも、明日の朝は市内で1度の予報なので、おそらく氷点下かな?
結球したレタスが傷まないように祈ります。(一応パオパオをかけました)

E圃場:自然栽培

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完全防寒状態!!
これで、氷点下に耐えることが出来るのかな?
まあ、だめもとで実験ですね!!

だめな場合は、この時期までに出荷を終えるように来年は作付けしたいと思います。(12月は右田)

※ちなみに、左のトンネルは生育の遅れている人参です。

ということで、明日の早朝はどうなることやら!!

玉ねぎの開発

玉ねぎの開発

12/8 [雨][晴れ]雨のち晴れ  気温14、8度 湿度中

明日からこの冬一番の寒気が入って雪となるかもとの予報
なので、今日はまだ出荷していないレタスへの防寒対策を行いました。(パオパオかけるぐらいですが)
まあ、雪が降ると言っても積もることはなさそうなので、今回は大丈夫でしょう!!

F1極早生玉ねぎ F圃場:自然栽培

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極早生玉ネギにビニールトンネルをかぶせました。
植えた苗がどうしようもなく小さかったので、冬の間に生長させる予定です!!
ちなみに、欠株部分には小松菜とホウレン草を播種しています。(冬季の小松菜とホウレン草の実験でもある)

まあ、冬は寒冷地帯のわが農場は、極早生栽培には向いていないはずなので、来年は暖地で作ります。
早生はいけるかな?

晩生玉ねぎ 実験中

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購入苗の玉ねぎです。
来年の苗作りの参考用に購入して栽培しています。
仮想自然農法苗ということで葉色薄くやや細い苗を農協の朝市で購入
僕が作る細くて弱弱しい苗に比べるとやはり体力があるみたいで、今のところ虫にやられている様子は無く活着したようです。
なので、玉ねぎを作る際はこのような苗を目指す必要がありそうです。

ちなみに、この玉ねぎを無農薬栽培として売ることはできないので、自家消費用か理解してくださる方への販売となります。
まあ、今回は立派な玉ねぎを確実に大量に作ることを目的にしていますので、それでOK
※右田で実験栽培中の極早生玉ねぎも一部苗を購入(これも実験中)していますので、やはり出荷はしない予定(ほしい人にはお売りしますので、メール下さい)

中晩生の苗はまだ小さいので、今も育苗中
この苗はモグラ発生で量は少なく、生育も遅くて写真のような苗にはまだなっていません。
生育もばらばら(まあ、来年もうまく出来ないと思う)

2月下旬ぐらいの作付け予定です。

ということで、来年は自分で立派な苗を作るか、MOA推奨の自然農法用の苗を購入栽培して、初めて自然農法玉ねぎとして大量に供給できそう。(2年後の予定)

微生物を働かせるには

微生物を働かせるには

12/7 [曇り]曇り  気温14、7度 湿度中

今日は日差しが無くて寒い一日でした。
12月は日差しがないと寒いです。
根、葉物野菜が多いこの季節は水洗いも非常に多くてつらくなります。
なので、僕は夏の方がよいです。

大根(H圃場:自然栽培)

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収穫がかなり進んでいます。
あとわずかです。(小さいのは残しているが)
この次の大根は

熊坂ヒルズ:EM菌炭素循環農法

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ここで収穫する予定ですが、最近ほとんど生長しなくなりましたorz
今日、試しに収穫してみましたが、まだ小さい。
先ほどの圃場より10日遅く播種しましたが、どうやら間に合わなかったかもしれません。
明日以降ぐっと気温が下がってきますので、生長は見込めず!!
なので、トンネルなどの手段が必要かもしれません。

まあ、自然農法では土中の微生物さえ働く環境を作ればよいので、畝の斜面にだけに透明マルチをするのも面白いかもしれませんね。

ということで、近々何かします。

越冬圃場での作業

越冬圃場での作業

12/6 [晴れ][曇り]晴れ時々曇り  気温15、6度 湿度低

今日は出荷後、午後から右田での作業です。

隣のビニールハウスは現在工事中で間もなくビニールが張られて完成します。
工事終了後はビニールハウスでの作業(間もなく)を行いますので、それまでにここを仕上げておく予定です。

1

今日は人参と大根の播種を行いました。
後は玉ねぎにトンネルをかぶせて、真中の畝に大根第二弾を播種してトンネルです。(1日かかりそう)

ミズナ

2

10月末に播種しました。

3

来月から収穫かな

春神楽(大根)

4

タキイの新製品です。

5

見事発芽しています。

2粒播きですが、何個かバッタや根切り虫にやられて欠株状態orz
なので、けちらずに3粒播きすればよかった。

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ということで、16時ごろすでにこんな状態(日没が早すぎ)

右田実験圃場

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なんだかブロッコリーとキャベツがよさそうな感じです!!
もう少し高畝にすれば勢いよく生長しそう。
一応、虫とりはしていません

7

白菜は固定種の京都3号がよい感じ!!(交配種は外葉が黄色くなっている)
外葉の直径が80cmぐらいの特大サイズ

ここは宮野と違って冬もそこそこあたたかいので、キャベツ等も含めて1月ぐらいに収穫できるかも

ということで、未だにうまく作れないキャベツ、ブロッコリー、白菜が克服できれば、来年は非常に楽しみです。

芋の収穫

芋の収穫

12/5 [晴れ]晴れ  気温16、4度 湿度低

昨日までの雨の影響で、今朝は畑一面凍っていました。orz

天気予報では最低気温が6度とのことでしたので、安心していましたが、今朝になって訂正して4度、これは市内の気温なので、宮野はさらに-2,3度なのでほぼ0度付近!!
ということで、霜ではなく雨でぬれた部分が凍っている状況で、玉レタスがパリッパリになっていました。

どうも、天気予報は当てになりません!!
昨日の夜結構晴れていたので、もしやと思いましたがその通りでした。(農家の勘というやつかな)

で、日中は温かな陽が差していましたので、すぐに復活してくれましたが、凍ると玉レタスの外葉は痛んでしまいます。
結論を言うと早くパオパオ掛けておくべきでした!!ということです。(なので、遅いですが今日かけました)

まあ、幸い玉レタスは外葉を剥けばよいので、その分生長させて収穫したいと思います。(さむいから生長しないかも)

里芋 C圃場:EM菌炭素循環農法

里芋1

あまり出来の良くなかった里芋です。
完全に管理方法に不備があったようで、収量は少なめかな?
それと、上の田から常に水が落ちてくる場所だと作りづらいみたいです。

里芋2

赤芽大吉を植えましたが、親芋がソフトボール大の大きさで、でかい小芋が数個付いている状況です。

他は自家採取した石川早生?を植えていますが、こちらは親芋と小芋は小さく多数付いている状況なので、そこそこのできかなというところです!!
品種によって出来方は変わるようです。

ジャガイモ出島(B圃場:EM菌炭素循環農法)

ジャガ1

11/22の霜で枯れてしまったため生育期間が短くなってしまいました。
ただでさえ発芽が50%ぐらいなので、これは大失敗orz
まあ、生育期間が短い時点で、この地は秋作には向かないようです。

ジャガ2

一株でこれぐらい

1カ月一個ぐらい生長する感じかな
栽培期間はあと1カ月は必要!!(でかいのが4個はいる)
なので、霜が年末まで下りない場所が必要になります。

ということで、来年は温かい場所での作付けに変更します。

キャベツ作りは簡単らしい

キャベツ作りは簡単らしい

12/4 [曇り][晴れ]くもり時々晴れ  気温15、7度 湿度中

午前中は熱が出て倒れていましたが、午後から徐々に回復!!
何とか峠を越えた感じです。
そんな中でも明日は出荷があるので、今日のうちからいろいろ準備しなくてはならず、農業はたいへんです。

ところで、今回は風邪かなと思いましたが、吐き気とおなかごろごろがずっと続いているところを見ると、おそらく食中毒?
そういえば、座談会で試食したあれかな?と思いましたが、原因は不明なので何とも言えません!!
当事者で同じ目に遭った人がいれば正解ということでしょう!!(他は拾い食いでもしたかな?)

お隣の畑

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お隣の慣行農法の畑です。
キャベツが全て育っています。
定植後にパラパラと肥料を播いているのを見ましたが、それでこんなに立派に育ちます。(防除したところは見ていない)

それに比べて、自然農法でのキャベツ作りはかなり難しくて、今までまともにできたことがありませんorz
おそらく、慣行農法が導入された直後は、農家のみなさん魔法の粉のような印象をもたれたに違いないですね!!
温かい右田では何とか結球が始まっていますので、そちらでは作れるかもしれませんが、ここでは冬の寒さによる地力の低下を克服しない限り無理なようです。

ということで、来年の目標は上記のようなキャベツ群を作るということかな。(冬の間に作を必死に考える)

風邪です

風邪です

12/3 [雨]くもりのち雨  気温15、8度 湿度中

今日は最悪です。
昨日の座談会で風邪菌を貰ったようで、今日一日寝ている状況orz

あしたもかな?

市長と話そう

市長と話そう

12/2 [曇り][雨]くもりのち雨  気温14、6度 湿度中

今日は久しぶりに午後から雨マークでしたので、午前中に予定していた人参パオパオをかけを行って(効果あるのか?)極早生玉ねぎの欠株部分に小松菜を播きました。
これで、雨で数日後には発芽してくれることでしょう!!

F圃場:自然栽培

DSC00640

極早生玉ねぎは冬の間に生長させないといけませんので、ビニールトンネルをかぶせますが、虫にやられて半分ぐらいになってもったいないので、ついでに小松菜の発芽試験を行うことにしました。
小松菜はマルチ栽培の場合苗を定植するのが一般的ですが、育苗が面倒なので、直播でうまく栽培できないかを試すことに!!
今年は裸畝で小松菜を作っていますが、11月後半ごろから地力の低下による外葉の枯れが目立ってますので、今後はマルチ栽培主体になると思います。(というかアブラナ科全部)

人参もマルチ栽培にしようかなと考えていますので、結局秋のジャガイモ以外全品目マルチ栽培になりそう(栽培効率はマルチの方がはるかに高いので、収量は大幅にあがるはず)

ところで、今日は午後から「市長と話そう!」食と交流 私の夢(移動市長室)へ参加してきました。

なかなか面白い感じの座談会でしたので、今後もまた参加したいと思います。
古民家で地域起こしなんかはすごい発想だとおもいました)

あとは木原製作所さん

乾燥器で、なんでも乾燥できるということなので、ジャガイモなんかをスライスしてチップ化して塩をかけてポテチにならないかやってみたいと思います。
保存期間は4カ月なので、なんかのお土産によいかも!!
大根もいけそう。

ということで、今後はいつあるのかな?(市のホームページで宣伝してくれ)