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Category: 自然農法

現在端境期

現在端境期

10/22 [雨] [晴れ]雨時々晴れ  気温24、18度 湿度中

今日の予報は雨でしたが、MOAの朝市(9時ぐらい)ぐらいから急に晴れてきました。
空を見ると山口市上空だけ雲にぽっかりと穴が開いたような感じで、日差しは強烈
さすがは晴れ男といったところでしょうか。

今日を境に気温がぐっと下がるそうなので、野菜の生長もぐっと遅くなるはず!!
ということで、この時期までに野菜を出荷出来るように作付けしないと、いけないことが良くわかります。(現在端境ですorz)

大根(H圃場:自然栽培)

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大根がだいぶ大きくなってきました。

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大きいもので直径5cmぐらいです。
もうすぐ出荷出来そう!!

しかしながら、H圃場は発芽率が良くなくあまり数はありませんorz
9/5播種でこの時期こんな感じなので、もう5日ぐらい早く播種すると、今収穫できそうです!!

この調子でいけば、11月に仕上がりそうです。

にんじん H圃場

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かなりしっかりしてきました。
でも、まだまだ細いです。(今日間引きました)
やはり人参は来年収穫ですね!!

ということで、まだまだ収穫期を狙っての作付けが出来ていませんので、今の時期に収穫出来そうな野菜が間引き菜以外ありませんorz
でもデータはかなり溜まってきましたので、来年はこの時期に出荷出来るように野菜を作りたいと思います。(この時期大根白菜レタスなんかは高く売れる)

生姜ない

生姜ない

10/13 [曇り][晴れ] 曇り時々晴れ  気温26、17度 湿度低

今日も昼間は暑い!!
残暑が厳しく(肉体労働でない労働は関係ないけど)秋とは言えません!!
涼しい季節が待ち遠しいです!!

生姜(E圃場:自然栽培)

DSC00403

実験で作った生姜です。
手かかからず良くできます。

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でも写真で見ると小さいかな?(浅植えしたかな)

臭いは掘った瞬間から生姜の甘い独特のにおいがします。
すりおろして湯で飲むと寒い季節はさぞかしあったまりそうです。

手がかからないので何とかこれを保存して来年大量栽培したいものです!!(種生姜は高すぎ)

G圃場:自然栽培

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やってしまいました。
大根ハムシが大量発生(写真ではお見せできません)

ここは春と秋に大根や蕪を植えました。
結果は連作障害です。
こうなると3年はアブラナ科は作れなくなってしまいます。
どうやら春と秋に植えると大根ハムシが発生して連作障害となるようです。

アブラナ科の連作は避けるべきかな?

しょうがないので、これ以上ハムシが増えないように全て刈りましたorz

右田でも作付け

右田でも作付け

9/27  [晴れ][雨]晴れのち雨 ゲリラ豪雨 気温29、17度 湿度低

今日は最悪!!
昼にものすごく日が照っていたので、育苗中の苗を雨の当たる場所に出して、思い切り日に当てて右田(隣町)へ出かけて夕方に戻ったところ、なんとゲリラ豪雨!!
芽が出たばかりの苗はひとたまりもありませんorz
しかも突風が吹いたらしくマルチははがされました。(もうかんべんして)

ちなみに右田は快晴でしたので、まさか山口市宮野が大雨とは想像できませんでした。

これから冬に向かって行きますが、中間山地の山口市宮野では曇りの日が多くなるので、農業はつらいです(夏は猛暑でつらい、出来る品目は限定されそう)

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ということで、今後を見据えて隣町の右田の耕作放棄地の一部をお借りして実験です。(来年から右田にも進出する予定!!)

右田は山陽側ですので、冬は中間山地の山口市宮野とは違って結構晴れてくれます。
2年前の11月に、ここの近くの農業大学校への研修のため通ったときのことですが、冬型の気圧配置で宮野は雨でしたが、山陽側の農業大学校は晴れていました。

結局、自然農法の野菜は太陽光による光合成で太らせなければならないため、日照が必要になります。(直射日光で畝を温めて微生物を働かせることもでかい)

そんなわけで、宮野で自然農法では作りづらい白菜やキャベツなどを中心に生長具合を確認したいと思います。(野菜作りは管理が楽な場所が一番良い)

秋作に間に合うのか?

秋作に間に合うのか?

8/17 曇り時々雨   [曇り][雨]気温33、25度 湿度高

今日は久々のスコール!!
かなりの雨量でした。
これで、4日前に播種した人参は間違いなく発芽してくれることでしょう!!(良かったよかった)

そして、今回の人参は実験で人参の葉の発酵液を散布する予定。
中身は春作の人参の葉を刻んで発酵していたメロンときゅうりを混ぜて作ってさらに発酵させた液(もちろん無添加)です。
目的は人参に住み着いている人参のための微生物を増やして圃場に播くことで、人参に適した環境を何年も作を重ねて作るのではなく、一発で作るという魂胆なんですが、まあ、かるい実験です。
結果は11月下旬(一本当たり400g級の人参がいっぱい取れる予定!!何にもしていない去年も結構とれてたけどね)

白菜苗

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発芽しして間もないときに激しい豪雨でしたので、芽が浮いてしまいました。
通常は穴を開けて播種して覆土しますが、面倒なので土の上に種を乗せただけだったので、想定外の大雨で簡単に流されてしまいました。
なので、拾い集めて再度乗せましたが、結局面倒なことにorz

まあ、明日には根付いて双葉が大きくなることでしょう!!

キャベツ

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キャベツはすでに根付いていたのでそれほどの被害はありませんでしたが、なにせ屋外の育苗なので、出来ればスコールは勘弁

それにしても、明日以降急に雨マークだらけ!!
こんな状況で秋作の圃場作り間に合うのか?

世界は金融パニックらしい

世界は金融パニックらしい

8/9 曇り時々晴れ   [曇り][晴れ]気温34、27度 湿度高

今日は朝ちょろっと人参の除草を行って、午前中は涼しい県立図書館へ、そして午後から温泉で体のメンテナンスです。
疲れを取るにはやはり温泉が一番!!

ということで、金融市場のパニックをよそに(株をやっていない人は全く危機感はない)久々のんびりすごしました!!

というか、午後は強烈な暑さでしたので、全く仕事する気にはなれませんね!!
今植えてもどうせまともに育たないので、この時期は収穫だけ。

まあ、必死に働いても世界経済が莫大な借金を背負っていますので、やがて沈没して一旦リセットです。
そして、お金の価値は0になる?(食料の価値は莫大に上がるので、米先物がスタートしたのかな?)

すごい時代ですね。

僕は田舎で高見の見物です。(次の時代のために早く自然農法技術を完成させなければ)

米の先物スタート

米の先物スタート

8/8 曇り   [曇り]気温32、27度 湿度高

台風へ向かって南から湿った暑い風が流れ込んでいるため、朝から非常に蒸し暑いです。
さすがに疲労もピークになってきましたので、明日は今後の秋の作付けを考えて一度温泉で体のメンテナンスをする予定です。(たぶん)
毎日時間をかけて草を刈っていますが、助かりそうもないところは、結局無駄なのでもう諦めることにしよう。

まあ、春から不眠不休でくるったように作付けして管理してきましたが、振り返ると半分以上は失敗orz
自然農法は自分で考えて情報を集めての戦いなので、そう簡単にはうまくいきません!!
でも、来年は今年うまくいっているものをさらに伸ばして、だめだったところをなくすようにしますので、結果的に3年目はそこそこいくのではないかな?
石の上にも3年とはこのこと。

ということで、秋作にそろそろ頭を切り替えよう!!

ところで、いつの間にかお米の先物取引がスタートしましたが、良いのか悪いのかはさっぱりわかりません。
でも、江戸時代にすでにあったものなので、僕は良いものだと思います。
農協も反対していることから、農協にとって良くない制度=農家には良い制度だと思います。(たぶん)

ラベルが絶対必要

ラベルが絶対必要

8/5 晴れ  [晴れ] 気温34、24度 湿度中

今日も強烈な日差しいつになったら雨が降るのかな?
と思いつつヤフーの天気予報の雨雲の動きをみると、なんと今日の23時ごろ雨になる模様!!
なんかの種を播いておけばよかったなorz

まあ、雨雲はすぐに抜けるようなので、そんなに雨量は期待していませんが、最近耕耘した圃場へはちょっとでも水分を補給してほしいものです。(発酵しやすくなる)

さて、NYダウがここへきて暴落しています。
メデイアは一切理由をいいませんが、どうも企業の自社株売りが流行っているそうで、そういえばリーマンショック以降(たしかその前ぐらいからだったかな)アメリカは粉飾OKになっていますから、表向きは黒字でこの2年間は株価が上昇してきましたが、実態は大赤字なんでしょう!!
なので、株価があほみたいに上がっていましたので、今売り抜けてしまおうという算段なのかな

オクラ(B圃場;EM菌炭素循環農法)

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今、収穫絶好調なのがオクラ!!
生でかじっても甘いです。

しかし、
自然農法なので淡い緑色(周りの雑草と同じ色)をしていますが、他の有機野菜のオクラはとても緑が濃い(=窒素肥料を効かせている)ので、お店で並べて販売すると一向に売れませんとのこと。orz
自然農法に対して何の情報も持たない一般の消費者は、完全に洗脳(深い緑ほど栄養がある)させられていますので、ある程度野菜が作れるようになっても、簡単には利益に結び付かない原因になってしまっています。

しばらくは、ラベルを張って情報を提供していくしかないのですが、たいへん面倒です。
でもよく考えると、野菜以外の商品はちゃんと情報ラベル(赤とか黄120添加などの表示)が付いていますが、野菜は無い。
本来は使用した農薬や肥料の情報を載せるべきですが、下手したら何十種類の農薬を散布(慣行のみかんはすごい)なんてこともあり、当然農協系は困るので、やらないんでしょうね!!

ということで、しばらくラベル(作り方から全部載せてやろうかな)を張ろう!!
※早速、水が付いても文字がにじまない顔料系のプリンタを購入(もう、余計なコストがかかってしょうがないorz)

MOAに行きました

MOAに行きました

7/29 晴れ  [晴れ] 気温34、24度 湿度中

今日は強烈な暑さでした。
いよいよ夏本番といった感じです。
春に植えた果菜類を収穫して出荷する毎日ですが、オクラとズッキーニ以外は不調orz
なので、もうじき遅く植えた無肥料栽培産の真黒ナスが収穫できそうなので期待しています。(天神自然農園さんへは今日1番果を出荷しました)

話は変わりますが、今日MOAの認定に向けてのガイダンスを受けてきました。
有機JASと比べて希望者が劇的に少ないためマンツーマンなんですが、有機JASやエコ山口100よりは間違いなく安心安全を宣言出来る企画ですので、これはぜひとも取得しておきたいところです。

これから認定を受ける方がいらっしゃるかも知れませんので、随時レポートしていきますが、申請書を提出してからまず2回ガイダンスを受ける必要があるようです。

認定取得には、まず1年間農薬や肥料が入っていない期間(草の堆肥はOK)を作り、そこから半年ほど経過させなければなりません。

半年が経過するとまず移行期間マークが取得出来ます。

その後、無肥料無農薬期間(草堆肥OK)2年が経過した後にようやく完全な自然農法認定マークが取得できる流れになります。
この辺は有機JASと同じみたい(というかこの方法をMOAから有機JASがパクッたそうです)

まあ、詳しくMOAに直接聞いてください!!

ということで、自然農法認定を受けるには結構な期間が必要になります。(思い立ったら早くしたほうが良い)

話は変わりますが、MOAショップに行くとMOAブランドのインスタントラーメンや缶コーヒーがあってたいへん面白いです。
今日は無添加の高いしょうゆを買いました。
今ままではキッ●ーマンの味の元しょうゆでしたので、これで料理が劇的に美味しくなりそうです。(刺身なんかうまいだろうな)

自然農法の野菜を食べる際は調味料もこだわらないと意味がありませんね!!

山口県先進自然農法農家の集い

山口県先進自然農法農家の集い

7/11 晴れ  [晴れ] 気温32、23度 湿度高

梅雨が明けてよく晴れること!!(当たり前か)
なんだか昨年以上の猛暑となりそうです。

こう暑いと昼間は収穫ができないため、早朝か夕方の収穫になります。(どっちかというと朝しています)

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このように写真をみると、自然農法でも結構出来るもんだなぁ~と思います。

現在はこれにエンサイと人参(野菜セットのみ販売)が収穫できています。
もうすぐピーマンも出来るので、7種類(あとトウモロコシとうまくいけばトマト)
もうじきカラフルな野菜セットが組めそうです。(こうご期待!!)

ということで、今日の昼間は前回の自然農法仲間と自然農法についてジョイフルでみっちり会議。
いや~自然農法の話は尽きませんね!!
今回はEM菌とは違った微生物の使い方(葉面散布など)を教わりましたので、人参やナスに試したいと思います。
理論的にはまだ良くわかっていませんが、結果が出ているようなので、たぶん正しい話だと思います。
今、行っている方法は決して積極的な方法ではなく、それほど収量はありませんので、上記を行って増やしたいところです。

今度山口県環境保全型農業推進研究会(環保研)で自然農法部門を作る予定とのことなので、興味ある方は環保研へ入りましょう!!

戦前からある自然農法がなぜ普及しない

戦前からある自然農法がなぜ普及しない

7/1 雨  [雨]気温26、23度 湿度高

MOA認定の作物を作るために、いろいろと書類を書いているのですが、その中に農地図を報告しなければならず、圃場数30枚の粟屋農場ではかなりの困難な作業となっています。

はっきり言って面倒くさいorz

手書きで書く気にはならないので、エクセルもしくはフォトショップもどきで書こうかなと思いましたが、JWCADという手があることを忘れていました。
操作も忘れていましたので、勉強しながらで結局めんどくさいのですが、詳細な地籍図を描くのは圧倒的に早いです。

JWCADはフリーのソフトなので、これから定番になりそうです。

ところで、ある方よりMOA=岡田茂吉はどうも胡散臭い宗教の教祖です!!との忠告がありました。
もう50年以上前に死んだ人なので詳細はわかりませんが、この忠告でなんとなく謎が解けました。

MOA自然農法の本を読んだところで岡田茂吉に関する思想はほとんど載っておらず、(むしろコア農業技術が多数載っています)宗教色の強い本では到底ないのに、これほど一般の方がMOA自然農法のことを誤認して警戒しているということは、自然農法を普及させたくない方たちがそうさせているようにも思えます。

素晴らしい技術が蔓延することを阻止するには宗教化するのが一番!!(荒田技術と独立党
その次が痴漢冤罪で逮捕(植草先生

実際はMOA自然農法以外のMOA(健康や美術館など)についてはよくわかりませんが、無肥料無農薬を第三者に認定してもらうことは大事ですので、(有機JASは農薬OKなのでほしくはない)MOA自然農法認定は取る予定です。(2年かかるみたい)

そして、自然農法を普及させないことには粟屋農場も普及しませんので、自分で自然農法クラブを作ることを考えましたが、MOA自然農法と一緒に普及させていきます。
(と、このように書くと宗教みたいだが)

なんにせよ、きれいな食事(無農薬、無肥料野菜)を取れば健康になるという考えは同じなので、薬を一杯出して儲けているお医者さんには悪いですが、病院レス社会を実現したいものです。

岡田茂吉は戦前の化学肥料、農薬が出回る前から自然農法(無肥料、無農薬)を提唱していました。
化学肥料、農薬で儲ける人にとって自然農法の研究が進めば当然困りますので、戦後、無肥料無農薬では野菜は育たないと必死に国民を洗脳して、無肥料、無農薬で野菜を作ることは神業=宗教というレッテルを貼る
いかがわしい感じがするので農家はこの技術に見向きもしない

こんな感じで普及しないようにしているのかな?