雑草対策にクローバーを導入してみます。
今日は自然農法プロジェクトの日でしたが、明日に順延となってしまいました。天気が悪いのが原因です。(ラッパークドウもたぶん登場します)
山口地方は3月に入ってからぱっとしない天気が続いており、ほとんど晴れの日がないような気がします。orz
このため農作業は停滞していますが、おかげですぎ花粉があまり飛散していないので、花粉症の症状もほとんど出ていません。
東京にいたころは3月といえば花粉症で死にそうでしたが、こちらはたいへんすごしやすいです。(というか、東京で暮らして花粉症になってしまいましたので東京の花粉の飛散する量はきっとすごすぎなんでしょう!!山口は大したことありません)
さて話はかわりますが、自然農法プロジェクトの稲づくりで忘れていた技術がありました。それは福岡正信先生方式の自然農法です。
概要
- 9月に入って稲刈り前に麦とクローバーを播く
- 麦踏をしながら稲刈り
- 11月にイネ籾を入れた粘土団子を麦の上からまいて稲わらをまく
- 冬、麦が生長する
- 春、麦刈のころにクローバーが圃場に生えて他の雑草の生長を妨げる
- 麦刈
- 麦わらを圃場一面にふる
- イネの芽が粘土団子から出だす。
- 畦塗後、圃場に4~5日水をはる(クローバーが衰弱する)
- 6~7月の間は無灌水で放置
- 8月になってから1週間から10日おきに排水溝に1回走り水を行う
- 9月に入って稲刈り前に麦とクローバーを播く
以上
この技術が確立できれば、機械類は一切いらず、また自然農よりはるかに労力は軽減されます。(除草作業がいらないとのことです)
そして何より、収穫量は1反あたり10俵とのことです。(すげ~)
夢のような技術ですが、結構タイミングが難しいとのことで、実践は厳しそうです。(粘土団子はどうやって作るの?)
ということで、今年の稲作りはいろいろな方法を試しますのでクローバーで雑草を抑えることには挑戦してみたいと思います。(できれば福岡式も今後やってみたい)
上記のポイントは不耕機栽培の場合は自然栽培でおなじみのトラクター耕耘で窒素供給ができないため、マメ科のクローバーを植えるということです。
自然農の場合は、窒素の供給がどう考えても積極的に行っていないため、生長は遅くなってしまいそうな気がします。(自家採取を繰り返せばOK何だろうけど)
水管理については自然農方式で行いますのでマメ科の植物が水没して腐敗することはありません。これも導入しやすい条件の1つになります。
今回の場合は、粘土団子は使用しませんので、イネが芽を出してからクローバーを播種するのがよいのか、同時に播種するのがよいのかがわかりませんので、何パターンか試してみたいと思います。
さらに、クローバーを播種して雑草を抑えるやり方は野菜作りでも可能なため、スイートコーンを作る予定の貧弱な圃場でも、このやり方を試してみようと思います。