山口自然農法プロジェクト
今日は、今後行う予定の稲プロジェクトの打ち合わせ&土地取得を行いました。
このプロジェクトは僕の発案のもと、ほかの新規就農希望者3名と一緒に山口市宮野にある熊坂地区で耕作されていない土地を利用して自然農法の稲を作る計画です。
http://awaya-farm.com/blog/?p=715
今回ミーティングを重ねる上でプロジェクト名が変更になりました。
理由は米の収益が1反当たり10万円ぐらいととても低く、露地で自然農法の野菜を作って出荷した場合の年間1反当たり80万円(3年後)のほうがはるかに土地を有効に利用できるためで、アピール目的の稲は1.5反だけでいいんじゃなかろうかとのことで、露地で野菜を作ることのほうが得策だとの結論に至り、あえなくプロジェクト変更となりました。
概要を以下に変更します。
- 稲に関しては1.5反にとどめる(今年から作りますが今後増やす予定はなし)
- 稲以外の土地については今後地主さんから耕作されていない農地をお借りして露地野菜を栽培して出荷する。
- 露地の耕作面積は当面1町を目指す。
- 主力作物は山芋(自然薯)、副で何らかの野菜を作る(手間がかからず利益率の良いものを選択)
- 野菜は自然農法で作る。
- 炭素循環農法は昨年まで水田だったような土地を転換する目的のみに導入する。
- 永年耕作されていなかった土地はそのまま山芋を作付けする。
※あくまでも粟屋農場とは別の話です。
プロジェクト名は山口自然農法プロジェクトになりそうです。
まあ、とりあえずこんな感じなんですが、ではなんで山芋なのかというと、メンバーの一人がすでに山芋の販路を持っているからで、今のところ作れば作るほど売れる感じです。
すでに独自の販売ルートがあるということはうれしいことで、作れば即収入なのでやる気は出ます。(山芋の作り方のノウハウも提供されるとのことです。)
ただし、自然相手なのでリスクヘッジのために別の作物を作付けしようと思いますが、まだ具体的にはまだ決まっていません。(ネギか夏はレタス、オクラ、きゅうりなど)
農地については本日新たに1.5反お借りすることができました。(現在合計3反)目標の1町までにはあっという間に増えていきそうな予感がします。(ちなみに粟屋農場はすでに6反あります。)
それにしても僕の地元は本当に親切な方々が多くて改めて良いところだなと思っております。藤原直哉先生がよく言われている人情のある町が良いところだにまさにぴったりです。
資材(竹がある場所)なども本日お借りすることになった地主さんに新たにご紹介していただけるとになったので、今後ますます楽しみになってきました。(信じられないかもしれませんがここまで土地は全てタダです)地主さんたちには本当に感謝いたします。
この調子でがんがん土地(耕作放棄地や耕作されていない土地)集めをしたいと思います。なんといっても4人で管理するので少々多くても何とかなるものです。(最大2町は行けるでしょう!!)
ただし、この地区での問題はイノシシが出ることなので、その対策は考えないといけません。(市で補助金が出るとのお話しがあったので相談したいと思います。)
ちなみにイノシシは畑の芋を掘るだけではなく、どちらかというと畑で遊んで暴れてぐちゃぐちゃにしてしまうため被害は莫大なものとなります。なのでできるだけ早く土地を集めて鉄線を張るなどの対策を行う必要がありそうですね。orz
というわけで、このプロジェクトはなんだか地域密着型の地域おこしも目的とした大プロジェクトになりそうな予感です。(いや~ハッスルせざるをえんなー)
それにしても僕の地元は本当に親切な方々が多く、改めて良いところだなと思っております。藤原直哉先生がよく言われている人情のある町が良いところだにまさにぴったりです。