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Category: 自然農法

MOA自然農法

MOA自然農法

6/30 晴れのち雨  [晴れ][雨]気温33、24度 湿度高

今日はMOA自然農法の方が畑へ来られました。
MOAとは、日本で戦前から自然農法を提唱していた岡田茂吉先生の考え方(きれいな食事=健康につながる)を軸に普及活動を行っている団体です。

その方と1時間ぐらいの予定が3時間ぐらい自然農法についてあれこれ話しました。(僕なんかより経験が長いのでいろいろ勉強になります)

結論は販路の開拓なんですが、ここに野菜を下ろすためにはMOA認定マークが必要になるとのことで、今日はその試験でもあります。
結果は見事合格ですが、認定マーク取得にはさらに調査員の度重なる圃場審査に24カ月かかるので、ずいぶん先の話になってしまいます。
でも、この認定マークはMOA以外に出荷する際にもOKなので、取得すれば粟屋農場産の野菜の信頼性は僕を全く知らない人に対しては上がることになります。
なので、このマークを取得することにします。

これと似た制度で、有機JAS(エコ山口100も)があります。
これも同じような仕組みで取得までには時間がかかります。
でも違いは、有機JASは認定農薬はOKでMOAは農薬不可なことです。!!
なのでMOAマークの方がより安全アピールすることが出来ます。

ということで、めんどくさい書類を書かなければorz

ふだん草(F圃場:自然栽培)

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見づらいですが今日から随時ふだん草を定植していきます。
ホウレン草と同じアカザ科で、おひたしやみそ汁に入れると非常に美味しいです。(ホウレン草と同じような味)
自然農法なので、アクが無ありません(おひたしはバクバク食べれます)

夏はホウレン草を作ることがとても難しいので(冬の野菜)ホウレン草代わりのフダン草を作ります。

※葉物はこの他にエンサイ(空芯菜)を作っています。

6/25 晴れ  [晴れ][雨]気温31、24度 湿度高

ものすごい晴天が続きましたが、台風接近で夕方から大雨になりました。
強風だけは勘弁してほしいです!!
ナスやピーマンには支柱を立てていませんので、心配です。(まだ株が小さいのでたぶん大丈夫だとは思いますが)

ところで、今日は下関で自然農法を実践されている大先輩とお会いしました。
いろいろ経験されてきた方なのでテクニック等非常に参考になります。
天神自然農園さんもそうですが、ブログを頼りにどんどん自然農法の若い仲間が増えていくような気がします。(ブログ書いてて役に立ちました)
販路面等いろいろ参考になりますし、これからの時代は縁を頼りに生きろが藤原先生のお言葉ではありますが、正に本当ですね!!

きゅうり(熊坂傳:EM菌炭素循環農法)

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5/5定植

ようやくきゅうりが出来始めました。
おそらくこれから山ほど出来てくるでしょう!!
10日後ぐらいかな?(このあたりを狙うと野菜セットに入れることができます。)

それにしても、慣行の深緑のきゅうりとは全く色が違って淡い緑色です。
もちろん無農薬なので、このままかじることも可能です。
摘果したきゅうりをかじると全くアクや苦味がなにすがすがしい味がします。
ドレッシングはいりません!!

ということで、早く皆様へお届けしたいですね!!

仙台長ナス(熊坂傳:EM菌炭素循環農法)

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支柱レスのナスです。
花が次々と咲き始めてきました。
もうすぐ実が付くことでしょう!!
但し、背丈は小さくてまだひざぐらいの高さです。
気温の上昇とともに急激に生長していますので、たぶん地這ナスにはならないとは思います。

今日明日の台風で倒れないことを祈ります。(そういえば支柱レスのズッキーニも大丈夫かな?)

なんだよ今日も雨かorz

なんだよ今日も雨かorz

5/30 雨のち曇り  [雨] [曇り]気温18、15度 湿度高

今日も小雨がぱらつく一日でした。
夕方ぐらいからようやく雨が上がってきましたが、これで5日連続雨orz
こんなに雨が続くことはめったにないことでしょう!!

ただし、涼しい気候が好きな野菜(かぶ、ミズナ、キャベツ、レタスなど)などはつやつやしていて株に勢いがあり、さらには虫(主に青虫)がほとんど消えていました。
理由は良くわかりませんが、激しい雨で流されたのか、見た目ものすごく元気な感じでしたので、元気な野菜には虫が付かないということで消えたような感じでした。
たぶん後者の理由によるものだと思います。

今までは水分を極力与えない方が良いように考えていましたが、根が十分に発達した段階においては、逆に水分を与えると一気に生長するのかもしれません!!
野菜は大部分が水分でできていますので、そう考えるのが実は正解なのかもしれません。
なので、水分を控える時期は、根がまだ十分に発達していない時期だけなのかもしれません。(ナス、やピーマン、マメなどは実ができる段階では水分が必要)
まあ、毎日が勉強ですね!!

ということで、今日も雨がしとしと降っていましたので、ほとんど作業はせずに、最近出荷を始めたユアーズバリューの店員さんと隣町の稲の自然栽培農家の方と半日くらいファミレスで打ち合わせ(もちろん自然農法について)しました。(いい加減雨がやまないかな)

御土産に、ジャガイモの試しぼりしたものを渡しましたが、掘ってビックリ!!
結構きれいな芋がごろごろ出来ていました。(写真取ればよかった)
ジャガイモの収穫時期はもうちょい先ですが、収穫がかなり楽しみです。

排水作業

排水作業

5/1 曇りのち晴れ [曇り][晴れ] 気温23、11度 湿度高

昨夜は大雨が降りました。
かなりの雨量だったので、一昨日の大雨とプラスされて圃場の水分量は満杯!!
なので、今日は排水作業です。

熊坂傳

排水

今年の1月に手前の大排水路を掘りました。
で、昨日急いで作った畝間に溜った水をその水路へ導く水路を掘っての排水です。(何箇所も掘りました。全て手作業です。ヘトヘト)

溜まった水が排水される瞬間は何度見てもすっきりします。(トンネルが開通する瞬間みたい)
これで今年の梅雨は何もしなくても排水がスムーズに出来そうです。

ちなみに、この圃場にはこれからナスやキュウリを定植しますが、この水路がないとなかなか乾かないため、いつまでたっても定植が出来ません!!
そして、待ち切れずに水分が多い状態で定植すると、発根しないため弱い株になって病気にかかってしまいます。
根を育て丈夫な株をつくるためには、出来るだけ乾燥した状態の方が良いのです。(農業の基本)

去年まで水田だったこの圃場は、特に水はけが悪いのでこの大排水路は不可欠です!!(1月に掘っておいて良かった)

金町小蕪(F圃場:自然栽培)

こかぶ

最近の大雨で3月上旬播種の小蕪がいよいよ目的の大きさに生長してきました。
ということで、出荷しよう!!
ちなみに、このままかぶりつきましたが、水分豊富でとても甘いです。(生がうまい)
良いもの作ったな~!!

アブラナ科春の自然農法露地栽培

アブラナ科春の自然農法露地栽培

4/5 晴れ [晴れ] 気温17、1度 湿度低

寒い朝が続いています。
霜

霜が降りてました。orz

う~む、いつまで氷点下なのかな?

考えてみると11月から4月まで5カ月以上ほとんど朝は氷点下
これでは、微生物が働きずらいので窒素の供給ができないため、この間の自然農法は無理だということだ普通に考えると分かります。
なので、3月上旬から始めた露地栽培では寒いので普通に教科書通りやっていては無理そうです。(発芽率発芽日数とも相当悪いorz)

ということで、アブラナ科についていろいろ試しています。

  1. トンネル:隙間が多くて風通しがよいためか暖かくなるがあまり効果はなかった。さらに虫に食われてしまっている
  2. 不織布べた掛け:トンネルより生長は早い、虫にも食われていない
  3. 育苗(発芽率わるいし手間がかかる)

さらに融合したトンネル+不織布べた掛けを試していますが、結果はまだです。
でも、あくまでこれらは普通のやり方の上級編みたいなものなのでさらに進んだ考え方が必要でしょう。

なので、近日完全密閉トンネル(温度35度以下)+不織布を試そうと思います。
※肥料栽培で完全密閉トンネルをすると腐敗が進むため無理かな?

これでどうなるのか?

今の状況ははっきり言って話になっていません。(秋作を考えると)
露地播きは悲惨ですorz
このままいつかは育つことだろうと思て、このまま教科書通り同じことを続けても万歳特攻をするようなものです。

この原因は気温の低さにあります。
では、露地栽培ではどこまでの温度が必要なのか?

よく自然農法では適期に播けと言われていますが、アブラナ科の播種適期は夏の終りぐらいです。(去年は35度)
アブラナ科は夏の終わりから生長が始まるので、この時期を再現すれば良く育つということです。
ちなみに、粟屋農場では秋のアブラナ科は豊作でした。

実際に3月上旬に播種した地床トンネル密閉栽培育苗中のアブラナ科のブロッコリーは発芽率もよく、元気で大きくなっています。
これは夏の暑い気候を再現しているため、元気に生長しているのだと思います。

そういえば、夏の終わりから発芽が始まる同じ適期のネギを完全密閉トンネル+不織布で育苗していますが、発芽率生長率とも申し分ないです。
まあ、良く考えれば答えが出ていましたので、今度試しに小松菜を虫暑い夏(完全密閉トンネル+不織布)を再現して播種したいと思います。

豊作間違いなし!!

春が来た

春が来た

3/28 晴れ [晴れ] 気温14、0度 湿度低

いよいよ春がやってきたようです。
日中はぽかぽか陽気!!
天気予報でも、明日以降は気温が高く最低気温がようやく0度以上。
なので、安心して夏野菜の育苗ができそうです。(0度以下だと凍って死んでしまう)

九条ネギ(D圃場:EM菌炭素循環農法)

ネギ

昨年の夏に播種したネギです。
冬の間すくすくと成長しました。
間もなく定植しますが、大きすぎるものはとう立ちする危険があるため、この段階で食べることに!!
(この状態でも売れそうな気がするが・・・・・)
ちなみに夜に焼いて食べましたが、辛味がなくて甘いです。
さすが自然農法のネギは一味違います。

F圃場(自然栽培)

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次の作のためにマルチをベリっとはがしました。
畝をトラクターで浅く耕耘して、はがしたマルチでサイド被覆します。(マルチは再利用、すでに穴あきなので)
当然ですが肥料は入れません!!
今日、触った感じでは地力がありそうな良い感じです。
作を重ねるごとに良くなっているのではないのでしょうか?(耕耘した後のふかふか感とは違います。)
ちなみに、チンゲンサイかミズナを植えます。

さあ、暖かくなってきましたので、もうすぐ定植ラッシュとなりそうです。

無肥料育苗の実際

無肥料育苗の実際

3/27 曇り時々晴れ [曇り][晴れ] 気温12、0度 湿度低

今日も朝は一面の霜景色、非常に寒いです。
日中は日差しがちらちら出ていますが、風は冷たく春はまだ遠いといった感じです。
ちなみに今夜は満天の星空ですので、明日の朝もきっと霜でしょうorz

レタス

トンネル畝で育苗中のレタスです。
3/10に播種しました。
同時にセルトレイでも育苗していますが、寒い時期の無肥料セルトレイ育苗はかなり難しく、発芽率も悪いため、バックアップで畝に播きましが、こちらの方がよさそうです。
(すでに本葉2枚なのでそろそろ定植可能)
ただし、定植はめんどくさそう(セルトレイは簡単)
まあ、苗が出来なければ意味がないので、これでいいです。(早く畝を用意しなきゃ)

ねぎ

深ネギも一緒に播きましたが、発芽はばっちりそろっています。
しかも生長が早い!!

こんなことなら、ミズナ、チンゲンサイも試しておけばよかったorz(セルトレイ苗は、見るも無残)

以下は自宅の部屋育苗

キュウリ

きゅうり

ピーマン(左) トマト(右)

芽出し

芽出しまではうまくいきましたが、移植後をどうするか、

早く暖かくなってほしい!!

耕耘できず

耕耘できず

3/4 雪のち晴れ [雪][晴れ] 気温8、0度 湿度低

参ったなぁ~

雨や湿った雪が続いた影響で全く圃場が乾いてくれませんorz

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早くトラクターを入れたいのですが、3日ぐらい晴れが続かないとまず乾きません。

天気予報ではこの先ほとんど曇りか雨orz

小松菜や小蕪を早く播種したいのですが、なんとも・・・・・

ということで、トラクターはあきらめて三角ホーで地道に畝を耕しました。

D圃場:EM菌炭素循環農法

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地道に耕したところ、左の畝は今日の日差しで即効乾きだしました。

中央の畝はとう立ちした小松菜だらけでしたので、三角ホーで切り刻むように鋤き込みました。(さすがに全部埋めることは不可能)

まあ作業した甲斐あって、目的の畝が早く乾いてきたので明日にはトラクターで鋤き込むことは出来そうです。

1時間ぐらいの手作業でしたが、明日の貴重な晴れにつなげることが出来ました。(明後日以降また雨)

ちなみにトラクターは畝のみ耕します。(15psなのでこんな芸当ができます。畝立て器不要)

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これ小松菜の根です。

大根みたい。

間違いない

間違いない

3/1 雨のち曇り  [曇り] [雨]気温11、8度 湿度中

大雨の影響で、畑がすっかりぬかるんでしまって、作業が出来なくなってしまいました。

こうなると、この時期は3日ぐらい晴れないとトラクター耕耘できない状態になってしまいます。

もうすぐジャガイモを植える予定なので早く乾いてほしいです。

(明日以降は晴れずに曇りが続くようですorz)

————-育苗————-

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すでにセルトレイ育苗は開始しています。(少ないけど)

今日は雨が降ることがわかっていましたので、事前に畑から乾いた土を用意しておいて自宅で播種作業です。

考えてみると、セルトレイだと畑を耕さずに播種作業が出来るので、事前の計画通りことが進みます。

なので、出来るだけセルトレイ育苗を取り入れたほうが面倒ですが無難なような気がします。

また、この時期のアブラナ科については、畑に直播すると寒い期間が長くなるので、収穫適期前にとう立ちする可能性が高くなります。

なので、トンネルをかぶせないといけないのですが、コストが高くついてしまうため、小面積のセルトレイであれば短いトンネルで済むため安上がりです。

まあでも、もうすぐですね播種しても大丈夫な時期に差し掛かるのは(3月中下旬ぐらい)

小松菜、蕪、大根、ミズナは直播する予定です。

播種機菜々子を購入済みなので、一気に播きますよ!!

ちなみにセルトレイではレタス、春菊、チンゲンサイを育苗します。

無肥料2年目(というか10年ぐらい放置の圃場なので無肥料11年目?)

圃場のクセもわかってきたので、昨年以上のパフォーマンスは間違いない!!

晴れ最終日

晴れ最終日

2/26 晴れ [晴れ] 気温14、1度 湿度低

ここ一週間ずっと暖かく晴れた日が続いてきましたが、どうやら今日が最終日のようです。

明日からしばらくは雨ですorz

圃場は乾き始めて、トラクター耕耘がようやく出来始めたところなので、何とか降水量は少なめでお願いしたいところです。

じゃがいも出島(B圃場:EM菌炭素循環農法)

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年末に収穫しないで、そのままにしておいたジャガイモです。

明日から雨なので、乾燥している今日、残りを掘りました。

この芋はたいへん美味しいのですが、量はあまり出来ていません!!

自然農法の場合は、まず種イモを作るとこから始まりますので、肥料の記憶が抜けたこの種イモで春作に挑戦したいと思います。

—–自家採取——–

黒田五寸にんじん

にんじん

昨年8月末に播種したニンジンです。

幼少期の水分不足から根割れが多い作でしたが、形の良い根われのない母本を選抜!!

自家採取してみたいと思います。

早ければ今年の秋に播きます。

晩生小松菜(F圃場:自然栽培)

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最近よく登場していた小松菜です。

連作中ですが大きいものは収穫適期になってきました。

よく見ると、一番手前側が大きくなっています。

これはおそらく、根が張るスペースが一番手前側が広いからかな?

まだ、とう立ちはないようなので美味しくいただく予定です。

但し、これより10日前に播種した小松菜はとう立ちが始まっていますので、もうすぐタイムリミットorz