本物のにんじんを作る
どうしても作りたい野菜のひとつにニンジンがあります。
昔からニンジンは嫌いな野菜の一つでした(他はセロリなどのセリ科)
しかし、最近になってニンジンがおいしくないと感じていた理由が単にセリ科が原因ではなく、慣行農法で作るからおいしくないということがわかってきました。(有機農法でも若干臭みはあります。)
ところが、昨年食べた自然栽培のニンジンについては、ニンジン独特の臭みは全くなくて本当のニンジンの風味を味わうことができました。(これが本当のニンジンなのかという味がします。)
子供はニンジンが嫌い(大抵の野菜は嫌い)ですがたいへん正直です。それはスーパーで買う慣行のニンジンはどうしようもない味で危険だからです。(他の安い野菜についても同様)
人間の本能がそう言っているので食べ続けるときっと病気になります!!(慣行の野菜は化学物質がたくさん入っていますので体に毒です。詳しくは千島学説を参照してください)
※きっと子供は自己防衛のため食べないのでしょうね!!大人は野菜を食すことは健康に良いと洗脳されていますのでドレッシングなどでごまかして食べます。
というわけで、おいしくて体に良いニンジンを今年から自然栽培で作りたいと思います。
目標はおいしいニンジンジュースを作ることです。(これができれば本物でしょう!!)
作り方は、成田生産組合さんが参考になります。
要約すると、
- 毎年同じ圃場に無肥料無農薬でニンジンを作り続けて自家採取を繰り返す。(固定種)
- 上記の圃場ではニンジン以外は作らない
- だんだんニンジン以外の植物は生えてこなくなる。(除草が必要なくなってくる)
- 虫も寄り付かなくなる
- 連作障害は発生しない。(連作障害は慣行農法や有機農法など反自然的な栽培方法のお話し)
いや~良いことだらけですね。
種子代はいらなく(初回のみ)収量はさすがに慣行よりは低いそうですが、コストはまるでかからないし単価が高いため収入は多いとのことです。
但し、粟屋農場では炭素循環農法の考え方も導入しようと思いますので、作り方は多少変わってくるかと思いますが基本は上記どおりです。
ということで、今後おいしい自然栽培のニンジンをたくさん作れるような体制が築ければ良いですね!!