炭素循環農法で土を作る
先週日曜日に熊坂の野菜を作る圃場1.8反で溝切り作業を行いました。
作業中に気づいたことはやたらヨトウ虫がいたことです。orz
この季節はヨトウ虫がいないはずなのですが、土を掘り返したところたくさんいました。
このことからヨトウ虫の生態は年末までに成虫にならな無かった個体は死なずに土にもぐって冬眠するようです。
かなりしぶといですね!!ヨトウ虫がたくさんいるということは地力がないともいえます。
現在はこの圃場で何を植えようか迷っています。
たいへん痩せた地力のない土のように見えましたので、ここでは豆類やイネ科ぐらいしか育ちそうにありません。
土もふかふかではありませんでしたので、上記の理由により半年間はまず土作りを行おうかと考えています。
さらに、ヨトウ虫もうじゃうじゃいましたので、何か植えれば即食われてしまうような蟻地獄のような圃場のような気がしました。orz(慣行農法であればためらわず農薬を使うのでしょうね!!)
ということで、半年間は以下のようにして土作りをしていきたいと思います。
- イネ科の種を播く(根がよく伸びて土を耕してくれるため)
- 雑草と一緒に育てる。
- 雑草があることでヨトウ虫を分散させることができるため、食われる率を下げることができる。
- トウモロコシ(イネ科)と陸稲を植える
- トウモロコシの収穫後(たぶんほとんど虫に食われると思います)EM菌を播いて同時にトラクターで鋤く
- 秋からは炭素循環農法をスタートさせる。
- 地力がつけばヨトウ虫はいなくなります。
上記の方法でやせた土地がすぐに転換できるようであれば、今後やせた圃場を借りた際には貴重なデータとなることでしょう。
まあ、もともとこの圃場は10年ぐらいは肥料の類は一切入れていないとのお話しでしたので、肥料成分は全くないようです。
但し、生えてきた雑草は刈って集めて焼いていたそうなので、土は豊かではありません。おそらく10年前の状態なのでしょう。(刈った草をそのまま圃場に敷いていればよかったのですが)
なので、上記のような土作りが必要になります。実践的な炭素循環農法の圃場になりそうです。
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