開墾作業はつらい
もうすぐ2月、相変わらず溝切りどぶ掃除をやっていますが、なかなか終わるめどが立ちません。
(すぐ終わると思ったのにーorz)
やはり10年分のアカを取り除くことは容易なことではありません!!(ということでみなさん毎日お風呂に入ってアカは必ず落としましょう!!)
農地は2,3年ほったらかしにすると、元に戻すことが大変だといわれていますが、まさにこういうことだったんですね!!
スケジュールだと2月の後半から播種育苗を行いますので、それまでには苗床などを用意しなければならなく、できればそれまでに育苗用のビニールハウス15mを設置したいのですが、どうもこのペースだと今回は見送らざるをえません。
ちなみ溝切り作業はまだ3/20ぐらいしか進んでないような気がします。(これはまずいですorz)
よく考えてみると、緊急に行わないといけない作業は、トラクター購入、イノシシ対策、鋤き込み作業、EM菌播きなどと、いっぱい行わなければならない作業があります。
ちょっと厳しいね~
今までいろいろな農業のブログを見てきていますが、正直なところ開墾の状況を詳しく実況しているサイトはありません。
なので、開墾作業がこんなにボリュームがあるは思いませんでした。
新規就農を目指す人にはぜひとも10年間放置の圃場の現実を知っててもらいたいと思います。(ぶちえらいです)
大家さんから借りる際は、溝のチェックは欠かさないほうが良いでしょう!!(あとあと泣きを見ることになります。)
そんな中、良いことといったら、土を掘り返していたときのことですが、水分の少ない溝の中の土についてはは非常にふかふかしていて深いところまで団粒化していました。これはなにを意味しているかというと、圃場の土も団粒化している可能背が高いということです。おそらくは微生物(善玉菌)の宝庫になっているのではないでしょうか?
わざわざEM菌を播かなくても天然の菌だけでひょっとしたら炭素循環農法ができる可能性があるかもしれません。
ここの圃場はもともと水分が非常に多く、大家さんが草を刈ってそのまま圃場に積んでいただけなので、枯れ草がマルチの役目をして保水がたもたれ、さらには自然農の要領で菌の繁殖にはもってこいの環境だったのかもしれません。
おそらくなにも余計なことをせずともトラクターで草ごと鋤いて、そのまま畝を立てて苗を定植すれば、なんでも育つようなそんな豊かな土のような気がしました。(非常に楽しみです)
つらい作業が続きますが、へこたれず頑張っていきたいと思います。