炭素循環農法

炭素循環農法

木村先生の本によると稲作を自然栽培で行う場合、土壌に住む細菌の力を利用して窒素を地中に作り出す方法が書かれています。

これは、藁などの有機物をトラクターで鋤き込むことによって土壌中の細菌が有機物を分解する際に窒素を発生してそれを利用するものなのですが、野菜についてはなぜかこのやり方ではなく大豆を播種となっています。

稲作と野菜の作り方がなぜ違うのかちょっと疑問ではあったのですが、細菌の力で有機物を分解させる方法だとそれほど多くの窒素が出ないため、野菜では無理だと解釈していました。なぜなら、イネ科の植物はそれほど窒素を必要としないとのことなので上記のやり方でも十分なのだと思っていました。

しかし、大豆を播種せずになんとか上記のやり方でもいけないものかとずっと悩んでいましたが、その答えが突然見つかりました。
それはよく耳にしていた炭素循環農法です。

炭素循環農法は、圃場に藁などの有機物をトラクターで鋤き込むことによって、土壌中の細菌が有機物を分解する際に窒素を発生してそれを利用する方法をもっと積極的に利用する方法であることがわかりました。

名前を聞いただけで自然農法とは思っていなかった(今まで読んだ本には全く出てこなかった)ため、全く調べなかったのですが、ふと気になって調べてみたところ、これこそが自然農法の中の王道?いや~素晴らしいことが良くわかりました。
自然農法でありながら収量は慣行農法の上をいくこの理論を知って目からうろこがべロンとはがれおちた感じでした!!

理論が完璧に説明されていますので、ひょっとしたら今まで考えてきたやり方を一度全部リセットするかもしれません!!(まだ何も作っていないので全く問題はないのですが)
ただし、コスト0の自然農についてはまずは実践していきますのでこうご期待[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

それにしても炭素循環農法は衝撃的でしたね~
これはすごいです

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