自然農でビニールマルチ
冬の寒いこの時期に自宅の庭で野菜を育てています。
どのような状況かといいますと、ビニールを2重にかけてさらに苗ドームをかぶせた野菜は順調に生育していますが、何もしていない野菜はほぼ生長が止まっている状況です。
寒いと野菜は育たないようです。
今後は自然農を行う予定なのですが、ビニールマルチ等を使用しないためみ寒い冬の時期は作物の生長がとまり、収穫ができなくなることが考えられます。(秋まきのすでに収穫まじかの野菜は違います。)
そこで、自然農であえてマルチを使ってみたいと思います。
ビニールマルチの利点
研修や自然農セミナーで見る限りマルチはレタスやチシャ類など湿気を嫌う作物に適しており、さらに黒マルチは冬に畝の温度を上げる効果があり、作物の生長を助ける効果が期待できます。
レタス、チシャ類やこの時期に野菜を作る場合、どうしてもマルチの使用が不可欠になってしまいます。
ただしこの方法については、僕の知る限り前例がなくてどのような条件で使用したらよいのかよくわかりません。
考えられる方法
- 畝の草を刈らずに雑草の上からマルチをかける
- 畝の草を刈って畝に敷いてすぐにその上からマルチをかける。
- 畝の草を刈って畝に敷いて3週間ぐらい経つてから(草が枯れてから)マルチをかける。
1.については畝面とマルチの間に隙間が発生しそうですのであまりよくない状態だと思います。
3.については微生物の活動も加わることでさらに地温もあがり、寒い冬に適していると思います。(まあ3つとも実験しますが)
上記にさらにビニールをかければ、より積極的に生長してくれることが予想されます。
次回作については
上記の条件いずれもマルチを使用すると雑草が生えなくなるために次の作では地力の低下が予想されます。
このような状態だと作物が十分に育たなくなってしまい虫食いの原因になりそうです。
そこで解決策として次の作ではその畝でのマルチの使用は避け、地力がなくても育つ豆類を播種すればこの問題を解決できそうです。
ということで、マルチやビニールを使用して冬に作物を育てることができれば、安定した収入を得ることができます。
純粋な自然農だと真冬の収穫は難しいようなので、上記のような工夫が必要になるのではないでしょうか?