遺伝子組み換え野菜の広がり
昨日も書きましたが遺伝子組み換え植物がすでに日本で栽培されていた件です。
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/cat20858664/index.html
上記の内容から行くと遺伝子組み換えブロッコリー(アブラナ科)が他のアブラナ科の植物と交雑して空き地に生えていたとのことです。
農家の方はこの件がどれほど恐ろしいことかは、十分お分かりいただけるかと思います。
ここでポイントとなるのはブロッコリーがアブラナ科ということです。
アブラナ科の野菜は他に大根、小松菜、キャベツ、白菜、蕪、ミズナ、カリフラワーなど多数あります。
上記種類の野菜同士であれば、どの組み合わせでもよく簡単に交配してしまいます。
なので、一旦遺伝子を組み換えたアブラナ科がどれかと交配してしまうと、爆発的に広がる可能性があります。
交配した植物(たとえば小松菜と大根)であれば作物がある程度育ってきたときに交配しているとわかるので、そこで種は残さなければよいのですが、姿形が親と同じ(どうみても大根)でも、もし遺伝子が違っている場合は遺伝子組み換え遺伝子を含む大根だとは見分けることはできません!!
ということで、ひょっとするとすでに広がっている可能性はあります!!
いや~実に恐ろしい時代ですね~
一部の人間が自分たちの金儲けのためにこんなことを行っても良いのでしょうか?
まあ、今の慣行農法(化学肥料、農薬除草剤)もひどいといえばひどいので、はっきり言ってどっこいどっこいだと思っています。
だからこそ粟屋農場では自然農法ということになるのです。(うまくいくはわかりませんがorz)