転換初期はハイブリッド自然農法
まいったな~
育苗を行うために圃場の土をスコップで掘ったところ、結構ミミズが出てきました。
前回もブログで書きましたが、ミミズは圃場のお掃除屋さんなので、ミミズがいっぱい居るということは腐敗層が残っている。ということです。
そういえば午前中に圃場で作業をしていた時にカラスが地面をつっついていましたのでたぶんミミズや虫を捕っていたのでしょう。
このまま圃場を鋤いて畝を形成して定植や播種を行ったのでは、間違いなく虫にやられる可能性が高いです。orz
病気にかかる可能性もありますが、無肥料栽培だと雑草のように強くなるので、その点はあまり心配はいらないと思います。
問題は虫ということになります。
ということで、これを解決するためには自然農で雑草とともに育てることです。
自然農は虫や雑草を敵としないで作物を育てますので、雑草を生やして虫を分散させれば作物に対する被害は減少します。(あくまで減少なのでやっぱりやられます)
リスクを取らず確実に生産するためには今年はこのやり方が無難でしょう!!
ところで、自然農法には自然栽培や自然農、炭素循環農法がありますが調べたところ内容は大きく違っています。
自然農は根が浅く、自然栽培や炭素循環農法は深い根から養分を吸収する。
なので、土壌内部がまだ汚れている場合は、浅い根で養分吸収を行う自然農が適しているといえます。
まだ借りたばかりの圃場なので、最近土を掘ってみてどのような状態なのかようやくわかってきたところです。
この状態で、無肥料無農薬栽培を行うには考えたところ今のところ自然農しか方法はありません。
炭素循環農法や、自然栽培を行うには土壌の改良に時間がかかってしまいます。orz
しかし、今すぐに播種を行わなければなりませんので方法はひとつ自然農を行うことです。
そのうち土壌の転換が進めば虫は消えていきますのでその時には自然栽培や炭素循環農法などの大規模生産を行えば良いということでしょう!!
やはり、半年前に提唱したハイブリッド型の自然農法の出番です。