炭素循環農法始動
今日はにんじん畑予定地の除草作業を行いました。
ジャガイモを植えようと思っていましたが、明日以降しばらく雨の予報なので変更しました。
上記は、自然農法に近い炭素循環農法でにんじんを作る予定です。(かってに解釈)
上記を行うためには、現在圃場が草ぼうぼう状態なため、全ての草を刈って飴色になるまで枯らしてトラクターで鋤き込みます。
これは岡田茂吉先生が提唱した元祖自然農法です。
このやり方は、岡田先生の本を読んでも詳細は説明されていませんが、炭素循環農法で解釈すると、雑草につく善玉菌群と、ひからびさせることによって炭素比の高くなった雑草とともに鋤きむと、微生物の餌が豊富なために長期間にわたって分解、結果、植物の生長に必要な窒素を長期間安定して供給できます。
なので、雑草は豊富なほど良いということになります。
そして、この善玉菌群は畑の中の腐敗した成分を分解(食べてくれる)してくれるので、土壌浄化がすすみ、結果的に病気の発生がなくなります。
この考え方を発展させたものが炭素循環農法です。
これは、畑に直接善玉菌群(EM菌もしくはキノコ廃菌床)を大量に投入して、さらに炭素比の高い植物(木材チップやイネ科の植物など)を微生物の餌として与え続けます。
なので、この場合は、マメ科の植物のみ枯らせて、この状態でEM菌もしくはキノコ廃菌床などを圃場にばら撒き、そして雑草が生えた状態で全部トラクターで鋤き込みます。
こうすることによって、畑全体が発酵、圃場は善玉菌だらけになり、窒素はさらに安定供給され、善玉菌が悪玉菌を駆除し、結果的に短時間で土を浄化できます。
まあ、圃場の半分はEM菌を播いて確認するのもいい鎌しれないので試してみたいと思います。
今日は、圃場がかなりでこぼこなためずっと手作業で根っこの上の部分を刈っていましたが、とても終りそうではありません。(イネ科が全く刈れないです。)
三角ホーの練習のために削り取るように刈っていましたが、これ以上は時間がもったいないので、刈り払い機でおおざっぱに刈って鋤き込んで様子を見たいと思います。
(マメ科は全部けずったので、これ以降は機械でやります。)