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Month: 2011年2月

大雪の影響

大雪の影響

2/18 曇り  [曇り]気温9、0度 湿度中

熊坂ゼロ圃場を見まわったところ、先週末の大雪の影響で林の木々が倒されていました。

熊坂ゼロ圃場

Image027

これをかたずけるのはたいへんです。orz

チェーンソーがあれば楽勝なのでしょうが、めったに使わないので持っていません。

剪定用の鋸で切ります。

余計な仕事が増えるなぁ~!!

でも、早めに処理しないと、もうすぐ今年の本番がはじまるので時間がなくなるしなぁ~。

ちなみに、ここでは昨年同様にスイートコーンを播いてみたいと思います。

昨年は全く育ちませんでしたので、これで地力の回復度合いを確認したいと思います。

さらに冬はそれを鋤き込んで、キャベツかブロッコリーを作ります。(トウモロコシがよく育ったらね)

晩生ミズナ:(H圃場:自然栽培)

ミズナ

昨年の11/25に定植しました。

定植直後からずっと霜が降り続いたために苗が枯れかかっていましたが、ここへきて復活してきました。

素晴らしい生命力です。

但し、もうすぐとう立ちするかもしれません!!(4月ぐらいと解説してあるが・・・)

とう立ちが回避出来れば、3月終りぐらい?に収穫出来そうです。

サラダ用に小さい株にします。

播種機を購入

播種機を購入

2/17 雨 [雨]気温12、5度 湿度高

大雪のあとの大雨です。

水浸しになってしまってとても危険

作業はできません。

F圃場

Image023

中央右のミズナは雪の重みでつぶれたような状態です。

中央左の小松菜は収穫適期になってきました。

今日確認したところ、別圃場の小松菜はすでにとうが立ち始めていますので、写真の小松菜は晩生種ですが、念のため早めに収穫しておきたいと思います。

ミズナに関しては晩生種のためか、まだとう立ちの兆しはありません!!

ちなみに、このミズナは漬物にすると白菜より美味しいです。(いっさいくせがない)

今日はトラクター耕耘をする予定でしたが、これだけ水分を含んでしまいましたので、しばらくは無理です。

明日からはしばらく晴れが続く予報で気温も上がるようなので、4日後ぐらいにリスケします。

それから、今日は念願の播種機が届きました。

これで、時間がかかってしょうがないニンジンの播種作業もスピーディーに行えるようになります。

ちなみにごんべえではないものを買いました!!(これが吉と出るか凶とでるのか?)

ということで、播種作業が楽になるので、非常に楽しみです。

そろそろ花粉が飛散

そろそろ花粉が飛散

2/16 晴れ [晴れ] 気温12、-1度 湿度低

なかなか雪が解けませんorz

野菜は雪の重みでベチャっとなってしまっています。

こうなったらしばらく収穫はできませんね。

復活するまでに、しばらく時間がかかることでしょう!!

F圃場

Image023

いよいよ、大根や他のいろいろなアブラナ科の野菜がとう立ちを始めました。

去年も実験で家の庭で大根を作りましたが、やはりこの時期にとう立ちしていましたので、この地域では2月上旬までが、アブラナ科の野菜の収穫時期になるようです。

まあ、でもとう立ちしても菜の花を食べることはできますので、それはそれで楽しみです。

どんな味なのでしょうか?

白菜の菜の花がたいへん美味しく、白菜についてはほとんど収穫できませんでしたので、いっぱいあります。

そして、菜の花といえば、今年は自家採取を行いますので、交配しないように移植したいと思います。(チンゲンサイは移植可能かな?)

種苗代は高いので、この技術はしっかり身につけたいです。

2月も後半になると、太陽高度が10月上旬ぐらいと同じになりますので、気温はまだまだ低いですが日差しがあたると非常に暖かく、農作業はとても気もちが良いです。

しかしながら、今年はスギ花粉の飛散が凄まじい(とはいっても東京ほどではないので軽い)ようなので、僕は花粉症なので、とてもつらい季節になります。

自然農法の野菜を食べるとアレルギー症状が出にくくなるようなので、自己治癒に期待したいです。

ようやく雪解け

ようやく雪解け

2/15 晴れ時々曇り [晴れ] [曇り]気温7、1度 湿度中

今日は、天気予報に反して晴れてくれました。

なので、畑は雪解けで洪水状態!!

A圃場

kouzui

かなり雪が積もっていましたので、一気に溶け始めるとこのように水につかった状態になります。

しかしながら、ここは昔川だったとのことなので、深層部には石が多いので、水が下に抜けやすくて溝を切らなくても水はすぐに消えてくれます。

ここはどうやら自然農法にぴったりです。

今後もこのような水はけの良い場所を探して増やしたいと思います。

G圃場

トンネル

大雪でしたが、トンネルは無事でした。

この規格でトンネルを作れば、冬の暴風雪に耐えることが出来るようです。

来季はトンネルを増やしたいと思います。(春菊、レタスにかぶせます)

他に不織布でトンネルを作っていますが、雪の重みでちぎれる寸前なので、この時期はやめた方が良いようです。

さらに支柱については金属製がよくて、樹脂製の曲がるタイプはすぐに潰れてしまいます。

実際に体験しないと本読むだけでは何もわかりません。

雪中収穫

雪中収穫

2/14 雪 [雪] 気温4、0度 湿度高

雪が全く消えませんorz

予報だと明日も雪なので、勘弁してほしいです。

予定だと木曜日に今年初のトラクター耕耘をしますが、これだけ水分が多いと無理でしょう。

リスケしよう!!

さらに、家の食糧が尽きたので、野菜を収穫したいのですがこれでは・・・・

F圃場

ミズナ

この畝の下には水菜がありますが、とても収穫はできません!!

小松菜も収穫は無理、葉物はだめですね!!

耐病総太り大根(G圃場:自然栽培)

ダイコン

トンネルをかぶせていると収穫はできます。

でも、トンネルのサイドは雪に埋もれているので、どけるのはたいへんです。(素手だと痛い)

ということで、雪深い中、何とか大根とにんじんをゲット出来ました。

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ちなみに、にんじんは8月末に播種した黒田五寸にんじんです。

すでに30cmぐらいになっています。

どこまで、大きくなるのか楽しみです。

豪雪

豪雪

2/13 曇り時々雪 [曇り][雪] 気温5、-1度 湿度高

今回の寒波は凄いです。

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明日、明後日と雪の予報で、明後日は暴風雪の予報になっています。orz

今年の予定だと2/17から耕耘を開始なんですが、しばらく無理そうです。

去年はほぼ雪は積もらなかったのですが、今年はひどい!!

カマキリの産卵する場所が草の高い位置だったため、大雪になっています。(カマキリは秋の時点でわかっていたようです)

これでは、なにも作業はできません。

雪への対策は全くないので、どこか暖かい場所へ移るしかなさそうです。

まあ、将来的には山陽側の海近くが雪が絶対に積もらないので、そこへ進出するのがよさそう!!

停電時のオール電化は悲惨

停電時のオール電化は悲惨

2/12 雪 [雪] 気温3、0度 湿度高

今年は良く雪が降ります。

Image023

今季一番の大雪です。40cmぐらい積もったかな。

湿気の多いどか雪で、電線が重みで切れたためか、昼過ぎに一度停電がありました。

家の暖房は全て電気なので、この時期の停電は悲惨です。

まあ、30分ぐらいで復旧しましたが、最近はオール電化の家も多いので、24時間以上経っても復旧しない場合、へたをすると凍死する可能性がありますね。

現状では高い電気料金を払わされ、そのぶんインフラがたいへん優秀(バックアップ回路がたくさんあると聞く)で、メンテナンスもしっかりしているため、長時間の停電はほぼあり得ないかもしれませんが、もし今後TPPに参加した場合は、電力の自由化により、電気料金は安くなるかもしれませんが、そのぶんインフラは最小限のシステムになってしまいますので、大雪の日は長時間の停電が予想され、オール電化の家はたいへん危険かもしれません。

TPPについては何度も言いますが、決して農業だけの問題ではありません!!(要参照

なので、電気オンリーの生活もどうかと思います。

そうなると、石油ファンヒーター(これも電気が必要)じゃない昔ながらのストーブが良いということになるのかな?(もはや売ってないのでは?)

ということで、雪害が発生しない方法として、国民新党と新党日本が推進する電線地中化事業が進んでほしいです。(雇用も増えるし)

チンゲンサイ甘い

チンゲンサイ甘い

2/11 曇り [曇り]気温7、0度 湿度中

2月に入ってからずっと春の陽気でしたが、昨日あたりから再び寒くなってきています。

キャベツ畑を見渡すと、春の陽気のせいか、寒さで赤色に変色していたキャベツがみるみる緑色に変色してきています。

結球もしてきており、キャベツは栄養不足かとあきらめていましたが、どっこい春は結構収穫が見込めるかな?・・・・と思ったら、単にヒヨドリが食い荒らした痕で、まだ小さい結球の中心部が露呈して緑色に見える状況でした。orz

なので、鳥害です。

ネットで調べるとヒヨドリはたちが悪く、3月ぐらいまで粘着するようなので、このままにしておいたらたぶんほぼ全滅でしょう!!

まあ、今回はまだ実験栽培なので、収量はそんなになくても良いです。

但し来季以降については、何か対策を練らなければなりません。(案山子が有効とも)

さらに調べると、年内取りキャベツ(12月に結球⇒出荷)をこの時期まで置いておくと、葉がかたいために被害は出ないとのこと。

春取りの柔らかいキャベツが狙われるようなので、来季はこの時期の作付け無か、もしくは不織布でトンネルが有効でしょう。

とにかく、まだまだ新規就農期間中なので、結局一年通さなければ農作業については良くわかりませんので、焦らないようにしたいと思います。

中生チンゲンサイ(D圃場:EM菌炭素循環農法)

チンゲンサイ

11/20に定植しました。

寒くてほとんど生長しませんでしたが、最近の春の陽気で一気に大きくなってきました。

チンゲンサイは寒さにたいへん強くほとんど葉が傷んでいません!!

寒さに耐えるため糖分が多いので、食べるとかなり甘いです。

収穫までにとう立ちしないことを祈ります。

TPPの詳細(山田前農林大臣のインタビュー)

TPPの詳細(山田前農林大臣のインタビュー)

2/10 曇り [曇り]気温8、0度 湿度中

農閑期で時間があるので、いろいろ情報収集していますが、TPPに関しては急いで情報拡散が必要なようです。

山田前農林大臣のインタビュー

このインタビュー内容を見るとTPPについての詳細がはっきりわかります。(かなりひどい)

要点は以下です。

  1. 政府はアメリカとかなり深い部分まで交渉が進行しているが、民主党議員に一切報告がない。
    執行部が独断で協議中 ⇒ 前原、仙石などの売国衆が協議(というかアメリカから一方的な命令なんだと思う)
  2. 協議内容は24部会(農業だけではない)にわたる(医療、保険、金融、弁護士など)
  3. 公共工事の発注は日本語だけではなく英語でも行わなくてはならず、地元の業者が発注することが出来なくなる
  4. 弁護士は全てアメリカのルール(きっと日本の企業からいっぱい金を巻き上げることでしょう)
  5. 国民保険が廃止になり全て民間の保険になる。(アフラックなど)⇒お金のない人は保険に入れなくなる(保険に入らないと盲腸の手術が200万円とか)
  6. 日本以外の国の農業政策は実は農家への直接補償がかなり充実している。
    アメリカでさえ手厚く補償している。⇒日本の農家が甘えているというのは嘘
    スイスの場合、耕作しづらい高地の農地を耕す農家は、価格競争出来ないが環境保全のため300万円ぐらい直接補償している。
    直接補償のない日本の棚田(作りづらい)が荒廃するのはあたりまえ⇒価格競争しづらいため
  7. 人、物の移動が自由になるため、人件費の安い国の労働者がわんさかやってくる(若者はさらに失業)
  8. 日本の輸出産業はすでにほとんどが海外生産しているので、輸出が伸びることは絶対あり得ない(アメリカは通貨安政策しているので、逆にアメリカからの輸入が増える)
  9. アメリカのBSE猛毒牛肉を強制輸入
  10. などなど

まあ、間違いなく国がぶっ壊れますね。

日本には何にもメリットはなく、どう考えても日本の植民地化。

まるで江戸時代末期の不平等条約のようなもの(岩上氏)

マスコミが一切詳細を報道しないので、国民が知らない間に(というか農業だけ没落して、輸出産業ほかが伸びて生長できると喧伝)売国が進んでいるとしか思えません!!

ということで、ここまでひどいとは思いませんでした。(単に郵貯の金を貢ぐだけではなかったみたい) 6月に決定するとか(なんなのこれ?)

秋まきのタイミングはシビア

秋まきのタイミングはシビア

2/9 雨のち曇り [雨][曇り]気温10、2度 湿度中

先月、ニンジンの出荷宣言をしましたが、結局いまだに出荷は出来ていません!!

理由は、収穫予定圃場のニンジン(8月末播種)に根割れが多くて収量が少ないためで、10本掘り上げて2本ぐらいしかきれいなニンジンはない状態です。orz

ただし、もともと昨年11月末ぐらいが収穫予定だったので、すでに大きくなりすぎて割れているような感じがします。

ほかにも、夏の異常高温時に播種しましたので、幼少期が乾燥状態だったことも原因のようです。

なので、ニンジンに関しては出荷するものがほとんどないので、春以降になりそうです。orz

ちなみにこのニンジンから自家採取する予定なので、移植可能になる気候になるまでは、このまま置いておく予定です。

別のニンジン(H圃場:自然栽培)9/19播種

にんじん

黒田5寸 陽彩というハイブリッドのニンジンです。

いくつかの畝でニンジンを播種していますが、ハイブリッド種のニンジンはこれのみで他は全部固定種を使っています。(ハイブリッドを試す意味で)

Image024

9月中旬以降は湿潤な気候だったので、ほぼ根われなく生長しています。

そこそこ形も良いので、これなら売れるかなって感じです。(もうちょいで収穫可能)

ハイブリッド種だから形がよいのかはわかりませんが、同時期に固定種のニンジンも別の圃場に播いていますので、今度比べてみたいと思います。(こちらは間引きが遅れたためまだ小さい)

根われについて、先週の環保研でベテランの農家さんに伺いましたが、夏のニンジンは幼少期に籾殻マルチをして保湿すると根割れしないとのことです。

今年の夏は何か対策を考えなくては!!

それにしても、もう一週間早く播種していれば、きっと今頃収穫出来る大きさになっていたのでしょう!!

この時期は、播種のタイミングがかなりシビアです。(今年は9/12ごろ播こう)