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Month: 2011年1月

限界を知る

限界を知る

1/21 曇り  [曇り]気温8、-1度 湿度中

耐病総太り大根(G圃場:自然栽培)

大根

昨年11月末にビニールトンネルをかぶせた大根です。

ようやく、にょきにょきっと顔を出してきました。

畝

ビニールは大根畝の半分ほどです。

最近はよく雪が積もるので、ビニール無しだともろ雪が降り積もり、どう考えても生長が遅れてしまうと思いきや、今のところそんなに差はありません!!

たぶん、葉が大きくなってからかぶせましたので、現在も葉の大きさはそれほど差がついてなく、植物の生長に必要なのは日光ですので、どちらも日光の量は変わらないため、熱量の差でほんの少し大きくなっている状況なんだと思います。

あんまビニールは関係ないということですね。

まあ、10/8に播種しましたので、もっと早く播けば、ビニールに関係なく、今頃収穫出来る大きさになっているということでしょう。

今年は9月末に播きたいと思います。

ちなみに、大根の隣の白菜も遅く播いたためこれ以上は大きくなってくれそうにありませんorz

これも昨年よりは早く播きたいと思います。

レタス(F圃場:自然栽培)

レタス

10月末に定植しましたが、間に合いませんでしたorz

結球は始まっているようですが、雪や霜の影響で痛み始めています。

レタスは氷点下ではダメなようです。(ビニールかぶせると行けるのかなぁ?)

逆に、小松菜やホウレン草やチンゲンサイは元気です。

ということで、レタスは10月前半までが定植の限界みたいです。

ビニールマルチは必須

ビニールマルチは必須

1/20 曇り時々雪 [雪] [曇り]気温5、0度 湿度中

いや~寒い!!(毎日言ってる)

表示している気温は山口市内中心部の人口密集地だと思うので、外れの宮野地区はそれよりも1度低く、さらにうちの畑は2度ぐらい低いです。

それにしても寒いorz

作物についてはほとんど生長してくれないので、課題の土作りに失敗して生長が遅いのかどうかがよくわかりません!!

一応毎日畑で作物の生長を確認していますが、変化がないので正直つまらないです。

夏のころのすくすくと生長している日々が懐かしいです。

ブロッコリードシコ(F圃場:自然栽培)

炭素資材

昨日予告しましたが、炭素資材(枯れた雑草)を畝に置いてそのまま土をかぶせました。

微生物への餌やりです。

さらにマルチ!!

炭素資材を単に置いて被覆するのではなく、軽く土と空気を混ぜることで、微生物による炭素資材の分解を促します。

自然農では元気のない株に対して米ぬかや油粕を薄く播いて微生物を活性化させますがが、それと同じ状況です。

但し、即効性はないと思いますので、1ヶ月後の生育状況を確認したいと思います。(ちなみに比較のため10株ぐらいしか炭素資材を供給していません)

白菜(F圃場:自然栽培)

Image025

Image026

同じ日に同じ土壌条件で定植した白菜です。

ビニールマルチをした白菜の方が明らかに裸畝よりも生長著しいです。

白菜だけではなく、他のアブラナ科の野菜もこの時期は、マルチ栽培の方が断然元気でしかもきれいに仕上がります。

これには以下の理由が考えられます。

  1. ビニールマルチの方が地温が高い
  2. 雨や雪が地面と接触しないので、ビニールマルチの方が畝の水分量が少ない(11月以降マルチ畝と裸畝では水分量が逆転する)
  3. 上記の理由でビニールマルチの方が根がよく張る
  4. ビニールマルチで被覆すると土中への酸素供給が少くなくなるで、鋤き込んだ炭素資材(微生物の餌)の分解があまり進まず餌が枯渇しない

ということで、冬はビニールマルチ必須のようです。

炭素資材でマルチを試す

炭素資材でマルチを試す

1/19 晴れ時々雪[晴れ][雪]気温6、0度 湿度低

毎日ぶち寒いです。

あと2週間は低温が続くとのことなので、もう勘弁してほしいです。orz

まだ、昨年の異常高温の方が良いです。(我慢できる)

ブロッコリードシコ(F圃場:自然栽培)

ブロッコリー

このくそ寒い中徐々にですが大きくなっています。

Image023

ここでは2畝定植しました。

比べてみると大きさは雑草があまり生えていない左側の株の方が大きいです。

Image024

左側の畝は定植前に発芽耕起を行ったため、現在も雑草が生えていません!!

おそらく太陽光が直接届くため雑草だらけの畝より地温が高い分生長が進んでいるものと思われます。

なので、今のところ右側の状態が正解なようです。

但し、ビニールマルチをすると裸畝よりもさらに生長することが白菜の実験からわかっていますので、この時期はビニールマルチが必須なのだと思います。

ところで、最近ネットで調べると木材チップや廃菌床でマルチングするのがかなり有効であることがわかってきました。

なので試してみたいのですが、これらは容易に手に入りません。orz

仕方ないので代用品としてその辺にある枯れた雑草をマルチにしてみたいと思います。(まだ分解が進んでいないので、大量にある)

でも、これらでマルチングすると地温が上がらなさそう。

ということで、左畝の半分ほどで試したいと思います。

1/18 晴れ [晴れ]気温7、-3度 湿度低

黒田五寸にんじん(I圃場:自然栽培)

にんじん

8月末に播種したにんじんです。

でっかくなりすぎて、あちこちに小さい根が張りだしてきました。(収穫が遅すぎ)

でも味は生で食べても臭みはなくとても甘いです。

味なら勝負出来るのですが、まだまだ世の中は見た目が勝負なので、ちょっと難しいかもしれません。

晩生小松菜(F圃場:自然栽培)

小松

毎日とても寒いですが徐々に大きくなっています。

ここ最近はよく雪が積り、押しつぶされている状況ですが、とって元気です。

ちなみに、この小松菜は前回小松菜を収穫した場所にすぐに定植しましたので、現在はもろ連作中です。

今のところ病気や虫は問題ないようです。

無事収穫出来るのでしょうか?

新圃場

新圃場

今度お借りする予定の圃場です。

雪が溶けて全容が明らかになってきました。

莫大な量の炭素資材(枯れた雑草だらけ)がありますので、炭素循環農法にはもってこいでしょう!!

EM菌を散布して細かくして鋤き込みたいと思います。

耕作放棄地は社会問題となっていますが、炭素循環農法をするにはもってこいです。

きっと、日本の農業は炭素循環農法が救うのでしょう!!

TPPは農業の問題ではない

TPPは農業の問題ではない

1/17 晴れ [晴れ]気温6、-1度 湿度低

TPPについて、これに参加すると、農業が壊滅的にやられるのでは?とびくびくされている農家の方が多いのかと思います。

ご安心ください!!

農業はあくまでカムフラージュであって、実際は郵貯の350兆円をアメリカに献上するのが目的です。(でも農業もやられるかなorz)

日本は戦後ずっとアメリカの属国であって(副島先生を参照)宗主国が博打(デリバティブズ)で大借金を抱えてしまったため、その穴埋めに手下の管直人を首相に据えて強引に奪い取ろうとしているところなのです。(もはやばればれ)

そして、郵貯の資金を奪われると日本はデフォルト?

なので、長い目で見ると、お金のない日本は食料の輸入ができなくなるので、そこで日本の農産物は黙ってても大暴騰です。(ぜんぜんうれしくないけど)

下記の動画をご参照ください!!

ということで、TPPは実質日本とアメリカだけの自由貿易(属国貿易)

小泉竹中ラインで郵政民営化して郵貯の資産を献上する予定だったところを小沢、鳩山ラインで阻止

しかし、アメリカの手下の管仙石がクーデターで民主党をのっとり、小沢さんを粛清(検察やメディアを使って)

民主党は本来は郵政を国有化が公約だったため、TPPを導入することで郵政を民営化(資産を収奪)しようとたくらんでいるものと推察できます。(他にもいっぱいひどい目に遭います)

カマキリの予報

カマキリの予報

1/16 雪 [雪]気温1、-4度 湿度中

今年一番の冷え込みだそうで、畑の最低気温はおそらく-7度ぐらいですorz

雪

ということで、気温が一段と下がった午後は外に出ると寒すぎて死ぬかと思いました。

この冬は全国的にかなり寒いので、ハウス促成栽培の野菜は燃料をたくさん使用するので高騰するはずです!!

さらに露地野菜は全く生長しないので、品薄で全体的に高騰するのではないのでしょうか?

さらに、輸入穀物(トウモロコシ、麦、大豆など)も投機が原因で高騰しているようなので、目先の野菜の価格はおそらく上がってくるでしょうorz

それにしてもこの冬は寒くて雪が多いです。

そういえば、ずいぶん前に藤原先生がインターネットラジオでこの冬は大雪になるとおっしゃっていました。

理由はカマキリの産卵場所が通年より雑草のかなり高い位置へ産卵していたからとのことです。

つまり、大雪になることを事前に察知して、埋もれない位置に産むからなのですが、まさに大正解です。

まあ、虫の能力はすごくて、まだ全然解明されていない能力がたくさんあるようです!!

ということで、今年からカマキリに注目して冬の作付けを判断したいと思います。

なぜかというと、昨年9月は異常に暑かったため、この冬は暖冬と予想してしまい、大根の作付けを遅らせてしまったので、この時期すでに収穫予定なんですが、寒さのためまだまだ小さめです。orz

たぶん小さいままとう立ちしてしまうことでしょう!!(残念)

炭素循環農法が耕作放棄地問題を解決

炭素循環農法が耕作放棄地問題を解決

1/15 雪 [雪]気温6、-2度 湿度低

新しく畑(元水田)を借りることができそうです。

放棄地

約30aぐらいで、草ぼうぼうです。

粟屋農場では年数の経った草ぼうぼうの放棄地を主に集めています。

理由は、時間をかけずに自然農法を行いたいからで、直近が慣行農法もしくは有機農法の圃場より、年数のたった草ぼうぼうの放棄地の方がよいことがわかっているからです。(説明すると長いので省きます)

ちなみに、放棄地でも自然農みたいに毎年1回ほど草を刈って敷いている方がよいようです。

ここは毎年大家さんが夏に草を刈っているとのことですが、昨年は放置したとのことです。(まあ、いいでしょう)

草の量は見ての通り豪快!!なので、間違いなく地力たっぷりの土地です。(最近、雪がたくさん積もり重みでかなりつぶされていますが、)

雑草が旺盛に生える場所は地力が豊富な証拠なのです。(土壌の深い部分にも微生物がたくさんいる)

昨年のデータから耕作放棄地は草を刈ってEM菌を播いて鋤き込むと、夏にはなんでも育つことがわかっていますので、ここではそのような段取りを組みたいと思います。

圃場は全部で3枚あって、そのうち小さくて効率の悪い圃場は炭素供給圃場(常に雑草を生やす)にして、残りの圃場へ常に炭素資材を供給するようにしたいと思います。

これは、炭素資材が多ければ多いほど、微生物層が豊かになって作物がより元気に育つことがわかっているからです。(通常は木材チップや廃菌床を播く)

さらにいえば、条件の悪い小さい圃場をたくさん借りていますので、全部を作付けすると耕耘など非常に手間がかかって面倒!!でも、使いづらい小さい圃場を雑草供給用の圃場にしてしまえば、管理の手間が省けてかつ炭素資材を供給できるので一石二鳥だと思います。

炭素循環農法では随時炭素を供給する必要があります。

なんだか施肥しているようですが、微生物へは常に餌を与え続ける必要があり、餌不足で死んでしまった場合は、土中が腐敗してしまうため、仕方ありません。

但し、大量の炭素(餌)を与え続けると、微生物が爆発的に増えて、地力が激増しますので、野菜はますます元気に育ち、アブラナ科は夏でも虫がつかず、病気も発生せず、土はより団粒化が進み、水はけ水持ちは劇的によくなり、収量は慣行の2倍と激増します。

ということで、この夏が待ち遠しいなぁ~!!

※耕作放棄地問題は国が炭素循環農法を推進すれば一気に解決するような気がします。(利権を失う人が多いので絶対推進しないと思うけどね)

オクラの自家採取

オクラの自家採取

1/14 晴れ [晴れ]気温9、-3度 湿度低

最近あまり日差しがなく寒い日が続いたため、気温9度ですが晴れて暖かく感じました。

でも、山裾にある粟屋農場の朝の気温は氷点下6度まで下がったようです。

D圃場:EM菌炭素循環農法

霜

氷の大地と化していました。

11時に収穫しようとしましたが、まだかちかちに硬くて無理でした。orz

大根もチンゲンサイも樹氷になっています。

それにしてもたくましい!!

キャベツ(A圃場:EM菌炭素循環農法)

キャベツ

白菜同様調子のよくないキャベツです。

赤くなっているので明らかに窒素不足です。

A圃場では転換時にEM菌を通常の半分しか散布しなかったため、まだまだ土が出来ていなかったようです。

この分だと春にもう一度EM菌を播く必要がありそうです。

オクラ(B圃場:EM菌炭素循環農法)

オクラ

夏絶好調だったオクラです。

B圃場はEM菌がよく効いていたようで、窒素供給が理想的だったようで、とても甘い実を付けてくれました。

他にレタス、サツマイモ、ジャガイモもよくできました。

自家採取

ということで、今日自家採取してみました。

種

1000個ぐらいは取れたようです。

今年は作付けを昨年の3倍にしますので、これだけあれば十分!!

この土地にあった種だと思いますので、間違いなくおいしく育つことでしょう。

乞うご期待!!

本来白菜は暑い季節の野菜?

本来白菜は暑い季節の野菜?

1/13 晴れ [晴れ]気温7、-2度 湿度低

久々晴れましたが、朝は放射冷却で寒すぎ!!

山口市の中心部の最低気温が-2度なので、ここはそれより2,3度低くなっていることから-5度ですorz

ちなみに畑は昼までかっちかっちに凍っていました。

ということで、つるはしで作業しなくてはなりません!!

白菜(E圃場:自然栽培)

ハクサイ

9月上旬に定植した白菜です。(教科書どうり作りました)

寒さで溶けてしまいました。orz

周りの畑では、みなさん紐でそとばを縛っていますが、面倒なので放置していたら惨憺たる状況に成りました。

この作は出来が悪かったので、今現在は実験様子見といった感じにしています。(どのように朽ちていくのか?)

ところで、最近よく思うのですが、この状況を目の当たりにすると、”どう考えても白菜は冬に弱い野菜なのでは?”ということです。

小松菜やチンゲンサイもしくはミズナなどの白菜と同じアブラナ科の葉物野菜はこの厳しい冷え込みにもよく耐えて元気です。

しかも、甘みが増してうまいです!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ですので、写真のように放置して寒さでこのような状態になるということは、本来の作付け時期とは全く異なるということなんだと思います。

では、いつなのか?

炭素循環農法の実践者のレポートを見る限り、春や夏でも元気に育って結球するとのことなので、本来は春から夏にかけて栽培する野菜なのだと思います。

昨年9/10に定植した時は、まだ気温が毎日35度であったにもかかわらず、根が活着した後は爆発的に生長しました。(白菜は暑くても平気)

でも、10月下旬ぐらいに気温が20度を下回ったあたりから急に生長しなくなり、最近の氷点下もしくは積雪にあうと、写真のように溶け始めてしまってます。(腐ってはいません)

氷点下にならない地域ならこの時期の白菜は無事かもしれませんが、ナスやピーマンと同じよにどう考えても寒さに弱い感じなので、間違いなく暑い季節の野菜だと思います。

これについては、おそらく白菜の作付けする農法のベースが慣行農法や有機農法なので、真夏の暑さでは圃場が腐敗してしまい、すぐに根ぐされ状態になって(レタスも)溶けてしまうため、その心配のない秋冬野菜ということにしたんでしょう!!(レタスもこの時期はかなりいたんでしまいますので今の時期は違うはず!!)

で、作付けを秋にずらしたために収穫期には寒さに耐える必要があることから、苦肉の策で外葉を巻いて紐で縛るようにしたんだと思います。

自然界で白菜自身が外葉を巻くことはないと思いますので、氷点下以前に収穫する野菜ということがわかります。(レタスも)

ということで、今年は氷点下にならない10月下旬ぐらいに収穫出来るように、昨年より1カ月早い8月中旬に定植したいと思います。

ぶち甘いホウレン草

ぶち甘いホウレン草

1/12 雪 [雪] 気温5、0度 湿度中

本当に寒い日が続きますね!!

夏は梅雨明け後すぐに35度の日々で、そのうち落ち着くだろうと思っていたら結局9月中旬までずっと35度!!

この冬も、もうじき寒さが和らぐと思いたいけど、夏のことがあるので、残念ながらこのままずっと寒い日が続くのだろうと思います。orz

和歌山大根(D圃場:EM菌炭素循環農法)10/22播種

大ちゃん

昨年大ちゃんから自家採取した大根です。

だいぶ大きくなってきました。

葉もきれいです。

但し、ここ最近は毎日曇りがちで寒くて日差しがほとんどないため、ほぼ生長しなくなっています。

この様子だと中途半端でとう立ちしそうです。orz

今年は早く播こうと思います。(夏に播く)

ほうれんそう(A圃場:EM菌炭素循環農法)

ホウレン草

今までにマルチ定植栽培ではホウレン草を作ることができていますが、写真のようにスジ播き裸畝では、まだまともに作れたことがありません!!

まあ、間引きしていないのが原因なので、今回はきっちりやろうと思ってます。

ということで、今日くそ寒い中間引きました。(足先が冷たくて痛いorz 暑いほうがよい)

ちなみに、間引いたホウレン草を生で食べてみると信じられないくらい甘かったです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ここ最近、雪がよく積もりましたので、よく冷えて甘くなったのだと思います。

ということで、そのうち出荷したいと思います(これはぶちうまです!!)

アク(硝酸態窒素濃度0)がないので生でも食えます。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

どこかのハウス水耕液肥大量栽培(ハ水液大栽培?)とは全くの別物ですので、こうご期待!!(無事収穫できるかな?)