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Month: 2010年6月

虫よけ

虫よけ

6/20  曇りのち 雨  [曇り][雨]気温27度 湿度高

梅雨に入って虫の攻撃が激化しています。

もともと、この時期は葉物野菜(アブラナ科)の適期ではなくナスやオクラなどの株の大きな野菜を作る時期です。

なので、自然界は葉物野菜に対して虫(特にナメクジ)を使って駆除するように動きます。(たぶん)

但し、中には元気に育っている葉物野菜もあって30%ぐらいは元気です。

全体を100とすると30ぐらいなので、出来は悪いです。orz

よく言われている、自然栽培転換3年目は収量が極端に落ちる

今はまさにこのような状況にあるように思えます。

上記について

  1. 慣行や有機から自然栽培へ転換後の2年間は残肥料があるため収量はそこそこある
  2. 3年目からは肥料がなくなるので収量が極端に落ちる。(今ここ)
    残肥料が全く期待できないので肥料の効き目がない分生長が遅れるか、虫にやられる
  3. 4年目以降は徐々に収量が上がり始める

なぜ4年目から徐々に収量が増え始めるかというと、圃場に微生物が増え始めるからで、それに比例して収量は上がっていきます。

現在のA圃場(EM菌炭素循環農法)について

雑草が良く生えているところには野菜も元気に生えていて虫に対してもそれほどやられていません。

しかし、雑草がほとんど生えていない場所では野菜もやはり生えていません。

その割合は70:30(あまり生えない/良く生える)ぐらいです。

これは、微生物が豊富な部分とそうでない部分が混在しているとも言えます。

なので、微生物が豊富な部分では虫にやられず野菜も雑草も良く育ち、微生物がいないところでは野菜も雑草も全く育たず虫にやられています。

ということで、もうちょっとトラクターでかき回して均一にしておけばよかったということになります。orz

自然栽培への転換を早めようと思えば、とにかく雑草を生やすことです。

そして、2か月サイクルで雑草を生やして、刈って、枯らして、鋤き込む、これをとにかく繰り返してできれば圃場内の土をかき混ぜて微生物が隅々までいきわたるようにすることだと思います。[わーい(嬉しい顔)]

マルチに期待

マルチに期待

6/19曇りのち 晴れ  [曇り][晴れ]気温29度 湿度高

今日は突然晴れの予報に変わり晴れました。

せっかくの土曜日ですが一日中農作業です。

水田

不耕起水田です。

湿原のような感じになっています。

水攻めのせいか雑草はなんだか弱った感じがします。(このまま枯れてほしいです。)

理想水位はもう10cm高い位置なのですが、この土地は水利権がないため雨が降らないと溜められません!!

まあ、明日からまた雨のようですので焦らずじっくり行きたいと思います。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

間引きにんじん

ニンジン

一口キャロットになってきました。

あとひと月ぐらいで収穫できそうです。

大根同様にスーパーのとは味が違います。(味があります)

白首夏大根

ダイコン

出来を確かめようと抜きました。

先が変ですが、そこそこ大きくなってきましたね。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

90日ぐらいで育成なのでこちらもあとひと月!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ミズナ

ミズナ

今回は雑草対策でマルチを使用、その効果をたしかめます。

さらに虫対策にこの後防虫網をかぶせる予定です。

ちなみにマルチを使用した場合、作が終了したあとはしばらく地力の回復のために放置が必要になります。(雑草を供給するため)

他には小松菜、チンゲンを定植済み

水田に水が溜まりました。

水田に水が溜まりました。

6/18雨  [雨]気温24度 湿度高

今日は朝から雨です。

しかも湿度がものすごく高くて作業が辛いです。

水田

昨日、水田の暗渠排水管に栓をしたところ、雨も手伝って見事に水が溜まりました[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ようやく我が水田にも水を張ることができ、もう少し水位が高いほうが良いのですが、とりあえずはこれで一安心です!!

ちなみに、今年は地下水が豊富とのことです。(通常は10日ぐらいかかるらしいです)

しかし、見た感じはとても水田ではありません(尾瀬の湿地みたい)

この雑草はこのまま朽ちてくれるのでしょうか?

もし、雑草に勢いが出てきたときは仕方ないので手除草になります。orz

大家さんのお話しだと、除草剤のない時代は稲刈りまで4回除草をしていたとのことなので、4回除草が必要かもしれませんorz

まあ、しばらく乾田にしていたため、生えている草は基本的には水に弱いので、この状態しておけばきっと水に強い稲が抜けてくると予想しています。

さあ、どうなっていくんでしょうかね?[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

田んぼの栓

田んぼの栓

6/17曇りのち 晴れ  [曇り][晴れ]気温30度 湿度高

いよいよ夏本番のような天気です。

でもさすがに梅雨ということで明日から雨マークが一週間並びました。[わーい(嬉しい顔)]

ということで、このタイミングで一気に田んぼに水をためようということで、大家さんにお願いして暗渠排水管に栓をしてきました。

これによって、地下に排水されていた水が排水されなくなり、地下水が上昇して水が溜まることになります。

ようやく、水を張って稲を育てるといった当たり前のことが行えるようになりました[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ちなみになんで上記のようなことをするのかというと、お借りした田んぼには水利権がなく、目の前の小川から水を引くことができません!!(なんでやねん)

なので、通常の稲栽培はできずにブログでお伝えしてきたような変則的な田植えを行っています。

僕は間違いなく水稲栽培については自然栽培の技術が適していると思いますので、あまり参考にしないようにしてくださいね!!

あくまで、お借りした土地に適したやり方を模索していますので、ひょっとしたらあまり良い成績にならないかもしれません。

まあ、反当たり5俵取れれば上出来で、目標は2表です。(すくね~orz)

そして大家さん曰く白鷺には気をつけろだそうです!!

鷺は田んぼのオタマジャクシを狙って稲を踏み歩きます。

まあ、どうすることもできないんですけどね!!

ということで、ようやく田んぼらしい姿をお見せできるようになりそうです!!

いや~、これからどうなっていくんでしょうね[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

除草剤、農薬、化学肥料および有機肥料一切使用していない無添加のお米です。

間違いなくうまいでしょう!!

次のステップ

次のステップ

6/16 晴れ  [晴れ]気温29度 湿度高

今日は夏を思わせるようなとても蒸し暑い日でした。

ついこないだまでは朝がとても寒くて何枚も厚着していましたが、今はとても寝苦しいです。orz

一気に暑くなったような気がします。

関東は梅雨が明けるまでは結構肌寒い日が続きますが、山口は梅雨前から気温が高くて蒸し暑いですね。

育苗中

マグロナス

現在育苗中の自然栽培産の真黒ナスです。もちろん無肥料です。

他に通常種の長ナスを上記と同じ条件で育苗していますが、自然栽培産の真黒ナスの生長速度のほうが早いです。

苗

他にもいろいろ育てています。(全部無肥料栽培です)

トマトも自然栽培産の品種を使用しているので、ぐんぐんと生長しています。[わーい(嬉しい顔)]

サツマイモ  (B圃場:EM菌炭素循環農法)

サツマイモ

わざわざ雨の日を選んで定植したので、すんなりと活着してくれました。(NO灌水)[わーい(嬉しい顔)]

次作  H圃場:自然栽培

次

前作では、虫と雑草に苦しみましたので、今回はマルチと虫よけ網を使用してみたいと思います。[わーい(嬉しい顔)]

有機農法の師匠がよく使っている手なので、きっとうまくいくでしょう!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

いや~どうなるんでしょうかね!!

待望の雨

待望の雨

6/15 雨のち曇り  [雨] [曇り] 気温24度 湿度高

待望の雨が降りました。

結構な量の雨が降りましたので、さぞかし田んぼに水が溜まったことだろうと思い楽しみに圃場へ向かいました。

田

一応、掘った溝には水が溜まっていましたが、畝はお湿り程度!!

やはり徹底して乾田にしたため、ちょっとの雨ではなかなか水分が溜まってくれないようです。

何度も言いますが、ここは水利権がないため横の小川から直接水が引けませんorz

なので、大雨が降るのを待っている状況です。

まあ、まだ完全に水をためる予定はないので、とりあえずは根が活着しやすい状況になってくれたのでこれでOKです。

週末からはしばらく雨マークなので、ここで水をしっかり溜めていきたいと思います。

水田のコントロール

水田のコントロール

6/14 曇りのち晴れ   [曇り] [晴れ]気温28度 湿度高

梅雨入りしたとはいえなんだか全く雨が降る気配がありません!!

昨日は乾田に稲を定植(田植え)しましたが、これでは稲の根が活着する前にひからびてしまいます。(※田植えの負担を軽減するためにわざわざ乾田で定植を行いました。)

なので、面倒くさいですが今朝、ジョウロで灌水しました。orz

稲なので田に水を張ればよさそうですが、お借りした田には水利権がなくて、暗キョ排水管をせき止めて地道に地下水を溜める方式なので、すぐに溜めることはできません!!

昨日の段階では今日が雨の予報だったため、絶妙のタイミングと思って大喜びで田植えをしましたが、どっこい今日は予報を裏切り晴れ!!(結果要灌水)

まあ、このように余計な作業が日々増えてしまいなかなか先に進めないものです。orz

田植え

乾燥しまくっていますが、今のところ稲は大丈夫です。(今日の夕方)

一応、溝はふさぎましたので、雨が降ればすぐに水が溜まるはずです。

苗

そして、上記は4/25に籾播きをした圃場です。(乾田不耕起直播栽培)

真中に稲が見えます。

今年は4,5月の朝の気温が低くかったため、芽が出てきたのが5月末、籾播きしてから1カ月が経過したため、雑草が生え放題なってしまいました。

来年は播種するタイミングをもっと遅くとりたいと思います。

田2

さあ、はたしてこの状態から稲が生き残るんでしょうか?

とりあえず今週水をため(雨次第ですが)大部分の陸生雑草を抑える予定です。

それとも、地道に草刈りかな~ orz

初めての田植え

初めての田植え

6/13 雨のち曇りそして晴れ  [雨] [曇り] [晴れ]気温25度 湿度中

今日は自然農法プロジェクトメインイベントの田植えの日です。

初めて田植えを行いましたが、楽勝ですね!!

底なし沼のような圃場に足をとらわれることなく、さらに腰への負担もなく無事に終了!!

まあ、それもそのはず、道具(代かきなど)がないため、やり方を大幅に変えなければいけない状況の中で考え抜いた田植えです。

うまくいくんでしょうかね?

熊坂、D圃場 (約3a) 栽培品種:ササニシキ:自然栽培米

参加者 : ラッパークドウ (苗溝を掘っています。)

kudo2

苗はセルトレイで毎日灌水して外に放置して育てました。

苗

ラッパークドウが掘った溝にそって苗を40×40間隔に一本植えします。

定植

圃場は2日前にトラクターで鋤き戻ししました。

大きな塊になるように耕耘しましたので、圃場表面はごろごろと硬い土の塊だらけです。

上記は、出来るだけ土中に酸素を供給するためです。(自然栽培の基本)

約四時間で田植え終了!!

今週はずっと雨予報なので、水をためるのは来週かな!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

無肥料栽培では、まず根から大きくなり、しばらくは苗が小さいため、均平の取れていないこの圃場で水を張ると、必ず一部水没するような気がします。

なので苗がもうちょっと大きくなり、水没しないぐらいになってから水をためようと思います。

どうなっていくんでしょうかね!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

つる豆

つる豆

6/12 晴れ   [晴れ]気温27度 湿度中

今日は曇りのち雨の予報でしたが、どっこい日本晴れでした。

山口県は梅雨入りしたそうですが、この晴天を見るなり、今日は違うだろう!!と思いました。

———-つるありインゲン—————-

つるが急に伸び始めましたので急いで柵を作りました。

つる

苦闘すること5時間

作

自然農畝に竹の支柱を差し込むのは畝が硬いため一苦労です。

通常の畝であれば土が柔らかいので功労はないことでしょう!!

まあ、インゲンに豆が出来る前に、手にマメができてしまいましたが、今後はこのような柵をどのように作ればよいかはこれでよくわかりましたので次回からは楽勝です。

———–明日は自然農プロジェクトメインイベントの田植えの日です。—————

Image025

畝整備のため昨日トラクターで耕耘を行いました。(3回目)

耕耘後はかなりのでこぼこでしたので、レイキで平らに仕げて均平を取りました。

明日は雨ですが、明日しか出来ないため、田植えをします。

たぶん、おいしく育つでしょう!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

自然栽培から炭素循環農法へ

自然栽培から炭素循環農法へ

6/11 晴れ   [晴れ]気温30度 湿度低

今日も朝から畑仕事です!!

にんじん

久々のにんじん間引きです。(I圃場:自然栽培)

約一週間で結構でかくなってきています。

味は甘くてスーパーのにんじんとは違って臭みはありません!!

これなら子供も喜んで食べることでしょう!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

それにしても、無肥料ですが当たり前のようにどの作物も育ってきています。

今のところアブラナ科の虫食い以外はパーフェクトです。[わーい(嬉しい顔)]

まあ、アブラナ科の適期は秋冬だと思うので、この時期は自然に反していることから、どおしても排除する力が働いちゃうんでしょうね!!

H圃場 次の準備

畝

次の作の準備で畝を作りました。

以外にも前作の草を刈って枯らした畝を単にトラクターで鋤いただけですがなんだか理想的な畝が出来ました。

トラクターの重みで畝が潰れないようにと管理機を購入しようかとも迷いましたが、このトラクターで十分です。

H圃場では自然栽培を行っていますが、今回から炭素循環農法の考え方をもとに土中に炭素資材(枯れた雑草)を頻繁に供給します。

これにより微生物に餌を与えることができるため、結果的に安定した窒素供給を作物に行うことができるからです。

この辺は自然栽培とは微妙に考え方が違っています。

鋤き込んだ畝は枯れ草が混ざり堆肥のような感じになっています。

というか畝で堆肥を作るのが目的です。[わーい(嬉しい顔)]

堆肥を作ってわざわざ肥料として時間をかけて畝に播くのではなくて、それだったらはじめから堆肥の中で育てれば良いというのが炭素循環農法の究極の考え方です。

ということで、ちょっとこのまま寝かせて発酵させます。(発酵=窒素供給)

そのうち、畝は有効微生物(善玉菌)だらけになって病気、虫が0の状態になることでしょう!!

こうなるとなんでもよく育ちます。[わーい(嬉しい顔)]

たぶんこれを3回ぐらい繰り返せば、目標の循環に到達するんでしょう!!

この先どうなるんでしょうかね!!

乞うご期待[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]