ミルキープリンセス
自然農法プロジェクトではお米を作りますが作る品種を何にするかをずっと検討してきました。(僕一人で検討していますが)
なににするか、参考のため今度水田をお借りすることになった大家さんに米作りについていろいろお話しを伺ったところ、特に気をつけることは背の高い稲は台風が到来すると必ず倒れてしまって、穂が土壌に突き刺さりすぐに新しい芽が生えてくるので非常にあとの処理がめんどくさいとのことでした。(稲刈り時のコンバイン処理が難しいとのこと)
上記の理由から大家さんは背の低い品種のひとめぼれを栽培しているとのことでした。
そこで、我々も同じものをと思って、ひとめぼれを入手しようとネットを検索しましたが、どこも売り切れ状態だったため仕方がないので背の低い他の品種を探したところ、香り米として有名な(美味しんぼに登場したと思います)ミルキークイーンの兄弟系統であるミルキープリンセスが見つかりました。
特徴は以下です。
- ミルキークイーン同様に低アミロース米品種(ご飯のつや、粘りは同じくらい)
- 粘りが強いので冷えた飯、おにぎりやお弁当に最適
- 草丈が短く倒れにくい(ミルキークイーンは倒れやすい)
- 縞葉枯病に強い(ミルキークイーンは病気に弱い)
- 標準肥料栽培では少収である
上記を見てみると、小収を除いて人気のあるミルキークイーンを上回っていると思います。
さらに4.は標準肥料が条件になっていますが、我々は標準肥料は全く使用しません。(それどころか肥料の類は何も使用しません)
なので、4.の条件は当てはまらなくなってきますので小収ではなくて豊作になるのではないかと考えています。(逆にもっと少なくなったりしてorz)
ということで、ミルキープリンセスを作ろうと思います。(ちょー適当)
早速籾を相馬屋さんで入手しました。1kg
まあ、ブログでミルキープリンセスの素晴らしさをアピールしていますが、当初はやはり知名度の高いミルキークイーンを購入しようと思っていたのですがすでに売り切れでした。orz
仕方なしにミルキープリンセスを購入したのですが、品種の特性を改めて見てみると、いや、明らかにミルキークイーンより数値は上であったので
残りものには福がある
ではないのですが、結構満足しております。
いや~楽しみですね!!
あとは、古代米も適当に入手して栽培しようかなとも考えています。
ちなみに、前に紹介したヤマホウシは背が高いとのことでした。