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Month: 2010年1月

雨上がり

雨上がり

昨日と今日は結構な雨が降りましたので、かねてから気になっていた粟屋農場の水はけ具合を確認しに行きました。

師匠からのお言葉で畑を借りたらまず水はけを考えろといわれていましたので、まずはこの部分をしっかり考えたいと思います。

以下は、雨上がりの粟屋農場です。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]
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ここが一番ふかふかしたところです。 (約2.5反)
すでに微生物が豊富なのだと思います。
なので、EM菌を播かずに単にこのまま鋤いて畝たてしてみたいと思います。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]
やせ地でも育つトウモロコシでも播いてみます。(イネ科は根で地下部分を耕すので)

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元棚田、しかし高さはほとんどありません!!(約2反)
畝が確認できましたので、数年前まで畑のようでした。
ここは実験で最新の炭素循環農法を試したいと思います。(現在家でEM菌を培養中)

離れの畑

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上記は3枚の畑です。(約3反)
一番左約6aを自然農でやってみたいと思います。

他はカラスノエンドウが若干生えていたことから土地がやせているものと思われます。
なので、自然栽培で大豆を播種しながら野菜を育ててみたいと思います。
大豆の後は大根を植えます。

畑のまわりに溝はありましたが、長年手入れされていないためところどころで水の行き場がなくなり圃場に流れているところがありました。
当然この部分はべちゃべちゃですぐには畑として使用できない感じでした。

そして、溝には水が流れずに常時たまっているため、圃場の地下にしみ込んでいることが予想できます。
早いうちに溝の手入れをして常時水がたまらないようにしようと思います。
また、となりが田んぼの畑では水がしみ出しても良いように水路を設けることも必要です。
できれば田んぼの肥料成分が畑に影響を及ぼさない程度の距離(2~3m)を設けて畑を作ろうと思います。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

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立派な竹林ですがかなり日陰になってますので何とかしたいです。(できれば資材として使用したいです。)
この件は今度、市の農林課に相談する予定です。
市の農林課の方とは今後ともお付き合いすることになりそうです。
新規就農を希望される方はその土地の市役所の農林課にまずは相談されると良いかと思います。

卑劣なクーデターは阻止しましょう

卑劣なクーデターは阻止しましょう

たまたま知り合った元クボタの営業マンの方といろいろお話しました。

前から疑問に思っていた現役の農家さんのトラクターはなぜ新しいのが多いのですか?と質問をしてみました。

答えは営業がうまく買わせているということで、なんでも近所の農家さん同士を競わせるようにして4、5年おきに新しい何百万もするトラクターを買わせているとのことでした。

さらに、その元営業の人はとくに兼業農家を狙って買わせているとのことでした。
これは確実に収入源があって支払い能力があるからです。逆に専業農家の方は常に赤字で貸倒寸前の方が多いため、あまりトラクターは売らないとのお話しでした。
さらにメンテナンスの依頼があっても赤字だらけの人のところにはサービスマンは行かさないとのことでした。

兼業農家にしてみれば、専業では生活が苦しいので兼業をしたのはいいのですが、隣近所の見栄張り合戦でトラクターはつねに最新のものを買わされるため、まるで寄生虫のように吸い取られている感じです。

こんなとこからも農家の疲弊の主たる原因は前々から思っていましたが、野菜の単価が低いというよりも、必要ない効果なものを買いすぎて結果赤字になってしまっているように思えます。

結局儲かってきたのは、大企業の機械メーカーで、その一方で日本の農家はすっかり疲弊してしまい離農者が相次ぐということになっています。

自民党、農林官僚、メーカー、これらが寄ってたかってくだらない農政を敷いて農家の身ぐるみをはがしそして利権を分け合ってきたことなのでしょう!!

しかし今後は農業人口の減少に伴ってますます需要が減っていくことから、確実にメーカーは衰退していくことになり、僕のように30年前のトラクターで良いと考えている就農者が増えれば、農機具メーカーが今度は疲弊することになります。

まあ、一番大事な食糧を生産する農家が疲弊するのはおかしな話で、日本以外の先進国では政府が農産物に補助を出して高い自給率を維持しています。

今までの日本の農家は食い物にされてきました。

これから民主党も本格的に戸別補償を行うようになりますので、他の先進国同様に手厚く保護政策が行われるようになることを期待します。

しかし現在はその民主党を倒すような卑劣なクーデターが続いていますが、それだけは絶対に阻止して行かなくてはなりません。

なお、現在日本で起きていることについては植草先生のサイトが一番わかりやすく説明されています。

鈴木宗男先生の日記も素晴らしいですね。

方針転換

方針転換

農地もようやく決まり、早速圃場整備と行きたいところですが、まだトラクターが取得できていないなどなにをどのようにやっていこうかが全く決まっていません。

昨年末ぐらいまでは、まずは自然農を行おうと考えていましたが、最近知った炭素循環農法にすっかりはまってしまったためと、自然農で管理できる面が3反が限界なので、当初考えていたやり方とはガラッと考え方が変わってしまいトラクター耕起を考えるようになりました。(まあ最近のブログは炭素循環農法一色なのですが)

炭素循環農法については以下です。

  1. 自然農法ながら慣行以上の多収量を上げることができる。
  2. 上記理論は完璧に説明されており、しかも実証されている。
  3. 完全無肥料無農薬である
  4. 21世紀にふさわしい最先端の農法である。

このように非の打ちどころがない感じなのですが唯一の弱点は畑の転換には2~3年はかかるとのことです。

ちなみに今度お借りした農地は10年間草を刈って圃場に敷いただけです。全く鋤いてはいません。まだ圃場を掘り返していないのでわかりませんが、ほとんど過去の肥料成分は流れてなくなっていることでしょう。そして肥料を入れていないため土中の微生物が豊富になっていることが想像でき、その点では少ない期間での転換は容易だと思います。

ということで、ホームページに書いてある内容は方針転換して、素晴らしい炭素循環農法をメインに行いたいと思います。このため、現在作業手順を大幅に見直し中になっております。

なお、農地の3反ほどはトラクターで進入することが困難になっているため、(道幅がものすごくせまく、となりが川になっているため危険)その部分については自然農をやろうかなと思っています。

この辺はいろいろ農法を勉強しているので、臨機応変にその土地の環境にあったやり方を無理なく行いたいと思います。[わーい(嬉しい顔)]

あと、竹やぶの日陰の問題もあるため一回市と相談も考えています。結構相談にのってくれそうです。新規就農希望される方は利用したほうが何かと都合が良いでしょう!!(補助金くれたりして)

こうご期待!!(トラクター早くほし~)[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

実験8

実験8

1/17 新年2発目の粟屋農場 自然栽培研究課 実験部の報告です。[わーい(嬉しい顔)]
先週はずっと雪が降って相当冷え込みました。[雪]

ミヤノ
そんな寒い中、実験栽培中の野菜はどうだったんでしょうか?

粟屋農場実験報告

  1. 大根の大ちゃんです。・・・・・・・11/4播種 生後74日 品種:和歌山大根(固定種) 無肥料無農薬栽培 条件:保温のためビニール2枚 + 苗ドーム
    大ちゃん

    大ちゃん2

    おいしそうにな大根への階段を上っているようです。
    前回よりも一回り大きくなっていますね。順調です。[わーい(嬉しい顔)]

  2. かぶ・・・・・・・11/4、11/10播種  生後 74日 68日 品種:みやま小かぶ(固定種) 無肥料無農薬栽培
    カブ

    右がスーパーカブ、左はソラマメ。
    スーパーカブは生長が止まった感じがしますが、根元ではかぶが太り始めました。
    カブはこの環境下ではあまり生長してくれないようです。

  3. ホウレンソウ・・・・・・・11/4播種 生後74日 品種:あかねホウレンソウ(固定種) 無肥料無農薬栽培
    ホウレンソウ
    だんだん生長し始めました。[わーい(嬉しい顔)]
    ビニール2枚と苗ドームがきき始めたようです。
  4. キャベツ・・・・・・・11/4播種 生後74日 品種:中生成功甘藍(固定種) 無肥料無農薬栽培
    キャベツ
    ついに生長が始まったようです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]
    前回よりも明らかに大きくなり始めました。
    キャベツは肥えた土地でないと育たないということですが、でもそんなの関係ねー
  5. 小松菜・・・・・・・11/4播種 生後74日
    こまつ
    ここんところ急に生長が始まりました。
    小松菜は寒さに強いようですが、植えた場所が日陰なためなかなか生長してくれません。
  6. ソラマメ・・・・・・ 10/22播種 生後88日 品種:不明(固定種) 無肥料無農薬栽培
    ソラマメ
    雪や強烈な霜にも順調に耐えてくれています。
    この過酷な環境を乗り越える力こそが、虫にも強く、あまくておいしいソラマメへと生長するのでしょう!!
    ちなみにこの種は自然農で育ってきた種です。

考察
寒い時期でも苗ドームをかぶせている大根は徐々に生長しています。
かぶについては時期がずれるとだめなようです。
キャベツ、ホウレンソウ、小松菜についてはビニール2枚と苗ドームをかぶせたところ生長が始まったようです。
幼少期、大根以外は温度がある程度必要なんでしょう。

山口自然農法プロジェクト

山口自然農法プロジェクト

今日は、今後行う予定の稲プロジェクトの打ち合わせ&土地取得を行いました。
このプロジェクトは僕の発案のもと、ほかの新規就農希望者3名と一緒に山口市宮野にある熊坂地区で耕作されていない土地を利用して自然農法の稲を作る計画です。
http://awaya-farm.com/blog/?p=715

今回ミーティングを重ねる上でプロジェクト名が変更になりました。
理由は米の収益が1反当たり10万円ぐらいととても低く、露地で自然農法の野菜を作って出荷した場合の年間1反当たり80万円(3年後)のほうがはるかに土地を有効に利用できるためで、アピール目的の稲は1.5反だけでいいんじゃなかろうかとのことで、露地で野菜を作ることのほうが得策だとの結論に至り、あえなくプロジェクト変更となりました。

概要を以下に変更します。

  1. 稲に関しては1.5反にとどめる(今年から作りますが今後増やす予定はなし)
  2. 稲以外の土地については今後地主さんから耕作されていない農地をお借りして露地野菜を栽培して出荷する。
  3. 露地の耕作面積は当面1町を目指す。
  4. 主力作物は山芋(自然薯)、副で何らかの野菜を作る(手間がかからず利益率の良いものを選択)
  5. 野菜は自然農法で作る。
  6. 炭素循環農法は昨年まで水田だったような土地を転換する目的のみに導入する。
  7. 永年耕作されていなかった土地はそのまま山芋を作付けする。

※あくまでも粟屋農場とは別の話です。

プロジェクト名は山口自然農法プロジェクトになりそうです。

まあ、とりあえずこんな感じなんですが、ではなんで山芋なのかというと、メンバーの一人がすでに山芋の販路を持っているからで、今のところ作れば作るほど売れる感じです。

すでに独自の販売ルートがあるということはうれしいことで、作れば即収入なのでやる気は出ます。(山芋の作り方のノウハウも提供されるとのことです。)[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ただし、自然相手なのでリスクヘッジのために別の作物を作付けしようと思いますが、まだ具体的にはまだ決まっていません。(ネギか夏はレタス、オクラ、きゅうりなど)

農地については本日新たに1.5反お借りすることができました。(現在合計3反)目標の1町までにはあっという間に増えていきそうな予感がします。(ちなみに粟屋農場はすでに6反あります。)

それにしても僕の地元は本当に親切な方々が多くて改めて良いところだなと思っております。藤原直哉先生がよく言われている人情のある町が良いところだにまさにぴったりです。

資材(竹がある場所)なども本日お借りすることになった地主さんに新たにご紹介していただけるとになったので、今後ますます楽しみになってきました。(信じられないかもしれませんがここまで土地は全てタダです)地主さんたちには本当に感謝いたします。

この調子でがんがん土地(耕作放棄地や耕作されていない土地)集めをしたいと思います。なんといっても4人で管理するので少々多くても何とかなるものです。(最大2町は行けるでしょう!!)

ただし、この地区での問題はイノシシが出ることなので、その対策は考えないといけません。(市で補助金が出るとのお話しがあったので相談したいと思います。)

ちなみにイノシシは畑の芋を掘るだけではなく、どちらかというと畑で遊んで暴れてぐちゃぐちゃにしてしまうため被害は莫大なものとなります。なのでできるだけ早く土地を集めて鉄線を張るなどの対策を行う必要がありそうですね。orz

というわけで、このプロジェクトはなんだか地域密着型の地域おこしも目的とした大プロジェクトになりそうな予感です。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)](いや~ハッスルせざるをえんなー)

それにしても僕の地元は本当に親切な方々が多く、改めて良いところだなと思っております。藤原直哉先生がよく言われている人情のある町が良いところだにまさにぴったりです。

楽しんで就農

楽しんで就農

久々にあったかい晴れの一日でしたので(といっても最高気温10度なのですが[晴れ])粟屋農場へ行ってきました。

まあ、とりあえず今はなにも作業をすることがないのでたいへんお気楽です。

そして畑の真ん中に立ってみるととなんだかとても気持が良いですね。気温以上に暖かさを感じることができます。

圃場は前回お伝えした通り、結構ふかふかしていてあまり手を加えなくても種を播けばそれなりに育ってくる感じはします。

種まきの時期は2月下旬からなので、当面の整備はイノシシ対策やトラクターを置く場所に屋根を作るかもしくは畦の草刈り(でも事前にほとんど大家さんが刈っています。)ぐらいですかね。山口はイノシシ対策に助成金を出してくれるみたいなので、市役所へ相談したいと思います。

種まきが楽しみですね!![わーい(嬉しい顔)]

ところで、政治はいよいよ小沢さん対検察の戦いになりドロドロの血みどろのような戦いが始まりました。どう考えても東京地検のやっていることがおかしいく既得権を守りたい連中のクーデターなのですが、どのような結果になるのかを見極めなければなりません。というか、わざと小沢さんは東京地検を走らせて背後のきたない部分を引きずり出しているとも思えます。もういい加減一般の国民もこのいかがわしい状況が一体なんなのかわかってきたのではないのでしょうか?非常にくだらないですね。

なお、8年前に検察にやられた鈴木宗男先生の演説が素晴らしいようで検察の卑劣な手口を全てを説明されています。
http://asx.pod.tv/dpj/free/2010/20100116taikai_02_v300.asx
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100116-00000596-san-pol
3Kの記事とは珍しいのですが。

そして、なんとまあタイミングがいいですね、昨日逮捕なのに小沢さんに対して今日検察頑張れのデモだそうです。事前にスケジュール組まれていたのではないの?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100116-00000604-san-pol
こういったデモの集団は似非右翼が主体なので参加しないように!!
http://richardkoshimizu.at.webry.info/200910/article_11.html

まあ、今日畑に立ったところ、そういったくだらないごたごたなど全く忘れることのできるそんな素晴らしいところであることを感じ取れましたので、これから面白楽しく仕事ができそうです。

なお、稲作をするので明日は新規就農仲間と一緒に熊坂地区をいろいろ挨拶回りする予定です。うちの水田も使って!!などお声がかかり土地が増やせればと思ってます。ついでにトラクターも発掘できればと思っています。できれば空家なんかも見つけることができればな~となどなど、いろいろ出てきそうなので楽しみです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

粟屋農場の稲作り

粟屋農場の稲作り

前回お伝えした通り、今年は稲を1.5反作る予定です。もちろん初めて作るのでうまくいかないとは思います。
まあ1反あたり6俵取れれば上出来と考えて作ろうと思います。(この近辺では平地で11俵はとれるとのことです。)

今回お借りする土地の条件は

  1. 地下水が圃場の真下に流れていて、かなり水はけが悪く条件は最悪
  2. 毎年大家さんが草刈りと鋤きをトラクターで行っているが、水分が多いために簡単にはまってしまうとのこと。
  3. 灌漑は地下水をせき止めて溜め、(説明しずら!!)満水に10日必要。(すぐに水がたまらない)
  4. 地下水は夏冷たいためおいしいお米ができる

上記をみる限り通常の圃場とはだいぶ様子が違っているため、どう考えても慣行農法など一般のやり方は通用しません。(やりませんけどね)

そんなわけで、やり方をいろいろ考えましたが、トラクター耕起は難しいために不耕機自然農をしようと思います。

稲作りの参考書を探すために県立図書館へ行ったところ乾田不耕起直播栽培という面白い本を見つけました。
以下、要点を書きます。

  1. 圃場は一切耕起しなくてもよい
  2. 苗も作る必要はない
  3. 水をためず、畑のように種を直播する。
    1. スズメに食べられないように3cmほど土中に完全に埋める
    2. 3cm以上埋めると発芽しなくなる恐れがある
    3. 3粒ぐらい点播する
  4. 苗がある程度生長したら水をはる
  5. 中干しを一切行わない

なお、一般的なやり方は下記です。
http://www.tanbo-kubota.co.jp/watching/

う~む、稲づくりもいろいろな方法がありますね。さらに自然栽培や自然農などでもやり方は違います。

結局思ったのは、稲は何やってもそれなりに育つということです。(緑肥などの窒素比の高いものを鋤き込んでしまうと腐敗して稲が育たないので要注意)

では、実際どのような工程で行うのか?
上記を前提に今度行う予定の自然農の手順を簡略することを考えました。

  1. 3月畦塗
  2. 4月圃場の水平を確認する(一回水を入れる)
  3. 水を捨てて圃場を乾かす
  4. 5月圃場の除草刈った草は敷いて枯らす
  5. 5月中旬播種、その上に刈って枯れた雑草で覆う
  6. 6月上旬除草
  7. 6月中旬灌漑開始深水にする(水は溜めたままで中干しはしない。むしろ冷水を掛け流し続けて雑草を抑制する)
  8. 定期的に除草(ホーなどでひっかく程度)
  9. 9月稲刈り

ここでのポイントは苗床を作らないで直播することです。除草については川口さんや木村さんの本を参照しています。

ということで、収量が6俵であれば自然農の収量が6俵~7俵ぐらいなので、大成功と言えるでしょう(たぶん行くね)
そして自然農の苗床作りを省いた点で評価されることになるでしょう![わーい(嬉しい顔)]

イネ科はやせた土地でも育つので無肥料でも立派に育つことでしょう!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

やることのおさらい

やることのおさらい

さあ、土地も借りれたし、もうすぐ2月で種まきシーズン!!
ということで、それまでに用意しなければならないことを洗い出ししてみます。

  1. 育苗用ビニールハウス
  2. 圃場の鋤き込み作業
  3. 自然農用の畝立て
  4. トラクターの購入
  5. 軽トラの購入
  6. イノシシ用の柵の設置

結構ありますね、

育苗用のビニールハウスですが、30mで30万円します。トラクターも30万円、軽トラは新車で100万円します。
ちょっと倒れそうになってきました。

まあ、育苗用のビニールハウスはその辺の農家で使っていないものを交渉する手があるので、今週末にでも探してみようと思います。なかったらなかったで、圃場にセルトレイをうめて播種してビニールかぶせれば結構行けそうな気がしているのでひょとしたら要らないかもしれません。
この件については実際に家の庭で種を蒔いて何もせずビニールをかぶせているだけで芽が出てきているのできっとうまくいくと思います。[わーい(嬉しい顔)]

トラクターについては、オークションをみていると20万円以下は相当古い機種になってしまうため(30年以上前)、購入して壊れていたらまた購入しないといけなくなりますし、ロータリーもすでにガタがきている可能性もあるため、なるべく10年落ちぐらいの30万円を狙うのが無難なような気がします。トラクターについても、今週末に近隣農家へのあいさつ回りの時についでに探してみたいと思います。(ひょっとしたらいいものが安く手に入るかも!![わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

軽トラについては、しばらくは家の古いワゴンを活用すれば購入せずに済みそうです。
僕の考えているやり方では肥料もしくは大量の雑草が要らないので、軽トラはそれほど必要ではありません。出荷用の車があればよいのです。(あればあったで便利なんですが)

残るは自然農用の畝立てとイノシシ用柵作り、

正直なところ自然農をするにしてもそもそも畝を作る必要があるのかということを最近考えています。自然農で畝を作る理由は水はけを良くするためですが、すでにふかふか団粒構造の圃場であれば水の吸収力は抜群なので必要ないかもしれません。畝間のいらない自然農もやってみると案外面白いかも知れません。

  1. 苗床を作成して播種
  2. 苗がある程度育ったら作付けする圃場の若い草を草刈り機もしくは三角ホーで除草して圃場に放置
  3. 上記後すぐに畝立せずに定植
  4. 管理(除草など)
  5. 収穫

ということで、早急に行うことはイノシシ用の柵作りですかね。
これについては出荷できない野菜をイノシシの通り道においておけば(餌づけ)圃場にわざわざ来ないと思いますので、要らない気がします。(木村先生の本に書いてあります)

結局、優先課題はトラクターになってしまいました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

新しい農政に期待

新しい農政に期待

民主党小沢幹事長に対して連日マスコミの必要なまでの報道がありますが、ちょっと待てと、一体何の容疑何だ?と思っている人が大多数かと思います。

はっきり言ってこれは単なる言いがかりに過ぎず、クーデターが起きている状況なのです。(というか有名ブロガーはみな言っていますけどね)

いま、起きていることはアメリカ属国からの脱却を宣言した民主党の鳩山さんや小沢さんに対する悪徳ペンタゴン(特権官僚=官、大資本(輸出産業)=業、米国=外、御用メディア=電(驚くことにNHKも含まれている。こんな有害売国放送局に受信料は払う必要はありません)、と癒着する、政治屋(自民党)=政、によって編成される「利権互助会」)」のネガティブキャンペーンで、今年の参議院選挙までに何としてでも民主党の支持率を下げるのが目的のようです。

しかも、東京地検が公務員の守秘義務を冒してまでマスコミにリークし、小沢さんに対して金にきたないイメージを国民に必死に植え付けるところをみると、よほど後がないことが想像できます。

この辺は植草先生のブログがわかりやすいかと思います。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-cb2b.html

副島先生によると、小沢さんは4億円を担保に銀行からお金を借りて秘書の住まいを確保しただけなのに(貯金を担保にお金を借りることはみんな普通にやっています)、それがあたかも違法行為がごとく、そしてわかりづらく毎日毎日報道して、必死に金にきたないイメージを植え付けている最中とのことです。(お金にきたないイメージを無理やり植え付けて支持率を下げるのが目的)

そして残念ながら上記の印象操作に見事に失敗(全ての新聞、テレビが全く同じ誤報道をたれ流し)しましたが、今度はゼネコンから裏献金をもらっていたと印象付け始めたようです。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/rikuzankai/?1263370586

しかし、これはちょっと無理があるのではないのかと思います。いままで野党の議員であった小沢さんになんでゼネコンが4億円も献金する必要があるのか?むしろ自民党にたんまり金が流れていたんじゃないの?と考えてしまいます。(そっちのほうが納得できる)それほど庶民は頭悪くないと思うのですがね!!

この2件の報道の展開を考えると、はじめから4億円のこととゼネコンからの裏献金のことを絡ませ印象づけようとたくらんでいたようにしか思えません。(最初からストーリーが存在していた)

民主党が政権を取るまでの日本は悪徳ペンタゴンに支配されていました。国民を食い物にして彼らに近い人だけが利益を得られる構造を作っていました。しかし、その構造が革命(民主党圧勝)が起きてしまったために崩れてしまい、彼らの利権が事業仕訳で次々に奪われだし、そして過去の悪事が次々にバレ始め、このままでは食っていくことができなくなってしまうという焦りから今の”とにかく小沢つぶし”が起きている状況のように思えます。

今まで(戦後から小泉政権まで)は、気づかれないように慎重に国民をだまして利権をむさぼってきましたが、急にひっくり返ってしまったため、焦って無理に謀略を進めているようにしか思えません!!(おそらく逮捕者続出では・・竹中、小泉)

ということで、自民党時代のくだらない農政もひっくり返ってしまいましたので、今後の新しい農政には期待しましょう。(補助金ください!!)[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

実験は狭い面積で

実験は狭い面積で

昨日から、今後使用する圃場についていろいろ考えています。

今まで、散々ネットや本などで自然農法について研究してきました。そして最近たどり着いたのは炭素循環農法なのですが、正直なところ今回お借りした圃場ではどのような転換方法を取ればよいかはわからない状況です。

理論的にはEM菌を播いてそのまま生えている雑草とともに鋤くのですが、はたしてこれでうまくいくのだろうか?

たとえば、鋤くにしても現在は雑草はわずかに生えていますが、もっと生長させたほうが良いのか(圃場に腐敗成分が多いと腐ってしまうので、この場合はできない)一旦雑草を刈り取って枯らせて~鋤いたほうが良いのか、鋤く深さはどれぐらいが良いのか、そもそも10年経過しているので土中はひょっとすると善玉菌だらけであえてEM菌を播く必要はない、などいろいろな状況が考えられます。

残念ながら、僕の現在の力では土壌診断はあまりできませんので、さてどうしたらよいのかなといったところです。

まあ、県に依頼すれば土壌分析は行えるみたいなので、一度お願いするのもいいのかもしれません。

とにかく、最初の一年間はいろいろなパターンを試して、良い結果が得られた方法を来年採用するのが無難なような気がしてきました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

しかし、上記を実践すると最初の一年間は、同一条件で広い面積を使用できないため収量は見込めそうにありません。

かといってリスクを取って、全て同一条件で土壌を作ったとしてそれが外れたら、収量はなく来年もまたばくちになってしまいます。

う~む、難しいね!![わーい(嬉しい顔)]

やはり、リスクはとらず今年は実験が無難なような気がしてきました。

調査する面積は広くするとめんどくさいので1反に限定してそれを8分割ぐらいして各土壌改良の方法を調査するのが良いのかもしれません。

そして残りの圃場は確実なやり方、自然栽培を実践するとまあ、そこそこは収穫できそうな気がします。これでいくかなぁ[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

ということで、しばらく考える日々が続きそうです。orz