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Category: 実験

炭素循環農法2年目の圃場

炭素循環農法2年目の圃場

10/9 [晴れ]晴れ  気温26、12度 湿度低

今日は暑かった!!
汗だくになっての作業
強烈にのどが渇いたのでコーラの一揆のみ(たまりません!!)

H圃場:自然栽培 9/5播種

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自然栽培規格の圃場で大根人参蕪を作っています。
考え方は炭素循環農法でやっていますが、良くできます!!
昨年よりも良くできているみたいです。

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晩生の三浦大根です。
今のところ完璧!!

モンシロチョウは卵を産んでいるようですが、青虫は今のところ見かけません(自然農法の野菜は酸性になるので、青虫は食えないらしい)

ハウス跡地 (防府市右田)

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ハンマーナイフ日和だったので除草作業です。

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約一反の広さ

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10年ぐらい放置状態らしいので、このまま草を半生状態で10cmぐらい鋤き込んで完了!!
EMか米ぬかを散布すると尚よいかも

実験畝 (防府市右田)

ここも耕作放棄地です。

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総太り大根

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時間の都合上、9月末に播種しました。
右田は温暖な気候なためこの時期で良いと思いますが、はたして間に合うかな?(間に合わなければ来年は一週間早める)
砂地なので大根は作りやすそう。

晩生の白菜

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9月末定植
白菜は巻くかな?

ということで、寒い冬対策で徐々に右田へ進出中!!

右田でも作付け

右田でも作付け

9/27  [晴れ][雨]晴れのち雨 ゲリラ豪雨 気温29、17度 湿度低

今日は最悪!!
昼にものすごく日が照っていたので、育苗中の苗を雨の当たる場所に出して、思い切り日に当てて右田(隣町)へ出かけて夕方に戻ったところ、なんとゲリラ豪雨!!
芽が出たばかりの苗はひとたまりもありませんorz
しかも突風が吹いたらしくマルチははがされました。(もうかんべんして)

ちなみに右田は快晴でしたので、まさか山口市宮野が大雨とは想像できませんでした。

これから冬に向かって行きますが、中間山地の山口市宮野では曇りの日が多くなるので、農業はつらいです(夏は猛暑でつらい、出来る品目は限定されそう)

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ということで、今後を見据えて隣町の右田の耕作放棄地の一部をお借りして実験です。(来年から右田にも進出する予定!!)

右田は山陽側ですので、冬は中間山地の山口市宮野とは違って結構晴れてくれます。
2年前の11月に、ここの近くの農業大学校への研修のため通ったときのことですが、冬型の気圧配置で宮野は雨でしたが、山陽側の農業大学校は晴れていました。

結局、自然農法の野菜は太陽光による光合成で太らせなければならないため、日照が必要になります。(直射日光で畝を温めて微生物を働かせることもでかい)

そんなわけで、宮野で自然農法では作りづらい白菜やキャベツなどを中心に生長具合を確認したいと思います。(野菜作りは管理が楽な場所が一番良い)

結果的に水没実験

結果的に水没実験

9/20  [雨]雨  気温23、20度 湿度中

今日は冷たい雨が降ってとても肌寒い一日でした。
なので、農作業はできないので、しませんでしたが、出荷はしないといけないので、大雨の中での収穫orz
まあ、でも涼しくなってきたので、早朝収穫する必要は今後はなさそうなので、ちょっとは楽になるかもしれません!!
考えてみたら農業が一番楽しい季節かもしれませんね。

E圃場:自然栽培

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今日は雨は激しくはありませんでしたがずっと雨降り!!
昨日の写真よりも水位は上がっています。

今のところこの圃場では白菜が全滅したので、人参しか播いていません。
なので、これぐらいの水没であれば放置で自然に水が引くのを待てばよいということになります。
また、中に潜んでいる害虫が死んでくれれば幸い!!

でも、これだけ水没する時間が長いと微生物も窒息してしまうかもしれませんorz
まあ、これも経験なので、どこまで微生物が耐えるのか?
そして、水没することによって地力がどのように変化のするか?
面白いので実験します。

秋作に間に合うのか?

秋作に間に合うのか?

8/17 曇り時々雨   [曇り][雨]気温33、25度 湿度高

今日は久々のスコール!!
かなりの雨量でした。
これで、4日前に播種した人参は間違いなく発芽してくれることでしょう!!(良かったよかった)

そして、今回の人参は実験で人参の葉の発酵液を散布する予定。
中身は春作の人参の葉を刻んで発酵していたメロンときゅうりを混ぜて作ってさらに発酵させた液(もちろん無添加)です。
目的は人参に住み着いている人参のための微生物を増やして圃場に播くことで、人参に適した環境を何年も作を重ねて作るのではなく、一発で作るという魂胆なんですが、まあ、かるい実験です。
結果は11月下旬(一本当たり400g級の人参がいっぱい取れる予定!!何にもしていない去年も結構とれてたけどね)

白菜苗

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発芽しして間もないときに激しい豪雨でしたので、芽が浮いてしまいました。
通常は穴を開けて播種して覆土しますが、面倒なので土の上に種を乗せただけだったので、想定外の大雨で簡単に流されてしまいました。
なので、拾い集めて再度乗せましたが、結局面倒なことにorz

まあ、明日には根付いて双葉が大きくなることでしょう!!

キャベツ

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キャベツはすでに根付いていたのでそれほどの被害はありませんでしたが、なにせ屋外の育苗なので、出来ればスコールは勘弁

それにしても、明日以降急に雨マークだらけ!!
こんな状況で秋作の圃場作り間に合うのか?

キャベツの栽培期間は1年

キャベツの栽培期間は1年

12/21 [雨]雨  気温10度 湿度中

今日は冷たい雨が一日降り続きましたので、作業は一切なし。

で、最近勉強中の経理を行っていますが、よくわからないことが多々あるので明日青色申告会で記帳について無料指導していただくことになりました。

この機会を利用してしっかり勉強したいと思います。

中生成功甘藍キャベツ (自宅:採石場みたいな場所)

キャベツ

昨年11月に庭に播いたキャベツが大きくなりました。こちら

キャベツ2

結球の大きさはすでに普通の大きさです。

しかも、結球部分は虫食い0です。(キャベツによくいる虫は一切なし、ぶちきれい)

もともと、キャベツは2年草の植物なので、本来はこの生長速度が正しいのだと思います。

多肥でないとキャベツは育たないといわれていますが、それは2~3カ月で収穫を目指すために無理やり肥料で大きくしているようです。

ということで、初めてまともにキャベツが出来ました。

横から見たらケールみたいです。

養分乏しい土壌なので相当根が張っているんでしょう!!

そして、1年かけて土壌を自ら育ちやすいように改良して、最近の結球までたどり着いたのではないでしょうか?(自分好みの微生物を自ら増やす)

無肥料の採石みたいな土地でもキャベツは育つことがわかりました。

キャベツは無肥料栽培場合、早生ではなく中生品種を使用して、長期戦で収穫を目指せばうまくいくようです。

なので、キャベツは難しい野菜で無肥料では安定しないとされていますが、それは短期間で作ろうと考えるから無理だったんでしょう!!

小さくてもそのまま置いておけばよかったんです。(半年以上)

こうなると相当単価を上げないと採算が合わなくなるのですが、しょうがないね!!

それとも土が出来れば短期間で出来るのだろうか?(まだまだ実験が続く)

この素晴らしいキャベツを自家採取したいと思います。(相方のキャベツがまだ小さいままなので、はたしてうまくいくかな?)

無風まで待つ

無風まで待つ

12/19 [晴れ]晴れ  気温13度 湿度低

今朝もよく冷えて強烈な霜に見舞われました。

こんな日の午前中は無風状態になりやすいため、かねてより計画していたJ圃場の1畝(40m)にビニールをかけました。

朝9時過ぎ

ビニル

1.6m間隔で支柱を立てる

ビニル2

こんな感じでビニールを引っ張るとロールが回転して引っ張り出すことができます。

ビニル3

支柱にビニールをかぶせたらすぐにロープで固定(ビニールはスライド可能)

ロープで固定するのに1時間以上かかって終了(ロープは自転車の廃棄したタイヤチューブが良いんだけど、用意する時間がない)

タイヤのチューブなら早いんだけどなぁ(たぶん)

まあ、がっちり固定したので風吹いても大丈夫でしょう!!(風に対する強度の試験でもあります。)

ちなみに、この畝には小松菜とチンゲンサイが植えてあります。(今日現在やっと芽がでた感じ)

ということで、隣の畝と比較して生長の差を確認したいと思います。

トンネル効果

トンネル効果

12/18 [晴れ]晴れ  気温11度 湿度低

時なしにんじん(G圃場:自然栽培)

とんねる

風がやむのを待っていたら3日以上過ぎてしまいました。

にんじん

現在は中ぐらいの生育状況ですが、寒すぎて生長があまりに遅いためこりゃいかんということでトンネルです。

ちなみにトンネルの左右のにんじんは同時期に播いたにんじんです。

どれくらい生長に差がでるか楽しみです。(トンネルの効果を検証予定)

にんじんは4月になるととう立ちするようなので、それまでに生長させなければなりません!!

でも、あまりに株が小さい状況だととう立ちしないのでは?と、ちょっと期待していますがどうなんでしょうか?

それにしても秋の播き時はシビアですね!!

このにんじんの播種がもう二週間早ければ今頃かなり大きくなっていたはずです。(ビニールは不要なはず)

にんじん以外にも現在は中途半端な大きさで生長が止まっている野菜がほとんどなので、春には大きくならない状態でとう立ちして終了しそうです。orz

来年は早めに播種せねば!!

もうすぐソラマメ

もうすぐソラマメ

完全無肥料無農薬ソラマメに莢ができました。

エダマメ

一応家の庭(採石場のような荒廃した土)の非常にやせた土で栽培しています。

マメ

いや~長かったですね!!

昨年の10月末に播種して半年、ようやく結果が出てきたようです。

まあ、今のところ小さい莢なのでひょっとしたらこのまま小さいままかもしれませんが(笑い)、でもこれから暖かくなるのできっとここから大きくおいしくなっていくことでしょう!!

ソラマメは無肥料でも完璧に育つようです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

但し、播種時期やビニールなどを使うとうまく育ちません。

ということで、庭の草の生えていないかた~い土の部分に植えて放置するとソラマメは良く育つようです!!

ちなみにこの種は自家採取して今年の作付けに使用したいと思います。(自然栽培固定種)

自家採取

自家採取

農作業帳を一応簡単ですが記入しています。

さかのぼってみると3/27から全く休みなしで農作業をしていました。

よく働くな~!!

ということで今日は大雨ということもあるため、久々に農業なしでした。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

とはいっても、ブログは更新しないといけないので(別に毎日更新する理由はないんですけど、とことんやってしまう性格なもんで)これも仕事といえば仕事

なので現代版農業作業!!

まあ、ブログのネタは思ったことを書けば良いので事欠かないのですが!!

ところで今朝、ふと大ちゃんを見てみると

(巨大化した大ちゃん↓)

大ちゃん

よくみると

種

種だ~!!

種2

ということで、ところどころ交配に成功したようで房が付いています。

そんなに数はありませんが、おそらく隣に置いた交配用の大根と交配してくれたのでしょう!!(家の近くには菜の花はありません)

ハチが花の蜜を吸っているのを見かけましたのでばっちり交配しているようです。(ハチさんありがとう!!)

最終的にどれぐらい種が取れるかはわかりませんが、どうやら自家採取はできそうです。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

もちろん、この種は今作に使用してみたいと思います。

これで来年は大ちゃんクラスのおいしい大根が無肥料無農薬でいっぱい出来ることでしょう!!

ありがとう!!大ちゃん

炭素循環不耕起栽培の実験

炭素循環不耕起栽培の実験

AM:7:00

今日は朝から種まきです。

自然農畝

低温注意報発令中ですが、どっこい作業中は日差しが強烈で汗が噴き出てきます。

ということで、炭素循環不耕起栽培を試すべく、自然農の畝3つ(写真の中央3つの畝)を使用して実験を行うことにしました。

実験

畝の条件は以下です。

  1. 左の畝
    畝表面にスコップで切り込みを入れて空気を畝内部に供給
    さらに、EM菌を散布、以上
  2. 中央の畝
    畝表面にスコップで切り込みを入れて空気を畝内部に供給、以上
  3. 右の畝
    何もしていません!!

上記の畝に、春菊、にんじん、ミズナ、20日大根、夏蕪を同じ量播種しました。

これで、収量や作物の成長具合を比較してみたいと思います。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

まあ、予想から言えばEM菌を播いた畝が一番窒素の供給量が多いと考えられるため良く育つ気がします。

但し、EM菌を播いたばかりなので発酵までに時間がかかりますので、ひょっとしたらタイムラグがあるかもしれません。

自然農で気をつけなければならない点は、不耕起栽培では雑草が普通に生えてくるので、これをそのまま抜いて除草すると、地力は弱くなっていきます。

原理は雑草の根が畝内部の微生物の餌になってきますので、根が畝内部にないと餌不足で微生物はやがて死んでしまいます。

なので雑草はある程度育ってから根元から刈り取らなければ意味がないといえます。(ちょっと大変です。)

刈った雑草はそのまま畝の上に枯らさずに置いていきます。

炭素循環農法や自然栽培では圃場全体を発酵させ継続させていきますが、自然農の場合は畝毎を発酵させて微生物に餌を与え続けて継続させていきます。

そういった意味では、EM菌を播いたあとに小さい管理機で畝の上のみ常に鋤いていけば、トラクターなしでも自然農+炭素循環農法が実現できそうです。(お金がかからないかも)

いや~、どんな展開になっていくんでしょうかね?

非常に楽しみですね~!!