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Category: 大地震

原発への送電が回復すれば

原発への送電が回復すれば

3/17 雪 [雪] 気温7、0度 湿度中

今日は一日雪が降ってしまって(しかもベチャベチャ)作業はできませんでした。
なので、ずっと原発の情報収集だったんですが、好転の兆しが見え始めたようです。
それは、1号棟、2号棟への電力の送電が復旧しそうだからです。

考えてみると、今回の原発の事故の全ての原因は電力がないことから起きています。
これは、地震後に発電所が使用する電力系統が破壊され、バックアップ用のディーゼル発電も津波で破壊されたため、全ての冷却用ポンプが作動しません。(壊れていたらだめですが)

発電車で供給を試みたようですが、原発は巨大な施設なため出力が足りずにうまく冷却用ポンプおよび施設を動かすことが出来なかったようです。
なので、今苦労している冷却については本来の設備で冷却が可能になれば、一気に冷温停止させることができるようになります。(福島第二原発はすでに冷温停止しています。)

後は、使用済み核燃料プールへ放水し続けて、燃料棒が常に水中にある状態にすれば、放射線は出てきませんので現場の放射線レベルは下がってさらに作業効率が上がってくるはずです。

なので、自衛隊のヘリ散布や機動隊のプールへの放水がうまくいって、放射能レベルが下がり、原子炉への送電工事を行って施設の冷却ポンプを復旧させて冷却作業を行うことができれば、終息へ向かうような気がします。(おそらくこのような計画だと思います。)

まあ、テレビ等が何を行っているかをきちんと説明すればいいのだが・・・・

元福島原発設計者の後藤さんの説明

ますます悪い方向へ

ますます悪い方向へ

3/16 晴れ時々雪 [雪][晴れ] 気温9、0度 湿度低

福島第一原発の状況はますます悪い方向へ向かっているようです。

今度は4号機の使用済み燃料プールの問題が発生しました。使用済み燃料は非常な高温であるためある程度の期間冷却する必要があるのですが、地震の影響で冷却機能が失われたため、まだ十分に冷えていなかったため、水温が上がって蒸発して燃料棒が露出したようです。

原子力資料室 元原子炉設計者後藤さんの報告

この使用済み燃料棒は中性子線を放出しますので、常時水に入れておく必要がありますが、現在は露出状態にあって加熱が始まり、燃料のウランペレットを被覆しているジリコニウム金属が溶融すると放射性物質の飛散が始まります。

これを阻止するためには、ひたすら冷却するしかありませんので、海水を常時注入しなくてはなりませんが、そもそも今日公開された4号棟の写真では燃料プール自体が破損して水が溜まらないのではないのか?とも見れるそうです。(政府からの情報がないので何とも言えませんとのこと)

すでに人体に影響が出るほどの放射能が事故現場では飛散していて、その中で死を覚悟して、消防や機動隊、東電社員の方々対応しているそうです。
しかも、3カ月ぐらい水で冷やさなければなりません(つまり今の状況が少なくとも3カ月続く)

先ほど外国人特派員協会主催の記者会見を見ていましたが、元耐震設計を行った技師の方のお話しでは、福島第一については日本で最初の原発で、経験が全くない状態だったため耐震基準をM8にしたとのことです。(今回はM9でM1上がると32倍?)
まあ、壊れて当然のような気がします。

こんなのが日本のあちこちにあるので、早く解体しないといけませんね!!(福島第一の燃料は世界中の人々を4回殺傷出来るほどの毒性とのこと)

副島先生の記事です。 http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

転載開始

まだ大惨事が迫っています。大切なのは、上に立つ人間たちが、責任を取る、という思想です。副島隆彦

投稿者:副島隆彦
投稿日:2011-03-16 18:43:24

副島隆彦です。 今は、2011年3月16日(水)午後5時過ぎです。

大切なのは、上に立つ人々(国家の指導者、責任者、官僚たち)が、責任をとって、立派に切腹(せっぷく、ハラキリ)をする、ということです。

責任者たちが、福島第一原発の現場に行って、陣頭指揮を取るという、ことです。 東電の 下請けの 作業員や、消防や、自衛隊の 決死隊だけを見殺しにして、自分たちだけは、30キロ、50キロまで、避難するというのは、、間違っている。

私たち、日本人は、こんな、ひどい 指導者たち、責任者たち の下で、
殺されてゆくのです。  あとあとの、日本国のために、私は、責任者が、国民のために、進んで死にに行く、という 思想を、日本人すべてに、教えます。

本当に優れた野戦軍の指揮官、師団、方面軍の司令官は、後方(こうほう)退いてはだめだ。全軍の士気にかかわる。東電の幹部たちは、全員が、原発の現場に行くべきだ。 作業員たちだけを死なせてはならない。私は、あなたたちの付添ででも行く。

どんなひどいことになろうとも、私たち、日本人は、決死隊となって、今、現場の作業で、死んでゆきつつある人々のことを、一番、大事にしなければいけないのです。

ことここに至って、私たちに何ができるのか。
今、日本国民は、東北の被災地の被災者たちを含めて、テレビを見ながら、大きな不安の中で、生きている。 本当に、日本民族の 存亡の 危機である。

私は、自分が知っている限りのことを書きます。 そして、東京の都心で、政治家(国会議員)たちに働きかけることにしました。 私が、今朝、平野貞夫(ひらのさだお)氏(前参議院銀)と話しましたとおりです。

このことは、「今日のぼやき」の方に、今朝、載せました。
今、平野氏を中心にして、政治家たちが 集まって、急いで、「国家非常事態法」という法律を急いで、国会を開いて、作って、そして、福島の 福島第一原発の 現場に、次々に、消防と 自衛隊と 東電の社員たちを、送り込んで、もう、逃げようもない、死ぬことを覚悟で、高濃度の放射線の拡散(まき散らし)を少しでも、阻止する為の、日本人の最後の 努力をするために動きます。

国家非常事態法 ができて、非常事態本部 を作って、命令系統を一元化して、これから起きる最悪の事態に、備える。そして最悪の事態になっても、国家の命令系統が動けるようにする。

昨日、15日に、書いた通り、私は、時期が来たら、福島の原発の現場に、自分自身が、陣頭指揮をする覚悟を決めて、行きます。そのための 最低限度の 法律のようなもの、行政命令でもいいから、政府から もらいたい。それがないと原発の現場にまで行けない。

もうメルトダウン(炉心溶融)が起きていることは、専門家たちも認めている。一号機から4号機どころか、運休している5、6号機も、燃料棒の 温度が上がっているという。

「燃料棒だけ、取り出して、処理できないのか」と聞いても、すでに、温度が高くで、移すこともできないようだ。

2号機で、15日の朝の8時から騒がれたように、サプレッション・ルーム(圧力抑制室)が破損して、気圧がさがった。そして、そこから、放射能が、どんどん漏れ出している。 燃料棒(4メートルぐらい)が、水面から2.7メートルも露出している。空焚き状態になっている。 その周りの格納容器という 強固な圧力釜のような防護容器 自体が、底の方に、燃料棒が熔けて落ちて来つつあるようだ。こんな危険な状態が、16日の夕方の今も続いている。

そして、4号機が、再出火して、建屋(たてや)の上部に置いてあった、外した燃料棒や拝跪燃料が、また燃え出している。それを、自衛隊の輸送ヘリコプターが、上から、ホウ酸入りの水を掛けている。 米軍の支援は、もう、昨晩(15日の夜)に消し止めたようには、助けに来てくれない。

米軍の 空母ロナルド・レーガンなどの 艦隊は、すでに、三陸沖を北のほうに避難したようだ。自分たちが、被曝するのを嫌って、逃げた。外国が、私たちを助けてくれることはない、ということだ。 もし、横田米空軍基地や、 横須賀の米海軍からも、米軍が避難して脱出するというのから、もう、二度と、日本の領土に帰って来るな。もう、日米安保条約は、おしまいだ。廃棄する。何の権限もない、私、副島隆彦が、そのように日本人の総意として宣言する。

東電の作業員たちの多くが、現場から逃げ出した。今、大事なのは、消防隊だ。原発の災害出動用の消防隊が、全国から動員されて、現場にいるだろう。消防が、電源車を持って行って、ポンプ車を動かして、海水を、4つの原発の中に、注入する作業を、何かあっても続けなければ、格納容器を、冷却することは出来ない。

現場の消防隊は、もう、死ぬことを覚悟しているだろう。偉い人たちだ。私たちは、本当に、身を挺して、私たち日本国民の為に、決死の入水作業をやっている。 10分置きに、鉛(まなり)で出来た避難室に入って、放射能汚染を洗いながら、そして、また、現場にゆくことを繰り返している。ポンプ車と、給水管を持って、海水を流し込む炉心冷却の作業を、 やっている。

どれぐらいの交代制でやっているのか、どれぐらいの人員を動員しているのか、分からない。政府は、急に、「250ミリ・シーベルト毎時(250mSv/h )までなら、被曝としても大丈夫な値だ」と、基準値を変えた。

全国の46基の原発を動かしている 技術者たちの中からも、志願して(会社の要請に応じて)事故の現場に行っている、電力会社の 社員たちがいる。 あとあと生き残った日本人たちは、彼ら勇気ある 殉職者を、長く褒め称えてほしい。 このひとりのことも、 記事を、16日、今日の「今日のぼやき」に載せた。

まさしく、今、極めて危険な事態になっています。メルトダウンのあとの、臨界(りんかい)が起きたら、これは、核爆発の 一番、ゆるやかなものが起きることになる。濃縮度が緩いから、核爆弾の破裂のようにはならない。それは、私も分かる。しかし、1号機から6号機までも、核燃料がある。このことの恐ろしさを考えると、本当に、ゾッとします。

菅直人首相が、昨日15日、朝の5時から8時まで3時間、東電の 本社に乗り込んで、東電の幹部たちを怒鳴っていた。 「東電が、原発現場を放棄し、避難したら、東電は潰れる」と言った、と新聞記事に出た。

菅直人が、パニック障害を、起こして倒れて、それから、水蒸気爆発一個が、起きて、それで、本当に、日本の指導層が、あわてて、血相を変えたら、そのときが、本当に、 国家非常事態の、緊急本部と、救国委員会
作る時だ。

東電の経営陣の長年のひどさの ことなど、もう、言っている暇はない。大事なことは、「上に立つ者たち」が、しっかりと、腹を切ることだ。今の日本から、上に立ち責任者たちが 腹切り(ハラキリ)をする 思想がなくなった。このことが、私たちの日本の悲劇なのだ。

私、副島隆彦は、決死隊を作って、死ぬ気になって、日本国民の為に、福島の原発の現場にまで行く、と決めたのは、せめて、自分だけでも、ハラキリの思想を実践してみせる、と決めたからだ。 上に立つ者たちが、あまりに、ふがいない。だらしない。東電の社長は、テレビに顔を出すことさえない。

原発の管理責任者たちの、部長クラスのような、人間たちばかりが、出てきて、6日目で、憔悴しきっている。 経産省の 原子力安全・保安院の 官僚たちも、中間管理職のような者たちばっかりだ。 おそらく、政治家(国会議員たち)も、政権の内閣の政治家たちも、自分が責任を取って、腹をくくって、現場で、陣頭指揮をして、そして、きちんと死ぬ、という態度に出ない。

そして、下っ端の作業員と、下士官クラスの、責任を感じている人々だけが死ぬ。 このことが、日本国の真の悲劇なのだ。 私は、ひとりで慟哭(どうこく)している。  いつも、いつも、庶民、大衆だけが、無残に殺されてゆく。

あの先の戦争の時もそうだった。生き残った、恥知らずの、将軍たちや、官僚たちが、敗戦後も、威張って、また、この国を作っていった。今度は、アメリカの子分、属国になってだ。

もう、計画停電で、私の、このPCも、使えなくなり、アップロードできなくなる。だから、ここまでにします。 私は、東京で動けるだけ動いて、政治家たちが、それでも、何も決断できなければ、そのときは、いよいよ 自分だけで、決めて動きます。私と一緒に、現地に、トラック運転手でも、やりに行ってくれる人は、今から、どれだけの大参事になって、大凶事になっても、日本国民の為に、私たちが、やるべきことを、最後まで、やりましょう。 若い人たちを守るために、私たちに出来るだけのことをしましょう。

本当に 地獄の淵を、目下、彷徨(さまよ)っている日本国に 幸運あれ。

副島隆彦拝

転載終了

播種ラッシュ

播種ラッシュ

3/15 曇り [曇り] 気温16、6度 湿度低

原発とは何か?
今までは全く関心がなかったので、ここ最近は良い勉強になりました。
結果は危険!!
まあ、テレビコマーシャルで頻繁に原発は安全ということを流していましたので、すっかり洗脳されてしまってましたが、ちょっと調べるだけで危険すぎることがわかりました。
利権団体による詐欺みたいなものですね。
原子力資料情報室の動画は分かりやすいので、ぜひ見てください!!

——————ここ最近の報告です———————-

3/13にジャガイモの播種をしました。

ジャガイモ (2)

自然農法通信ピュアライフに載っていたやり方です。
ジャガイモを埋めるのではなく、畝面に置いてその上からマルチをかけます。

ジャガイモ

この状態で芽が出てきたらその部分に穴をあけて芽の周りに土をかぶせて終了です。
これで除草しなくても芋がごろごろ取れるとのことです。
芋切りとマルチかけで(40m×3本)6時間以上かかりました。(これで行けるんだろうか?)

大ちゃん大根

大根

大ちゃん2代目の大根の自家採取を行いました。
残念なことに播種したのが遅すぎたため、十分大きくなってはいませんorz
大きくて形の良いものを穴掘って埋めました。
後は夏まで待つだけ!!(簡単)

レタスの育苗 3/10播種

レタス

播種後にビニールをかけていましたが、今日無事に発芽!!
発芽したので、今日トンネルに変更して育苗です。
明日以降かなり寒いとのことなので、発芽するタイミングはぎりぎりでした。

ほかにも、いろいろ露地に播いています。

原発亡きあとのエネルギー

原発亡きあとのエネルギー

3/14 晴れ [晴れ] 気温20、8度 湿度低

今日3号機の爆発がありましたが、福島原発はぎりぎり大丈夫なようなのでほっとしいます。
原子力資料情報室の見解は以下です。

転載開始

11時ごろ3号機で水素爆発が起きました。1号機に続く爆発です。
爆発の映像は、1号機のより激しく、一瞬格納容器が爆発したような印象を持ちましたが、その後の情報から、これは水素爆発であることがほぼ確実になりました。
原子炉容器、格納容器とも破損はしていないとの発表は、間違いないようです。
爆発で放射能は環境に出されましたが、周辺および5kmほど離れた地点のモニタ数値からは、通常よりは高い値ですが(平常時の数百倍から1000倍程度)、爆発により大量の放射能は放出されなかったことが分かります。
現時点では原子炉の冷却を継続するための必死の努力が行われている模様で、まだまだ安心できる状況ではありませんが、現状が継続する限りは、大規模な炉心溶融は避けられると思われます。

転載終了

とりあえず、推進反対派の原子力資料情報室の見解なので、当てにできそうです。
特に3号機はプルサーマルなので、メルトダウンすると洒落になりません(原料が猛毒のプルトニウム)
半減期が20000年なので、おそらく福島県は放棄隔離になるでしょう。(しかも風向き次第では東京も危ない)
我々世代でこんなことしてよいのでしょうか?
ということで、工事許可をした山口県知事は上関原発の工事中断を要請したようです。(当たり前だけどね)

でも、そうなると今後の電力はどうやって確保するの?ということですが、ご安心ください!!
無尽蔵のすばらしい21世紀の技術である常温固体核融合技術があります!!

こんなに素晴らしい技術がありながら、残念なことにことごとく原発利権屋につぶされてきているのが現状です。
毎年、原発関連の予算が6000億円?ぐらいあるらしく、ここにぶら下がる利権団体のために無駄で危ない原発が維持され続けています。
今回の事故をきっかけにぜひ固体核融合を情報拡散していきましょう!!

原発の恐怖

原発の恐怖

3/13 晴れ [晴れ] 気温18、2度 湿度低

間に合えば

http://www.ustream.tv/channel/videonews-com-live#utm_campaigne=synclickback&source=http://www.videonews.com/press-club/0804/001750.php&medium=2902209

今外国人特派員協会で昨日同様に原子力資料情報室の後藤さんが解説中

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現在の状況

格納容器内は、窒素封入していて、水素爆発できない仕様になっている。しかし、今回、格納容器をベントしているために、封入していた窒素が流出していると考えられる。水素爆発しないという政府発表は間違い。

水素が酸素と反応して爆発し、建屋を吹っ飛ばしたわけだが、その後もベントは開いているだろうし水素は出ているかもしれない。栓代わりの窒素は今はない。非常に危険な可能性もある

どのようなシナリオが考えられるか?

炉心が溶けて、燃料が床に落ちる

その状態で冷却水を入れると、水と溶融物が接触すると水蒸気爆発を起こす可能性がある。

これは、チェルノブイリで起きたと思われる現象です。

もしひとつの炉心が爆発すると、その隣の原子炉に波及する可能性がある。

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昨日から原発について勉強していますが、このようなサイトを見る限り原発=安全というのはうそであったことがよくわかります。

少なくとも日本中の原子炉は早く止める必要がある

—————-副島先生の記事———————————————

転載開始

副島隆彦です。 私は、昨晩、日経新聞の ネットにあった 今中哲二(いまなかてつじ)京大助教の記事 を読んだ。しかし、日経は、今は、貼り付けをさせてくれない。

それで、プリントアウトした。ところが、そのあと、その記事は、日経のネットから消えた。 そして、2時間後に、内容がかなり変更になった、別の記事が載った。 私の弟子が、復元してくれた。 この二つの記事を、みなさん、しっかり区別しながら、読んでください。

「20:33の記事と、現在アップロードされている22:26のものとでは、記事のトーンと、内容が違います。やっぱり、本当のことは隠したいのだと、思いました。」と、私の弟子が、伝えてくれた。

添付ファイルと、以下に貼り付けます。

(転載貼り付け始め)

「水蒸気爆発ならスリーマイル以上の事故」

今中哲二(いまにしてつじ)京都大学助教

2011年3月12日 20:33 日経新聞

原子炉建屋の 骨組みが残っているので、大規模な爆発ではないが、原子炉を覆っている最後の防護壁である原子炉格納容器(かくのうようき)が大きな損傷を受けたのは間違いない。

核燃料が非常に高温にならないと出てこないセシウムが外部で検出されていることから、燃料棒や炉心が溶融し、格納容器の下にある水 と触れて「水蒸気爆発」を起こした可能性が高い。

原子力事故としては、1979年の米スリーマイル島事故の水準を超えた。スリーマイル島原発では、炉心が溶融して放射能が漏れたが、爆発までは至らなかった。1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故に次ぐ非常に深刻な原子力事故だといえる。

原発で起きて いる核分裂反応を止めるには、ホウ素を原子炉に注入する方法があるが、炉心が損傷していたら効果は期待できない。そもそも放射能がかなり漏れているため、 東京電力や原子力安全・保安院の装備では近づくことすら難しいのではないか。核防護の装備を持つ自衛隊か米軍に支援を要 請するしかない。

(副島隆彦注記。いかが、書き変えられたあとの記事)

●「退避勧告、今後も見守って」

今中哲二・京大助教

2011年3月12日 22:26 日経新聞

http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819595E3E0E2E1968DE3E0E2E1E0E2E3E39793E3E2E2E2;bm=96958A9C9C81E2E2E3E2E2E1E18DE3E0E2E1E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

爆発の報告を 聞いたときは原子炉を覆っている最後の防護壁である原子炉格納容器が大きな損傷を受けた可能性を危惧したが、大きな損傷がないとわかり、ほっとしている。

1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故のように、大量の放射性物質が外部に漏れ出すという最悪の事態はとり あえず避けられた。

核燃料が非常 に高温にならないと出てこないセシウムが外部で検出されていることから、燃料棒や炉心が溶融したのはほぼ間違いないだろう。原子力事故としては、1979 年の米スリーマイル島事故の水準を超えた。スリーマイル島原発では炉心が溶融して放射能が漏れたが、爆発までは至らな かった。

核分裂を止め るホウ酸を原子炉に注入すると、もう原子炉は使えないが、格納容器の災害という最悪の事態を避けるためには仕方がない判断だろう。とにかく燃料を冷やす必要があるので、炉格納容器に海水を注入することも妥当な判断だ。

今後も微量の 放射性物質は排出され続ける。避難指示は今後も守った方がよい。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 本当に、異常事態が起きて、今、日本国に、巨大な凶事が、襲い掛かりつつあるのです。 みなさん、甘い考えは捨ててください。 自分と、自分の家族を守るために、はっきりと決意してください。

転載終了

詳細はhttp://www.snsi.jp/bbs/page/1/

原発の詳細会見2

原発の詳細会見2

訂正

本日の17:00からまた原子力資料情報室で会見をする予定とのことです。

http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi

———————

————-副島先生の見解—————http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

転載開始

副島隆彦です。

私は、元気で、無事に生きています。 昨日11日の午後2時40分からの 、東北・太平洋沖大地震で、おそらく 一万人ぐらいの 死者が出ています。

私から、この学問道場の会員の皆さんに、重大な決意をお願いします。

福島第一原発で、メルトダウン(炉心溶解)が起きました。
午後3時50分 の 爆発で、第一期 の 炉心の 外側が吹き飛んでいます。 NHK で、ずっと 放送しているとおりです。

BBC News – Japan earthquake: Explosion at Fukushima nuclear plant :

Japanese broadcaster NHK screened a before and after image showing the damaged Fukushima plant
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-12720219

きわめて危険な放射性物質が、空中に巻き散らかされています。

これは、米スリーマイル、あるいは現在のウクライナのチェルノブイリ原発で起きた、メルトダウンと同じ、重大な事故です。

ただし、水蒸気爆発だけで 終わった 可能性もあります。放射線(放射性物質)は、まき散らされていない。 それならば、日本国民は、大きな幸運だ、ということになります。

私は、思想家として、そして国家予言者としての 能力と判断で書きます。 私は、決して流言飛語(りゅうげんひご)のつもりで書くのではありません。

このあと、仙台市の東方の 女川(おながわ)原発も危ないと思います。
福島第二原発(富岡町)も危ない。

これで、福島県と宮城県、そして、岩手県までが、津波の大被害のさらに
それを上回る悲惨な結果をこうむる。 日本民族にとっての大きな危機と危険が起きています。

大事なことは、「風向き」です。 チェルノブイリと スリーマイルのメルトダウンの 時、放射性物質は、最大 300キロメートル 飛散しました。

ということは、福島県中部から、東京首都圏までは、直線距離で、250キロメートルです。 今、東京の首都機能も、通信、電気、交通が、回復しています。 逃げることのできる人は、東京からでさえ慎重に考えて、逃げ出す準備をするべきだと思います。

今、私が、「アメダス」で調べましたら、福島の海岸線 からの 風向きは、東 (すなわち、太平洋の海の方) と、北、 仙台の方 です。

気象庁 | アメダス : http://tenki.jp/amedas/?amedas_type=wind

これが、南を向かうようになると、関東平野に近づきます。 ですから、ご自分の判断で、自分の人生の重要な決断をして、慎重に判断して、動いてください。

名古屋から西、関西は、まったく安全です。 関西、そして、九州方面に移動できる人は、親戚とかを頼って、移動する準備をするべきだと、私、副島隆彦は、思います。

管直人ら今の日本政府の大臣たちは、国民に ウソをつくと、私は、思っています。

福 島県に原発を作るべきでない、と反対した、佐藤 栄佐久(さとう えいさく) 県知事は、本当に偉い人だった。そのために、検察庁につかまって、拷問のような取り調べを付けて、そして、裁判は、無罪となった。この人は、 偉かった。三重県の県知事として、原発に反対した北川 正恭(きたがわ まさやす)さんも、偉かった。

日本国民は、あとあと、本気で、自分たちを守ろうとした人間たちと、自分たちを殺そうとした人間たち(そして、私たちの一部は、すでに、殺された)をしっかりと、 あとで、判断しましょう。

あとは、ひとりひとりの 人間の、ご自分の賢明な判断です。 私は、重大な決意を込めて、大切な会員の皆さんに、自分が信じる重大な 判断を書きました。 みな、自分の分を、しっかり生き抜きましょう。

地獄の淵に立たされている 我ら日本国民に 幸運あれ。  副島隆彦拝

転載終了

福島原発の詳細について 緊急

福島原発の詳細について 緊急

3/12 晴れ [晴れ] 気温13、0度 湿度低

間に合えばust見てください

原子力資料情報室より今回の原発についての会見中継

http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi

浜岡原発の差し止め訴訟の弁護士の会見

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福島原発の詳細 どうなっている?

政府や保安院の発表は当てにならない。詳細を話さない

何が起きているか?今後どうなるか?

以上を話すそうです。

———会見内容の詳細—————-

おそらく炉心融解が始まる。

境界線での放射線 1時間当たり1mmシーボルト 18時現在 (今はもっと上がっているはず)

これは通常許容量1年間分に匹敵

許容範囲の放射線量、通常の1万倍の量

避難対象区域が2キロ10キロと広がった理由

これはすでに20mmシーベルトを浴びると宣言しているような設計(国のホームページより)

被ばくすることが前提なのでもはや被爆中

20キロに広げた理由は放射線の量が増えたことが考えられる。

1mmシーボルトを浴びた場合の症状について

ICRP国際放射線防護委員発表

一万人浴びた場合将来的に500人から1000人が癌になってしまう量

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原子力資料情報室の

放射線管理の経験

ゴトウマサシさんの話 (元東芝 原発設計者) :放射能を閉じ込める容器の実験を行っていた。

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格納容器は鉄で覆われている。

その中に全てのシステムがある

制御棒を燃料に入れて止める

これは出来ているようだ

問題は冷却

停止状態でもウランの崩壊熱を冷やし続ける必要がある

これには電気が必要

しかし非常用のディーゼルが動かない

普段止まっている機械を動かす場合失敗が多い。

電源車を持ってくる。

アクシデントマネージメント(つまり処理策が破たん中)

冷却水が減り制御棒が見える = 炉心融解が始まっている。

現在はシステムの外(鉄がまの外)から放水中

問題は格納容器が壊れていなければ放射能は漏れない。

しかし構造上の限界の2倍の圧力に達したようだ。

スリーマイルは格納容器の破壊寸前で止まり、破壊に至ったのはチェルノブイリ

建物の破壊については

2つ考えられる

格納容器の中が現場でも本当に不明

それか何かを隠している。

炉心溶融のセンサーがないのでこれが問題(そもそも事故が起きない前提で作られている)

格納容器について

鉄で出来ている。

釣鐘みたいな形

炉心の溶融が進むと溶融物が格納容器下部の水に落ちて、温度が高いために格納容器が破壊される。

国の報告で容器ごと海水を満たすとは

最後の選択

もはや冷却する手段がない状態

あくまで、原発反対派の専門家の見解です。