借りた農地はふかふか
本日、借りることになった畑へ見学に行ってきました。
ここは10年間全く肥料も農薬も与えず不耕機の圃場で生えてきた草をひたすら刈りとって敷いているだけとのことです。
圃場に入ったところ、さすがは10年間不耕機、ふかふかした感じで団粒化が進んでいる感じがしました。かなりよい感触です。
一方でとなりの水田の圃場を踏んだところ、かっちかちでものすごく硬かったです。(ぜんぜん違います)
本を読むと慣行の圃場はとても硬いと書いてあります。実際にどれくらい硬いのかはよくわかりませんでしたが、踏み比べたところよくわかります。
硬い=土中に隙間がなく酸素が土中に全く供給されないため、微生物が生きられず、そのため団粒化に必要な糸状菌が作られないことが考えられます。
上記の写真は12月下旬に撮影しました。
写真をみると影の部分が約1反ほどあります。残念ながらこの部分はこの時期には使えそうにありません。
これは過去10数年間、右側にある林を整備しなかったことが原因で、今では木が伸び放題になっています。、地元の老人とお話すると、昔は地域住民が協力しあって木を切っていたとのお話しでした。これは何とかしなければいけません。
ということで、まだ測量はしていませんが使用する面積はおよそ6反ほどになりそうです。
とりあえずは5反を超えますので、認定農業者制度はクリアできそうです。
あと、この地は結構イノシシが出るそうなので、イノシシ用の柵を設ける必要があります。この辺は補助制度があるようなので、申請して補助を受ける予定です。
まあ、あとは土を掘り返して詳しく分析してみないと整備方法が決まりませんので、これからじっくり調べていこうと思います。